古市憲寿のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作者がどんなものを書いているのか、単なる好奇心で読んだ。理窟だらけだったり、
文体が合わなかったら
無理せずやめようと思ったが
完読した。
本を読むとき、白紙で読むーそれでも100%白紙は難しいけど。
前評判とか、レビューとか知らずにー
タワービルの清掃をしている主人公とひょんなことからのその住人との出会い
設定は面白い、
面白かった、文体にも抵抗無く
裏の参考文献を読むとさすが勉強されてる。
確かに現代を映し出している
格差、劣等感
幅広く言えば生きるということ
題名の意味も理解できたし、
「独断と偏見だけど」
終わりに希望はあった。
何度か、芥川賞「?」直木賞「?」候補だよね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ少子化に歯止めをかけるための提案が盛り込まれた一冊。内容はいたってシンプル。母親ひとりへの育児負担の集中、保育所の不足、経済的負担など子どもを産みにくい、育てにくい現在の環境を変えるため、0歳からの義務教育化を行うべき、というもの。良質な幼児教育は意欲の向上や感情の制御、大学進学率の向上、犯罪率の低下などプラス面が多いというデータがその根拠にある。子どもに公費を投入する方が、結果的には生産性の向上や社会保障費の削減などに繋がり、コストパフォーマンスが良いというものだ。
確かにその通りで、今の日本は子ども関連への公的支出が高齢者関連や他国と比較して少ない。その理由が政治家の票に結び付きにくいから -
Posted by ブクログ
他人の思惑によって無理やり進む時間
人気絶頂の歌手が事故によって意思疎通もままならない車椅子生活になってしまったというお話。
仲良くもない家族に"生前"の功績を搾取され、蹂躙される。死んだも同然以下、死んだ方がマシという主人公の気持ちが痛いほど伝わってくる。
それを表した事例として最も刺さったのが、
「痒いところをかけないし、誰に伝えることもできない」という所。
一人で人間としての生活は送ることができなくなってしまった。
意識がはっきりしている自分と、それを把握できていない周りの歪みをほぼ全編に渡って描いているが、ほんの少しずつ主人公に変化が。
大きくは何も変わら -
Posted by ブクログ
確かなようで不確かなもの。
死んでいるようで生きているもの。
愛されていないようで愛されているもの。
存在するようで存在しないもの。
この小説の最大の特待は、主人公が徹底して「傍観者である」ということだろう。
主人公の香織は、17年前のある事故をきっかけにして、文字通り「奈落」におちてしまう。
そして、自分からは何も働きかけられず、自分の意思も表現できず、完全なる「傍観者」となってしまう。
その状態で、あの戦争や、あの災害も経験していく。
その間、彼女がずっと抱いていたのは、もはやゲシュタルト崩壊した怒りと絶望ばかりである。
この「漫然とした怒りと絶望感を抱きながらも自らは何もせず、ただ傍 -
Posted by ブクログ
古市さんは嫌いではない。むしろどちらかと言えば好きかもしれない。古市さんを見ているとなぜかピエロを思い出す。意識的にか無意識的にか、いつもピエロ的な立ち位置にいるような気がしてならない。
さて、ビルの窓拭きが偶然窓のあちら側の老婆と出会って人生観を変えていくようなお話なのだが、途中いかにも芥川賞っぽいエピソードはあるものの、最後は意外にもけっこう爽やかに着地してしまった。うーん、なんかちょっと物足りない。僕の好みとしては、あのまま老婆の世界へ行ってしまってほしかった。少なくても、もうちょっとのめり込んでほしかった。現代風な感覚もあり、つまらなくはなかったが、取り立てて共感するところもなかった。 -
購入済み
科学的な実験内容や、専門家の意見などから、現代の日本の育児の現状について書かれており、参考になった。
日本が一人っ子政策としては完璧だと言われないような、社会になってほしい。