古市憲寿のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
面白くはあったが、ざっくり過ぎてそれぞれの著書の内容がわかるとまでは言えない。要約して理解できるように提示してくれるわけではなく、内容を知っている古市氏と専門家が対談しているだけなので、「そこが知りたい」というポイントが録な説明もなく前提として語られてしまって理解できないまま、という展開が多い。
そんな中でも、ダンテの「神曲」が天国地獄煉獄を巡った自伝的体裁で書かれている著作であること、ルソーの「社会契約論」が個人が他の個人と契約することで社会が出来上がると共に一般意志というとらえどころがない割に強力な制約となる概念が立ち上がってこれ従うべきであるとする全体主義的観点の入った理論であること、ニ -
Posted by ブクログ
社会学に興味があり、入門書的に手に取った。
(これから社会学やジェンダー関連の読書が続きそう)
本書は、(通称)社会学者である古市典寿氏が12人の日本を代表する社会学者に、曖昧な学問とされがちな社会学に対して改めて存在意義を問いかける。
自分の知識が少なすぎて難解な部分が多くあったので、もう少し勉強してから再読したい。
自分用メモ⇓
佐藤俊樹氏
「つまり、自分は外にポンと立てていると思った瞬間に、"イタい"社会学者になるんです。(中略)外部に立てているかのように語らずいかに頑張れるかが、社会学者として仕事をしていくうえでは重要になってきます」
「まず『こういう前提の -
Posted by ブクログ
日本史を勉強しようと思って読んではいけない。ざっくりしすぎて、固有名詞も殆ど出てこないし、なんのこっちゃという感じ。そしてまた注釈が多すぎる。文献はわざわざ本文につけなくてもいいし、[70]白村江の戦いのこと。とか注釈するぐらいだったら本文にそう書いてほしい。「挫折しない」と謳っているが、結構挫折する人多いんじゃないかなー。
社会学者だけに社会的現象の見地から歴史を紐解いている。
百田尚樹の超右寄り「日本国史」を読んだ後なので、対比が面白い。
・日本の経済大国化をバックアップしてくれたのはアメリカだ。戦勝国アメリカは、日本に賠償金を求めない政策を取り、多くの国も賠償金を放棄している。 -
Posted by ブクログ
共感できるなぁ……としみじみ思ったのがありのままの本音になる。正義をふりかざす人を好きになれないのは、全体主義のような排除の雰囲気が漂うからだ。
あと、LGBTQが叫ばれる世の中で思うのは、どんな人もいていいと思う。それは、異性を好きな人がいてもいいということだし、健常や障害関係なくクソな人間もいていいということだと思ってる。自分を許してほしいのに他人を許さないのはよくわからない。なんてこんなこと書いてる私も矛盾してるけど笑。矛盾もひっくるめて、誰かの存在をゆるす。少なくとも害は与えない。そんな気持ちで生きていけばいいかな。
でも、平和ボケで育ったから平和ボケは直さないと。旅に出ないといけ -
Posted by ブクログ
読みやすくよかった。
昭和の時代は、こういった発信はフェミニストのレッテルを貼られたが、徐々に認識が変わっており、昔のフェミニストが今の普通になっている。
思うのは、結構国は少子化対策などに取り組んでいるなという印象。
3歳からの保育園無償化とか、2014年の国土交通省の交通機関でベビーカーを折り畳まなくて良いという表明とか。
ただ、リーダーシップが弱く、ガイドラインは作るんだけど、それを守らせるための動きがなく現場に任せるため、ゆっくりとしか変わっていかない。
ベビーカーの折りたたみ不要の声明が出た後も、バスのアナウンスで折りたたんでくだい、と言っている。
一般的にみんなの意識で、と -
Posted by ブクログ
芥川賞候補作、ということで。
そうではないだろうけど結構ご本人とリンクする部分が多く感じられて、いちいち鼻につく(悪い意味では無く)
若きブルジョア層のスマートな生活感の無い日常に沿って進む安楽死制度というテーマは、割とストーリーには馴染んでいたように思うが、自分の生き死にを他人事のように捉えて履行する・しないってやりとりは、今必死に生きる人たちを思うと、所詮他愛もない絵空事・戯言の類だろうなと思う。
今後起こるだろう重要なテーマに踏み込んでいる気がするものの、どうにも登場人物たちに良い印象が持てず、終始「だからどうしたっての」というような投げやりな感想ばかりわいた(悪い意味では無く!)
-
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
煽り気味のタイトルだなと思ったけど、論の展開も細部は結構雑な印象を受けた。
一章の日本のお母さんは社会から異様に厳しい目を向けられている、人権がないというのは完全に同意。公共機関で子供がうるさいときに申し訳なさそうな態度を示せとか、お母さんは寝ずに母乳で育てるべしとか、酷いと思う。
雑な論の一例として。
母性神話に反論するために、いかに歴史的に子供が捨てられ、疎んじられ、虐げられてきたのが普通だったかが述べられているんだけど、じゃあ山上憶良の「瓜はめば」の歌は?可愛がられた子供も多数いたのでは?という気持ちになった。
母性神話が嘘だというのには同意するけど。
直接の本