古市憲寿のレビュー一覧

  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

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    ネタバレ

    日本を代表する12名の社会学者との対談。

    社会学って何ですか?の問いにそれぞれ答えて自らの視点、他の社会学者との違いや古市氏の立ち位置なども織り交ぜた多様な内容。
    社会学にも理論社会学、宗教社会学、計量社会学、教育社会学などがあるらしい。
    気になる方の著書を少しずつ読んでいきたい。

    覚書
    ここにはない可能性に対して「ムラムラ」してしまうことと、日常生活の小さな人間関係の「ムラムラ(村々)」のなかで安心していたいという、その両義性に引き裂かれている

    自分の居心地のいい共同体と文体が手を結びすぎているためにそれとは異なる方向で常識外しをしようとすると文体が過剰に鋭くなってしまう

    嫌がらせは

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    2020年06月17日
  • 奈落

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    「平成くん」「百の夜」に続く古市憲寿さんの最新小説。今作の主人公は人気絶頂時にステージから転落し、半身不随の体(だが意識はある)で、その後の17年間を生きることとなった人気歌手・香織の「奈落」の歴史。半身不随後の17年間を1年目から追っていく形、家族は好き放題し香織を使って金儲けに走り、恋人はライバルと結婚したりと香織にとってはまさに絶望、ラストで地獄の底に叩き落とす徹底ぶり。。社会学者の古市さんの作品らしく、各所にその時代に流行したコト・モノが散りばめられるのもノスタルジーを感じてよい。

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    2020年03月28日
  • 誰の味方でもありません(新潮新書)

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    週刊新潮での連載が本に!!
    待ちに待ってた一冊です。
    いろいろなテーマで書かれた古市さん言葉。

    誰の味方でもありません

    古市さんの人柄がよく表れていると思います。
    序盤の「はじめに」だけで、古市さんの優しさがものすごく伝わります。

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    2020年03月12日
  • 奈落

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    わたしとはまるで違う。
    欲しいものも、美しいと感じるものも、生き方も。
    窮屈でたまらないこの家族と町から
    一日も早く逃れたい。
    わたしが居るべき場所はここじゃない。
    音楽が救ってくれた。
    歌手として生きる道を選んだ。
    ついに手に入れた、自由。
    みんながわたしを求めている。
    わたしはいま、生きている。
    念願のステージだった。
    そこから、落ちた。

    目を覚ましたとき、
    わたしに残されていたのは、
    動かない身体と、鮮明な意識。
    そして、大嫌いな家族。
    その日から、わたしは、
    死んだように生きている。
    生きているのに死んでいる。
    伝えたいことばも感情も、
    歌いたいメロディもたくさん浮かぶのに、
    口は

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    2020年03月29日
  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

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    社会学とは何か?という問いが、社会をどう捉えられるか?どという個人的な興味・テーマにハマって面白かった。
    どんな社会で生まれ育ったからその人間が生まれたのか?→育てたい人間(子供)を育てるためにはどのような社会(学校)をつくるべきか、という地方創生・教育の観点に置き換えて読み進めた

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    2019年12月21日
  • 百の夜は跳ねて

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    初めての古市さん作品。

    いやぁ、面白かった。

    まず、展開が超絶気になる。

    それから、主人公翔太の一人称が、説明臭さを感じる事もなく静かで好ましい。そこに先輩の声が加わった時の屈強な男性が浮かんでくる感に不思議と惹かれてしまった。

    その声に対する老婆の言葉にあたしは救われたような気になったけれど、翔太はどうだったのだろうか。

    知らない世界を知ることが出来たのも楽しい。
    掃除嫌いだけど、かっぱぎたいからスクイジー欲しくなる。
    あと、筆記体Rのつく高級チョコレートの正体を知りたいー。

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    2019年12月14日
  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

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    社会学のカタログ的な本。それぞれの研究者の思いや考えを引き出しています。参考文献も多数あり、少し腰を据えて社会学を学んでみようと思いました。

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    2019年11月23日
  • 保育園義務教育化

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    読んでから社会についてもっと目を向けたいと思えるようになりました。女性はもちろん男性にも目を通して欲しい作品です。

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    2019年09月14日
  • 保育園義務教育化

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    乳幼児期の教育ってとっても大事だと思うし、改めててそう感じた。
    でもなんでも親の責任になる日本はとっても異常だ。

    集団の中で、様々な世代との関わりの中で「非認知能力」 を育てるのはとっても大切だと思う。
    私もベビーシッターをやっていて、その大切さは理解したし、周りの反対があることも知った。
    もっと社会全体で子どもを育てたい。

    保育園義務化はその1つの手段になると思った。

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    2019年06月21日
  • 保育園義務教育化

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    「義務教育化」と一点突破するタイトルだけれど、本質は教育格差を無くすこと。現行法上の課題はさておき、問題提起としては理に適っているように思った。
    情弱乙。で、片付けていいことと悪いことがあって、それを解決するのは誰の仕事なのか?考え続けていきたい。

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    2019年04月03日
  • だから日本はズレている

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    日本の現状や問題点について著者独特の皮肉を交えながら語った本。

    現代日本を動かしている「迷走しているおじさん」と、おじさんたちの割りを食っている「若者」の意識のズレから、日本の問題点が本書を通して見えてきます。

    著者独特の皮肉の入ったユーモアは好き嫌いが分かれますが、その皮肉の中に日本が抱える問題の本質が見えるような気がします。

    社会は強力なリーダーをもってしても一朝一夕に変えることはできません。しかし、私たちが身近なところから出来る範囲で変革を起こしていくことで、いつのまにか社会は変わっていきます。

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    2019年02月06日
  • だから日本はズレている

