あらすじ
「世界のバグを見つけてしまったかもしれない。」
プラトンからマルクス・ガブリエルまで、哲学者たちの「奇妙な問い」に、あなたの頭はきっとざわつく。
読むたびに、現実がほつれていく──
古今東西の思考実験100(+1問)を網羅し、出典も明記。
思考実験をもとにした奇妙なエピソードと、解説で楽しく読める。
この一冊で、一生飽きずに楽しめる、知的冒険の永久保存版。
橘玲さん推薦 「難問奇問を楽しみながら、人生や世界の新しい姿が見えてくる驚きの一冊」
読書猿さん推薦 「手掛かりなしでも、扉を開く知性の武器庫」
【著者より】
私たちはいま、AIとバイオテクノロジーという二つの革命によって、人間とは何か、社会とは何かという根本的な問いを突きつけられています。この大転換の時代には、常識をそのまま信じるのではなく、思考そのものを揺さぶる視点が必要です。思考実験とは、まさにそうした知的な試みです。
プラトン、デカルト、ウィトゲンシュタイン、マルクス・ガブリエル、そして西田幾多郎や吉本隆明まで、本書では、古代から現代までの哲学者たちが編み出した100(+1)の仮想的な問いを精選し、紹介しています。なかには、これまで思考実験として扱われてこなかった問いも初めて取り上げています。
すべての思考実験は、時代や文化を超え、「考える人」の夢想から生まれた知のかけらです。読むだけでも楽しめて、話題にもできて、思考の幅が広がる。本書があなたの思索のパートナーになることを願っています──
【目次】
はじめに
第一章 人間──私たちは、どんな存在なのか
第二章 道徳──善悪は、どうやって決まるのか
第三章 幸福──私たちは、なぜ生きるのか
第四章 社会──人と人は、どうすれば共に生きられるのか
第五章 科学──論理は世界を説明できるのか
第六章 未来──この先の世界をどう想像するか
おわりに
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
思考実験好きにはたまらない内容の本。扱う思考実験をストーリー化したものと解説。一つのテーマに対してのボリュームは少ないから、細切れで読み進めることも可能。終盤のAIに関することが自分に身近でかつ、これまでの哲学ではあまり触れられてないことだったから、かなり楽しめた。
少し思い出話を。今は経済学部に所属していて卒業を控えているが、大学受験に成功していたら、哲学科に入っていた。パラレルワールドではないけど、合格していたら自分はどんな生活をしていたんだろうなと哲学に触れて久々に考えた。我が人生に幸あれ!!
Posted by ブクログ
刺激的な本だった。
ドラマやエンタメで扱われ
知っているものもあった。
・テーセウスの船
・トロッコ問題
・悪魔の証明
・シュレディンガーの猫
などは有名だと思う。
知らない思考実験とも出会えて面白かった。
中でも興味を惹かれたのが最終章。
AIについて。
シンギュラリティが近いと言われているが
どのように進んでいくのかを
「AI 2027」をもとに説明してくれている。
私の生きている近い未来に
こんな状況になるのだろうか。
科学技術の進歩はロマンだしわくわくするが
自立性のあるAIは、人間と変わらず
何を考え何を行動に移すのか
全く予測できない。
それほどまでに知性がある存在。
便利という理由で全ての社会機能について
依存してしまって大丈夫なのだろうか。
行く末を見守りたい。