岡本裕一朗のレビュー一覧

  • フランス現代思想史 構造主義からデリダ以後へ

    Posted by ブクログ

    読んだことあるのはレヴィ・ストロースとフーコーだけで、それも全部読んだわけではないし、ドゥルーズは2冊くらい途中で放棄したので、いいわるいを評価できるとも思わないんだけれども、実に平易で簡素に解説しているように感じられたし、「思想史」と銘打つだけあって、時間的展開もわかりやすく、頭の中を整理するによい本だと思いました。

    0
    2015年01月31日
  • 思考実験

    Posted by ブクログ

    いろんな説を思考実験(たとえ話に近いのものが多い)を中心として紹介する本。著者自身の会社や批判もあってそのまま主張を鵜呑みにしているわけではない。また一連の流れの元に各説が整理されてあって頭に入りやすい。概観書として良くできていると思うけどいかんせん扱っている範囲が広すぎて全体にまとまりがないか。

    0
    2014年08月20日
  • 思考実験

    Posted by ブクログ

    思考実験という題名だが、その本質は現代の行きづまり感をいろんな方面から教える内容となっている。
    ここまで題名を変えた方がいいと思った新書は久しぶりだった。
    どういう経緯でこうなってしまったのだろうか。

    SFの話がたくさん出てくるので、未来の社会像や倫理像や個人像は19世紀から20世紀にかけての思想ではとてもカバーしきれない予感がする。その都度何を善悪の判断基準にすればいいのか、まだまだ思想や倫理学などの役割が終わりそうもなくて少し安心をした。

    0
    2017年01月13日
  • 12歳からの現代思想

    Posted by ブクログ

    本書は、古今東西の現代思想をごく一部を活用して12歳からでもなんとか太刀打ちできるように解説したガイドブックだ。全ての読者が本書を理解することは難しいかもしれないが、現代思想が存在して、かつそれは私たちの生活に密着していることを知るだけでも、読む価値があるといえる。

    個人的に興味を持ったことは、誰とでもメタ・コミュニケーションが成立させるように努力しないといけないのか、ということと、ダブルバインド(二重拘束)に陥らないように、あえてコミュニケーションのプロセスの中でズラシ戦略をとることも能力の1つ、ということだ。双方の合意無くして「メタ・コミュニケーション」は成り立たないし、ビジネスの全ての

    0
    2012年02月09日
  • モノ・サピエンス~物質化・単一化していく人類~

    Posted by ブクログ

    モノ・サピエンス。
    その題名には、「物」と「mono-(単一化する)」の二つの意味が込められている。
    現代社会の中、人間は単一化され、物化していく傾向にあるのだ。

    粗筋を書こうとしても、難しすぎてパッと書けません。
    体や仕事、思考や政治が『物質化』していっている、という現状を、現代社会の具体的事例に絡めて説明している本です。

    最初の方の体の物質化や、仕事の物質化は面白かったです。
    「物質化」というか、社会が「生産者社会」から「消費者社会」に移行したことによる影響、と言ったほうが良いのでしょうか。
    技術の進歩により、ひとりひとりの生産力が増加し、物が溢れる一方、労働力としての人はあまり必要と

    0
    2010年11月25日
  • 12歳からの現代思想

    Posted by ブクログ

    どこかで聞いたことのある議論の代表的著作を拾い読みできるオトク感がある。12歳でも読めなくはないが、高校生ぐらいに読ませたい本。
    入試の論説文対策で現代思想を扱った文章をやった後、この本の関連部分を読ませるといった形で利用すると効果的かも。

    0
    2010年05月12日
  • 12歳からの現代思想

    Posted by ブクログ

    この手の本は、哲学書をいろいろと限って読みあさり、何となくわかった人、もしくは、わかりたいと思う人向けなので、「現代思想」にまったく縁のなかった人には一読して「????」であることには変わりないと思う。しかしながら、どういうわけか、こうした、「現代思想を簡易に伝えようとする書物」が新書で毎年、発行されているので、それらを読み続ければ、そのなんとなくの輪郭を少しずつあらわしてくれると思う。
    さて、この本では、特に医療科学の分野に結構な量をさいているように思う。現代思想と医療は、今後、心や脳、人間そのものを巡る議論を含めて、かなり大きな分野になりそうな印象を強く受けた。

    0
    2009年10月07日