古市憲寿のレビュー一覧

  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

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    社会学とは何か何のために必要かを教えてくれる。様々な社会学者が登場するため次に読む本を探すためのカタログみたいで面白かった。

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    2020年08月15日
  • 奈落

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    人気絶頂だった17歳の歌手香織。ある日事故で意思疎通もできない車椅子生活になる。香織の心情が綴られている。古市さんらしいタッチだと思った。

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    2020年07月01日
  • 奈落

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    ネタバレ

    ちゃんとした小説じゃないか!~シンガーソングライターの香織はステージから落ちて、植物状態かと思われていたが、ちゃんと意識を持っていた。母が動けない娘に愛情を傾けるようになり、不仲な姉が妹の作品で金を稼いでいる。いつの間にか40代になって、鍼で体が少しずつ動かせるようになったが、母は施術を断り、香織に鏡越しの自分の姿を見せる~ちゃんと作家として活動できるね、古市君

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    2020年06月18日
  • 奈落

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     本作は、読みようによっては救いのない物語だ。 
     人気絶頂だった17才のミュージシャンが、ライブ中の事故で全身不随となり6139日目から話が始まる。
     
     外界に対して何も意思表示できない体になってしまい、意識の有無さえも判断できない状態にある藤本香織。
     だが、彼女の意識ははっきりしている。
     意識が体の中に閉じ込められている。

     家にいることに耐えきれずに、家を飛び出してミュージシャンになった彼女だった。
     しかし、事故後には姉、母が彼女の財産を引き継ぎ、更には嘘を塗り固めた美談を騙るようになった。
     動かなくなった体を父が弄る。
     かつて共に語り合った男友達は、自分が音楽性を蔑んだ女

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    2020年06月12日
  • 誰の味方でもありません(新潮新書)

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    古市くんの独特の感性、捉え方があったり、納得できる内容もあったり
    ひとつひとつが短いのでとても読みやすい
    何より出版時にコメント追加しているのが読んでて楽しい

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    2020年06月09日
  • だから日本はズレている

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    古市さんのバシバシ斬り込む感じ好きである。
    ポエムやオリンピックの気持ち悪いプレゼンの部分は笑った。 

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    2020年06月07日
  • 百の夜は跳ねて

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    社会学者の古市さんらしいと言えばそれらしく、社会格差だったりがみえますが、登場人物の醸し出す不思議な雰囲気で現実感のない(いい意味で)不思議な感じのお話でした。

    読後感も悪くなく、前作より、作者を意識することなく小説として読みました。

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    2020年05月31日
  • 保育園義務教育化

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    読んで良かった。「お母さん」にはぜひ1章を読んで欲しい。個人的に衝撃だったのが、古市さんが好きで、よく人に聞いてしまう質問。「親が人間だって何歳のときに気づきましたか?」というもの。自分も母親になった今でも、自分の「お母さん」が「人間」かどうかなんて考えたことがなかった…
    あとは出生率を上げようとしている割には打ち出される政策のなんと的外れのことか。現役世代に対する社会保障支出が多い国ほど、出生率が高くなることが分かっているのに、日本はどこまでも若者にお金を使わない国。出生率が上がるはずがない。

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    2020年05月30日
  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

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    社会学とは?に対する複数の社会学者の認識を知ることができた
    この本をきっかけに、登場した社会学者の書籍を読んでいきたい

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    2020年05月12日
  • 絶望の国の幸福な若者たち

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    「世界にはきっと誰にさえも気が付かれないような転轍機が無数に張り巡らされていて、僕たちの人生は何気ないきっかけで道が分かれている」
    「そこまでお金をかけなくても、そこそこ楽しそうな生活を送れちゃうのが現代の幸福であり不幸でもある」

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    2020年05月10日
  • 奈落

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    残酷で悲しい。
    これほど救いようのない話ってあるだろうか。
    いっそ意識がないほうが、、なんて思ってしまう。

    密かに意識し合っていた彼との初めてのキスが
    相手に「腐ったザクロのような臭い」と思われるなんて
    地獄以外のなにものでもない。
    こんな表現を思いつく古市さん、すごい。

