古市憲寿のレビュー一覧

  • だから日本はズレている

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    日本の現状や問題点について著者独特の皮肉を交えながら語った本。

    現代日本を動かしている「迷走しているおじさん」と、おじさんたちの割りを食っている「若者」の意識のズレから、日本の問題点が本書を通して見えてきます。

    著者独特の皮肉の入ったユーモアは好き嫌いが分かれますが、その皮肉の中に日本が抱える問題の本質が見えるような気がします。

    社会は強力なリーダーをもってしても一朝一夕に変えることはできません。しかし、私たちが身近なところから出来る範囲で変革を起こしていくことで、いつのまにか社会は変わっていきます。

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    2019年02月06日
  • だから日本はズレている

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    返却期限もあって、後半は乱読気味だったが・・・

    「リーダー」なんていらない
    「クール・ジャパン」を誰も知らない
    「ポエム」じゃ国は変えられない
    「テクノロジー」だけで未来は来ない
    「ソーシャル」に期待しすぎるな
    ●「就活カースト」からは逃れられない
    ●「新社会人」の悪口を言うな
    ●「ノマド」はただの脱サラである
    やっぱり「学歴」は大切だ
    「若者」に社会は変えられない
    ●闘わなくても「革命」は起こせる
    このままでは「2040年の日本」はこうなる
    ●の部分は未読
    番号制度に関わっている関係でテクノロジーだったかな?はちょっと苦い思いをしながら読んだ。(でも、わかってはいることなんだよねぇ。)

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    2018年10月12日
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~

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    六十代の上野千鶴子先生と二十代の古市院生の対談。若者らしく正直な答えに、上野先生のすぱっとした質問。介護問題や世代間問題がよく分かる。

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    2018年10月20日
  • 絶望の国の幸福な若者たち

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    古市さんが大好きだからではなく、本当におもしろく興味深い一冊。

    「若者」という言葉は日々耳にするけれど、それがいつ出来た言葉なのか、そもそも「若者」って何なのか考えたこともなかった。
    脚注のスタイルも斬新。
    単行本当時26歳だった古市さんが、文庫化された時は30歳で、ご自身で「答え合わせ」をされてる点も非常におもしろい。
    生年月日が同じなので(自慢)、時代も振り返りやすく楽しめました。

    読む年齢で感じ方が変わりそうなので、また時間を置いて読みたいと思います。

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    2018年02月11日
  • 大田舎・東京 都バスから見つけた日本

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    全くの衝動買い。
    タイトルと著者名で含み笑いw
    別に俺自身が地方在住なので「ザマーミロ」と思った
    訳でもなく
    都内23区に住む「普通」の人なら薄々感じてる事なのではと思った。
    それをどう表現して良いか解らなかった所を
    見事に古市さんが鋭く指摘してくれたというのが
    正直な所か。
    この感覚は23区の永住者でもダメ。
    そして「東京なんか住むところじゃない」と思ってる人でもダメ。
    23区と地方を行ったり来たりしてる転勤族の人だと
    内容に納得出来る人が多いのではないだろうか。
    かくいう自分もガキの頃から
    行ったり来たりである。

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    2017年08月14日
  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

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    読みやすくて、社会学の導入としてとてもよい本だと思いました!
    いやあ、いろんなことをたくさん知りたくなります。
    切り口は無限にあるけれど、社会学という名をベースに知識吸収していったら少しは世の中を俯瞰できそうな、そんな魅力がこの分野にはありますね。
    少なからず、俯瞰は安心につながる気がする。
    歳を重ねるごとに社会学という響きにアンテナがたつようになってきたのはそんな思いからだと思います。
    気持ちが昂る!この感覚を大事にしたい。

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    2017年01月28日
  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

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    「社会学」を社会学する、という感じ。
    久々の古市くん本。 いやぁ、同世代の社会学「者」でどんどん大物になっていってはるんやなぁ〜。
    橋爪大三郎さんや上野千鶴子さん、宮台真司さんと、ビックネームがズラッと並んでた。

