岡本裕一朗のレビュー一覧

  • AIは「月が綺麗ですね」を理解できるか? 愛と人工知能を哲学する

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    小説やドラマ、漫画のシーンにでてくる恋愛的な言葉を、哲学の知識を使って読み解いていくのは面白かった。

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    2026年05月10日
  • いま世界の哲学者が考えていること

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    ー こうした考えをフランクファートは、「平等主義」と対比して、「十分性の学説(十分主義)」と呼んでいます。つまり、その学説によれば、「おカネに関して道徳的に重要なことは、誰もが十分に持つということである」となります。この学説では、所得が多いか少ないかは、それ自体では問題になりません。むしろ、生活するために十分なおカネがない人(貧者)がいれば、道徳的には、その人を救済する必要があります。こうして、道徳的に重要なことは、格差ではなく「貧困」になります。 ー

    10年前の作品なので、特に新しい訳ではなく、取り扱われている題材もそんなに目新しいものでもないが、今日的な題材をわかりやすく論じているので、

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    2026年05月09日
  • 思考実験大全

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    有名なものから知らないものまで、古今東西の哲学者の問いが網羅?されているらしい。ヒューマンジーとか最新の漫画の話題もある
    印象に残ったもの
    ・テーセウスの船:移植があたりまえになったとき どこまでがオリジナル
    ・寛容のパラドクス:無制限の寛容は寛容の消滅に至る:カールポパー
    ・アビリーンのパラドクス:集団での決定は誰も望んでいない結果を招くことも
    ・いきの構造:大和民族の得shな存在様態の顕著な自己表明:九鬼周造
    ・色即是空:大乗仏教 五蘊(ごうん)物質・受・想・行・識も全て空
    ・四肢的構造:母親は子供の痛みを直截的に感じる:広松渉
    ・共同幻想:国家は暴力装置(マックスウェーバー)ではない:吉

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    2026年04月15日
  • リーダーの教養書

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    ネタバレ

    楠木 僕自身が人間観として大切だと思っていることは、人間は多面的で、一貫性がないものであるということです。選書でも触れたサマセット・モームの本から学んだことですが、あれだけ人間について洞察を重ねた作家が行き着いた結論が「首尾一貫した人はいない」。そして、その理由は「誰もが結局のところ自分だけは特別だと思っている」からだと言うのです。
    出口 本当は愚かなのに、自尊心だけは強いですからね。
    楠木 ええ、自己愛です。これは誰しもがそうですね。僕は、それを無視して人に一貫性を求めるのは無理があると思います。「声高に正論を言う人」が僕は大嫌いですね。そういう人ほど、すぐに自分を棚に上げる。
    出口 大脳生

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    2026年03月18日
  • 教養として学んでおきたいニーチェ

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    ツァラトゥストラを読んでみたらちんぷんかんぷんだったので、後編を読む前にこちらを読んでみた。結果、今の自分には難しすぎて、もっと勉強が必要だということが分かった。

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    2026年01月01日
  • 教養として学んでおきたい哲学

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    現代哲学に至るまで全体的に説明くさく長ったらしい。哲学を、知的活動を楽しむというよりは、知識(誰が何をした等)を獲得するだけ(受け身)といった体裁なので、哲学を楽しんでいる私としてはあまりおすすめできない。
    哲学書の1冊目には向かず、あくまでも哲学史の補強という形で読むといいと思う。
    最後のブックガイドは優秀だった。

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    2025年12月03日
  • AIは「月が綺麗ですね」を理解できるか? 愛と人工知能を哲学する

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    タイトルが先にあったのだろうか。著者が企画に付き合って文章を捻出した感じが強く、どの章も中途半端。しかもタイトルと内容はほぼマッチしていない。

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    2025年11月19日
  • 思考実験大全

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    哲学者などの問いを6章100問、現代に合わせて分かりやすく提示し、それを解説している。
    それぞれ6ページ程で好きなところから読める。
    題名通り哲学辞典みたいな感じの本です

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    2025年09月15日
  • 哲学の名著50冊が1冊で学べる

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    一度は聞いたことがあるが読んだことのない有名な哲学書が紹介されていた。
    その哲学書がどういった内容のものなのか短くまとめられている。そのため、およそどんなことについて書かれているのかわかることができた。実際読んでみたいと思える哲学書もあったので、読んだ甲斐はあったと思う。
    哲学とは何なのか。哲学書で何を読めばいいかわからない人におすすめだと思った。そこまで詳しく書かれていないので理解するのは難しい。正直理解力が足りないので、よくわからない内容のものもあった。
    しかし、哲学とはどんな学問なのかを理解するには充分だと思う。

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    2025年08月17日
  • 教養として学んでおきたいニーチェ

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    事実は存在しない、全ては解釈である
    子供は敵を倒すことも、敵を批判することもなく自由に遊ぶ

    社会的な価値観や道徳よりも自分の世界を生きていこう(超人)と思った

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    2025年07月14日
  • いま世界の哲学者が考えていること

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    ざっと全体を知れるという意味では良かった。ただ若干著者の中立性が足りず個人の意見が入り込んでいるのが気になった。この本が悪いというわけではないが私にはあまりハマらなかったようである...

