岩瀬大輔のレビュー一覧
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ライフネット生命の共同創業者である岩瀬氏が、既存の生命保険業界の構造と抱える問題や、消費者視点での賢い生命保険の選び方を解説した本。
さすがに生命保険会社の経営をしているだけあって知識量や生命保険業界に対する理解が抜群であるし、文章も簡潔かつ明快で薄い本であったが非常に読み応えのある本だった。
普段生命保険業についてなんとなく知っていて無駄や弱みが分かりやすく書いてあって良かったし、それに対してネット生命保険会社を立ち上げている著者の行動の一貫性にも好感が持てる。
ライフネット生命は今経営が厳しいみたいだけど、生命保険業界の在り方に大きな一石を投じた岩瀬氏(と出口さん)はすごいと思 -
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こういう邦題にするとMBA批判の本のようにも取られるのではないかと思われたが、本の中身は全くそうではない。確かに著者がハーバード大学に入学したときに営業の授業があるものだと思っていたらなかったので、教授に聞いたらコミュニティカレッジの夜間コースに行けと言われたというエピソードが書かれているし、ハーバードの中で著者が唯一受けた営業の授業を担当するアンダーソンが「セールスは、結果が測れる唯一の分野だ。それがMBAの学生には死ぬほど恐ろしいんだよ」と言ったりもする。しかし、この本は断じてMBAで営業を教えない理由を解説するものではない。 著者がMBAの教育に対して懐疑的なことは確かだが、明白にセール
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41 人の力を借りるー助けたい、応援したい、この人のために時間を使ってあげたい、と思わせることは簡単ではありません。そう思わせるには、思いやり、工夫が必要
47 できない人を育てることも期待されている
55 飲み会は1次会で帰る。遅れない、わかりやすい資料を作る、だれかのフォローをするなど、別の形でチームに貢献する
青野ちゅうたつさん(GABA)-中田かずこさん
64 相手の立場にたつ。9割はいい人。それなりの理由がある。この人なりにこう考えていったんだね、という寛容さ歩み寄り
66 対立したらできるだけ会うようにする。嫌いだとぜったい顔にでる。相手を好きになる力を身に着ける
82 人の知性に -
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レビューby のり~
【内容】
ライフネット生命を立ち上げる際に、どのような市場分析をし、どのようなターゲティングを行ったのか。実際の図やアンケート結果等を用いて、とても具体的に記してくれている。ビジネスを立ち上げる際の考え方(プランの全体像)としてはもちろん、マーケティングの実例としても、大変参考になった。
【感想・気づき】
・アントレプレナーシップの定義「自分が使えるヒトモノカネといった経営資源の制約は、一旦取り払って、何が世の中に求められているか、だけを考える」HBSで教わる内容とのこと。制約に捉われがちな自分の思考に気づけた。
・市場環境分析、STP分析、ペルソナ(子育てローラ) -
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著者はライフネット生命保険㈱にて代表取締役副社長を務める。大学在学中に司法試験に合格。その後、ボストン・コンサルティング・グループ等を経て、ハーバード経営大学院に留学。帰国後、ライフネット生命保険設立に参画。
著書に「生命保険のカラクリ」「ネットで生保を売ろう」「ハーバードMBA留学記」等多数。
何をもって自分が満足するか、それを知っている人こそが幸せになれる。逆に自分がどこでまんぞくするかを知らない人は、たとえどれだけ物質的に恵まれても心は満たされず、永遠に幸せをつかむことができない。
仕事なんてそもそも、楽しくないのが当たり前。
著者が大事にしている仕事観は
①何をやるかよりもい「誰 -
- カート
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試し読み
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●内容
・ハーバード教授で交渉学プログラム研究所所長による交渉論
・いわゆる「交渉」の技術について、言語化して説明してくれる。
●コメント
○読めば「あたりまえ」と思ってしまうが、無意識に習得・実践している「交渉」の構造について噛み砕いて説明してくれている。その上で、どのような進め方が有効かを提示。訳者のライフネット生命副社長、岩瀬氏の前文でのコメントでこのように言及している。
(引用)
"原書のタイトル『Getting to Yes』が示すように、いかにして「複数の利害関係者が寄り添い、『イエス』にたどり着くか=全体としてベストな結論を導き出すか」という「合意形成のための説得