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「格差ってのは上と下にだけあるんじゃない。同じ高さにもあるんだ」。高度200メートル。僕はビルの窓を拭く。頭の中で響く声を聞きながら。ある日、ふとガラスの向こうの老婆と目が合い……。境界を越えた出逢いは何をもたらすのか。無機質な都市に光を灯す「生」の姿を切々と描き切った、まったく新しい青春小説。
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Posted by ブクログ
初めての古市さん作品。 いやぁ、面白かった。 まず、展開が超絶気になる。 それから、主人公翔太の一人称が、説明臭さを感じる事もなく静かで好ましい。そこに先輩の声が加わった時の屈強な男性が浮かんでくる感に不思議と惹かれてしまった。 その声に対する老婆の言葉にあたしは救われたような気になったけれ...続きを読むど、翔太はどうだったのだろうか。 知らない世界を知ることが出来たのも楽しい。 掃除嫌いだけど、かっぱぎたいからスクイジー欲しくなる。 あと、筆記体Rのつく高級チョコレートの正体を知りたいー。
おばあちゃんはどこにいったんだろう 急に会えなくなるなんて寂しいですね 難しい感想は書けませんが、好きな小説でした!
主人公の職業が高層ビルの窓掃除。 今まで見ていなかったり 見えていなかった人たちの話。 人との出会いも一生も儚いものだと感じた。
色んな人がいて、色んな生き方がある。同じ世界なんだけど、ちょっと見方をずらした世界。なんとなく、全てを肯定しているように思えた本。
もう少し盛り上がりがほしかったけど、淡々とした感じが古市さんっぽいなあと。 前作同様、固有名詞の使い方もグッとくるところが多くてさすがです。デサントの水沢ダウンとか。 主人公と同年代として共感できる部分も多かった。
社会学者の古市さんらしいと言えばそれらしく、社会格差だったりがみえますが、登場人物の醸し出す不思議な雰囲気で現実感のない(いい意味で)不思議な感じのお話でした。 読後感も悪くなく、前作より、作者を意識することなく小説として読みました。
木村友祐さんの『天空の絵描きたち』のパクリと言われていたけど全然違う。同じくビルの窓清掃員が主人公だけど、大きな要素ではあるもののどちらかというと物語の背景として扱われていて、本筋は老婆との交流だ。とても奇妙な話で面白かった。おばあさんが、痴呆症なのかコミュニケーションが成立しているのか定かでない...続きを読む感じが生々しい。 ただ、一人称の話なのにお婆さんのことをずっと「老婆」と記述していたことが引っ掛かる。一人称にしては突き放しすぎな感じがする。
これが芥川賞候補作かぁ。 帯にあるように、確かに「青春小説」な感じがする。 何者にもなれない自分から旅立ち。 ただ、「これ、結局、何のために・・・?」が残る。 途中で、「ふーん、そういうことか」と分かるけど、 「で、何のために?」がどうしても残る。
老女の依頼は 部屋の盗撮なんですが 犯罪や好奇心というよりは 記録のためというのが 現代の気分によく合ってる気がします インスタの切り取りみたいでしょ さらっと飄々としてでも明るさもある なかなか面白い小説でした
全体的に内容が薄いように感じた。 展開があまりなく、画竜点睛も粗雑である。 しかし、自分の心の中で聞こえる声とを折り重ねながら書いていたのは新鮮であった。
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