古市憲寿のレビュー一覧
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文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい
その他
生と性と死のワードがないまぜになって話が進む。
頭の良すぎる天才の、始末のお話。
物語のラスト、愛と「平成くん」のかみ合わない会話がとても切ない。
物語上安楽死が合法化している設定。
いかにも現実的にありそうな事例としてその場面が表現されているので、少し混乱してしまった。
登場人物のセレブな生活が現実離れしているのも相まって、ありそうで無さそうな、「ファンタジー」。
時々出てくるワードが、実際に存在するモノなので、リアルな世界を描いているんじゃないかと思ってしまう。
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今なら当たり前のように思い描く将来大人になったらやりたい事や、海外のどこそこに旅行に行きたい…
美味しいものを食べてみたい…
そんは素朴な願いすら統制されて出来ない時代が、ついこの間まであったという事実。
自分は御国の為に身を捧げるから、大人まで生きることはないと当たり前のように小中学の子が毎日思って過ごす。
そんな世の中に希望なんてないよな…と感じながら読んでいた。
どんな小さな夢でもいいから自由に思い描いていられる世の中がいい。
統制だけ厳しくして、金持ちの上の官僚とかだけは酒に女に豪勢な食事や、金に溺れて暮らす。
そう言う未来にならない事を祈るばかり。 -
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辛口コメンテーターで知られる古市さんの小説。
こちら、昨年古市さんがTwitterで毎日少しずつ投稿してくれていたツイッター小説を一冊にまとめたもの。
私も去年毎日楽しみに読んでいたのでこちら再読となります。
舞台はオランダのアムステルダム。一緒にアムスに来た彼女のさくらに振られて、鬱々としながら過ごすヤマト。
そしてあるとき出会ったのが、ある報道がきっかけでテレビの前から姿を消した元芸能人の港くんだった。彼と出会って、友情を深めることで、ヤマトの生活に張りが出て変わりはじめる。
ボーイズラブ要素のあるラブストーリー。
全体的に、ヨーロッパが舞台ということもありおしゃれな印象。
主人 -
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「格差ってのは上と下にだけあるんじゃない。同じ高さにもあるんだ」。高度200メートル。僕はビルの窓を拭く。頭の中で響く声を聞きながら。ある日、ふとガラスの向こうの老婆と目が合い……。境界を越えた出逢いは何をもたらすのか。無機質な都市に光を灯す「生」の姿を切々と描き切った、まったく新しい青春小説。
ビルの窓清掃員が謎のお婆さんから大金を受け取って窓から部屋を盗撮する話。大人しそうに見える主人公なんだけど、高層ビルの清掃中に性行為に及んだりと大胆な一面も。こんな主人公やイカれた同僚が出てくるのだから、ド派手な物語になるのかと期待したのだけど、そのような場面は出てくることはなく静かに淡々と物語は進 -
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ネタバレ学生時代、あまり得意ではなかった日本史。
当時の私には、歴史を学ぶというより
無機質に暗記する教科だった。
大人になった今、実家に帰省した際に、
当時の日本史や世界史の教科書を読むと、
意外と面白くて学生時代が悔やまれる。
本書は、神様のような俯瞰した目線で、
巨視的に日本の歴史を描いている。
まるで、ドラえもんの道具で、
空から日本の成り立ちを
高速で眺めている感じだ。
テンポの良いスピード感が心地よい。
「ニッポン全史」だけでなく、
「コメ」「家族」「戦争」
などのテーマも設定されている。
歴史となると対象が膨大な上に、
イデオロギーも関わってくるし、
どの立場を採用するかで -
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『全ての現実を仕方ないと受け入れたり、何の約束もない幸運を待ち望むくらいなら、せめて楽観的になったほうがいい』
『何とかならないことは、ほとんどない。少なくとも、そう思って行動していたほうが、人生はずっと楽になる』
『アンチエイジングといえば、スキンケアばかりが注目されがちだ。しかしもっと心のアンチエイジングが重要視されてもいいのではないか』
『正義のカルト化が進む一方だ。自分の信じる正義を追求し、異論を挟む人を糾弾するのも結構だが、その行為は少しもクリエイティブではない。社会運動家ならともかく、新しい知を創造すべき学者たちが、血眼になり他者を叩いている様を見るのは哀しい』
2018ー20