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    返却期限もあって、後半は乱読気味だったが・・・

    「リーダー」なんていらない
    「クール・ジャパン」を誰も知らない
    「ポエム」じゃ国は変えられない
    「テクノロジー」だけで未来は来ない
    「ソーシャル」に期待しすぎるな
    ●「就活カースト」からは逃れられない
    ●「新社会人」の悪口を言うな
    ●「ノマド」はただの脱サラである
    やっぱり「学歴」は大切だ
    「若者」に社会は変えられない
    ●闘わなくても「革命」は起こせる
    このままでは「2040年の日本」はこうなる
    ●の部分は未読
    番号制度に関わっている関係でテクノロジーだったかな?はちょっと苦い思いをしながら読んだ。(でも、わかってはいることなんだよねぇ。)

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    2018年10月12日
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~

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    六十代の上野千鶴子先生と二十代の古市院生の対談。若者らしく正直な答えに、上野先生のすぱっとした質問。介護問題や世代間問題がよく分かる。

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    2018年10月20日
  • 絶望の国の幸福な若者たち

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    古市さんが大好きだからではなく、本当におもしろく興味深い一冊。

    「若者」という言葉は日々耳にするけれど、それがいつ出来た言葉なのか、そもそも「若者」って何なのか考えたこともなかった。
    脚注のスタイルも斬新。
    単行本当時26歳だった古市さんが、文庫化された時は30歳で、ご自身で「答え合わせ」をされてる点も非常におもしろい。
    生年月日が同じなので(自慢)、時代も振り返りやすく楽しめました。

    読む年齢で感じ方が変わりそうなので、また時間を置いて読みたいと思います。

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    2018年02月11日
  • 大田舎・東京 都バスから見つけた日本

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    全くの衝動買い。
    タイトルと著者名で含み笑いw
    別に俺自身が地方在住なので「ザマーミロ」と思った
    訳でもなく
    都内23区に住む「普通」の人なら薄々感じてる事なのではと思った。
    それをどう表現して良いか解らなかった所を
    見事に古市さんが鋭く指摘してくれたというのが
    正直な所か。
    この感覚は23区の永住者でもダメ。
    そして「東京なんか住むところじゃない」と思ってる人でもダメ。
    23区と地方を行ったり来たりしてる転勤族の人だと
    内容に納得出来る人が多いのではないだろうか。
    かくいう自分もガキの頃から
    行ったり来たりである。

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    2017年08月14日
  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

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    読みやすくて、社会学の導入としてとてもよい本だと思いました!
    いやあ、いろんなことをたくさん知りたくなります。
    切り口は無限にあるけれど、社会学という名をベースに知識吸収していったら少しは世の中を俯瞰できそうな、そんな魅力がこの分野にはありますね。
    少なからず、俯瞰は安心につながる気がする。
    歳を重ねるごとに社会学という響きにアンテナがたつようになってきたのはそんな思いからだと思います。
    気持ちが昂る!この感覚を大事にしたい。

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    2017年01月28日
  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

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    「社会学」を社会学する、という感じ。
    久々の古市くん本。 いやぁ、同世代の社会学「者」でどんどん大物になっていってはるんやなぁ〜。
    橋爪大三郎さんや上野千鶴子さん、宮台真司さんと、ビックネームがズラッと並んでた。

    この本では、「社会学とは?」「社会とは?」をいろんな社会学者に問いかけに行くことで、この曖昧そうな言葉の輪郭を浮き彫りにしていこうとしていた。

    また、「「あり得たかもしれない社会や自分を構想する力」に魅力を感じている」。というのは、何かすごく共感してしまった。  
    僕もひょんな理由からやったけど、大学で社会学を選んで未だによかったなぁと社会人になっても思い続けてるし、年齢を重ねる

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    2016年12月28日
  • だから日本はズレている

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    ワイドナB面というニュースに言いたい放題の番組を見ていて、濃い出演者の中で一際目立ちながらも奇抜で斬新な観点が面白くて著書を読んでみる。文体は話言葉に近い形で書かれているので、非常に読みやすい。また、その番組同様、あり得ない位ぶっちゃけて書いているのが良かった。なるほどね、というのから、そこまで言っちゃう?!というのも多いので読んでいて爽快になる。ざっくり言うと、社会学者による分析のため、学ぶというよりはそういう考えがあるのかという感じ。随所に参考図書も多いことから、かなり勉強されているのも読み取れる。

    この人は今後メディア(あえて笑)への登場機会は増えていくと思われる。本人も言ってるが、若

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    2016年06月24日
  • 絶望の国の幸福な若者たち

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    出版当時26歳だった気鋭の若手社会学者である著者が既存の若者論を更新した名著の文庫版です。脚注部分など2015年時点で新たに追加されている部分もあり若者論のテキストの最新改訂版としても読み応えがあります。若者論を歴史的かつ体系的に述べた第一章はそれだけでも価値が高いものだと私は思います。
    本書の中で我々が「一億総若者化時代」を生きている、と著者が述べているのが特に印象に残りました。
    世代ごとの意識の差が減少し続け、今後ますます多くの若者が「正社員」や「主婦」という既存の社会が前提とした「大人」になれないのだとしたら、若者は年齢に関係なく「若者」でありつづけるしかない。著者の指摘は鋭く着眼点がす

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    2016年01月04日
  • 絶望の国の幸福な若者たち

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    就職難、所得低下、非正規雇用、
    そして人口減少、少子高齢化…

    今の世の中、よい話題をみつけるのは
    難しい気がする。

    でも、その一方、
    世の若者達は、自分達の生活に
    ある程度満足しているという統計がある。

    地元の友達と遊び、
    スマートフォンで知りたいことを
    すぐ調べられ、親のもとにいれば、
    生活も困窮しない。

    そんな若者達は何を目指し、
    どこにいくのか?

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    2015年11月23日