古市憲寿のレビュー一覧

  • 社会の抜け道

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    数ある対談本の中でも1,2を争う面白さ。

    思想や哲学を生活に結びつけるということはきっとこういうことを言うのだろう。ショッピングモール、保育園、食など、誰もが身近に接するものから見える問題。そしてその問題との向き合い方のヒント。

    今を代表する論者である國分功一郎氏と古市憲寿氏との対談はそれぞれの問題へのスタンスを明らかにする。國分氏は熱く、古市氏はクール。きっと大きな意見の隔たりもあるに違いないが、互いのリスペクトが対談を対立ではなく、協調へと導く。

    対談自体もそうだが、批判の応酬からは問題の解決の糸口は見つからない。対談は最後は「反革命」というキーワードん出すが、まさにその通りで社会は

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    2014年06月01日
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~

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    刺さりまくりで怖い。
    独り立ちしたくない20代。しかし親の介護という現実はだんだんと近づいてきていて、それに対して漠然とした不安を感じている。それは即ち、現代という社会に対する不安である。
    老人みたいに欲望が小さく、目の前の幸せを追い求め、先のことには漠然と不安を感じる。そんな20代像はまんま自分に当てはまる。
    親の介護という問題が極めてリアルに、ざっくばらんに書かれていてすごく参考になった。
    社会全体の問題にまで言及している名著。

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    2014年05月10日
  • 社会の抜け道

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    学生時代は社会学に全然興味がなかったんだけど、この二人の対談は、するする頭に入ってきて、世の諸問題への関心が高まっていく。
    國分さんの単著も読んだことなかったんだけど、この本のおかげで大分関心が高まりました。
    そしてシャルル・フーリエがなぜここ最近見直されているのか謎。妙に波がきてる感じがするよね。

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    2014年04月28日
  • 社会の抜け道

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    古市さんの「絶望の..」を読んだことがあるが、國分さんのものは初めて.的確な論評に感心した.保育園の話しでフランスの少子化対策での成功事例を紹介していたが、女性の労働支援を実施した由.日本も取り入れたらどうかな.國分さんの言葉で「いいものを提供しても、受け取れる人と受け取れない人がいる.リテラシーの問題がそれぞれの人のものの受け取りを規定している」は大事な論点だと感じた.

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    2014年02月19日
  • ニッポンのジレンマ ぼくらの日本改造論

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    ネタバレ

    ○NHK(Eテレ)の番組『新世代が解く!ニッポンのジレンマ』の中から、2013年3月に放送された「僕らの復興論」と「僕らの地域活性化作戦」の2本を、放送の未公開部分を含めて再構成・書籍化されたもの。
    ○開沼博氏や古市憲寿氏など、1970年以降に生まれた論客(?)により、第1部は東日本大震災からの復興について、第2部は地方の活性化について、それぞれの見解を元に議論。
    ○第1部については、論客それぞれの立場から「復興」についての考え方、実情、今後について、建設的な議論がなされている。特に、「当事者」としての考え方については、大変興味深かった。この当事者意識については、第2部でも登場するため、本書の

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    2013年11月12日
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~

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    遠くない将来の当事者として、かなり真剣に集中して読んだ。
    手元に置いて、いつでも読み返したい本。
    うちの親が、まさに団塊の世代の典型的な親であり、私は子育ての失敗作。
    まったりとした生活がイイなんて、のほほんとしてる場合じゃない。
    動かなきゃ。

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    2013年10月03日
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~

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    古市さんのよくも悪くも正直すぎる文章に惹かれ、彼の著書をすべて読破しようとして購入した本だったが、まさに自分も親の老いを感じ始め直面している問題で、一気に読んでしまった。介護不安に関してのみならず、現代社会が抱える問題について、まったく異なる世代の社会学者二人が対談しており、世代によってここまで考え方が違うかと面白かった。はからずも、最後の上野先生から古市さんへの手紙は、愛が感じられ、涙がでそうに。ためになる本だった。

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    2013年08月23日
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~

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    世代によって考え方の違いが良く分かる本でした。

    印象的だったのは、上野さんが古市さんに「親より先に死にたいと思ってない?」という話をしていたところでしょうか。
    あと、自分たち団塊の世代は子育てを間違えたというような事を話していたことも印象的でした。

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    2013年06月16日
  • 僕たちの前途

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    久々に読み終わるのが勿体無いなぁ〜って感じた本。

    今後も生きていく上で自分たちの「働き方」について、今の僕達の古い考え方を変化させて生きる(働く)必要があるんやと再確認。

    人それぞれの価値観で、自分は自分の方向性を信じて働くのみ。

    大企業志望の新社会人とか就活生とかにはオススメ出来ませんw

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    2013年04月07日
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~

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    20年前から僕がずっと私淑している上野千鶴子先生。昔はフェミニズムや近代社会での共同体をテーマとした社会学者として名を馳せていたけど、今は高齢化社会や介護問題の第一人者。「おひとりさまの老後」がベストセラーになったことは記憶に新しい。
    その上野先生が若い学生と対談した本を出したと聞いて調べてみると、相手はなんと今をときめく若手社会学者の古市憲寿君だった。これは面白いに決まってると即入手。(と言ってもこの本の存在を知ったのは発売して1年も後ですが・・・。)

