古市憲寿のレビュー一覧

  • 平成くん、さようなら

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    最愛の人に死にたいと言われたらどう答えるだろう。
    肯定するのか否定するのか…。
    何度もくる問いかけに私は最後まで答えを見つける事はできなかった。

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    2024年05月16日
  • 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります~僕らの介護不安に答えてください~

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    面白くて一気読み。対談形式でシリアスな内容を展開しているのだけれど、テンポのよいコントのよう。信頼しあっている様子が微笑ましい。介護、年金、社会保障、少子化。これを読んだら、他人事ではいられなくなる。歴史に学び、他国に学び、よりよい方に向かえるようにできることをしなくては。社会学って面白い。

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    2024年05月05日
  • アスク・ミー・ホワイ【単行本版】

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    性別とか立場とか関係なく誰かを信頼して共に歩んでいく物語
    表面上はなんてことなく見えても、人って裏では凄く傷ついていると思う
    SNSが発達した世の中だから簡単に誰かを言葉で攻撃することはできるけど、あの人は大丈夫だからと勝手に決めつけないで、スマホの先の人を考えられる世の中になるといいよなあ
    そして身近な人には押し付けるのではなく寄り添ってあげる、難しいと思うけどそうありたい

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    2024年03月12日
  • 保育園義務教育化

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    冒頭の下記の文章に、小学生と幼児を育てながらフルタイムで働いている私の心は鷲掴みにされた。

    「日本には今、二つの大きな社会問題がある。少子化と労働力不足だ。
    そんな時代に子供を産んで(少子化解消の貢献)、なおかつ働きたいと思ってくれる(労働力不足に貢献)お母さんは、本来なら国から表彰してもいいくらいの存在だ。」

    この他にも頷きすぎて首がもげそうになるようなことがたくさん書いてあった。

    この本が出たのが2015年。9年経っても子供と働く母親をめぐる環境は大きく前進したとは言い辛い。

    既婚者も独身者も老若男女とも、これからの日本のために読んで欲しい本。

    そして少し苦手と思っていた古市さん

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    2024年02月24日
  • 謎とき 世界の宗教・神話

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    古市憲寿さんの解説が好きで手に取った本です。
    読み終えて評価をみると意外にも低めで驚いてる。

    日本人は無宗教者が多いと感じる一人で、私もその無宗教者である。
    だからこそそこに憧れ知りたいという気持ちがいつもあります。一つの見方を知っても、数多あるその考え方をまた知りたくなり際限ないものだと感じます。

    まず、一つのテーマが宗教でありますが、漫画で始まるのがとても良い。とっつき易いし文字より頭に残るからその後の解説が楽しみになった状態に持っていける。
    そしてその解説だが、その道の研究者が古市氏と対談し広げていく形式。
    以前は対談式がは本じゃなくてもと思っていたが、年々その良さを感じているところ

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    2024年02月23日
  • 正義の味方が苦手です(新潮新書)

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    いくら事実を重ねても、人は自分が信じたい情報を信じてしまう。(ファクトは感情に勝てない)



    根拠がなくても、結果が伴わなくても、力強く巧みな言葉に人々は動かされてしまう。(日本に呪文使いがいないことを喜ぶ)



    いちいちマナー違反に目くじらをたてないことによって、文化は国際化していく。(伝統を守る人が文化を破壊する)



    気ままで私的な感情の集積が「世論」である。(「10年後」から振り返ってみる視点を持つ」)



    民主制は既に「民」と認められた人にとって有利な決定ばかりがなされてしまう。「民」認定されていない人に対して冷淡だ。(「未来人の人権」は守らなくていいのか)



    いちいち文

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    2023年12月25日
  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

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    社会学の見解は社会学者によっても異なる。
    そのくらい範囲の広い学問。
    日常をテーマにしたエッセイや物語が好きでそこに潜む日本文化やノスタルジックさに自分はいつも感動する。時代が変われば社会が変わるように世の中の風潮に適用させながら私たちは歳を取るが、一方で伝統的な文化も残り続けている。その理由は背中をみてきた親や身近な人から直接的に教わりメディアや新聞などで間接的に知ったからだろう。文化はまちを存続させるもの、つまりコミュニティ(つながり)としての共通理解になっている。繰り返しになるが自分は懐かしさが好きでたまに遭遇するあの何とも言えない心の揺らぐ感覚が好き。こういう抽象度の高い主観についても

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    2023年09月19日
  • アスク・ミー・ホワイ【単行本版】

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    ネタバレ

    読み終わった次の日
    彼らが幸せで良かった、と思って仕事中ニヤリとしてしまった。そんな事初めてかも。映画化して欲しいな。

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    2023年06月25日
  • 平成くん、さようなら

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    ネタバレ

    平成くんを理解したい、でも納得したくない。安楽死という選択肢があるということは理解できても、やっぱり並んで歩きたいと思ってしまう。スマートスピーカーのコンセントを抜いた時の愛ちゃんの気持ちを考えると切ない。そしてセックス描写で泣いたのははじめてだった。注釈があることでよりリアルな出来事のような感じた。

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    2023年05月03日
  • 平成くん、さようなら

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    ネタバレ

    とても固有名詞が多くて、変にリアリティのある世界観での安楽死合法の世界線。人との関わりで自分が形成されていくんだなと感じた本でした。私個人としては、平成くんはきっと安楽死を選択するんだろうなと思った。きっとそれは愛ちゃんがスマートスピーカーのコンセントを抜いたときと平成くんが安楽死を選択したのが同じくらいのタイミングなのかな。きっとスマートスピーカーの、
    「いいよ。愛ちゃんの人生なんだから」
    は、平成くんのリアルタイムの言葉なんだろうなって。

