古市憲寿のレビュー一覧

  • アスク・ミー・ホワイ【単行本版】

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    コメンテーターしてる時の、あの怖いものなしで鋭い毒舌で切り捨てる、チョコレートだけ食べて生きてるイメージからは想像出来ないくらいに、優しくて、癒されて、でも人間の生々しさみたいなものが込められた、古市さんの繊細な部分が表された作品だった。
    外国に行った事がない私には、初めて知る発見がたくさんあったのと、行った事がないからこそその場所の景色なんかを自分勝手に想像しながら、自分もそこにいる気分になってたりw
    BL作品として読むと言うよりは、人間同士の愛情、信頼、敬愛みたいな色んな感情が表されてた気がした。
    そこまでBL得意じゃなくても、割とサラリと読めると思いました。

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    2023年10月04日
  • 10分で名著

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    相対性理論や資本論など、歴史に名を残す有名な名著に挑戦しつつ、挫折した人も多いと思う。私もその一人だ。この本はそれらの名著の要約と、専門家による解説、そして古市さんとのフランクな対談記事により、まるで動画を観ているような感覚で記憶に定着させられる。(岡田斗司夫さんの解説とNewsPicksの落合さんの対談をミックスさせたイメージだ)
    もちろん原本を読むにこしたことはないのだが、今はやりのタイパを十分すぎるほど体現した一冊である。

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    2023年09月09日
  • 奈落

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    突然の事故で体が不自由になってしまう主人公。
    その苦しみやもどかしさがリアルに綴られている。それも、オーバーな表現はなく淡々と。
    他人事とは思えないようなリアリティ。

    誰もが現実で感じうる些細なストレス、それを丁寧に掬い取って表現している。

    古市さんの特徴であるフラットな文章に慣れていくと、最後のショッキングなシーンに面食らう。
    しかし、そのショックすらも現実のものであると感じる。

    社会学者として多くの物に触れてきた古市さんだからこその視点、書き方であり、他の小説のはまた違った楽しみ方ができると感じた。

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    2023年07月21日
  • 正義の味方が苦手です(新潮新書)

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    共感することもちょくちょく。
    いつもコナン見て思うことなんだけど、言い回しがいいなぁ
    前にどっかで理論はすごいのに文章が壊滅的に下手な人には意味を汲み取ってわかりやすく書き換える人がついていた話を見たな
    多くの物事は結論って別に1人で出す必要ないんですよね、意見を聞いて考えが変わることだってそりゃあるし。ない方が頑なで怖い。進路の選択ですら過程でしかないから結論ではないし。
    竜宮城って蓬莱山だったんだ。
    能力がない人、誰かを傷つける能力に長けた人はヒロアカが描いてはいる。
    制度から社会の価値観変えるを地で行くのが元明石市長とかかも。
    コロナ有識者会議の議事録まじかよ……
    臥雲さんが松本市長にな

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    2023年08月15日
  • 保育園義務教育化

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    「昭和の政治家にマシュマロテストは難しい」

    親が福祉関係の仕事に就いていると保育園に受かりやすいという都市伝説がある。
    そのおかげかは知らないがうちの子は第一志望の保育園に入ることができはした。
    入園した保育園では第二子、第三子も結構ザラにいて、そのコミュニティでは少子化どこ吹く風である。
    問題は「保育力」の格差だろう。子供は居るところには居るし、居ないところには居ない。

    そしてその格差は本人の努力では対処が難しいことも多い。頼れる親族が近くに居ないとか、職場の理解がないとか。
    自分は株式会社の運営する老人ホームで働いているが、幸いにも職場は子育てに理解がある。しかし妻が働いていた社会福祉

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    2023年07月12日
  • 誰の味方でもありません(新潮新書)

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    予想通りに面白かった。
    予想通りにテレビよりも文章のほうが
    数段面白かった。納得もできた。
    なんか不思議だなと思ったのは、
    「はじめに」と「あとがき」に
    感銘を受けてしまった点。
    それにより中身の毒舌が中和されている。
    これ、狙ってならば凄いな。

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    2023年05月20日
  • 誰も戦争を教えられない

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    うーん、読めなかったなあ…もちろん初めから終わりまできちんと読んだのだけど、結局のところ古市さんはどういうスタンスに立っているんだろうかということが良くわからなかった。
    各国各地の戦争博物館は、エンタメ性がなければ、そしてリニューアルをしなければ、来場者が見込めず、廃館となってしまい、その戦争の記憶を残せなくなってしまうという言い分はよくわかるのだが、やはり戦争にエンタメ性は求めてはいけないというように思うし、戦争は、テレビだったり映画だったり、もしくは本だったり体験した人から話を聞くなりそういうもののさまざまな視点から学ぶもので、『「誰も」教えてくれない』わけではないと思う。まあ、でも、コロ

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    2023年05月13日
  • 誰の味方でもありません(新潮新書)

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    よく炎上している古市さんの著作なのですごく興味を持って読みました。この方は率直に思ったことを口にしてしまうだけであって、頭の中では至極まっとうなことを考えており、自分の意見や信念などもしっかりと持っている人なのだと思った。通勤で読みましたが、にやりとしてしまう内容も多く、少し前の連載をまとめたものですが、今読んでもその頃の出来事を思い出すような本だと思います。

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    2023年04月16日
  • 10分で名著

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    とても読みやすいし、読んでみたいけど、なかなか読めない本をよむきっかけになるという意味では、読んだ甲斐があったと思う。
    ダンテの『神曲』や、プルーストの『失われた時を求めて』など、その本では第一人者の、忌憚のない生の声が聞けるのは貴重だと思った。
    あくまでも読むまでの導入という感じで、10分でその名著がわかるわけではありませんので、そういう本をお望みのかたは、そういう関係の書籍を見た方がいいです。

