誰も戦争を教えられない

誰も戦争を教えられない

935円 (税込)

4pt

広島、パールハーバー、南京、アウシュビッツ、香港、瀋陽、沖縄、シンガポール、朝鮮半島38度線、ローマ、関ヶ原、東京……。世界に大量に存在する戦争博物館と平和博物館。僕たちは本当に戦争のことを知らないのか? それとも戦争のことが好きなのか? 若き社会学者が「戦争」と「記憶」の関係を徹底的に歩いて考える!

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誰も戦争を教えられない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦争関係の本というものは、積極的には手を出さない。
    のだけれども、それだとまさに「戦争を知らない」ままでいるしかないので、同世代の社会学者がどう捉えるのかという興味もあり読んでみた。読んでよかった。

    歴史は必ずしもひとつではなく、見るもの、立場によってさまざまな歴史があるということは常々思っていた

    0
    2015年09月26日

    Posted by ブクログ

    20代で戦争に対してこれだけの本をまとめるのが個性的。早熟ともとらえられるが、冷静なんだろうとも感じる。
    表現力も秀逸。

    0
    2015年08月28日

    Posted by ブクログ

    戦争博物館巡りを通じて「戦争とは何か」を考察した,実に興味深い一冊。
    話しは行ったり来たりを繰り返すが,タイトルの「誰も戦争を教えられない」の答えをよく射貫いていると思う。

    シニカルさが鼻につくのはこの著者ならではであるが,著者も少しは大人になったのか?,以前の著作に比べると,少しずつ「お行儀が良

    0
    2015年09月13日

    Posted by ブクログ

    2015年23冊目。
    戦争博物館紀行という感覚で読んだのと、「歴史学者ではない。社会学者が書いたものだ」という認識で読んだので、おもしろかった。
    これまでの戦争観とか平和観で読むと、不快だったり、憤りを感じたり、疑問に思ったりする内容かなあと思う。「そんな言い方しちゃだめでしょ!」とツッコミたくなる

    0
    2015年08月19日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦がどうだったかではなく、どうやって日本や世界の国々は伝えていっているのかを博物館などの訪問を通して分析した本。
    私は、戦争はダメですっていう教育はされて来たのはすごく良く覚えていて、多分、日本は悪いことをしましたっていう日本は加害者ですっていうことを教えられたような気がする。「あの酷い

    0
    2015年08月12日

    Posted by ブクログ

    うーん、読めなかったなあ…もちろん初めから終わりまできちんと読んだのだけど、結局のところ古市さんはどういうスタンスに立っているんだろうかということが良くわからなかった。
    各国各地の戦争博物館は、エンタメ性がなければ、そしてリニューアルをしなければ、来場者が見込めず、廃館となってしまい、その戦争の記憶

    0
    2023年05月13日

    Posted by ブクログ

    著者がハワイのパールハーバーを訪れたことからこの本は始まる。
    パールハーバーは、白を基調とした記念館があり、いたって爽やかで戦争の暗いイメージはあまり感じられない。それはアメリカが戦勝国で今も現在進行形で戦争をしているから。
    対して日本の戦争関連の博物館では、戦争の悲惨さは目一杯伝わってきても、なぜ

    0
    2023年01月16日

    Posted by ブクログ

    歴史や戦争のことに関しては、国や人によって様々な見方がありますが、著者は執筆時、学校で教わった知識程度(著者いわく)でした。
    よって、中立で冷静な視点が貫かれており、どのような歴史観を持つ人にも楽しめる内容になっています。
    海外も含む戦争関係の施設を巡り、エンタメの視点からも分析した各国、各世代の歴

    0
    2020年09月26日

    Posted by ブクログ

    世界各国の戦争博物館を観光しながら社会学者の目線で、世界中の戦争教育のあり方を述べている。そして、エッセイ風なので読みやすい。

    フツーの人が観光では行かない世界各国の戦争博物館を観に行き、その国と日本の文化比較しつつ、歴史教育としての敗戦教育のあり方を題名通り答えのない問題なのかを考えさせる。

    0
    2016年01月26日

    Posted by ブクログ

    世界の戦争博物館を古市氏の視点で巡る。時にイライラさせる脚注がテレビ出演時の氏の姿を彷彿させる。多彩な内容は興味深い。

    0
    2024年11月21日

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