【感想・ネタバレ】76生まれ、ライフネット生命を立ち上げる ネットで生保を売ろう!のレビュー

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Posted by ブクログ 2020年11月02日

岩瀬氏3冊目。今ではメジャーなライフネット生命の起業の話。
とにかくすごい経歴の著者なので、順風満帆に起業されたのかと思っていたが、様々な苦労をされたのがよく分かった。例えば生命保険免許の交付。最後の交付が昭和9年らしく、そこに挑むのがまずすごい。金融庁の人との面談も相当な苦労があっただろう。ただ、...続きを読む必ず成功すると信じて取り組み、実際成功されている。また、周りの人もとにかくすごい。どこどこの社長だったり、投資家だったり。すごい人の周りにはそれに見合う人が集まる。それがよくわかる話で、とても面白かった。

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Posted by ブクログ 2018年11月13日

ライフネット副社長が、会社立ち上げからの成功を語った本。東大法学部、ハーバード大学院を優秀な成績で卒業した若手エリートが、その高い能力と熱意と豊富な人脈を駆使して、困難を乗り越えていく姿は頼もしく、若い日本人も見習うべきであろう。優秀な人の周りには、優秀な人々が集うことがよくわかった。印象的な記述を...続きを読む記す。
「よいアイデアというものは、考えに考え、頭がすり切れるまで考えないと出てこないし、それを仲間と侃々諤々の議論をしている中で、初めて出てくる」p111
「世界の保険市場について情報を集めたかったら、いちばんよい方法は、コンサルティング会社に高い報酬を払って市場調査するのではなく、こちらから皆が興味を持つ情報を発信することだ。情報は、発信している人のところに集まる。刺激的な内容で発表を行えば、こちらから情報を取りに行くまでもなく、向こうから集まってくる」p272

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Posted by ブクログ 2016年02月21日

新規保険会社の立ち上げまでを書いた、本人によるドキュメント。
決して背伸びをしていない記述に共感が持てる。また、同世代ということもあり、新規事業の困難に対する乗り越え方についても、参考となるところが多い。

仕事でしんどくなった時に、何度でも読み返したいと思う。

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Posted by ブクログ 2015年05月20日

ライフネット生命保険の創業から2010年頃までの足跡が書かれています。
「ネットで生保を売る」「付加保険料の開示」「就業不能保険の開始」など、業界の常識を破るチャレンジに、興奮しながら読み進めました。
出口さんも岩瀬さんも、やはりスゴイです。

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Posted by ブクログ 2014年01月02日

物語は2006年1月から2011年1月まで。
設立の経緯、金融庁との免許認可のやりとり、事業開始後のトラブルなどなど、興味深く読ませていただきました。新商品でディサビリティ保険(就業不能保険)を開発してしまうところはさすがですね。
以下引用
我々の創業理念は「ネットを使ったディスカウントプレイヤー」...続きを読むになることではなかった。今までにない、本当に消費者志向の新しい生命保険会社を創ることにあった。

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Posted by ブクログ 2013年11月17日

人をどうやって巻き込んでいったかとか企業までのフローが岩瀬さんの語り口で書いてあって楽しく読める。本当は書かれてるようにトントンびょうしにはいかなかったはずだけど、まさにドラクエみたいにRPG感覚で読めるので読んでてテンションがあがる。

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Posted by ブクログ 2011年08月26日

読む前から「この本は絶対に面白い!」と
「ビビっ!!」とくる本に年に数冊出会うことがあります。
そんな1冊に今年も出会いました。
そして、予想通り文句なしの★5つ本でした。

東大→司法試験合格→BCG→→
ハーバードで日本人4人目のベイカー・スカラーと
エリート中のエリート街道を進んで...続きを読むいる著者が、
ハーバード卒業後に仲間と起業したネット生保誕生物語。

少し驚きだったのが、
ライフネット生命が最初から決してうまくいった訳ではなく、
もがき苦しみながら試行錯誤を続け、できることをやって、
今の姿にまで発展させたということ。

著者の熱い気持ちが伝わってきて、
読み人に勇気を与える本だと思います。
是非、読んで欲しい今年イチオシの一冊です。

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Posted by ブクログ 2011年06月18日

これは5つ星評価。私は業界の人間なので5つ星を付けましたが、保険に限らず商売のヒントが隠された一冊です。

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Posted by ブクログ 2011年06月11日

6/11
【前】どうやってライフネット生命を立ち上げたのか。それに関しての思考、行動を参考にする。

【後】立ち上げから、軌道に乗るまでの苦労を知れた。特に、顧客をとることの難しさ。広告がうまくハマるかどうか。
週間ダイヤモンドなどからYahooトピックヘッドラインでも騒がれ始める。外部の力はすごい...続きを読む
やはり電話のやりとりで疑問を解消するコンタクトポイントは強い。コンタクトセンターのサービスレベルを高めて、東洋経済のコールセンター覆面調査でも最高評価を獲得した。

