岡本裕一朗のレビュー一覧

  • リーダーの教養書

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     本を読む力、読み込む力が自分に備わっているかはわからない。難解な文章や深い思想に触れるとき気持ちが揺らぐ。それでも読みたい本がある。読むだけで新たな視点が得られるような一冊に出会いたい。
     読む力とは完璧な理解ではなく挑み続ける姿勢に宿るのかもしれない。本を読むたび、自分自身も少しずつ成長していける気がする。
     リーダーたるもの数字を追うばかりではなく教養が人を引きつけ掌握へも繋がる。教養に裏打ちされた想像力が必要となる。

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    2025年01月15日
  • 哲学の世界へようこそ。 答えのない時代を生きるための思考法

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    個人的には様々な思考を巡らせてくれた楽しい1冊だった。

    現代的かつ身近な問題について、筆者が提示してくれている思考法を基に考えてみることで、自分の現在の思考力、知識量などを認識させてくれた。

    また問題に対して筆者の考えや過去の著名な哲学者の言葉を引用して、現代社会の規範だけでない歴史的な視点からの深掘りや別の視点をもらえて良い学びになった。

    本書は10代向けに書いてあり、思考するうえでの良い指南書であるとともに、大人の固まった思考を解いてくれるような感覚があった。

    本書最終章の仕事についての部分で
    「自由人化」するか、「動物化」するかは、「考え抜く力」があるかどうか。

    というところに

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    2024年09月09日
  • 哲学の世界へようこそ。 答えのない時代を生きるための思考法

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    常識を健全に疑うことの大切さを伝えている。その通り。
    盲信するのは楽、疑うのはパワーがいるが人間ならやはり考えたい。

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    2024年08月30日
  • 哲学の名著50冊が1冊で学べる

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     これは勉強になりました。考えてみればこの本に出ている50冊のうち読んだことがあるのは、「告白」と「人間の条件」だけだったが、どちらもよく理解できなかった。しかしこの50冊は哲学の歴史においていずれも記念碑的な著書なのだから、どんなことが書いてあるのか、そしてその意義は何かということについて少しは理解しておく必要がある。もう一度「人間の条件」にチャレンジしてみようかなぁ。

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    2024年06月25日
  • 哲学の世界へようこそ。 答えのない時代を生きるための思考法

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    岡本裕一朗氏の著書は4冊目なので、引用や思考に馴染みがあり、更に読み易くなった(元々、非常に読み易いが)。本著もまた、哲学初心者向け。日常のキーワードを「考えてみよう」という本。そう、考えてみる。自分の意見を持つ、起源を想像してみる、これからの影響を予想してみる。例えば、AIについて。サイコパスについて。同性愛について。コピペって良くないこと、など。過去の哲学者による難解な言辞を解釈して訳知り顔にダラダラ書く本ではない。哲学は楽しい。

    とポジティブに導入しつつも、唯一引っかかった、本著のサブタイトルに絡んでみる。「答えのない時代」って何?、だ。哲学者的には、ここはこだわって欲しい所。揚げ足取

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    2024年05月04日
  • アメリカ現代思想の教室 リベラリズムからポスト資本主義まで

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    ネタバレ

    トランプの登場により根底から変わりつつあるアメリカの思想についての本。リベラリズムとリバタリアニズム、それらを批判したコミュニタリアリズム、プラグマティズムへの回帰など、現代アメリカでは様々な思想が登場したがこれらはあくまでリベラル・デモクラシーの範囲内であった。しかし、トランプは既存のメディアに頼らずSNSを巧みに活用しその前提への攻撃をやってのけた。
    アメリカの現代思想について理解を深めることも激変している現代のアメリカについて知ることもできる良書である。特に第1章、2章のリベラリズムとリバタリアニズム、コミュニタリアニズムの説明はかなりわかりやすく初心者にもおすすめ。

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    2024年04月15日
  • 哲学100の基本

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    哲学は学問という先入観があったが、この作品を読んでみて、過去に読んだ自己啓発本と似通った節も多く、哲学の印象が少し変わった。私自身は工学系の人間なので、パスカルやニュートンも哲学者の肩書きを持つとのことが新鮮だった。

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    2024年02月10日
  • 哲学100の基本

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    哲学の本というととっつきにくくて読みにくい印象があるが、この本はとても読みやすく、一つ一つが見開き程度にまとめられているためすごく見やすく読み進められた。「哲学」として構えず、話のネタとしてもいいかも。

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    2024年02月10日
  • 「こころ」がわかる哲学

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    装丁や表題などの出版社側の売りたい形は中身とそれほど結びついているのか、図解部分をセールスポイントとして紹介されていたが必要性のあまり感じられないページ埋めみたようなものもそれなりにあるのではないか、と第三者的には疑問点があるものの、
    ある種ペダンティックな興趣を満たす手頃な読書体験として、同著者の著作は、「ほとんど焼き直しだから読む必要がない」といった感覚もなく、とりあえず読んでみてよかったかなと思う事が多い。
    この半年くらいは一定のテーマを哲学的な説明で扱う著作が増えている印象。

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    2024年02月25日
  • 哲学100の基本

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    哲学に関する言葉が100個載っている本。ひとつにつき見開き1ページ程度しかないのでそこまで文量は多くない。哲学のゼンタイを把握するには最適な本。この本で気になった人・分野を見つけて掘っていくことが楽しいと思う。

    この本のコアメッセージは「哲学することを学んでください」といったものだろう。ぼくらが生きる上でも「哲学すること」が大切であることを実感した。これから哲学していこうと思う。

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    2023年12月12日
  • フランス現代思想史 構造主義からデリダ以後へ

