古市憲寿のレビュー一覧

  • 10分で名著

    Posted by ブクログ

    面白くはあったが、ざっくり過ぎてそれぞれの著書の内容がわかるとまでは言えない。要約して理解できるように提示してくれるわけではなく、内容を知っている古市氏と専門家が対談しているだけなので、「そこが知りたい」というポイントが録な説明もなく前提として語られてしまって理解できないまま、という展開が多い。
    そんな中でも、ダンテの「神曲」が天国地獄煉獄を巡った自伝的体裁で書かれている著作であること、ルソーの「社会契約論」が個人が他の個人と契約することで社会が出来上がると共に一般意志というとらえどころがない割に強力な制約となる概念が立ち上がってこれ従うべきであるとする全体主義的観点の入った理論であること、ニ

    0
    2023年06月10日
  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

    Posted by ブクログ

    社会学に興味があり、入門書的に手に取った。
    (これから社会学やジェンダー関連の読書が続きそう)

    本書は、(通称)社会学者である古市典寿氏が12人の日本を代表する社会学者に、曖昧な学問とされがちな社会学に対して改めて存在意義を問いかける。
    自分の知識が少なすぎて難解な部分が多くあったので、もう少し勉強してから再読したい。

    自分用メモ⇓

    佐藤俊樹氏
    「つまり、自分は外にポンと立てていると思った瞬間に、"イタい"社会学者になるんです。(中略)外部に立てているかのように語らずいかに頑張れるかが、社会学者として仕事をしていくうえでは重要になってきます」

    「まず『こういう前提の

    0
    2023年05月28日
  • だから日本はズレている

    Posted by ブクログ

    コメンテーターとして、斜め目線からの斬新な意見が多い印象の筆者。この本も同様だ。改めて、このような視点もあるか!と思うところが多々あった。
    ただ、発行されたのが約10年前になるので、いささか過去の出来事になっている部分もあった。
    それにしても、膨大な情報量を駆使して、斬新な切り口を展開している点には脱帽。
    福沢諭吉の「学問のススメ」。有名な冒頭部分の続きを紹介し、「天」は貧富の差をつくらないが、「学問」がそれをつくると解釈。私はそれに付け加えて、「学問」の差は親の経済力に起因し易いのではないだろうかと思った。

    0
    2023年05月13日
  • 正義の味方が苦手です(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    著者が言いたいことを言っているというシンプルな書籍。共感する部分は多い。基本的に、新しいものを過度に批判する人たちの声が大きすぎることに苦言を呈し、警鐘をならしている。
    コロナ禍に関しては、尾見茂氏をはじめ専門家への不信感が露で、安倍元首相や菅元首相への共感が読み取れた。
    星は3つ。

    0
    2023年05月12日
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    前半の通史編は、日本の歴史を対局的に見ることができ、大変勉強になった。後半のテーマ史編は微妙だった。

    0
    2023年05月07日
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    日本史を勉強しようと思って読んではいけない。ざっくりしすぎて、固有名詞も殆ど出てこないし、なんのこっちゃという感じ。そしてまた注釈が多すぎる。文献はわざわざ本文につけなくてもいいし、[70]白村江の戦いのこと。とか注釈するぐらいだったら本文にそう書いてほしい。「挫折しない」と謳っているが、結構挫折する人多いんじゃないかなー。
     社会学者だけに社会的現象の見地から歴史を紐解いている。

    百田尚樹の超右寄り「日本国史」を読んだ後なので、対比が面白い。
    ・日本の経済大国化をバックアップしてくれたのはアメリカだ。戦勝国アメリカは、日本に賠償金を求めない政策を取り、多くの国も賠償金を放棄している。

    0
    2023年04月13日
  • 正義の味方が苦手です(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    2023.3rd
    古市さんらしいエッセイ集です!ちょっと世の中を斜めから見ている感じのする著者ですが、いくつか本当に参考になる部分もありました。
    コロナ禍で医療の専門家が「政治家」を気取っていた…という主張とかね。これは著者の想像ですが、今後有事の際には、世の中を支配する空気によって戦争や言論統制に至ることも十分考えられると。疫病と戦争を一緒にすることが果たして正しいのかは分かりませんが、一定の説得力はありそうな気はします。

    0
    2023年03月05日
  • 正義の味方が苦手です(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    博識で、鋭い視点を持つ著者を尊敬する。雑誌の記事、ネットニュースに近い形で、ざっと読んで勉強させてもらった。

    0
    2023年02月23日
  • 正義の味方が苦手です(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    共感できるなぁ……としみじみ思ったのがありのままの本音になる。正義をふりかざす人を好きになれないのは、全体主義のような排除の雰囲気が漂うからだ。

    あと、LGBTQが叫ばれる世の中で思うのは、どんな人もいていいと思う。それは、異性を好きな人がいてもいいということだし、健常や障害関係なくクソな人間もいていいということだと思ってる。自分を許してほしいのに他人を許さないのはよくわからない。なんてこんなこと書いてる私も矛盾してるけど笑。矛盾もひっくるめて、誰かの存在をゆるす。少なくとも害は与えない。そんな気持ちで生きていけばいいかな。

    でも、平和ボケで育ったから平和ボケは直さないと。旅に出ないといけ

    0
    2023年02月22日
  • 奈落

    Posted by ブクログ

    途轍もなく残酷で救いがない物語。

    主人公は人気絶頂の女性シンガー・藤本香織。
    17年前の夏、ステージから転落し全身不随の身体になる。
    それ以上に残酷なのは意識だけは明晰に残っていると言う事。

