古市憲寿のレビュー一覧

  • 百の夜は跳ねて

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    作者がどんなものを書いているのか、単なる好奇心で読んだ。理窟だらけだったり、
    文体が合わなかったら
    無理せずやめようと思ったが
    完読した。

    本を読むとき、白紙で読むーそれでも100%白紙は難しいけど。
    前評判とか、レビューとか知らずにー

    タワービルの清掃をしている主人公とひょんなことからのその住人との出会い
    設定は面白い、

    面白かった、文体にも抵抗無く
    裏の参考文献を読むとさすが勉強されてる。
    確かに現代を映し出している

    格差、劣等感
    幅広く言えば生きるということ

    題名の意味も理解できたし、
    「独断と偏見だけど」
    終わりに希望はあった。
    何度か、芥川賞「?」直木賞「?」候補だよね。

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    2020年04月25日
  • 保育園義務教育化

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    ネタバレ

    少子化に歯止めをかけるための提案が盛り込まれた一冊。内容はいたってシンプル。母親ひとりへの育児負担の集中、保育所の不足、経済的負担など子どもを産みにくい、育てにくい現在の環境を変えるため、0歳からの義務教育化を行うべき、というもの。良質な幼児教育は意欲の向上や感情の制御、大学進学率の向上、犯罪率の低下などプラス面が多いというデータがその根拠にある。子どもに公費を投入する方が、結果的には生産性の向上や社会保障費の削減などに繋がり、コストパフォーマンスが良いというものだ。
    確かにその通りで、今の日本は子ども関連への公的支出が高齢者関連や他国と比較して少ない。その理由が政治家の票に結び付きにくいから

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    2020年04月23日
  • 奈落

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    他人の思惑によって無理やり進む時間

    人気絶頂の歌手が事故によって意思疎通もままならない車椅子生活になってしまったというお話。

    仲良くもない家族に"生前"の功績を搾取され、蹂躙される。死んだも同然以下、死んだ方がマシという主人公の気持ちが痛いほど伝わってくる。

    それを表した事例として最も刺さったのが、
    「痒いところをかけないし、誰に伝えることもできない」という所。

    一人で人間としての生活は送ることができなくなってしまった。

    意識がはっきりしている自分と、それを把握できていない周りの歪みをほぼ全編に渡って描いているが、ほんの少しずつ主人公に変化が。
    大きくは何も変わら

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    2020年04月22日
  • 奈落

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    途中で読むのをやめたかった
    でもどこかに希望があるかもしれない
    ラストには光が
    そう思って読み続けた
    でも
    底なしの絶望
    吐き気までした

    ≪ 傍観者 奈落の底で まだ落ちる ≫

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    2020年04月20日
  • だから日本はズレている

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    新書をあまり読まないが、タイトルを見て気になって買った。社会の難しいことなどわからない私でも読みやすい本だった。ただ一つ気になったのは、「やっぱり『学歴』は大切だ」という言葉。さすが筆者は東大大学院生って感じ。

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    2020年04月08日
  • 奈落

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    こんなに絶望的な世界を描けるのがすごい。

    人間は、いつも自分より不幸な人を見て安心する生き物だ。

    この本読んで自分はまだマシだと思った私も、
    やっぱり人間なんだなあ。

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    2020年04月05日
  • 奈落

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    確かなようで不確かなもの。
    死んでいるようで生きているもの。
    愛されていないようで愛されているもの。
    存在するようで存在しないもの。

    この小説の最大の特待は、主人公が徹底して「傍観者である」ということだろう。
    主人公の香織は、17年前のある事故をきっかけにして、文字通り「奈落」におちてしまう。
    そして、自分からは何も働きかけられず、自分の意思も表現できず、完全なる「傍観者」となってしまう。
    その状態で、あの戦争や、あの災害も経験していく。
    その間、彼女がずっと抱いていたのは、もはやゲシュタルト崩壊した怒りと絶望ばかりである。

    この「漫然とした怒りと絶望感を抱きながらも自らは何もせず、ただ傍

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    2020年03月28日
  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

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    12人の社会学者に「社会学」とは何かを問う。

    社会とは非常にあいまいな概念だが、政治学や経済学ではカバーしきれない部分を社会学が担い、「社会」という抽象的な研究対象を普段とは違った視線で説明することと多くの学者は説明している。

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    2020年03月23日
  • 誰の味方でもありません(新潮新書)

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    週刊新潮に毎週連載していたものに加筆、後日談をつけて新書化した。
    クスッと笑える毒舌⁉︎、書くのが苦しかったんだろうな、というこじつけ回など、気楽に読むには楽しいと思う。

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    2020年03月11日
  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

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     社会学と聞いてどういった学問かピンとこないものがあったので、解釈の参考になるかと思い読みました。
     12人の社会学者達と古市氏の対話を通して、社会学がどういった学問であるか、各者の考えが対話形式の文章で記されています。各者との対話は書籍の都合もあり短いものとなっており、深い知見が得られるという感想ではないですが、各対話における共通点を見つけることで社会学がどういったものであるか、自分なりに考え理解することができました。

