古市憲寿のレビュー一覧

  • 希望難民~ピースボートと「承認の共同体」幻想~

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    デビュー作を大幅加筆修整して現在(というっても2022年)も踏まえてのあとがきが加わった一冊。ピースボートも昔ほど話題にならないが、当時は津村記久子さんの『ポトスライムの舟』の出だしで急に現実と繋がったイメージがあったものだ。若者たちは何を求めてピースボートに参加するのかという興味深い社会学フィールドワークを通じて、現代日本(といっても2008年)を切り取った古市さんの卒論が書籍化したもので、今にも通じる部分がある。
    初期の古市さんの本は本当に楽しい。

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    2026年03月01日
  • 保育園義務教育化

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    3歳児神話が無根拠であること、専業主婦が台頭した歴史など、過去の研究や調査データを説明しており参考になった。

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    2026年03月01日
  • 平成くん、さようなら

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    初古市さんの書籍。平成を生きて 生きてることが尊いとされてるこの時代に、この本を読んで感じたことは自分の命は自分のもの。言葉で紡ぐ 生とはなにか、死とは何かを、考えた作品。。古市さんの言葉のつむぎがたすきだなーちょっとぶっきらぼうな気もするけどちゃんと裏が固定されてるの。

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    2026年02月23日
  • 10分で名著

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    様々なジャンルの有名な作品の読み方を教えてくれる一冊。
    挫折することも多い難解な作品たちを「ちょっと読んでみようかな」と思わせてくれる名著への架け橋。

    どれもタイトルだけ知っていても読んだことはなくて、正確には「源氏物語」と「古事記」は大学時代に読もうとしたことがあるのですが、登場人物の多さと物語の長さに挫折しました。
    でも古市さんと各名著のプロの方のやりとりを読んでいると、読みたくなってくるから不思議です。

    他の作品に関しても、正直あまり興味のないジャンルもあったのですが、その作品を研究されている方とか、なんというか熱量がすごくて。
    熱心に魅力を説明されると、ちょっと引き込まれてしまいま

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    2026年01月26日
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~

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    介護のテーマの本はあまり読んだことがない。2人の会話は、それぞれの立場からのはっきりとした主張によって織りなされている。とても分かりやすく、超高齢社会のこれからを自分ごとで考える良い機会となった。

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    2025年11月10日
  • 平成くん、さようなら

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    失くなっていくものは言葉で残すことができる 
    平成 疲れてたな、尊かったな
    平成を文字にしておこうとゆう姿勢に好感があった作品だった

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    2025年09月20日
  • アスク・ミー・ホワイ【単行本版】

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    今までに読んだ恋愛小説で一番好きだった。
    多くの恋愛小説は主人公補正でお互いが惹かれ合うけど、この物語では主人公が港くんに惹かれていく様子をゆっくりと、徐々に追っていけた。人を愛することや、それを伝えることの意味みたいなところにも触れていて、それは今までの自分には無い感覚だったけど、とても腑に落ちた。
    私にとって、求めていた文章に出会えてよかった。

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    2025年06月27日
  • 百の夜は跳ねて

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    はじめは同僚の「美咲さん」がなにを考えているのかわからなかった。最後までよくわからなかったけど。悪い人じゃないみたい。
    老婆とのやりとりが好きでした。

    表紙の絵も古市さんが描かれていると読み終わる頃に気づきました。とても素敵だと思います。

    思ったよりレビューが低いけど、私はこの終わり方とても好きです。

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    2025年06月16日
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~

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    出版年は約14年前。
    東日本大震災があった年である。
    フェミニストで団塊世代の上野千鶴子さんと、
    社会学者のまだ20代の古市さん、
    親子ほどの世代の違いのお二人が対談をするという、
    珍しい取り合わせ。

    親や世の中に反発する若者だった上野さん、
    親と仲良しな依存する若者の古市さん、
    ジェネレーションギャップがありすぎ。
    だからこそ、会話がポンポン飛び交っていて楽しかった。
    親と子や上司と部下、縦の関係ではなかなか言いずらい事も、この二人のように、ななめの関係性なら、素直に心を打ち明けて話し合えそう。

    今年はいよいよ、2025年問題、団塊の世代が75歳の後期高齢者に突入した。
    介護や年金や、こ

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    2025年06月02日
  • 本音(新潮新書)

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    興味深い内容が多く面白かった。
    古市さんは人が聞けないこともズバッと聞けるのでインタビュアーとして、色々な人にインタビューしてほしい。

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    2025年05月13日
  • アスク・ミー・ホワイ【単行本版】

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    読み終わりすっきりです。とても気に入りました。港くんずっと優しくて、素敵でした。文庫版の港くんの記事がよかった。いつから片思いしてた?のところめちゃくちゃかわいかった〜。。ふたりが振り返った場面をもう一度確認したくて、読み終わったあとにパラパラ読み返して…楽しかったです。またすぐに読み返したくなりました。

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    2024年10月05日
  • 絶望の国の幸福な若者たち

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    話題作なことは分かっていたがようやく読破

    こんなに面白いとは思わなかった、もっと早くに読めば良かった
    「若者」とは何かという調査結果で内容がしっかりしている+とても共感出来る内容だった
    古市さんが若者代表としてTVに引っ張りだこになる理由もわかる