    この本では、「社会学とは?」「社会とは?」をいろんな社会学者に問いかけに行くことで、この曖昧そうな言葉の輪郭を浮き彫りにしていこうとしていた。

    また、「「あり得たかもしれない社会や自分を構想する力」に魅力を感じている」。というのは、何かすごく共感してしまった。  
    僕もひょんな理由からやったけど、大学で社会学を選んで未だによかったなぁと社会人になっても思い続けてるし、年齢を重ねる

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    2016年12月28日
  • だから日本はズレている

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    ワイドナB面というニュースに言いたい放題の番組を見ていて、濃い出演者の中で一際目立ちながらも奇抜で斬新な観点が面白くて著書を読んでみる。文体は話言葉に近い形で書かれているので、非常に読みやすい。また、その番組同様、あり得ない位ぶっちゃけて書いているのが良かった。なるほどね、というのから、そこまで言っちゃう?!というのも多いので読んでいて爽快になる。ざっくり言うと、社会学者による分析のため、学ぶというよりはそういう考えがあるのかという感じ。随所に参考図書も多いことから、かなり勉強されているのも読み取れる。

    この人は今後メディア(あえて笑)への登場機会は増えていくと思われる。本人も言ってるが、若

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    2016年06月24日
  • 絶望の国の幸福な若者たち

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    出版当時26歳だった気鋭の若手社会学者である著者が既存の若者論を更新した名著の文庫版です。脚注部分など2015年時点で新たに追加されている部分もあり若者論のテキストの最新改訂版としても読み応えがあります。若者論を歴史的かつ体系的に述べた第一章はそれだけでも価値が高いものだと私は思います。
    本書の中で我々が「一億総若者化時代」を生きている、と著者が述べているのが特に印象に残りました。
    世代ごとの意識の差が減少し続け、今後ますます多くの若者が「正社員」や「主婦」という既存の社会が前提とした「大人」になれないのだとしたら、若者は年齢に関係なく「若者」でありつづけるしかない。著者の指摘は鋭く着眼点がす

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    2016年01月04日
  • 絶望の国の幸福な若者たち

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    就職難、所得低下、非正規雇用、
    そして人口減少、少子高齢化…

    今の世の中、よい話題をみつけるのは
    難しい気がする。

    でも、その一方、
    世の若者達は、自分達の生活に
    ある程度満足しているという統計がある。

    地元の友達と遊び、
    スマートフォンで知りたいことを
    すぐ調べられ、親のもとにいれば、
    生活も困窮しない。

    そんな若者達は何を目指し、
    どこにいくのか?

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    2015年11月23日
  • 誰も戦争を教えられない

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    戦争関係の本というものは、積極的には手を出さない。
    のだけれども、それだとまさに「戦争を知らない」ままでいるしかないので、同世代の社会学者がどう捉えるのかという興味もあり読んでみた。読んでよかった。

    歴史は必ずしもひとつではなく、見るもの、立場によってさまざまな歴史があるということは常々思っていたので、そこは同じ意見があって心強かった。
    それ以外のところでも面白い考察が多く、博物館は現代の教会であるということや、日本の歴史博物館の少なさ(たしかに、長崎にはあるけれども現代史はないかも)、1945年8月15日ですべてが変わったわけではないということ、現在戦争が起こりうるとしても第二次世界大戦の

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    2015年09月26日
  • 誰も戦争を教えられない

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    ネタバレ

    各国の戦争学物館を通じて、それぞれの国がどのように戦争(基本的には第二次世界大戦)をとらえているかを描くという内容です。

    いままで考えたことのない切口がまず新鮮でしたし、博物館を通じることで、それぞれの国の意識のかなり深層に近い部分を感じることが出来るということが驚きでした。

    この本を通じての著者の古市さんの主張というのも見え隠れ(?)しています。
    それは、たとえ当事者で会っても、人によって国によって、それぞれの感じる戦争が全く異なるように、戦争を伝えることなんか誰にもできないという事です。
    そうであれば、戦後世代は国や世界の在り方を考える際、「戦争を知らない・理解できない」という点に立脚

