古市憲寿のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
格差社会のもと、その「不幸」が報じられる若者たち。だが、2010年の時点で20代男子の65.9%、20代女子の75.2%が現在の生活に「満足」している!んですってさ。あーそーですか。としか言えません。
実はこれを書く前にもういちど本書を読み直したうえでこうして書いてはいるんですけれど、共感できるのは全体のせいぜい3割くらいといったところでしょうか?
後の7割は正直言うと
「うーん。あまり僕には理解できないなぁ。」
というところで、僕も正直言ってもはや「若者」ではなくなってしまったから、というところもありますが、やはり現状に「満足」していなかったり、ある意味では「幸福」なのかもしれませ -
Posted by ブクログ
(2014/8/15)
29歳の社会学者による本。
正直目新しいことは書いてない。
知ってるよそれくらい、と52歳としてはいいたい。
問題は若者が現在の生活に案外満足してしまっていること。
飼いならされてしまっていること。
スマホさえあれば車も家庭もなくてもいいんじゃない?的な気分になっているような。
すき家ではないが24時間連続で働かされて疲弊して、たまの休みをスマホのコミュニケーションで満足する若者、、。
それってまずいでしょう。
今この瞬間はそれでバランスがとれているかもしれないけど、早晩日本は年寄りだらけになる。
地方都市は限界集落化し、その地方都市に残る数少ない若者を吸収する東京も -
Posted by ブクログ
「神曲」「源氏物語」「失われた時を求めて」「相対性理論」「社会契約論」「ツァラトゥストラ」「わが闘争」「ペスト」「古事記」「風と共に去りぬ」「国富論」「資本論」と、一度は聞いたことある古典の名著について、社会学者古市憲寿が、各分野の専門家と対談形式で、それぞれの本の特色やエッセンスを紹介したもの。
まずはとっつきにくい古典に対してのアレルギーを緩和させる効果はあるのではなかろうか。また対談形式で、専門家に対して古市氏が上手い具合に聞きたいことを抑えているような質問しているため非常に読みやすくはなっている。
個人的に古市氏についてあまり知らないが、ある本の内容を知っているのに知らないような -
Posted by ブクログ
「現代(執筆当時)の若者は、これだけ将来が悲観的に語られる中で、幸せそうである。それは、将来が下降していくので、常に『今』が最も幸せな状態であることを、肌感覚として理解しているからである」という、私にとっては斬新な考え方がこの本に書いてある、と何かで見たことがあって、いつか読んでみたいと思っていた本。でも読んでみると、少なくとも直接的にそのようなことは書いてなさそうで、拍子抜け。この件、他人に話しちゃったよ。内容的にはきちんと統計資料にあたっていて、思い込みを排除してくれる意味では新しい視点を与えてくれる。でも「生暖かい目で見守る」というフレーズが何度も使われていて、その皮肉っぽさにかえってカ
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Posted by ブクログ
テレビでのコメントは人を逆撫でしたいのか、ただ天然なのかどちらなんだろう?そんな人はどんな文章を書くんだろう?そう思って手に取った本。
最初読み進めるうちは、主人公から自分の人生はこんなはずじゃなかったと、滲み出る暗さと投げやりにも似た諦めを感じたけど、途中からはそれらを抱えつつも心に変化が見られる様子。最後は少しだけ前向きに歩み出す様子。人間すぐには変わらないけど一歩ずつ、というか、むしろ大人になり隠れてしまっていた素にもつ人間性が少しずつ少しずつほぐれて、また見えてきた、という感じかな。
人間てこんな感じだよね、となんだか共感と安心感を覚えた本でした。