古市憲寿のレビュー一覧
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NHK Eテレで放送されていた『ニッポンのジレンマ』
2013年3月に放送された回の未公開部分を含めた書籍化。
この番組を知ったときには、もう後半戦というか、残り回数が少なくなっていて。
もっと早く知りたかった番組でした。
一度だけ番組の公開収録にも行きましたが、本当に楽しくて有意義な時間で。
盛り上がる議論というのは、聞いていてとてもおもしろいです。
もっと続いてほしかったなぁ。
本書は「僕らの復興論」と「僕らの地域活性化作戦会議」の2回をまとめたもの。
当時は東日本大震災の後ということですが、この時の議論が今どこまで実現されているのか。
そんな風に見てもおもしろかったです。
難しい -
Posted by ブクログ
そうなんです、母親だって人間なんです!!
今は共働きも増えているし、正社員でバリバリ働きながら家事も育児もワンオペでやってる人結構いると思います。
男性も昔に比べて家事育児に参加してるとか言うけど、育児って結局最高責任者が母親だって世間はみんな思ってますよね。
なんでもかんでも母親に押し付けすぎ!なんなら少子化問題の産む産まない、産めないも女性のせいにしがちだし。
日本ってやっぱり男女差別の国だなと思います。
この本が出版されたのが2015年。政府はオリンピックに夢中で少子化なんて対して対策してないですよね。一応保育園は3歳から無償化になりましたが、我が家は1歳の時に保育園入れるのにものすごー -
Posted by ブクログ
ネタバレ・乳幼児期に教育(社会性)をする事が大事
・一般日本人の、赤ちゃんを取り巻く環境の理解が大事
・日本は「お母さん」を人間扱いしない国
旅行に行くと、子供が可哀想。
保育園に預けると、子供がかわいそう。
仕事で残業しまくっても、子供がかわいそう
新幹線で泣き喚く我が子を無視すると、子供がかわいそう
お父さんだったら、そうはならないよね?
・ペリー幼稚園プログラム
アメリカの貧しい地区に生まれた3歳〜4歳の子供を対象に、素晴らしい幼稚園に通わせた58人と入園を許可されなかった65人を比較。
素晴らしい幼稚園に通った子の19歳時点での高校卒業率が高く、27歳での持家率が高く、40歳時点での逮捕 -
Posted by ブクログ
優しい物語だった。
フィクションって書いてあるけど
港は、どうしてもある俳優さんが頭に
浮かんできて離れなかった。
ずっとその俳優さんを思い浮かべながら
読んだ。どこまで本当の話なんだろうとかも
考えながら。
あと読む側に人物の感じを具体的にイメージ
させることができるのだとは思うが、
人物が着ている服や持ち物など
いちいちブランド名から書いてあるのが
個人的には過剰に感じた。
(サンローランの黒いシャツとか
蜂のマークのついたディオールの帽子とか。)
物語の中にあった
「あらゆる関係には、誤解や思い違いや
すれ違いが含まれている。その中で、
誤解を解こうとする過程にこそ意味があるの
ではな -
Posted by ブクログ
貧困だとか、犯罪だとかは、
個人に由来するのではなく
社会が生み出した現象で、
社会の一部だと考える論を
私は強く推しているんだけど、
それを肯定してくれるように感じた。
まさに社会学とは、
みんながなんとなくわかっていたことを
実証する学問と説明する学者がいたが、
それを実行してくれたと思う!
家族社会学 山田先生がいう
前時代的家族が
機能する人と機能しない人の格差が生まれる。
社会では、機能しない家族に生まれた私が悪い自己責任と斬られるけど、
機能しない人をベースとした社会制度ができればいいなぁと思う。
社会学者は分析に徹するべきか、
提言まで行うべきか論について
様々な意見が出て -
Posted by ブクログ
そんなに悪い人ではない。
でも凡庸な人でも、家族というコミュニティの中で集まると、人の命を削るほどの悪の力を持つ。
家族という閉ざされた空間は本当にこわい。
ずっと思ってるんだけど、
家族って閉ざされるといとも簡単に仮面が剥がれて無遠慮な恐ろしい本性が出る。
人の悪意って
受ける当人のリアクションや周りの目によって
大部分は抑制されているんだな、と気づいた。
人間って卑しくて悪くて、
他の人の目がなければ
グレーゾーンを簡単に飛び越えて
人の命も簡単に握り潰せる存在。
最後のシーンがなぁーーー
諦めるなんて、
最初の1ページで思いついた選択肢だったから
あまりにあっけなくて悔しいくらい