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Posted by ブクログ 2011年05月06日

わくわくしながら読み進めた。これはビジネス書の体裁をとってはいるが、現役ビジネスパーソンだけでなく、将来ビジネスの世界に入っていく、大学生・高校生にこそ読んでもらいたい本。

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Posted by ブクログ 2011年05月05日

リアルな感じが伝わってくると同時に、言葉だけでは表現できないものすごい努力と苦労が伝わってきて読み応えがありました。

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Posted by ブクログ 2011年05月01日

ライフネット生命副社長の岩瀬大輔さんが、当時綴っていたブログを再編纂する形でライフネットの創世記を描く。岩瀬さんの素人にもわかりやすい形で臨場感も感じさせる文章は相変わらず素晴らしい。読み物としてもザクザクいける感じで、現在就職活動中の自分は勇気をもらいがんばろうという気持ちになりました。

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Posted by ブクログ 2011年07月27日

再読に値する一冊。いろいろな読み方ができる一粒で何度もおいしい本である。「会社の作り方」「ゲリラマーケティング」「保険業界への提言」それぞれを知りたい人に薦めたい。

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Posted by ブクログ 2021年04月01日

ベンチャー企業が立ち上がる時はこのような人々の活躍と情熱があるんだと納得。創業者2人がお互いを補完し合う絶妙のコンビだったというのは運命的としか言いようがない。強運な会社だ。

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Posted by ブクログ 2013年02月02日

ライフネット生命を共同設立した岩瀬さんが、設立前後の経緯を記した本。生保をネットで販売するという新たなーしかも生保の免許取得から!ー取り組みは興味深かったです。ネットを利用したビジネスにはまだまだ可能性が眠っていると強く感じました。

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Posted by ブクログ 2012年06月26日

元々、ライフネット生命の
ホームページの作り込みの
良さに興味を持っていたのが
きっかけで、手に取った本です。

利用者の使い勝手の良さを
存分に考え込まれた
ホームページを持つ
この会社の背景に興味を
持っていました。

読めば読む程に、思っていた
通りの会社だったのと、
その会社を構築する、
...続きを読む強く優秀な人達に
魅了される一冊です。

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Posted by ブクログ 2012年01月29日

生保業界に革命を起こしているライフネット生命の副社長による立ち上げから軌道に乗るまでの記録。
誰もがネットで生保が売れるわけないといわれながらも、着実に会員数を増やし、実績を残している。

生保業界の構造的問題である情報の非対称性に一石を投じたい、消費者が商品について知るべき当然の情報を了知した上で...続きを読む購入の意思決定をしてもらいたいという強い意志がおおもとにあって、現在のビジネスモデルに落ち着いている様子が分かった。
業界のタブーに挑めたのは、生保業界の重鎮である出口社長と生保業界にほとんど関与のなかった岩瀬副社長のでこぼこ?コンビだからこそなしえたのだろう。

生命保険会社が銀行に次ぐ資産規模を有する金融機関という発想はなかった。欧米では保険会社の傘下に銀行や投資顧問会社がある例も少なくないらしい。

岩瀬副社長の職場に求める条件
1.素晴らしい仲間とチームで働く喜び
2.儲からなくていいから社会的にインパクトのある仕事をしたい
3.人と同じことはしたくない

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Posted by ブクログ 2012年01月21日

ハーバードMBA(HBS)を成績上位5%で卒業した著者が次のステップとして選んだのは日本の生保業界。
長いこと、「なんでだろう」「もったいない」なんて勝手に思ってたけど、この本を通じて理由が分かった。

まず、これだけの才能を持つ人でもMBA終了後に定まった道が無かったことに驚いた。無かったと言うと...続きを読む語弊があるし、実際に古巣に加え年収数千万が約束された職場はたくさんあったけど、「何か違う」と考えていたとの事。
そこに運命を決めるベンチャー投資家が現れる。その人の「ベンチャーの成否は人で決まる」という言葉は経験値から出る言葉で非常に重い。
結果、著者自身の人柄に惚れた投資家が自分の持っていたアイデアであるネット生保を任せる事からスタートする。
生命保険業界は長年新規参入が無く、大手のシェアが高い業界。
ネットで生保が売れるか?の堂々巡りの議論から、「どういう属性の人なら買ってくれるか」「そのような人はどれくらいの人数いるのか」「どうやったらアクセスできるのか」と考えを変える事でクリアしていく。
とは言え、逆風も多く上手く行かない事も多い。
そんな中支えとなった言葉は印象的で、HBSのアントレプレナーシップの定義でもある、
「現在、コントロール下にある経営資源にとらわれる事なく、事業機会を執拗に追求していく事」という言葉。
どうしても既存のリソースから「何がでできるか?」を考えてしまいがちなところ、ガツンとくる。