    善人の仮面を被って寄り添う母、性的虐待を繰り返す父、香織の金だけが目的の悪魔の様な姉、見たくも知りたくもない家族の本性を、否が応でも傍で感じなければならない香織の心中を想像するだけで胸が苦しくなる。

    眼球でのコンタクトが取れれば、少しでも声が出せたらと願いながら読み続けるも容赦ない展開にやり切れなさが募る。

    最低最悪な家族小説。

    0
    2023年02月15日
  • だから日本はズレている

    Posted by ブクログ

    古市さんは今ではコメンテーターやバラエティに引っ張りだこの社会学者だが、テレビで拝見するようになった頃、新進気鋭な社会学者として注目されていた。いつの時代もズバッと言い切ってくれて、自分では言えないことを言える人を応援したくなる。古市さんの考えを得て、自分でも言葉にしていきたい。

    0
    2023年01月22日
  • 絶望の国の幸福な若者たち

    Posted by ブクログ

    フリーターでも意外と舞台見ながら生活していけるじゃん!と思っていたけど正規と非正規の違いは年金、病気の時などの社会保障にあるんだった
    あとがき、自分だったかも知れない色んな人がいるからこの本書いたって言ってて作者想像以上に繊細だった……

    0
    2023年01月18日
  • ヒノマル

    Posted by ブクログ

    あの古市さんがどんな小説を書いているのかという興味のもと、読み始めたが最終的にタイトルと言いたいことの解離を感じないではいられなかった。
    私に伝わってきたのはこういう少女が古市さんの理想なのかなあ?と思うだけだ。
    社会背景は現実的であるが、この少女と主人公の家族だけは浮世離れしていた。
    それから古市さんが前に言っていた「キスは唾液の交換だ」との発言がどうしても頭から離れなかった。
    そう語っていた人がなんでこういう小説を書いたのか甚だ疑問だ。

    0
    2023年01月16日
  • 10分で名著

    Posted by ブクログ

    世界の名著、古典を1冊10分程度の対談で紹介。
    古市氏の質問が浅い感じがする。サッサと原典に当たるべし。

    0
    2023年01月07日
  • 保育園義務教育化

    Posted by ブクログ

    読みやすくよかった。
    昭和の時代は、こういった発信はフェミニストのレッテルを貼られたが、徐々に認識が変わっており、昔のフェミニストが今の普通になっている。

    思うのは、結構国は少子化対策などに取り組んでいるなという印象。
    3歳からの保育園無償化とか、2014年の国土交通省の交通機関でベビーカーを折り畳まなくて良いという表明とか。

    ただ、リーダーシップが弱く、ガイドラインは作るんだけど、それを守らせるための動きがなく現場に任せるため、ゆっくりとしか変わっていかない。

    ベビーカーの折りたたみ不要の声明が出た後も、バスのアナウンスで折りたたんでくだい、と言っている。

    一般的にみんなの意識で、と

    0
    2022年12月10日
  • 10分で名著

    Posted by ブクログ

    有名ではあるが一般人にはとっつきにくいであろう本について、内容のダイジェストや著者の背景、現代における応用やおすすめの読み方などがわかりやすく説明されている。自分では読む機会のなさそうな本や、仮に読み始めても挫折しそうな本を知ることができるので学びは大きかった。また、読書に対する考え方や読書のハードルを下げるようなアドバイスが随所にある点も心強い。

    0
    2022年10月22日
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    視点は面白いし一日で読めたが特に目新しい指摘や世界での比較や独特性に至っているわけではなくその点物足りない。

    0
    2022年08月21日
  • 平成くん、さようなら

    Posted by ブクログ

    芥川賞候補作、ということで。

    そうではないだろうけど結構ご本人とリンクする部分が多く感じられて、いちいち鼻につく(悪い意味では無く)

    若きブルジョア層のスマートな生活感の無い日常に沿って進む安楽死制度というテーマは、割とストーリーには馴染んでいたように思うが、自分の生き死にを他人事のように捉えて履行する・しないってやりとりは、今必死に生きる人たちを思うと、所詮他愛もない絵空事・戯言の類だろうなと思う。
    今後起こるだろう重要なテーマに踏み込んでいる気がするものの、どうにも登場人物たちに良い印象が持てず、終始「だからどうしたっての」というような投げやりな感想ばかりわいた(悪い意味では無く!)

    0
    2022年08月09日
  • 国家がよみがえるとき 持たざる国であるフィンランドが何度も再生できた理由

    Posted by ブクログ

    感想
    福祉は自分事。日本内部を見ていては国内の福祉について議論することは難しい。福祉は平等を目指すか公正を目指すべきか。これからの課題が見える。

    0
    2022年08月01日
  • 保育園義務教育化

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて。
    煽り気味のタイトルだなと思ったけど、論の展開も細部は結構雑な印象を受けた。

    一章の日本のお母さんは社会から異様に厳しい目を向けられている、人権がないというのは完全に同意。公共機関で子供がうるさいときに申し訳なさそうな態度を示せとか、お母さんは寝ずに母乳で育てるべしとか、酷いと思う。

    雑な論の一例として。
    母性神話に反論するために、いかに歴史的に子供が捨てられ、疎んじられ、虐げられてきたのが普通だったかが述べられているんだけど、じゃあ山上憶良の「瓜はめば」の歌は?可愛がられた子供も多数いたのでは?という気持ちになった。
    母性神話が嘘だというのには同意するけど。

    直接の本

    0
    2022年07月30日