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    2015年09月09日
  • 誰も戦争を教えられない

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    20代で戦争に対してこれだけの本をまとめるのが個性的。早熟ともとらえられるが、冷静なんだろうとも感じる。
    表現力も秀逸。

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    2015年08月28日
  • 誰も戦争を教えられない

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    戦争博物館巡りを通じて「戦争とは何か」を考察した,実に興味深い一冊。
    話しは行ったり来たりを繰り返すが,タイトルの「誰も戦争を教えられない」の答えをよく射貫いていると思う。

    シニカルさが鼻につくのはこの著者ならではであるが,著者も少しは大人になったのか?,以前の著作に比べると,少しずつ「お行儀が良くなっている」ような気もする。

    著者自身は反戦平和主義の左翼とは一線を画しているつもりであろうが,結論自体には案外近いものがある。しかし,既成概念に囚われない著者の柔らかな視点や筋の通った論調は,傾聴に値する。

    著者は,「戦争は楽しい」と断言する。
    平和な現代においてこの言葉が一人歩きすれば大変

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    2015年09月13日
  • 社会不満足 ―乙武洋匡 対談

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    対談形式だから読みやすいし、いろいろ注釈が付いていてわかりやすかったです。
    学校関係者に1番読んで欲しいなと思いました。
    そして子どもたちのことを考えられるように。

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    2015年08月22日
  • 誰も戦争を教えられない

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    2015年23冊目。
    戦争博物館紀行という感覚で読んだのと、「歴史学者ではない。社会学者が書いたものだ」という認識で読んだので、おもしろかった。
    これまでの戦争観とか平和観で読むと、不快だったり、憤りを感じたり、疑問に思ったりする内容かなあと思う。「そんな言い方しちゃだめでしょ!」とツッコミたくなるところが多々ある。
    でも、こんな見方や考え方もあるんだよなあというところで、おもしろい本だと思う。
    それぞれの国家がもつ戦争の捉え方が博物館に投影されている。なるほど。
    展示するモノの取捨選択、最新の技術を活用した展示(体験)などなど、思想だけじゃなくて博物館学なんかも関わってくる。こんなアプローチ

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    2015年08月19日
  • 誰も戦争を教えられない

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    第二次世界大戦がどうだったかではなく、どうやって日本や世界の国々は伝えていっているのかを博物館などの訪問を通して分析した本。
    私は、戦争はダメですっていう教育はされて来たのはすごく良く覚えていて、多分、日本は悪いことをしましたっていう日本は加害者ですっていうことを教えられたような気がする。「あの酷い北朝鮮でも国連に入れてるのに、日本はなかなか入れなかったんだよー」って先生に言われた記憶がある。(今、考えると日本が戦後すぐに国連に加盟していない理由と今の北朝鮮が国連に加盟している理由が違うと思うけど。)
    でも、国として第二次世界大戦において日本が加害者か被害者かという議論を始め、ひとつの事象にお

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    2015年08月12日
  • 社会不満足 ―乙武洋匡 対談

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    これは、「さすが乙武さん」と唸ってしまうような、そうそうたるメンバーとの対談を集めた本。あえて言えば、ちょっとキャッチ―なひとばかり集めすぎている感はあるけど、これでも十分これからの日本を考えるためのきっかけは与えられるんじゃないかと思う。

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    2015年08月10日
  • 社会不満足 ―乙武洋匡 対談

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    とても刺激を受けた。
    考えること、さらにその後、行動すること。
    久々に刺激を受けてやる気になった。

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    2015年04月30日
  • ニッポンのジレンマ ぼくらの日本改造論

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    気鋭の若手による復興とまちづくりの新時代を切り開く論戦の集録。行政に近いテーマだけあって地方政治の役割にふれているのも好感。
    何より、藤村龍至君が鶴ヶ島市での取り組みを紹介していますが、藤縄市長とつなぐのにかかわっただけに、それだけでもうれしい一冊です。

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    2015年02月03日