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    2023年04月18日
  • 平成くん、さようなら

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    ネタバレ

    久しぶりに大当たりを引いた。
    安楽死というテーマが世の中の議題にあがり、肯定派の意見を聞く度に不安になってたことがドンピシャで描かれていたり、死にたいと言われたときに感じたモヤモヤした気持ちとかが作中にも出てきたから色々と重なって感情移入がしやすかった。
    死にたい人と死にかけの猫とどちらにも(死んで欲しくない)と願い自己中心的に死に抗う主人公。誰も間違ってなくて正しくもなくて、どうしもうもなく胸が締め付けられた。
    また読むと誓った。

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    2023年02月24日
  • アスク・ミー・ホワイ【単行本版】

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    ネタバレ

    めちゃくちゃすきな小説でした!!
    もうだいすき〜〜港くんとヤマトがひらいたお店ぜったい行きたいいいいしかも最後の終わり方めちゃくちゃいいんだけど!!すき!

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    2022年11月12日
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)

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    日本史の学習に"革命"を起こす良書!
    ・歴史に興味がない理系人
    ・歴史の暗記に苦しんだ文系人
    など、、、ちょっと歴史が苦手な人が一定数いると思います。

    そこで"歴史嫌い"を払拭できるかもしれない本だと思いました。概要を掴む、教養として学びたい、そんな方におすすめです。

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    2022年08月28日
  • 平成くん、さようなら

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    平成くんの、どこまでも論理的で聡明なのに垣間見える人間らしさとか不器用なところがすごくもどかしいと同時に愛おしかった
    人は図らずも、誰かが生きていた記憶を背負ってしまうことがある。本当にそうだと思った
    そして安楽死については、少しでも華のあるうちに穏やかに逝きたいという気持ちはすごく分かるけれどそれでは優生思想につながってしまうし、やっぱり難しいなと思った
    フィクションとノンフィクションの境が時々分からなくなったけどその曖昧さがまた良かったのかな

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    2022年08月18日
  • 誰の味方でもありません(新潮新書)

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    炎上する人は頭が良いから、物事を多方面から評価することができるのか、と納得した。
    炎上させるかは別にしていろいろな視点を持っていきたい。

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    2022年07月11日
  • ヒノマル

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    「他人の心がわからないというのは、人間に与えられた一番の贈り物かも知れないな(P193)」
    戦時下の日本を描いた古市憲寿さんによる恋愛長編小説。古市さんの小説は全部読んでいて、これまではサブカルネタ満載の現代小説だったが、今作はサブカルネタは封印。戦時下の少年と少女の恋模様を描いた作品だが、ストーリが滅茶苦茶練られていて、最初と最後が美しく繋がっている。読んでいくうちに戦時下は今のコロナ禍になんとなく似ていると気付いた(だからあえてこのタイミングで出したのかな?)。これまでの古市さんの作品とは全く違うが、個人的には一番好き、なんか直木賞あたり取りそうな感じ。

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    2022年05月23日
  • アスク・ミー・ホワイ【単行本版】

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    大きな波があるわけではないけれど、雰囲気がとても好きだなぁと。ああ、尊い。
    ゆったりと進んでいくふたりの押し付け合っていない愛が私は好きだなぁと思った。その気持ちが自分を変化させてくれたのかな。そうだといいな。

    恋愛だけでなく、ひとに対する想いをこんなふうに考えられるのは素敵。こんなふうにひとと接して、割り切りつつも寄り添っていけたらいいよね。
    素敵な言葉がたくさんあった。

    ある意味おままごとのようなかわいさとピュアさとまっすぐさがあるのに、心のどこかでシビアな現実も受け入れて、だからこそ今この瞬間勇気を持って素直に接する姿が尊い…。なんだよもう、幸せでいてくれよ。

    あとご飯が美味しそう

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    2022年04月12日
  • ヒノマル

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    読み応えのある小説。
    私であれば戦争がテーマならヒノマル、恋愛がテーマならアマナツといったタイトルを選択するでしょう。

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    2022年03月29日
  • アスク・ミー・ホワイ【単行本版】

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    まずアムステルダムの街並み等の描写が素晴らしいですね
    どうしても古市さんが書いてると思うと途中ハラハラしたんですが(笑)
    無事ハッピーエンドで良かったです

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    2022年03月22日
  • ヒノマル

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    ネタバレ

    『好きって感情は魔物だからな。手懐け方を覚えておいて損はないぞ』
    『学校で習うことなんて、常識が変われば役立たなくなるんだから。あらゆる知識は相対的なものだと思っておいたほうがいい』
    『誰かの間違いを見つけて揶揄したり、糾弾するのは、とても簡単なのに気持ちいいの。知識なんて暗記さえすれば誰でも身につくでしょう。創造的才能のない人ほど、生半可な知識を楯に他人を批判する』
    『幸福だから笑うわけではない。むしろ笑うから幸福なのだ』
    『人間とは徹底的に好意に弱い、極めて単純な生き物』
    『自分の思想を再確認して安心するような本を百冊読むよりも、常識を揺るがしてくれる本と一冊でも出会えたほうが価値がある』

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    2022年02月25日