岡本裕一朗のレビュー一覧

  • フランス現代思想史 構造主義からデリダ以後へ

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    自史的には10代後半の1977年以降から読み始めた現代思想の正統なる系譜がわかる一冊ではある。何度か読み返す前提でまずは読み終えた。これからこの書が染みてくるかどうかはまだわからない。

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    2017年05月17日
  • いま世界の哲学者が考えていること

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    パノプティコン、フーコー シノプティコン SNS、チューリングテスト AI、US全雇用の47%がITにより代替されるリスク、ラッダイトの誤謬、ニックボストロム「スーパーインテリジェンス 道行き、危険、戦略」”いつか私達が一般知性において人間の脳を凌駕する機械の脳をつくるならば、その時はこの新しいスーバーインテリジェンスは極めて強大になるだろう。そしてゴリラの運命が今、ゴリラ自身というよりも、私達人間にいっそう依存しているように、人間の運命も機械のスーパーインテリジェンスに依存することになるだろう”

    ポスト・ヒューマン、トロッコ問題 道徳ピル

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    2024年03月17日
  • フランス現代思想史 構造主義からデリダ以後へ

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    フランスの哲学はかなり前に終わったと言われていたが…その後が気になっていた.その通史をさらっと書いていて参考になる.

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    2018年11月30日
  • いま世界の哲学者が考えていること

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    ポストモダンの哲学がその勢いをずいぶんと昔に削がれた後にもまだ「哲学者」がいるのか、いるのであればそういう人たちはどういう問題意識をもっているのか、ということに興味を持って読み始めた。

    ヘーゲルの有名な言葉「ミネルバの梟は黄昏とともに飛び立つ」をひいて、哲学とは「自分の生きている時代を概念的に把握する」ものだと著者は定義する。その問題意識は、かつて「哲学者」が抱いていたそれとは時代認識が違っているからこそ当然にして異なっている。そのために著者は、
    ①哲学は現在、私たちに何を解明しているのか?
    ②IT革命は、私たちに何をもたらすのか?
    ③バイオテクノロジーは、私たちをどこに導くか?
    ④資本主義

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    2022年12月17日
  • フランス現代思想史 構造主義からデリダ以後へ

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    個々の思想家は、様々な場所でその独自な概念の一端に触れていたが、その関係と共通の問題意識、記述スタイル、時代背景に本書では深く切り込まれていて、知的に面白く読みきった。

    確かに今から20年ほど前、フランス現代思想は熱狂的なブームだった。今だからこそ、歴史的評価もふまえ、正当に学べる新書だろう。

    いずれにせよ、彼らの思索はついに閉じることなく、今の時代につながる難問へと広がっていたのだ。

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    2016年04月19日
  • フランス現代思想史 構造主義からデリダ以後へ

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     思想史とは言いつつも実際には構造主義以降の哲学のダイジェスト。フランス思想界の中心人物に絞った解説であるため概要を眺めることができる。

     構造主義は元々、民俗学や心理学の説明のための道具であったが、「構造」の意味合いが変わり、さらにそれを使うこと事態が目的化したことが分かりにくさの原因であるように感じた。つまり、説明したいことに合わせて道具を選ぶのではなく、道具(構造主義)を使いたいがために説明したい事柄を変質させてしまっているということである。構造主義の創始者ともいえるレヴィ=ストロースですらそうなのだから、フォロワーがそのような事をするのは当然と言えるだろう。

     思想史として俯瞰した

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    2015年02月10日
  • フランス現代思想史 構造主義からデリダ以後へ

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    構造主義、ポスト構造主義を中心とした戦後フランス思想史のガイドブック。思想家たちの関係が比較的よくわかるように紹介されていて、この手の入門書の中ではとても参考になりました。この先、どう読み込んでいくかが、また問題ですが・・・ お勧めです。

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    2015年02月04日
  • 思考実験

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    ネタバレ

    聞いたことのある映画や小説まで思考実験として考察され、読んでいくうちにあらゆる想像は哲学的な思考に昇華できるのではないかと思うようになった。人間転送器2(だったかな)は自分のコピーを火星に送り込むもので、とても印象深く時折思い出してはその状況を噛み締めています。

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    2014年09月23日
  • 思考実験

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    人間を考える哲学の思考実験75。トロッコ問題や時限爆弾シナリオ,エンハンスメント,現代優生学といった,倫理や社会にまつわる思考実験も良いけど,前半の自我に関する二章はより一層根元的で魅力的。
    私が私であるとはどういうことか?人生は覚めない夢ではないのか?こういった,誰もが素朴に抱く疑問を哲学はどう扱ってきたのか。
    記憶・人格の交換,心身の複製,人間転送機。ノージックの経験機械,パトナムの水槽の中の脳,グラヴァーのドリームワールド。SF的で荒唐無稽な設定を駆使して,人間という謎に分け入っていく。

