【感想・ネタバレ】社会不満足 ―乙武洋匡 対談のレビュー

あらすじ

『五体不満足』から16年、様々な分野で活躍を続ける乙武氏と、今注目を集める若手の専門家・論客8名による対談集。「社会不満足」な時代をどう変えていけるか、そのために何ができるかを語り合う。私たちの社会の今と未来が見えてくる一冊。
1 駒崎弘樹:社会を“自分の手”で変えられるラッキーな時代
2 小室淑恵:“働き方”を変えるしかこの国に未来はない!
3 堀 潤:マスメディアとネットの“対立関係”を変える
4 東 浩紀:“ネットの閉塞感”はリアルな行動が変える
5 古市憲寿:戦争と平和の“語り方”を変える
6 開沼 博:“弱者の声”を“本当に”聞けば社会は変わる
7 津田大介:“ネット選挙”で何が変わるのか
8 家入一真:都知事選の“失敗”で学んだ“社会の変え方”
【特別収録】 鼎談(東×津田×乙武):2020年、東京オリンピックは“乙武都知事”のもとで!?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

対談形式だから読みやすいし、いろいろ注釈が付いていてわかりやすかったです。
学校関係者に1番読んで欲しいなと思いました。
そして子どもたちのことを考えられるように。

0
2015年08月22日

Posted by ブクログ

これは、「さすが乙武さん」と唸ってしまうような、そうそうたるメンバーとの対談を集めた本。あえて言えば、ちょっとキャッチ―なひとばかり集めすぎている感はあるけど、これでも十分これからの日本を考えるためのきっかけは与えられるんじゃないかと思う。

0
2015年08月10日

Posted by ブクログ

とても刺激を受けた。
考えること、さらにその後、行動すること。
久々に刺激を受けてやる気になった。

0
2015年04月30日

Posted by ブクログ

乙武さんは聞き上手な人ですね。乙武さんを前に対談相手の人は割合にリラックスして、でもきちんと言いたいことをわかりやすく伝えていたと思います(伝わってきました)。対談相手と乙武さんの個性がよく出ていた本だと思いました。

0
2015年01月17日

Posted by ブクログ

乙武氏のインタビューは、対談相手に対する敬意と理解に満ちていて、かつ和やか。個々の特性を引き出す対談のそれぞれが内容的に深く絡み合っていて、今の社会がどうなっていて、これからの社会に何が必要なのか示唆するかのよう。でいて、読みやすい。巻末の鼎談は、生で聴いた身としては、広く知れ渡ることが嬉しいような、あの場を共有した人たちだけの贅沢な秘密が解かれて悔しいような。

0
2014年12月13日

Posted by ブクログ

教員問題を知るために、教員免許を取った現場主義の乙武洋匡さんが、より社会問題を知るために各分野の現場で活動している専門家の方々と対談する『R25』での対談連載「乙武洋匡の自問多答」をまとめた本です。

テレビで報道させる社会問題は、一般人からするとあまり身近に感じられないかもしれない。
だけど、この本で社会問題を解決するために活動している方々をみると、小さなキッカケから始まったり、自身の不満が社会問題に結びついてたなど案外、一般人の自分なんかでもできちゃうかもなんて考えたりできて面白かったです。

社会に対して不満や課題があることに嘆くよりも、解決する側に立って考え行動する方が得るものがあるんじゃないかと思いました。

特別収録の「東浩紀×津田大介×乙武洋匡」ホントに面白い
次の都知事選が楽しみになります笑

0
2014年11月26日

Posted by ブクログ

世の中には理不尽なこと、解決すべき問題があまりにもたくさんある。
この本に出てくる8人➕乙武さんは、それを重々承知の上で尚『自分には何ができるか?』を日々考え、模索しているのだろう。
まずは現実を知ること。その上で社会の一員として何ができるのか?そんな事を考えさせられた。

0
2015年08月22日

Posted by ブクログ

小室さんの夫の家事を見守るくだりとか、堀潤の退職話とか面白くてニヤけたwチェルノブイリ観光の話はなかなか衝撃。知らなかった。

対談という形でゲストの話がメインだけど、乙武さんのまとめ方や話の持っていき方、切り込み方や引き出し方など対話力が上手いって思った。

いろんな視点を見ることができて良かった

0
2015年03月27日

Posted by ブクログ

様々な分野で草の根運動を展開している人との対談。
すごいなあとは思うけど、全部に共感できるわけではない。
でも、それでいいんだ、ということをこの本は教えてくれた。
相手を、別の考えを理解する。共感しなくていい。これが大事で、最も大切で、忘れられがち。
触発された。

0
2015年03月21日

Posted by ブクログ

共感しないけど、理解し尊重する。というスタンスを私も是非身につけたい。

世の中の不満足に対して、文句を言うだけではなく、他人任せではなく、出来ることを実行している人たちとその発想を分かりやすく紹介。
どれも掘り下げて調べてみたいと思う内容。

0
2015年01月04日

Posted by ブクログ

R25に連載されていた乙武氏の対談をまとめた一冊
この本を読むと考えなくてはいけない事がけっこうある事に気付かされます
そして考えた後に行動する事のなんと重要なことか…
意見を言うのも大事だけど行動する事はもっと大事‼︎ そんな一冊です

0
2015年03月13日

Posted by ブクログ

乙武さんと対談形式での議論。
対談相手はお馴染みのメンバーともいえ、この本以外でも著作があったり、よく他の対談本でも登場したりする人物ばかり。

なのでその人の主張自体は他の本にも出てきて特に新鮮味はない、その意味では出てくる人本人が書いた本の方が詳しい。

ただ、この本の持つ新鮮味は内容よりも「乙武さん」が相手であることに尽きるようにも思う。
非常に稀有な経歴を持つ乙武さんゆえ、対談の中でも視点が新しいというか、広さを感じるので、その部分に対して面白さがあったと思う。

最後都知事、政治家への転身を勧められていたが、どうなんでしょうね。見てみたい気もするが、一議員としてではなく首長としてがいいのかな。一議員だと「障がい者」の立場を代表する人、としてしか見られないおそれがどうしてもあるし。

0
2015年02月20日

Posted by ブクログ

すでに出ているものがほとんど、という話を聞いてはいましたが、リアルタイムに追ってはいないので、こういう本がまとめとして出ると読みやすくて助かります。

0
2014年12月23日

Posted by ブクログ

2014年初版
乙武洋匡 対談

現代社会のおかしさ、課題についての8篇の対談集。

若手論客8人対乙武さんという対談本 (R25の対談企画の書籍化)。八人八様の社会への向き合い方・戦い方を紹介しつつも、共通している「既存勢力・既得権益との向き合い方」については東氏のまとめた「内側・外側」のまとめがわかりやすい。既存のルールの上でも戦える準備をする=内側。既存のルールを真っ向否定し、トリックスター的に変革を目指す=外側。

論壇会にも世代があるし、スタンスの違いもあるということがなんとなくわかった一冊。それにしても乙武さんのスタンスがいい意味でずるい。いいところを結局持っていくような構成でした。

0
2014年12月23日

「社会・政治」ランキング