岩瀬大輔のレビュー一覧
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岩瀬氏による中堅社員向けのアドバイス本。平素から積極的に行っているビジネス講話の内容が基になっているようだ。ハーバードMBAを優秀な成績で卒業しているバリバリビジネスマン岩瀬氏の視点は、とても興味深い。
「だんだんと自分を叱ってくれる人が少なくなるが、叱ってくれる人を大事にしなさい」p83
「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ」p120
「人生にはコントロールできない要素があまりに多く、計画を立ててその通りいくことはないのです」p143
「上司にこまめに報告しようとする姿が、媚びを売っているように見えることもあるかもしれません。しかし上司 -
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交渉は勝ち負けではない、これは合意形成のための説得術が書かれている本です。勉強になりました。ただ、読んだだけでは身につかないので、常に意識して、使ってみることが必要です。後半には役立つフレーズもあって覚えておくのも良いかも。
・相手のものの見方にどれだけ一本化できるか…ものの見方はどこから見るかで大きく変わる、という前提を認識する
・100%賛成してもらえる確証のない結論を受け入れてもらうには、その結論を引き出すプロセスに相手を関わらせることが重要
・メンツを立てるのは、交渉に立つ人間の方針や立場のギャップを調整すること。軽んじてはならない。
・感情は吐き出させる。
・外野に振り回されない方法 -
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試し読み
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原則立脚型、利益の重視、という原則的な体系があるため、記述の内容に一貫性があり、読み物としてよくまとまっていて面白かった。
反面、構成はあまりよくない。第1、1、⑴、というような内容のレベルごとの項目分けが不徹底なため、内容を読んでもどのレベルの話かすぐには把握できないためよみづらい。例えば、第1「原則立脚型とは何か」、という大枠の中の、一つ目の話題として1「原則の定義」、二つ目の話題として2「立脚の定義」。そして1「原則の定義」という話題の中で⑴原則を考える前提⑵原則とは⑶原則でないものとはとなるような、階層構造が全然見えない構成だった。著者が頭が悪いのか、訳者が頭が悪いのか、編集者が頭が悪 -
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【本の情報】
仕事でいちばん大切な人を好きになる力/岩瀬大輔
189ページ/1時間44分34秒
【本を読む目的】
・上司おすすめ
・人を巻き込むという観点
【学び一つ】
感謝リストを上書き保存しない
【内容】
・人と仲間になる一歩目は自分が好きになること
・好きになるチャンスはたくさんあるけどみんな見逃している
友達を作るシンプルな原則
1. 友達の数は好きに比例する
2. 自分を好きになってくれる人を嫌いになるのは難しい
3. 仕事とプライベートを人でわけない
人を好きになる理由
→感謝/尊敬
(岩瀬さんの場合)
感謝
* 感謝リストを上書き保存しない
* 過去にお世 -
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東大法学部在学中に司法試験合格→マッキンゼー→ハーバード大学MBAという凄すぎるというか超絶スーパーエリートという印象しかない著者の経歴。
そんな人が書いた「いい人に囲まれる才能」について書かれた本。
・自分を「好き」になってくれる人を「嫌い」になるのは難しい。
・ほめ言葉を出し惜しみしない。
・会話を弾ませる3つのステップ
1.共通の話題を見つける
2.たくさんの質問をぶつける
3.自分のことを話す
.何に感謝し、それはこういうことで、どんな風に思ったか具体的に伝える。
これほど頭が良く人間性もいい人が
立ち上げたビジネスが現時点ではうまくいかないのは
また別の要因があるのだろう。 -
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交渉術の本を探していて、10年以上前の本の新版ということで手に取った。テクニックを語る本は多々あるが、この本は交渉を行ううえでのベースとなる考え方を教えてくれる。
「交渉で本当に話し合うべきなのは主張や条件ではなく、お互いの利益‐ニーズや要望、関心ごとである」(p82)
「駆け引き型から抜け出し、原則立脚型交渉を行う」(p34)
原則立脚型交渉のポイントは「人」「利益」「選択肢」「基準」であるという。
仕事を振り返っても、基準もなく押し合いへしあいしても埒があかないことが多々あった。
本書を携えて行った出張でこの「原則立脚型交渉」を心掛けたところ、「その手法であればフェアだ」ということで交 -
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ネタバレ経済や経営と同じように、営業にも理論があるのだろうか?
タイトルを見た時に、ふとそんなことが頭に浮かんだ。
結果からすると「なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか?」というタイトル通り、営業のノウハウは形式ばった理論などはなく、実践を通して学んでいく要素が強いということが分かる。営業に関する本を100冊読むより、誰かに何かを売るという行為を1度してみた方が多くを学べるという点では、スポーツとかゲームに近いのだと思う。
で、本書は、営業という行為をマスターする為に必要な要素は何なのか?という内容が中心に書かれているのだけれど、この本が決定的に他の営業ノウハウ本と異なる点は、 -
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原題はThe Art of the Sale
邦題の問い掛け答えが 本文中に明確に在るわけではないものの、様々な職種の一線で活躍する セールスの哲学の触りが散りばめられていて 読み物としてはおもしろい。
「営業にもいろいろな種類があって、一般化は出来ない 。 ~学んで身につく技術もあれば、生まれつきのものもある。遺伝子や身体の構造に長年の成功体験が加わって、その人が できる。そういう意味では、確かにセールスマンはつくられるものだ。営業スキルも学ぶことができる。」p310
「セールスの真髄は~、大多数の セールスマンが実践しているいい習慣と気持ちのいい振る舞いの日々の積み重ねの中にある。 -
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よくわからない生命保険のカラクリが分かったような感じになった本で素晴らしいが、もうひとつわからないのが、筆者の岩瀬は、東京大学法学部を出て、さらに、弁護士の免許も取り、アメリカに留学して、ハーバードの経営大学院を卒業して、素晴らしい学歴とおそらく素晴らしい頭脳を持っていて、さらに、実務面では、ベテランの出口という人とともにネットライフ生命を立ち上げて、素晴らしい業績を上げるかに思われたが、実際はネットライフ生命は、創業以来、一度も、黒字はなく赤字が続いていることである。この本には、これからの生命保険について、あるいは、今までの生命保険の無駄が書かれているが、実際には、ネットライフ生命の業績は、
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新入社員の基本的心得を学べる
この本は本の題名通り入社一年目に読むべき本です。もちろん、2、3年目の人でもこの本を読めば仕事へ取り組む姿勢を変えるきっかけとなるかもしれません。私は入社一年目ですが、この本を読んで仕事において悩むべき箇所と悩む必要のない箇所を学ぶことができてスッキリしました。
先輩が忙しそうで質問しづらいなんてことはないということも分かって良かったです。
これを知ってから行動もかわりました。
定期的によ見直したい本です。 -
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生命保険が複雑で難しくなったのは生保のピーク時、シェア拡大をするため各社が人海戦術で営業社員を増やしたことに始まる。
その社員を食わせるため、利益率の高い(消費者にメリットの少ない)製品開発が必要となる。
欧米諸国が貯蓄メインの生保が中心となるなか、日本は死亡保険や特約まみれの保険を売るようになる。
上記のように、今ある生命保険は保険会社のメリットが大きく、売り手と買い手の情報格差が源泉となっている。
この本の中で最も勉強になったのは、「高額療養費」について。公的保険のお陰で月々の個人負担保険料は最大でも10〜12万円となることがほとんどだいうこと。
医療保険は当分必要ないと感じた。 -