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    2023年04月10日
  • 正義の味方が苦手です(新潮新書)

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    本書で指摘する「バイアス」は自分にも当てはまるところがあり、視点や視野を変えていく必要を感じた。
    相手を全否定するのではなく、部分的にでも評価するところは評価する著者の姿勢に好感が持てた。

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    2023年03月28日
  • 正義の味方が苦手です(新潮新書)

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    10年前のNHK番組『ニッポンのジレンマ』から気になっていた作者さん。とぼけた雰囲気、独特の発想・切り口で持論を述べる。自分の主観が入っているかもしれないという自覚に乏しく、正義を主張し、他人の考えを受け入れられない人は怖い…。独特の行動原理で、違う視点で話す彼の表現は面白い。

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    2023年03月12日
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)

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    大胆すぎるほど固有名詞を省いた歴史本。現代人の感覚で書いてくれている(この辺りは井沢元彦先生と通じるものを感じた)のがありがたい。
    1番良かったのは今後の日本の未来にまで筆が及んでいる事。究極的にはそうなる(詳しくは本書参照)だろうから歴史本としてはある意味画期的。

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    2023年03月10日
  • 正義の味方が苦手です(新潮新書)

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    古市さんのコメンテーターとしての脱力感に惹かれて購入しました。

    コロナ禍での行動制限が、正しかったかどうか。
    時代の渦中にいるものには、その判断は下せない。
    バブル景気も然り。
    数年後の未来に生きるものだけが、冷静に結果を判断できる。
    正論だけでは、問題は解決しない。立場やひとによって、正論は変化する。

    世の中を枠に当てはめて、少しでも枠をはみ出せば追い詰めようとする人。
    正義の定義なんて時代とともに変わると思えば、両義的に捉えることも大切だと思いました。

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    2023年02月27日
  • 正義の味方が苦手です(新潮新書)

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    恥ずかしながら古市さんについて時々メディアに出ている人、程度しか知らなかった。そもそもテレビ視聴があまりないので古市さんだけを知らないわ毛ではないが、本書を通じて素晴らしいと思った。コメント内容のすべてに同意とかそういう意味でない。普段、腑に落ちない、イラっとする、様々な事象がある。わかりやすく簡潔に、論理だてて、冷静にコメントする力量に大いに関心・敬服しました。評価は4.5があったらそうしたいのだが、自分の「意見」として同意できない部分が▲0.5なので5ではなく4としました。

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    2023年01月29日
  • 誰も戦争を教えられない

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    著者がハワイのパールハーバーを訪れたことからこの本は始まる。
    パールハーバーは、白を基調とした記念館があり、いたって爽やかで戦争の暗いイメージはあまり感じられない。それはアメリカが戦勝国で今も現在進行形で戦争をしているから。
    対して日本の戦争関連の博物館では、戦争の悲惨さは目一杯伝わってきても、なぜこの戦争は起きてしまったのか、今後どうしていくべきか、などのメッセージは感じられない。
    いずれも主語がない。右派と左派の妥協の産物のような中途半端な博物館しかない。
    唯一、靖国神社にある遊就感はメッセージ性のある博物館だが、運営団体は宗教法人であり国ではない。
    国としては、大東亜戦争に触れたくない、

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    2023年01月16日
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)

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    当方アラフォー。
    TBSラジオリスナーとして聞いたことのある名前。
    ワイドショー関連はノータッチ。
    著作は初読。
    という状態で読んで、かなりよかった。
    中年になって社会の酸いも甘いも嚙み分けた段階で、歴史に興味が再度湧いてきた段階で、この本は、出会うのに最適な時期であったろう。
    最近主にポッドキャストで歴史や言語やを復習するのが面白い(リベラルアーツ)が、その一環。
    中高生の受験本としてはどうか。
    ある程度日本史や人類学を齧ったことのある人にこそ嬉しい本かもしれない。
    断片的な事前情報が、本書を読むと、書籍内では省略されているにもかかわらず、読者の頭の中で再構築されていく。
    この気持ちよさを味

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    2023年01月06日
  • 誰の味方でもありません(新潮新書)

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    前から「ワイドナショー」でコメンテーターとして出ている著者の発言がツボで気になってた。本屋さんでぶらぶらしてたら、目に止まり思わず購入。物事を見る角度、とらえ方や考え方とか、自分とは違っていて面白かった。

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    2023年01月04日
  • 絶望の国の幸福な若者たち

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    当時話題になっただけあり、面白かった。若者による若者論。読みやすく、仮説も興味深い。同意部分も多い。年寄りの意見を生暖かく見る姿勢も良い。
    居場所や友達がいるからデモに参加する。自分とまわりさえ幸せなら幸せ。将来は考えず、とりあえず今が幸せならそれで良い。世の中で大きなことはできなくても、友達と1泊2日で千葉にバーベキューしに行けることが大事。世代間格差はなくなり、ほとんどが若者。

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    2022年12月18日
  • 百の夜は跳ねて

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    おばあちゃんはどこにいったんだろう
    急に会えなくなるなんて寂しいですね
    難しい感想は書けませんが、好きな小説でした!

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    2022年11月12日
  • 平成くん、さようなら

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    私は死生観について他の人と話すと、たいてい噛み合わなくなるので、なるべく話さないようにしている。平成くんと愛ちゃんも、ミライが死ぬ時どうするかという事一つとっても、考えが違っていて、ピッタリくることはない。正解がない(分からない)ことなので、難しいよね。安楽死についても、様々な意見があるの分かるし、じゃあどうしたらいいのかって、何とも言えないなぁ〜。ただ、平成くんと愛ちゃんの幸せがずっと続くといいなぁと願ってた☆

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    2022年10月30日