「誰をバスに乗せるか」をキーワードに採用も慎重にしており、優秀な人材を迎え入れている。
Aクラスの人材はAクラスの人材と働きたがり、連れてくる。Bクラスの人はCクラスの人材と働きたがる。

著者は副社長というポジションだが、社長も凄い人。
業界最大手出身で失礼ながら高齢にも関わらず、再度ベンチャーの社長としてゼロからの仕事をしている。
また、要所要所でのアドバイスや決断も重く、深い。
「切ること、捨てることは、とても難しい。それをやりたい。全て用意するのは実は簡単。」
ユーザーにとって分かりやすいサービスを作る事。
生命保険という只でさえ複雑な商品を売るサイトを作成するにあたり、当社が成功した秘訣かもしれない。


また、この本は著者が帰国してからネット生保を立ち上げるまでの過程が書かれている。
その中でも投資家に対してのプレゼン(15名に20分で事業概要の説明。後はQ&A!。結果10億の出資!!)とか、
当初の計画からユーザーが増えない状況での本質的な意見「株主の立場で言える事は一つだけです。手段はお任せしますので、一日も早く収益を改善させるか、その見通しを示してください」という言葉は非常にリアル。
普段の仕事の中でも事業を通じて会社から投資を受けている立場である事を考えると、大小の規模を問わず、同じ事なんだなと実感。
これだけの才能の人でも「とにかく、タマを打ち続ける」という結論にたどり着く部分も共通していると感じた。

情報を集めたかったら、どうするか?
コンサルティング会社に高い報酬を払って市場調査をする事ではなく、こちらから情報を発信する事。
そうすると勝手に情報は集まってくる。
という理由から社長と副社長はメディアに頻繁に露出し、本も出して、講演もたくさんこなしてたんだな〜
全てが会社を成長させるため。頭が下がる。。

最後に、著者が次のステージにネットライフ生命を選んだかが、明確に書かれていた。
・年間40兆円という生命保険の流れを適正化し、1400兆円の個人資産の流れを変え、日本経済に活力をもたらすこと。
・人口構造の変化に対応した新しいソリューションを考えていく事。
・60代と30代がパートナーシップを組み、ベテランの知恵と若手の創造力を組み合わせた、新しい企業のあり方を世に示す事。
・日本初で世界でも競争力を持つ金融機関を作り、国際的にも日本のプレゼンスを高める一助となること。

ただただ脱帽ですね。
最初にHBS出ててもったいないと思ってた事が恥ずかしいくらいです。
著書に取っては、年収数千万円が約束されている環境の方がもったいなく、もっと壮大な事を考えてたんですね。

1976年生まれなので同世代。
十分な刺激を頂きました。

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Posted by ブクログ 2011年12月10日

内容はタイトル通り、起業するまでの話だ。

この本を読むと、自分に足りないものがたくさんありすぎてぞっとする。
はたして一つ一つ埋めていくことはできるんだろうか。
そもそも、埋まるものなんだろうか。

だけど、そんな不安を差し引いても、
資本主義の海で仲間を集めて冒険するのは、多分とても楽しいんだろ...続きを読むう。
そんな夢が見たくなる本だ。

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Posted by ブクログ 2011年10月28日

ライフネット生命副社長、岩瀬さんの本。創業初期から今に至るまでの回顧録です。

規制の厳しい生保業界で、新会社を立ち上げるまでの苦労(100億の出資が必要)はもちろん、当時革命的存在であったネット生保を世の中の人に認知してもらい、受け入れてもらうまでの苦労も計り知れない。

高い志と強いこだわり、創...続きを読む業記としても非常に楽しく読めますし、業界が変革して行く様子を読み取れるのも面白い。

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Posted by ブクログ 2011年07月15日

TVとか雑誌のスマートなイメージよりも、たぶん実体に近い。創業期の紆余曲折を伺い知れる。
気になる会社です・・

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Posted by ブクログ 2011年05月17日

日本初の業態を立ち上げた岩瀬さんの若さと情熱と実直さが伝わる本。立ち上げの経緯は逐一描写されているわけではないけど、むしろ行間に苦労がしのばれる。

文字通りに受け取るだけだと、簡単かつ順調に聞こえるが、素人ゆえの疑問、着眼点から作り上げた真の顧客視点とそこからぶれない強さ。途中何度もうるっとくる場...続きを読む面があった。

人の採用に関するアプローチと縁の作り方、周囲がなぜか助けたくなるような行動と人格が常日頃からそこにあるのでは。楽しく働ける環境だと想像する。

また、出口さんの物静かだけど落ち着いた態度が会社の屋台骨として自然に機能しているのでは? 

