古市憲寿のレビュー一覧

  • ヒノマル

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    戦争というよりは、戦時下の日本での青春物語。
    愛国心に満ち満ちた軍国主義の少年・勇二が、兄の彼女でもある自由思想の涼子と出会ってすこしずつ変わっていく。
    戦争は軍事侵攻そのものも怖いが、影響を受けた人間をおぞましいモンスターに変貌させてしまうのが恐ろしい。
    「大人になったら」、と若者が未来を語ってはいけない時代があったなんて信じられない。未来はいつだって平和で明るくあるべきだ。
    参考文献の量がものすごかった。

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    2022年04月28日
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)

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    高校時代、日本史は未選択で、中学生レベルの内容しか知らなかったが、すらすらと読み進められた。固有名詞が少ないので、日本史の知識を得るには向かないかもしれないが、流れを掴む点ではいいかもしれない。

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    2022年04月25日
  • アスク・ミー・ホワイ【単行本版】

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    ボーイズラブの小説を初めて読んだ。内容自体は特段抵抗はなかった。読みやすい書き方ではあったが、意外と読み終わるまで時間がかかった。

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    2022年04月11日
  • 平成くん、さようなら

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    文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい
    その他


    生と性と死のワードがないまぜになって話が進む。

    頭の良すぎる天才の、始末のお話。

    物語のラスト、愛と「平成くん」のかみ合わない会話がとても切ない。



    物語上安楽死が合法化している設定。
    いかにも現実的にありそうな事例としてその場面が表現されているので、少し混乱してしまった。
    登場人物のセレブな生活が現実離れしているのも相まって、ありそうで無さそうな、「ファンタジー」。
    時々出てくるワードが、実際に存在するモノなので、リアルな世界を描いているんじゃないかと思ってしまう。

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    2022年03月22日
  • ヒノマル

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    今なら当たり前のように思い描く将来大人になったらやりたい事や、海外のどこそこに旅行に行きたい…
    美味しいものを食べてみたい…
    そんは素朴な願いすら統制されて出来ない時代が、ついこの間まであったという事実。
    自分は御国の為に身を捧げるから、大人まで生きることはないと当たり前のように小中学の子が毎日思って過ごす。
    そんな世の中に希望なんてないよな…と感じながら読んでいた。
    どんな小さな夢でもいいから自由に思い描いていられる世の中がいい。
    統制だけ厳しくして、金持ちの上の官僚とかだけは酒に女に豪勢な食事や、金に溺れて暮らす。
    そう言う未来にならない事を祈るばかり。

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    2022年03月10日
  • 百の夜は跳ねて

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    書評が酷かったので、どうなのかと思っていたけど面白かった。参考文献になっている「天空の絵描きたち」を読んでみたいが手に入らないもどかしさ。
    自殺した人も死ぬための場所を探すときに空を見上げたのかな、というようなことが書かれていて優しい視点だなと思った。
    平成くんと百の夜は〜の2冊しかまだ読んでないけど、古市さんの小説は主人公が古市さんで脳内再生される。

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    2022年02月14日
  • 保育園義務教育化

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    子育てをお母さんだけに押し付けるのではなく、国が制度を整えて社会全体で行なっていくことが大切、というのが主な内容。

    ・お母さんもみんなと同じ人間である!
    ・「専業主婦」は高度経済成長期の幻で、歴史的に見ればお母さんも働くのが一般的。お母さんも、ひとりで孤独に育児だけに専念してると逆に気がまいってしまう…!
    ・日本は世界的にみて子どもや若者にお金をかけなさすぎる。
    ・乳幼児期の教育を充実させ非認知能力を育むことが日本全体のレベルの底上げにつながる。

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    2022年01月12日
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)

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    挫折しそうになったけど、なんとか第一部を読破。
    初めて日本史を最初から最後まで通しで学べました。
    固有名詞は飛ばしていいと言いつつも、ちょこちょこ出てきた歴史的事件や戦争の名前は知ってるべきなんだろうなと思ったので、メモしました。

    いつか、しらべます。(白目)


    さらに1/3くらいに圧縮して、マンガ本出してほしい。日本史で挫折した全「国民」に配ってください。

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    2021年12月05日
  • 百の夜は跳ねて

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    おばあちゃんが影ある人だし、主人公も色んな人にされるがままで断れない人なんだろうな。
    でも、いろんな景色をみたくなるおばあちゃんの気持ちもわかるで。

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    2021年11月17日
  • 楽観論(新潮新書)

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    1トピック3ページで読めるので、さくさく読めちゃう。
    過去の争いを忘却することで関係は良好になるというのが、確かになぁと思えた。戦争の歴史って、忘れちゃいけないと思いがちだけど、明治以前の戦争を今でも根に持ってる人、いないですよね。
    ちょっと目から鱗の発想でした。

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    2021年11月07日
  • 楽観論(新潮新書)

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    週刊新潮のコラムをただまとめたものである。ただまとめたものであると言えど、まとめて読むことで時代の流れを感じられるし、古市氏のものの考え方が伝わってくるのて、きようみぶかい。いろんなところにアンテナを張っていることと、シニカルで鋭い意見を持っていることは年下ながら嫉妬しながらも尊敬する。彼の小説を読んでみたくなった。

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    2021年10月17日
  • だから日本はズレている

