百の夜は跳ねて

百の夜は跳ねて

作者名 :
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作品内容

「格差ってのは上と下にだけあるんじゃない。同じ高さにもあるんだ」。高度200メートル。僕はビルの窓を拭く。頭の中で響く声を聞きながら。ある日、ふとガラスの向こうの老婆と目が合い……。境界を越えた出逢いは何をもたらすのか。無機質な都市に光を灯す「生」の姿を切々と描き切った、まったく新しい青春小説。

ジャンル
出版社
新潮社
電子版発売日
2019年06月27日
紙の本の発売
2019年06月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

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    Posted by ブクログ 2019年11月17日

    東京の高層ビルの窓清掃員が、不思議な老婆から依頼された仕事を通して。。。前作の『平成くん、さようなら』は、文化系トークラジオLifeで速水健朗が絶賛していたので、手にとってみた。ハハハ、東京のイケてる人たちをモチーフにした話ね、としゃらくせーやと思って読み進めたが、そこで描かれている空気感は十分共感...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月13日

    前から手元にはあったが、なかなかタイミングがなくて読みきれていなかった。
    が、芥川賞の選評が興味深くて、気になっなら一気に読みきれた。

    視点や言葉や切り口は作者っぽいなと感じた。
    社会の見方なんかはやっぱり惹きつけられる。

    またいろんな視点で社会を語って欲しい。
    その手段に小説っていうのは面白い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月27日

    高層ビルの清掃員が仕事中に出会った老婆。
    ガラスの向こうの彼女が口紅で残した部屋番号。
    孤独を抱える二人の奇妙な関係が始まる。

    前作は高層ビルに住む人が主人公で、今作は高層ビルの清掃員が主人公。
    なんとなく社会の格差を感じてしまったせいか、序盤から哀しさのような色を感じ。
    人間として見られないこと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月02日

    全体的に内容が薄いように感じた。
    展開があまりなく、画竜点睛も粗雑である。
    しかし、自分の心の中で聞こえる声とを折り重ねながら書いていたのは新鮮であった。

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    Posted by ブクログ 2019年11月23日

    働くこと、生きること、命の価値、物質の価値を考える一冊。主人公が社会的価値観に疑問や不安を感じる中、老婆に安心感や親しみを抱く気持ちにとても共感した。
    私も、電球と箱でできた街の一つの箱に住んでいる。私の箱は幸せの箱です。

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    Posted by ブクログ 2019年10月03日

    初、古市くんでしたが、テレビで拝見する顔と作家としての顔はやはり違うんですね!
    ミステリー好きとしては、青春ものになかなか手がいかないけど、古市くんということで読んでみたら…
    確かに、キュンキュンくる感じではなかったけど、主人公の生き様や無機質的な思考に惹かれた。もう一度、じっくり読んでみたい作品で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月28日

    二度目の芥川賞挑戦もダメだったようであるが悪い出来ではなく受賞していればそんなものかという感じの作ではあった。就活に失敗した翔太とタワーマンションにひとりで住むハイソな老婆との交流の話である。マンションの窓の清掃を生業として始めた主人公が同僚のシングルマザー美咲さんとの仕事中の情事を見られたことが縁...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月24日

    ビルの窓拭き中に窓を挟んで知り合った金持ちの老婆との交流.犯罪まがいの窓からの盗撮とその写真を待つ老婆の何か寂しさを覆うような段ボール群.都会の中で危ういバランスで生きている人たちの出会いと別れをさらりと描いて,そして深い.死んでしまった先輩の語りかけが寂しさを際立たせていて.彼の行きたかった世界中...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月26日

    古市さんは嫌いではない。むしろどちらかと言えば好きかもしれない。古市さんを見ているとなぜかピエロを思い出す。意識的にか無意識的にか、いつもピエロ的な立ち位置にいるような気がしてならない。
    さて、ビルの窓拭きが偶然窓のあちら側の老婆と出会って人生観を変えていくようなお話なのだが、途中いかにも芥川賞っぽ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月18日

    初めて一眼レフカメラを買って、写真を撮り始めたとき
    『自分は今まで何を見ていたんだろう?』と考え込んでしまうくらい
    世の中が違って見えました。
    『自分が生きている世界はこんなに美しい場所だったのか・・・』なんてちょっと感動したりもして。

    自分の目の前にあるものがいつも見えているとは限らない。
    いつ...続きを読む

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