自分とは縁遠いと思って興味をもっていない仕事でも、考え方、やり方によっては面白さとやり甲斐を見つけられるのかもと感じた。最後は結局自分次第ということですかね。

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Posted by ブクログ 2016年04月09日

【100億円を資金調達して設立されたライフネットに迫る】
生命保険をインターネット上で購入できるようにしたライフネット生命。その創業ストーリーを知ることができる一冊。

2006年に設立されたので、10年経った2016年の今年には黒字化をなんとか達成しなければいけないことになる。

「ネット生保に加...続きを読む入する人に対しての、プレーヤーが多すぎる」

と声を漏らす会長の出口氏だが、独立系の生保は本当に大変な手続きがあっての創業なのだというのが分かる。

一方で、どんなにスマートな経営者やTeamを持ってしても、市場が応えてくれないという面白さも垣間見ることができる。そこにビジネスの面白さがあるのだと再度感じた。

こういった本は、自分が起業をしなければ、さらっと読んでしまう本であろう。きっと再度読みなおすなんてことはしないはずだ。

自分の立場、境遇が変わることによって同じ文章であっても心に響く度合いが違うというのはなんとも面白い。

同じ起業家として、ライフネット生命は応援したい。

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Posted by ブクログ 2016年04月03日

ライフネット生成の創業に谷家衛さんが絡んでいたが、本の中で取り上げられていた小林りんさんも谷家衛さんの提案でISAKを始めたことをカンブリア宮殿で知り、

・社会を変革する人はつながっていること
・そのつながりが大きな財産であること

を実感した。

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Posted by ブクログ 2015年04月01日

これまでの対面販売が基本だった生保業界において、風穴を開けるべく、ネットで生保を売るというベンチャー企業の起業を綴った本。

生保業界では著名な出口さん、HBSを優秀な成績で卒業した岩瀬さん(両名ともお会いさせて頂いたことがるので「さん」づけで)なので、そりゃ成功するだろう、と思っていたが、意外と泥...続きを読む臭い立ち上げであったことを知り、共感を持てた。

本書からの学びは、課題意識の強さと、巻き込み力の重要性。
2005年前後くらいは消費者が生保に対して不信感を覚えた時代であり、きちんとした透明性の高い生保を作ろうという出口さんの想い。そしてもっと安い、手軽な生保を作ろうという想い、課題意識を持っていたことが成功につながった。

また、それを実現するためには、多くの優秀な人材が携わっている。そのような人材を採用できたのは、出口さんや岩瀬さんの巻き込み力、人柄、自分よりすごい人を素直に尊敬し、驕らずに頼ることができる姿勢、常にアンテナを張って人脈を作っていることができていたからだと思う。

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Posted by ブクログ 2013年03月21日

岩瀬さんが出口さんとライフネット生命をつくるきっかけとなったところから現在までの話が書いてあります

こういう思い出やっていたのかとか、いろいろ大変なことがあったのだなということが岩瀬さん視点で書かれています

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Posted by ブクログ 2012年02月06日

ネット生保立上から現在に至るまでのストーリー。
作中にもあるが、会社の広告宣伝としての役割を果たすこと。
それが、ネット生保の存在意義から理念を踏まえ必要性を感じられるように記載。

特に、ネット販売が販売チャネルの一つじゃなく市場として確かに存在する的なことが印象に残る。

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Posted by ブクログ 2011年12月08日

岩瀬氏講演会を聞いて。

ライフネットの誕生伝記。
人を引き寄せる力がすごい人だと感じた。
そのためには努力や生まれ持った天性もあるのだろう。

本を読んでいて、どれだけ働いているのか不思議に思う人だった。
そして素直な性格が伝わった。

努力が足りないと思ったときに再読。

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Posted by ブクログ 2011年08月11日

自慢話も多々っと思いながら読んでいた本書、しかしよくぞここまで会社立ち上げの秘話を書いているものだととても感心してしまいました。規制業種のなかでのベンチャー立ち上げ、それでもかつてはもっと厳しい設立審査だったという生保事業。文面とても平易、読みやすいいい書だと思います。

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