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    2020年02月19日
  • 百の夜は跳ねて

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    『平成くんさようなら』に続く古市さんの第二弾。高層ビル窓ガラス清掃員の翔太は、ある日清掃していたマンションの住民の老婆から、盗撮の依頼を受ける。??抽象画を見ているような...わかる人には面白いのか?というような芥川賞候補っぽい物語。私は『平成くん』の方が好きだな。テーマがハッキリしているから。共通しているのは「これが今のTOKYOっしょ」てのが全開なところ。やたらブランド名固有名詞の連発されるところ。ラストはなんだか感傷的になって悪くないところ。そんなに面白いとは思わないのだが、嫌いではないところ。

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    2020年02月15日
  • 誰の味方でもありません(新潮新書)

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    斜に構えてて尊大なイメージ勝手に抱いてたけど、自分にも他人にも寛容で素直な方なのかも、と。緩い感じでおもしろかった。

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    2020年02月14日
  • 誰の味方でもありません(新潮新書)

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    頭がいいんだなと思う文章。
    初読み。

    生まれ変わりを信じれば楽に生きられる、というところ。そんな考え方するのも、いい。

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    2020年02月06日
  • 百の夜は跳ねて

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    都心を埋め尽くす、高層ビルやタワーマンション。清掃用のゴンドラに乗り、日々窓を清掃する若者が、ふと目に入った数字をきっかけに、不思議な老婆と出会う。

    物語性は殆ど無いと言っていい。
    作品を通して何かを伝えたいというよりかは、東京に住む人が抱えている孤独を表現した、ある種のドキュメンタリーを提示しているという感覚の方が近いかもしれない。
    面白くない訳ではないのだが、登場人物全員の存在感が希薄で、どのように楽しんだら良いのかが分からない、故に評価が難しい作品だと感じた。

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    2020年01月25日
  • 百の夜は跳ねて

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    ネタバレ

    人生失敗せずに生きてきた主人公の翔大、就職ではじめての挫折をして、高層ビルの清掃員になる
    そこで窓ふきしてるときに出会った老婆。s窓ふきしながら部屋の中の写真を撮るように依頼があり大金を受けとる。
    老婆は部屋に街を作る
    そして翔大も少しずつ変化していく
    老婆の身元もわからず交流は絶ってしまうか
    美咲さんそして翔大にとっては何かしら人生の刺激と新しい未来が見える気がする。
    最後の一文がそう語ってる気がした

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    2020年01月24日
  • 誰の味方でもありません(新潮新書)

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    週刊新潮2017-2018連載コラム。正論は、切れ味があまりにも鋭すぎる。誰も否定できない。時に過剰になり、凶器にもなり得る。結局、そうした炎上が何をもたらしているかといえば、人々の口が重くなったことくらい。誰も逆らえない正論という武器を使う時には、よほどの抑制が必要だ。そして正論を疑ってみること。一歩引いて社会を見るくらいが丁度いい。

    いろんな人に会って、本を読んだり書いたり、映画や演劇を見たり、旅したり、ゲームしたり。多彩な行動、すごいな。

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    2019年12月18日
  • 百の夜は跳ねて

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    「平成くん、さようなら」がとても面白かったので期待したが少々残念。古市さん作の装画は素敵。

    窓をかっぱぐ。掻いて剥ぐからきた言葉
    天使の溜息←シャンパンの炭酸が抜ける音
    天使の拍手←シャンパンの泡がグラスの中で弾け、小さな音が重なり合う音

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    2019年12月04日
  • 百の夜は跳ねて

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    古市さんは嫌いではない。むしろどちらかと言えば好きかもしれない。古市さんを見ているとなぜかピエロを思い出す。意識的にか無意識的にか、いつもピエロ的な立ち位置にいるような気がしてならない。
    さて、ビルの窓拭きが偶然窓のあちら側の老婆と出会って人生観を変えていくようなお話なのだが、途中いかにも芥川賞っぽいエピソードはあるものの、最後は意外にもけっこう爽やかに着地してしまった。うーん、なんかちょっと物足りない。僕の好みとしては、あのまま老婆の世界へ行ってしまってほしかった。少なくても、もうちょっとのめり込んでほしかった。現代風な感覚もあり、つまらなくはなかったが、取り立てて共感するところもなかった。

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    2019年11月26日
  • 保育園義務教育化

    購入済み

    科学的な実験内容や、専門家の意見などから、現代の日本の育児の現状について書かれており、参考になった。
    日本が一人っ子政策としては完璧だと言われないような、社会になってほしい。

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    2019年11月25日
  • だから日本はズレている

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    日本の首相が毎年コロコロ変わるのは誰がやってもさほど影響を受けず、それは悪いことではないという。国民がしっかりしているので、それでもうまくまわっている訳で、独裁政治になるよりはよっぽどよいらしい。確かに救世主みたいな人が現れても、すぐに飽きられる可能性が高い。欧米と合わせる必要はないだろう。
    給料をあえてさげてでも自由時間を増やし、充実させることを「減速生活者」(ダウンシフターズ)と呼ぶらしい。それもひとつの考え方だ。

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    2019年07月08日