古市憲寿のレビュー一覧

  • 謎とき 世界の宗教・神話

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    宗教・神話系の本としてはかなり分かりやすい類の本だと思うけどやっぱり自分には少し難しかった。
    数百年の歴史がある宗教・神話はいくら分かりやすく砕いてもそんなに簡単には伝わらないと言うことか。

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    2024年02月10日
  • 10分で名著

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    いいとこ取りをした感じで、ちょっと作者の方には申し訳ない気もしてきた。と言ってもどれも興味深かった。すごく勉強になったし、どれか一つは読みたいなぁと思う。でも読みたい本はたくさんあるから、なかなか実現しなそうな予感…

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    2024年02月07日
  • 謎とき 世界の宗教・神話

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    キリスト教から仏教(西遊記)までは割とサクサク読めたんだけど、最後の方になるとマニアックでペースダウン。前半各宗教の専門家からエッセンス的に講義を読めるのは良かったと思う。終わりにが復習になるのは便利だった。

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    2024年02月05日
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)

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    そうですね、日本史と言うか大体の流れを振り返った本と言う感じでしょうか。日本史は年号や人物がごちゃごちゃになってしまい覚えることも多いので、これぐらい大雑把でも良いと思いますが、入試があるのでどんどん要らない知識を増やすのでしょうね。

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    2024年01月21日
  • 絶望の国の幸福な若者たち

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    「現代(執筆当時)の若者は、これだけ将来が悲観的に語られる中で、幸せそうである。それは、将来が下降していくので、常に『今』が最も幸せな状態であることを、肌感覚として理解しているからである」という、私にとっては斬新な考え方がこの本に書いてある、と何かで見たことがあって、いつか読んでみたいと思っていた本。でも読んでみると、少なくとも直接的にそのようなことは書いてなさそうで、拍子抜け。この件、他人に話しちゃったよ。内容的にはきちんと統計資料にあたっていて、思い込みを排除してくれる意味では新しい視点を与えてくれる。でも「生暖かい目で見守る」というフレーズが何度も使われていて、その皮肉っぽさにかえってカ

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    2024年02月11日
  • 平成くん、さようなら

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    時代の中で話題になったものも書いてあって、リアルさがあった。安楽死をする側(選ぶ側)とそれを間近で経験する側の気持ちをそれぞれ考えながら読んでいた。どちらにしても正解なようで、間違いはなくて。最早、正解はどれかなんて考えることすら違うんだろうな。読むタイミングによって感じ方が変わりそうな本だった。

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    2024年01月10日
  • 謎とき 世界の宗教・神話

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    キリスト教について別の本を読んでたので買ってみた。
    古今東西の宗教について漫画や対談形式で解説されていくから分かりやすいし読みやすい!別個の宗教や思想だと思ってたものが実は伝わってきたものだったり…なぜ遠く離れた場所で同じような思想・信仰があったのか?が気になる方にはおすすめかも。個人的には北欧神話と西遊記もっと詳細知りたい!
    参考文献とかおすすめ本を章末にまとめてもらえたらもっと最高だった。

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    2023年12月24日
  • 誰の味方でもありません(新潮新書)

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    古市さんね、嫌いでも好きでもないかなぁ。
    世間的にアンチも多いと思うんだけれど、そんなに嫌いにはなれないというくらい。

    小説の「平成くん、さようなら」も読んだし「絶望の国の〜」とかも読んだ。

    考え方が、いやそれはどうかと…と思うところもあれば、それは分かるわぁ〜!となるところもあって、考えを聞いていて楽しいと言えば楽しいかな。

    今回もある意味、らしいなぁ〜と思いながら読んでた。

    ちょいちょいと、この方の本はまた読むだろうなと。

    そして、こんな風な本出してみたいなと。

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    2023年11月12日
  • 百の夜は跳ねて

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    テレビでのコメントは人を逆撫でしたいのか、ただ天然なのかどちらなんだろう?そんな人はどんな文章を書くんだろう?そう思って手に取った本。
    最初読み進めるうちは、主人公から自分の人生はこんなはずじゃなかったと、滲み出る暗さと投げやりにも似た諦めを感じたけど、途中からはそれらを抱えつつも心に変化が見られる様子。最後は少しだけ前向きに歩み出す様子。人間すぐには変わらないけど一歩ずつ、というか、むしろ大人になり隠れてしまっていた素にもつ人間性が少しずつ少しずつほぐれて、また見えてきた、という感じかな。
    人間てこんな感じだよね、となんだか共感と安心感を覚えた本でした。

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    2023年10月23日
  • ヒノマル

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    読み終わった
    まさかその時代の話とは思わず、読み始めてびっくり。
    捻りなく、既視感のある内容だけど、面白かった。

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    2023年09月02日
  • 平成くん、さようなら

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    平成という名の、ヒトナリ君と愛ちゃんの主に2人の物語。彼はなぜか平成が終わるとともに自分も終えようとする。
    彼の必要最低限で理論的な性格と、彼女の感情的でまっすぐな性格がパズルの隣同士を感じさせる。