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    2025年07月03日
  • 哲学で考える10の言葉 知を深めて力にする

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    易しくはないですが、行間等の体裁の効果なのか重々しくは無く、難解すぎるというほどでは無かったです(自分比)。

    速読脳を諫めるのにはもってこいの本ですw

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    2025年06月13日
  • ポスト・ヒューマニズム テクノロジー時代の哲学入門

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    加速度的に進化するAIの時代に、ポスト・ヒューマニズムを考える重要性が高まっていると感じる。

    新実在論と思弁的実在論の対比について、ヒューマニズムへの対応という視点での整理は非常にすっきりした、ヒューマニズムを固守するという新実在論の昨今の人気について、なるほどと感じた。

    加速主義については、民主主義や平等ということ自体に明確に拒否するという視点から理解を進めると、分かりやすい。残念ながら?、納得もする自分がいる。

    また、加速主義については、もとより関心があったが、さらに、より深く理解したいと思い、別の書を探したいと思う。

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    2025年06月11日
  • 哲学で考える10の言葉 知を深めて力にする

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    哲学でよく使われる10の言葉、「正義」「技術」「権力」「暴力」「自由」「労働」「疎外」「国家」「宗教」「戦争」の哲学的使われ方がよく分かって、勉強になった。特に「国家」は、ギリシア時代のポリスと今の国民国家との違いが鮮明だった。哲学って、勉強すればするほどよく分かってくる面白い学問だなと思った。

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    2025年06月04日
  • ポスト・ヒューマニズム テクノロジー時代の哲学入門

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    2025.01.19 なかなか読み応えのある新書だった。ポストヒューマンの時代を自分自身はどう考えていくべきか。ちょっと頭を使わないと。難しい問題だ。

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    2025年01月18日
  • マンガ版 教養として学んでおきたい哲学

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    哲学のもつ役割や性質と哲学史が主な内容です。しかし、この本の最も魅力的なところは巻末付録のおすすめブックガイドです。
    おそらくこの本を手に取ろうとしている方は哲学にまったく見識のない方がほとんどじゃないかなと思うのですが、巻末ブックリストに記載されている本と同時に読んだ方が良いかと思います。
    例えば、ハイデガーの本を選んだのならハイデガーの本を読みつつ、この本のハイデガーについて書かれている頁を読んでハイデガーに対する概観を掴むなどするのが良いと思いました。

    普通に通読するとおおよその方はつまらなく感じるんじゃないかなー(私もその1人)

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    2024年12月12日
  • AIは「月が綺麗ですね」を理解できるか? 愛と人工知能を哲学する

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    まず思ったのは、AIって進化してるんだなあと。
    直接的でない愛の言葉も、学習によって理解できるようになっていて驚いた。
    だけどそれは、人間の“それ”とまるっきり同じって訳じゃないらしい。
    私自身「愛を理解できるか?」と問われた時、答えるための言葉を持っていないことに気づいた。
    本書を読めば『愛の形は様々だ』ということは分かるけれど、いざ説明しろと言われると難しい。
    なので、愛の言葉やセックス・推し・家族への愛を、言語哲学から読み解いた筆者の考察は興味深かった。

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    2024年10月25日
  • 世界を知るための哲学的思考実験

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    人口減少は無条件に対策すべきもの、と確定するものではないと言う洞察は、私が思っていたことを鋭く言語化してくれた

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    2024年09月08日
  • 哲学の名著50冊が1冊で学べる

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    本書の中で紹介されている本のうち、必要と思うものをピックアップして読んでみたいです。

    本書では、現代に近づくにつれて、評価が確定してるとは言い難い書籍も紹介されているので注意が必要かなと思います。

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    2024年08月18日
  • 答えのない世界に立ち向かう哲学講座 AI・バイオサイエンス・資本主義の未来

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    講義方式で現実の問題を思考テストしていくのは、これが哲学かはよくわからないが、興味深い。ただ、実務に携わっている人間としては、白紙の立場からあーでもないこーでもないという議論は、頭の整理の一つにはなるが、空理空論を弄んでいるだけのようにも思える。
    人工知能やバイオなどの個別問題を議論するなら、法的な判断、経済的な損得、市民感情などの前提を考えた上で議論しないと、私はこう思うでは、相対主義が常識となった今、何者決められない。
    なんの判断や結論もなく放談だけする議論は、知的には面白いが、議論のための議論であり、なるほどという知的遊戯に過ぎないように思えた。

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    2024年08月17日