    佐藤健との対談もとてもいい

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    2024年09月06日
  • アスク・ミー・ホワイ【文春文庫版】

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    単行本の表紙も素敵でしたが、文庫版も良き。

    文庫版で増えた後日談がとてもよかった。
    物語はヤマトくん目線で語られているから、港くんはどう思っていたのかを数年越しで知ることができて感激。
    ヤマトくん愛されてますね。

    本編に挿絵が増えたのは良いのですが、文章が削られてる?
    中居くん、劇団ひとりさん、柳澤さんの登場がなくなってますよね?
    ちょっと残念。
    気付いてないだけで、他にも変わってるのかな。

    芸能界に復帰した港くんの映画はきっと素晴らしいものになったと思いますし、どんな映画が観てみたいなぁ。
    2ヵ月ちょっとくらい?離れて、またアムステルダムに戻ってからの二人の生活とか、続編も是非読みたい

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    2024年09月02日
  • 謎とき 世界の宗教・神話

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    キリスト教やイスラム教などメジャーな宗教だけでなく、我々にも馴染みの薄い宗教や神話についても書かれています。
    一つ一つの章は取り留めがない感じで読んでいてもそこまで頭に入らない感じがするのですが、最後の『おわりに』の内容が各章の内容に繋がっているのがとても面白いと思いました。
    これだけが全てではないと思いますが、人類の歴史を既存の宗教をベースに大枠で捉えることができると言う意味では良い本だと思います。

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    2024年08月21日
  • 社会の抜け道

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    古市さんと國府先生の対談。二人に接点あるかいな?と思ったけど、穏やかに噛み合わったり全く噛み合わなかったりする対話が粛々と進んでた。賢い人同士だと、分かり合えない部分で口論になったりしないんだなぁとしみじみ。

    最後の部分が良かったので引用。

    >(古市)僕たちがこの本を通してずっと話してきたのって、社会は革命的には変わらないってことだと思うんです。何か新しいシステムを導入するとか、新しい政治家が登場するとか、強大な敵を倒すとか、そんなことで社会は変えられない。社会はちょっとずつしか変わらない。
    >(國分)そうだね。「新しい何か」への願望って、本当に解決しなきゃいけない細かな具体的

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    2024年08月13日
  • 平成くん、さようなら

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    最愛の人に死にたいと言われたらどう答えるだろう。
    肯定するのか否定するのか…。
    何度もくる問いかけに私は最後まで答えを見つける事はできなかった。

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    2024年05月16日
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~

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    面白くて一気読み。対談形式でシリアスな内容を展開しているのだけれど、テンポのよいコントのよう。信頼しあっている様子が微笑ましい。介護、年金、社会保障、少子化。これを読んだら、他人事ではいられなくなる。歴史に学び、他国に学び、よりよい方に向かえるようにできることをしなくては。社会学って面白い。

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    2024年05月05日
  • アスク・ミー・ホワイ【単行本版】

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    性別とか立場とか関係なく誰かを信頼して共に歩んでいく物語
    表面上はなんてことなく見えても、人って裏では凄く傷ついていると思う
    SNSが発達した世の中だから簡単に誰かを言葉で攻撃することはできるけど、あの人は大丈夫だからと勝手に決めつけないで、スマホの先の人を考えられる世の中になるといいよなあ
    そして身近な人には押し付けるのではなく寄り添ってあげる、難しいと思うけどそうありたい

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    2024年03月12日
  • 保育園義務教育化

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    冒頭の下記の文章に、小学生と幼児を育てながらフルタイムで働いている私の心は鷲掴みにされた。

    「日本には今、二つの大きな社会問題がある。少子化と労働力不足だ。
    そんな時代に子供を産んで(少子化解消の貢献)、なおかつ働きたいと思ってくれる(労働力不足に貢献)お母さんは、本来なら国から表彰してもいいくらいの存在だ。」

    この他にも頷きすぎて首がもげそうになるようなことがたくさん書いてあった。

    この本が出たのが2015年。9年経っても子供と働く母親をめぐる環境は大きく前進したとは言い辛い。

    既婚者も独身者も老若男女とも、これからの日本のために読んで欲しい本。

    そして少し苦手と思っていた古市さん

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    2024年02月24日
  • 謎とき 世界の宗教・神話

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    古市憲寿さんの解説が好きで手に取った本です。
    読み終えて評価をみると意外にも低めで驚いてる。

    日本人は無宗教者が多いと感じる一人で、私もその無宗教者である。
    だからこそそこに憧れ知りたいという気持ちがいつもあります。一つの見方を知っても、数多あるその考え方をまた知りたくなり際限ないものだと感じます。

    まず、一つのテーマが宗教でありますが、漫画で始まるのがとても良い。とっつき易いし文字より頭に残るからその後の解説が楽しみになった状態に持っていける。
    そしてその解説だが、その道の研究者が古市氏と対談し広げていく形式。
    以前は対談式がは本じゃなくてもと思っていたが、年々その良さを感じているところ

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    2024年02月23日