    現代を表したかのような小説であるとともに、近未来さを感じさせる小説だった。

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    2023年08月10日
  • 10分で名著

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    読書ガイド本。確かに、世界中の図書を読破したいと思った事はある。それで真理に辿り着けるのではないかと。しかし、物理的に読破は無理な上に、書物もピンキリで、質にこだわらねば無限に出版する事も可能なため、読まなくても良い本が多いという事に気づいた。また、同じ論点を違う言い方で表現している本も多い。今はマイペースに好きに読めば良いという境地だ。

    本著で紹介されるのは『神曲』『源氏物語』『相対性理論』『社会契約論』『わが闘争』『古事記』などの、誰もが一度は聞いた事のあるだろう共通言語、共通概念になり得る古典だ。人類の多くが頭にデコードした名著を、その一員としてインストールする感覚は悪くない。また、そ

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    2023年08月09日
  • 10分で名著

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    面白くはあったが、ざっくり過ぎてそれぞれの著書の内容がわかるとまでは言えない。要約して理解できるように提示してくれるわけではなく、内容を知っている古市氏と専門家が対談しているだけなので、「そこが知りたい」というポイントが録な説明もなく前提として語られてしまって理解できないまま、という展開が多い。
    そんな中でも、ダンテの「神曲」が天国地獄煉獄を巡った自伝的体裁で書かれている著作であること、ルソーの「社会契約論」が個人が他の個人と契約することで社会が出来上がると共に一般意志というとらえどころがない割に強力な制約となる概念が立ち上がってこれ従うべきであるとする全体主義的観点の入った理論であること、ニ

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    2023年06月10日
  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

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    社会学に興味があり、入門書的に手に取った。
    (これから社会学やジェンダー関連の読書が続きそう)

    本書は、(通称)社会学者である古市典寿氏が12人の日本を代表する社会学者に、曖昧な学問とされがちな社会学に対して改めて存在意義を問いかける。
    自分の知識が少なすぎて難解な部分が多くあったので、もう少し勉強してから再読したい。

    自分用メモ⇓

    佐藤俊樹氏
    「つまり、自分は外にポンと立てていると思った瞬間に、"イタい"社会学者になるんです。(中略)外部に立てているかのように語らずいかに頑張れるかが、社会学者として仕事をしていくうえでは重要になってきます」

    「まず『こういう前提の

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    2023年05月28日
  • だから日本はズレている

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    コメンテーターとして、斜め目線からの斬新な意見が多い印象の筆者。この本も同様だ。改めて、このような視点もあるか!と思うところが多々あった。
    ただ、発行されたのが約10年前になるので、いささか過去の出来事になっている部分もあった。
    それにしても、膨大な情報量を駆使して、斬新な切り口を展開している点には脱帽。
    福沢諭吉の「学問のススメ」。有名な冒頭部分の続きを紹介し、「天」は貧富の差をつくらないが、「学問」がそれをつくると解釈。私はそれに付け加えて、「学問」の差は親の経済力に起因し易いのではないだろうかと思った。

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    2023年05月13日
  • 正義の味方が苦手です(新潮新書)

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    著者が言いたいことを言っているというシンプルな書籍。共感する部分は多い。基本的に、新しいものを過度に批判する人たちの声が大きすぎることに苦言を呈し、警鐘をならしている。
    コロナ禍に関しては、尾見茂氏をはじめ専門家への不信感が露で、安倍元首相や菅元首相への共感が読み取れた。
    星は3つ。

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    2023年05月12日
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)

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    前半の通史編は、日本の歴史を対局的に見ることができ、大変勉強になった。後半のテーマ史編は微妙だった。

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    2023年05月07日
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)

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    日本史を勉強しようと思って読んではいけない。ざっくりしすぎて、固有名詞も殆ど出てこないし、なんのこっちゃという感じ。そしてまた注釈が多すぎる。文献はわざわざ本文につけなくてもいいし、[70]白村江の戦いのこと。とか注釈するぐらいだったら本文にそう書いてほしい。「挫折しない」と謳っているが、結構挫折する人多いんじゃないかなー。
     社会学者だけに社会的現象の見地から歴史を紐解いている。

    百田尚樹の超右寄り「日本国史」を読んだ後なので、対比が面白い。
    ・日本の経済大国化をバックアップしてくれたのはアメリカだ。戦勝国アメリカは、日本に賠償金を求めない政策を取り、多くの国も賠償金を放棄している。

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    2023年04月13日
  • 正義の味方が苦手です(新潮新書)

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    2023.3rd
    古市さんらしいエッセイ集です!ちょっと世の中を斜めから見ている感じのする著者ですが、いくつか本当に参考になる部分もありました。
    コロナ禍で医療の専門家が「政治家」を気取っていた…という主張とかね。これは著者の想像ですが、今後有事の際には、世の中を支配する空気によって戦争や言論統制に至ることも十分考えられると。疫病と戦争を一緒にすることが果たして正しいのかは分かりませんが、一定の説得力はありそうな気はします。

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    2023年03月05日
  • 正義の味方が苦手です(新潮新書)

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    博識で、鋭い視点を持つ著者を尊敬する。雑誌の記事、ネットニュースに近い形で、ざっと読んで勉強させてもらった。

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    2023年02月23日