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    評価できるほど知識があるわけではないのですが、史とつくだけあり時代背景やこれまでの思想の流れの位置付けという場所に重きを置いている騙りであった気がします。
    内容の深掘りよりは時代の要請の中で成し遂げられなかったことについてが印象に残る文章の流れになっている気がします。
    個人的には今後学ぶまでは保留ですが、語ったというより触れたという印象だったので、同本に出てきた本を読み進めようと思いました。

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    2023年09月29日
  • 教養として学んでおきたいニーチェ

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    ニーチェについて何も読んだことがなかったので読んでみた。なぜ現代においてニーチェがこんなに受け入れられているのかがよくわかった。性格悪そうな人だなという印象だけどニヒリズムやルサンチマンの考え方は確かにめちゃくちゃ今っぽい。
    別の本で、哲学は金持ちの道楽的な感じで始まったみたいなのを読んだ気がするけど、パロディに徹しているところとか、まさにニーチェは哲学を体現してる人だなという印象になった。あと、キリストより前の哲学について少し読んだことはあったけど、キリスト以降はこういうことが考えられていたのか、というのもなんとなくわかって良かった。
    ニーチェ自身が書いた著書も読んでみたい気持ちもあるけど、

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    2023年07月26日
  • 答えのない世界に立ち向かう哲学講座 AI・バイオサイエンス・資本主義の未来

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    答えのない世界。答えのない設問を四つ程提示してグループ討論の内容を議論する。例えば、トロッコ問題。女子学生とチンパンジーの交配の是非。クローン問題。タイタニックにおける救済の優先順位、パパ活の是非などなど。自らも参加するつもりで思考する。考え方の多様性、根源を探るような解説。面白い。

    これが政治やビジネスであれば、利害得失の限定合理性で判断できるのだろう。所与の条件と属性次第。答えのない世界、だが、その実は、判断しない事も含めて「決断は必ずある世界」。自動車事故は世界中で起こり、トロッコ問題の類似事例は発生している。答えはない、と悠長な事にはならず、判断を迫られ結果は出ている。

    哲学とは、

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    2023年04月01日
  • 教養として学んでおきたい哲学

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    ネタバレ

    哲学について、「どういう学問なのか?」ということや、古代〜現代哲学の位置づけなど、ざっくり全体像を把握することができました。入門編としてはなかなか良い本でした。ここから少しずつ哲学についていろんな本を読んでいきたいです。
    構造主義などの細かい特徴の把握はまだぼんやりしていますが、哲学を学ぶ意義は理解できました。

    現代は「答え」を求めるのではなく「問い」を立てながらでないと、ビジネスも日常生活も生きていけない時代。大部分では生活にゆとりはできるが、ぼーっと流れに身を任せていたらあっという間に過ぎていそう。

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    2023年05月10日
  • 哲学100の基本

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    ソフィーの哲学以来の哲学入門書。
    哲学の思考のメガネを試着して世界をちょこっと見られるって感じ。寝る前に数ページ読んで相方に共有して議論するの、なかなかいい習慣だった。長くは続かず結局大部分を1人で読んで自分の中で完結したけど。
    今は、ほぉ〜、なるほど〜、なんとなく分かるかも?くらいで終わってしまうけど、また時々読み返して、自分の想像力や思考の幅を広げたい。

    “植物も、夢も、トイレの水を流した音も、ユニコーンも存在する。進化といった抽象概念も存在する。しかし、世界だけは存在しない。” p194 マルクス ガブリエル

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    2023年02月24日
  • 哲学100の基本

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    哲学を網羅的に捉えた書籍は、とかく時代の流れに沿って古代ギリシア・ローマから始まるものの、本書は「人間とは何か」のようにテーマごとに歴史上の哲学者とその主張が取り上げられている。そこに哲学の歴史を俯瞰できる価値があると感じた。

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    2023年02月12日
  • 教養として学んでおきたい哲学

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    コンセプトの通り、哲学の基本知識をざっと理解出来る作りで一冊目にはぴったりだった。

    印象に残ったのは、哲学者と哲学研究者の違いについての記述である。

    自分も「そもそも」と問い考え続ける姿勢で生きていきたいと思った。

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    2022年11月26日
  • 教養として学んでおきたい哲学

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    哲学の歴史的経緯や位置付けの違いについて浅く説明されている。深く学ぶ前に全体感を知るにはちょうど良い。浅く広く書かれておりキーワードが多く、話題が行ったり来たりすることもあって関係性が複雑なため、自分でメモを書いて整理しながら読むと正確な理解ができると思う(付箋を貼るだけでは関係性の整理までは難しいので箇条書きなどで書き起こすのが良いだろう)。

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    2022年10月22日
  • 世界を知るための哲学的思考実験

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    テーマは筆者の他の著作に被る部分が多い。
    トロッコ問題の深部については、外周だけをなんとなく触れるばかりであったため歴史的経緯など得るものも多かったが
    上記の議題が実験の優れた事例として喧伝されるべき科学的探究における秀逸さをもちえている稀有な例と考えるならば
    思考実験という枠組み自体に一端の取り組みやすさがあるのは間違いないにせよ、多様なテーマを語り通すには仰々しいフォーマットになっていないかとも感じた。

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    2022年09月26日
  • 哲学と人類 ソクラテスからカント、21世紀の思想家まで

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    表題からはお硬い内容を想像したが
    人類史の究明に関する昨今のベストセラーものの系譜の用な感じで
    議論の厳密な正確性をひとまずおいておけば、読みほどきやすく筆者の年齢が意外に思えたりもした。
    「技術、メディア、人類史」的な。

    メディアや技術の歴史が当然多岐に及ぶために、ややもすれば雑多な論証になりうるが、小気味よい筆致によって紙幅や装丁の印象よりも読破するに苦労はなかった。

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    2022年08月22日