    本書は、タイトル通り介護問題について現在の状況と今後の展望について対談形式で語ったもの。対談形式と言っても古市君はほぼ聞き手で、上野先生に

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    2013年01月02日
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~

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    年齢差30歳余りある二人の対談集。上野さんは言うまでもない名の知れた社会学者ですが、昨年既に大学院教授の仕事をリタイアしています。社会の第1戦からは退いた形で、団塊の世代の旗手である自分の老後はすでに研究者生活でレールを敷いたようなもの。一方対談のお相手の古内君は弱冠26歳、大学院に籍を置いている一応社会学者(この表現は彼自身の表現です)という立場の団塊の世代ジュニアの年若い方に位置するまさに見た目も今どきの若者。彼は著書もあるしメディアの露出度も高いのでよくお見かけします。故に、この二人がこのテーマでする話ですから、興味が湧かないわけはなく、会話文で読みやすかったのでするすると読めました。上

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    2012年11月18日
  • 頼れない国でどう生きようか

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    孤高で、ストイックで、その反動として非常にアグレッシブな加藤と、マイペースにたんたんと話し、かと思えばしたたかに世間を捉える古市。正反対のようで、根っこは繋がる両名の語りの中には、学び取るべきことが無数に存在する。
    これからの時代を生きていく上で、自身の中に確かな価値観を養い、他にない武器を見つけることが重要なのだと強烈に思わせられる。

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    2012年10月28日
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~

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    同い年の古市さんだからか、親への視点や感じる不安感が驚くほどに似ていて、上野先生にぶったぎられて討ち死にするというマゾヒスティックな快感を共有しながら読み進めた。親の介護という直視しがたき現実をざくっとなめてコメントしてくれている。

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    2012年10月14日
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~

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    世の中なんでこんななのか、こんなふうにすっきり読み解いてもらえると嬉しい。自力でこういう思考ができるようになりたいものです。

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    2012年10月07日
  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

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    この本が出版されてから9年が経ってから読んだが、2025年現在でも楽しく読むことができた。

    「社会学の入門書」というような記述があるが、社会学そのものについて知りたいと考える人にとっては「入門書の入門書」というような気がする。この本を読んで、社会学の考え方について触れた上で、社会学の入門書(たとえば、有斐閣の『社会学』とか)を読むと、自分なりの問題意識を持ちながらより深く社会学について考えることができるのではないかと考えた。

    私は社会学に片足を突っ込んだ程度の学部生でしかないのだが、今後どのように自身の研究計画を立てていくべきなのか、どのように社会を捉えて考えていくべきなのかを考えることが

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    2025年12月09日
  • アスク・ミー・ホワイ【単行本版】

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    普段から恋愛ものはあまり読まないんですが、個人的に古市さんがすきで読みました。

    芸能人か一般人とか、男性か女性かとか、日本人かそうじゃないかとか、人間か猫かとか、区別しようとすればいくらでもできる。
    でもそうやって頭で考えるんじゃなくて、その人が好きか嫌いか、信じるか信じないか、考えるんじゃなくて、感じたまま正直に生きたほうが人生は楽しくなるし、生きやすい。
    みんな考えすぎて、難しいこと言ってるだけなんだなって思った。
    もちろん考える事も大切。
    でも本能的に、直感的に生きることも、選択肢にいれたい。
    とても素敵な本でした。

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    2025年10月28日
  • アスク・ミー・ホワイ【文春文庫版】

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    中居くんの「土曜な会」に出演してるときの古市さんが他の番組とは印象が違って好きになり、こちらを購入。まさかまさかでイメージと全然違ったのでびっくり。港くんの芸能界引退のきっかけやそのときの心情とか今の私には辛かった。真実は語られず週刊誌の書き立てたことがさも真実のように語られて信じられてしまう、そんな理不尽。まるで今のことを言ってるかのようだ。

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    2025年10月22日
  • 希望難民~ピースボートと「承認の共同体」幻想~

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    楽しく(?)、興味深く 読み終えました。
    知り合いの中に、ピースボートの講師のお一人であった方、参加者として乗船された方、双方がいたので、第三者(古市さん)からの現場レポートはとても興味深いものでした。
     どんなことにも言えることでしょうが、つまるところは、ご当人がその現状を自分の中に取り込んでいくと言うところでしょうが、このピースボートの場合はその課題がより鮮明にあぶり出されてくるのだなあ、と思わされました。

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    2025年10月06日
  • 平成くん、さようなら

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    安楽死が合法化された日本を舞台とした社会派恋愛小説というべき物語。
    読者視点となる愛に対して、彼氏である平成くんが安楽死したい旨を伝える場面から物語はスタートする。
    タイトルにもなっている平成くんは明らかに著者本人を投影している。著者本人への勝手な先入観もあり、中盤まではいけ好かない奴だなという印象だったが、物語が進むにつれて平成くんは隠しきれない人間味とサイコパス感が同居していく。
    物語としては愛視点で淡々と進んでいくが、彼の安楽死を望む理由や平成くんらによる安楽死の現場への取材、彼らの大切な家族との別れを通して読者に生死感を考えさせる内容となっている。
    一部感情移入できる場面もあるが、終始

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    2025年09月14日
  • 奈落

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    こう言うネガティヴな感じの小説結構好き。
    救いようのない感じの表現がわかりやすくてスラスラ読めた。
    宇宙ホテルのシーンとエンディングだけよく分からなかった。

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    2025年04月20日