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    2014年02月22日
  • 思考実験

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    ■全4部構成。
    ■Ⅰ自己,Ⅱ他者は個人的にあまり興味がなかったのか,
     読み進めるのが苦痛だった。
    ■Ⅲ倫理,Ⅳ社会は面白くて一気に読み終えた。
    ■カチコチに固まった頭を柔らかくするのに,
     良いトレーニングになるかもしれない(?)。

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    2014年02月04日
  • 思考実験

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    自己の存在、他者との関係、倫理などにわたる75もの「思考実験」を読みとおす。足元の地面が頼りないことに気付き、また自分の「内面」であるはずのものが、どろりと流れ出すような、あるいは自分と外界の境界線が、俄かに輪郭を失い、数学でいう開集合のようなものになる不思議な感覚。著者、岡本祐一朗氏の講義は面白そうだ。

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    2018年10月14日
  • モノ・サピエンス~物質化・単一化していく人類~

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    [ 内容 ]
    臓器売買、代理母…ヒトは「パンツをはいたモノ」になり、やがて「使い捨て」られるのか?
    人間のモノ化(物質化・単一化)、「モノ・サピエンス化」がはじまったのは、広義にとらえれば人類の誕生とともに、少し限定すれば近代以降と考えられる。
    本書では、それをポストモダンの時代以降と想定。
    一九七〇年代から八〇年代にかけて、ポストモダンは世界的に大流行したが、この時代に「モノ・サピエンス化」が本格的にはじまったとする。
    さらにこの傾向に拍車がかかったのは、なんといっても九〇年代から。
    本書のテーマは「九〇年代以降の人間の状況」であり、このテーマに、さまざまな現象を通して迫っていく。

    [ 目

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    2011年04月09日
  • 12歳からの現代思想

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    第1章:コピーからオリジナルは生まれる?
    コピーの要素を含まないオリジナルなど無い。
    第2章:n個の性、n個の人格?
    社会的アイデンティティ、個人的アイデンティティ、自己アイデンティティ。
    第3章:監視される生き方?
    「多数者が少数者を見る」ことによって、多数者は少数者に管理される。
    第4章:自然は文化?
    生物種としての人間を批判することによる問題の曖昧化。牧歌的自然崇拝。
    第5章:人間をつくり変える?
    人間、クローン、遺伝子組み換え、サイボーグ、アンドロイド。
    第6章:あなたの心が見たい!
    他人の心は推測の域を出ない。
    第7章:コミュニケーションはいかにして可能か?
    コミュニケーション行為、

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    2010年05月29日
  • モノ・サピエンス~物質化・単一化していく人類~

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    現代社会を「モノ」という視点で書いた本。この「モノ」とは物質としての「モノ」と単一という意味での「モノ」の二つの意味を含みながら、書かれている。

    当たり前になっていることを「モノ」という視点で見ることにでさまざまな気づきがある。今の自分や社会について、考えさせられた。

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    2010年02月07日
  • モノ・サピエンス~物質化・単一化していく人類~

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     核心をついている本だと思う。
     モノカルチャー化がマスコミュニケーションのおかげで進み、人間自身が衆愚化している状況で当然のことではないだろうか。本書はその人類の単一化と非人間化を的確に状況説明している。

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    2009年10月04日
  • モノ・サピエンス~物質化・単一化していく人類~

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    ボーナスもらったよ!には「ただの紙だろ!」。※※地区に土地買ったよ!には「ちっちゃな地面の土かってなにすんだよ」といわれたことがあります。モノに執着しすぎ・・・、我、モノのクセに。現在、読書中。

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    2009年10月04日
  • 教養として学んでおきたいニーチェ

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    ツァラトゥストラを読んでみたらちんぷんかんぷんだったので、後編を読む前にこちらを読んでみた。結果、今の自分には難しすぎて、もっと勉強が必要だということが分かった。

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    2026年01月01日
  • 教養として学んでおきたい哲学

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    現代哲学に至るまで全体的に説明くさく長ったらしい。哲学を、知的活動を楽しむというよりは、知識(誰が何をした等)を獲得するだけ(受け身)といった体裁なので、哲学を楽しんでいる私としてはあまりおすすめできない。
    哲学書の1冊目には向かず、あくまでも哲学史の補強という形で読むといいと思う。
    最後のブックガイドは優秀だった。

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    2025年12月03日
  • AIは「月が綺麗ですね」を理解できるか? 愛と人工知能を哲学する

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    タイトルが先にあったのだろうか。著者企画に付き合って文章を捻出した感じが強く、どの章も中途半端。しかもタイトルと内容はほぼマッチしていない。

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    2025年11月19日
  • 思考実験大全

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    哲学者などの問いを6章100問、現代に合わせて分かりやすく提示し、それを解説している。
    それぞれ6ページ程で好きなところから読める。
    題名通り哲学辞典みたいな感じの本です

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    2025年09月15日