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    言葉は平易で文章は流れるよう、サクッと読めたのですが、どう受け止めていいのかよく分からなかったです。著者が走りながら世の中での様々な現象を切り取って巧みにまとめ上げる、その手際はすごいな、と感じました。

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    2021年10月16日
  • だから日本はズレている

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    2014年の作品。震災後の日本にさらなる閉塞感が漂う中で、クールジャパン、憲法改正、脱原発、ソーシャルメディア、ノマドなどに希望を寄せる人がいて、ちょっとしたブームになった。著者はそれらを冷めた目で斬る。根っこにあるのは、おじさんたちが安全な場所から、若者に社会課題の解決を望んでいるということなんじゃないかって。
    とかく熱しやすく冷めやすく、集団で一つの方向にグワッと流れる傾向のある日本人ですが、こういう冷めた目線が世の中にあることは必要だと思います。

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    2021年09月28日
  • アスク・ミー・ホワイ【単行本版】

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    辛口コメンテーターで知られる古市さんの小説。
    こちら、昨年古市さんがTwitterで毎日少しずつ投稿してくれていたツイッター小説を一冊にまとめたもの。

    私も去年毎日楽しみに読んでいたのでこちら再読となります。

    舞台はオランダのアムステルダム。一緒にアムスに来た彼女のさくらに振られて、鬱々としながら過ごすヤマト。
    そしてあるとき出会ったのが、ある報道がきっかけでテレビの前から姿を消した元芸能人の港くんだった。彼と出会って、友情を深めることで、ヤマトの生活に張りが出て変わりはじめる。

    ボーイズラブ要素のあるラブストーリー。

    全体的に、ヨーロッパが舞台ということもありおしゃれな印象。

    主人

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    2021年09月21日
  • 百の夜は跳ねて

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    「格差ってのは上と下にだけあるんじゃない。同じ高さにもあるんだ」。高度200メートル。僕はビルの窓を拭く。頭の中で響く声を聞きながら。ある日、ふとガラスの向こうの老婆と目が合い……。境界を越えた出逢いは何をもたらすのか。無機質な都市に光を灯す「生」の姿を切々と描き切った、まったく新しい青春小説。

    ビルの窓清掃員が謎のお婆さんから大金を受け取って窓から部屋を盗撮する話。大人しそうに見える主人公なんだけど、高層ビルの清掃中に性行為に及んだりと大胆な一面も。こんな主人公やイカれた同僚が出てくるのだから、ド派手な物語になるのかと期待したのだけど、そのような場面は出てくることはなく静かに淡々と物語は進

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    2021年09月20日
  • 楽観論(新潮新書)

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    気を楽に、読み進めることができました。
    いろんな角度から、いろんな話題が、3ページずつ紹介されていて、頭の中が落ち着かない時も、ちょっとした時間に文字にふれたい時も読むことができました。

    最後まで読み終えたとき、「楽観」のイメージがふわっと舞い降りてくる感じがしました。

    時間をおいてまた、ページを繰ってみようと思います。

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    2021年09月11日
  • 誰の味方でもありません(新潮新書)

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    数ページずつの単発の話が続くと思ったら、週刊新潮に連載されているコラムをまとめたものであった。本全体で何かを伝えてくれるかというよりも、古市氏の視点を垣間見させてくれることを期待して読んでもらいたい。やはり、知識と経験が豊富で見方が鋭い。

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    2021年09月10日
  • アスク・ミー・ホワイ【単行本版】

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    頭の中にすーっと入ってきて読みやすい文章。
    異国情緒の高揚感と湊くんが自分を異世界に連れていってくれるかもしれないという期待感が心地いい。
    uber eatsとか食べログとかGUCCIとか俗っぽい言葉が出てくる感じが個人的には新鮮に感じた。

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    2021年09月09日
  • 絶対に挫折しない日本史(新潮新書)

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    ネタバレ

    学生時代、あまり得意ではなかった日本史。

    当時の私には、歴史を学ぶというより
    無機質に暗記する教科だった。

    大人になった今、実家に帰省した際に、
    当時の日本史や世界史の教科書を読むと、
    意外と面白くて学生時代が悔やまれる。

    本書は、神様のような俯瞰した目線で、
    巨視的に日本の歴史を描いている。

    まるで、ドラえもんの道具で、
    空から日本の成り立ちを
    高速で眺めている感じだ。

    テンポの良いスピード感が心地よい。

    「ニッポン全史」だけでなく、
    「コメ」「家族」「戦争」
    などのテーマも設定されている。

    歴史となると対象が膨大な上に、
    イデオロギーも関わってくるし、
    どの立場を採用するかで

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    2021年09月06日
  • 楽観論(新潮新書)

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    『全ての現実を仕方ないと受け入れたり、何の約束もない幸運を待ち望むくらいなら、せめて楽観的になったほうがいい』
    『何とかならないことは、ほとんどない。少なくとも、そう思って行動していたほうが、人生はずっと楽になる』
    『アンチエイジングといえば、スキンケアばかりが注目されがちだ。しかしもっと心のアンチエイジングが重要視されてもいいのではないか』
    『正義のカルト化が進む一方だ。自分の信じる正義を追求し、異論を挟む人を糾弾するのも結構だが、その行為は少しもクリエイティブではない。社会運動家ならともかく、新しい知を創造すべき学者たちが、血眼になり他者を叩いている様を見るのは哀しい』


    2018ー20

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    2021年08月30日