    古市さんの小説を読むのは平成くん以来、2度目。
    とんでもないことを淡々と書く作家さんだと思う。
    とても好みなので、ひとつ前の作品、
    「百の夜は跳ねて」も読みたい。

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    2020年04月27日
  • 百の夜は跳ねて

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     木村友祐さんの『天空の絵描きたち』のパクリと言われていたけど全然違う。同じくビルの窓清掃員が主人公だけど、大きな要素ではあるもののどちらかというと物語の背景として扱われていて、本筋は老婆との交流だ。とても奇妙な話で面白かった。おばあさんが、痴呆症なのかコミュニケーションが成立しているのか定かでない感じが生々しい。

     ただ、一人称の話なのにお婆さんのことをずっと「老婆」と記述していたことが引っ掛かる。一人称にしては突き放しすぎな感じがする。

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    2020年04月24日
  • 古市くん、社会学を学び直しなさい!!

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    社会学とは何か、を対話の中で探っていく
    この営み自体が社会学なんじゃ?

    個人の体験と学問が密接に関わっているのが社会学の面白いところ

    社会学を研究する上で大切なことは、古典を読むことと自分の関心を知ること

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    2020年04月22日
  • 奈落

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    ネタバレ

    奈落には底がないのではないか。
    そう思った。

    痛い。ただひたすらに、痛かった。
    底辺だと思った現実にはまだ底があって、何度も何度も叩き落とされる。活路かもしれないと思った先が更なる苦悶の始まりで、読んでいて途中で苦しくなるほどだった。

    誰ひとり自分の気持ちを理解してくれない。
    一筋の光すら閉ざされる。
    しかも、自分のしたことが正義だと疑わない人の、何と多いことか。

    さらに言えば、私だって明日どうなるかわからないのだ。
    ステージからではなくとも、明日交通事故に遭って全身不随になる可能性がないわけじゃない。
    もしくは自分の近しい人が、そうなる可能性だってある。

    その時、周囲はどうするのか?

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    2020年03月29日
  • 百の夜は跳ねて

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    これが芥川賞候補作かぁ。
    帯にあるように、確かに「青春小説」な感じがする。
    何者にもなれない自分から旅立ち。

    ただ、「これ、結局、何のために・・・?」が残る。
    途中で、「ふーん、そういうことか」と分かるけど、
    「で、何のために?」がどうしても残る。

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    2020年03月15日
  • だから日本はズレている

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    若者からの視点を切り口に日本の社会問題を考察した書。古市氏はテレビで見るような毒舌キャラとして知られており、本書では少々弱めだが、ところどころ見受けられ、独特の視点がかかれていて興味深い。

    「学歴は結局重要」「若者に社会は変えられない」「クールジャパンは無意味」など現実的な立場から持論や批判を展開している。

    「2040年の日本社会」も興味深い推察であった。かろうじて先進国の地位を維持しつつも、少子高齢化や海外への人材流出、東南アジアの発展などによって日本の権威は劇的に衰退する。非常に現実的な内容であった。

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    2020年03月05日
  • 保育園義務教育化

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    お母さんになった途端、誰からも文句を
    言われないストライクゾーンが極度に狭まって
    しまう。
    →わかる!お母さんなのに…と
    悪い意味で使われる。
    でも、個人的にはお母さんになってから、
    「私はお母さんだから、こういう行動をしなくちゃ」
    と逆にがんばれたり、他人に優しくなれたように
    思う。

    個人的には
    “5章 草食男子が日本を滅ぼすというデマ”
    が面白かったです。

    あと子どもを幼少期、
    ヨーロッパで育てていた時期があったけれど
    その国から日本に帰ってきたときに
    子連れ母に対して、若者や中年の方の
    対応にがっかりすることが多かったし、
    公共の乗り物などもほんとに優しくなかった。
    ホームから改札へ

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    2019年12月19日
  • 百の夜は跳ねて

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    老女の依頼は 部屋の盗撮なんですが
    犯罪や好奇心というよりは
    記録のためというのが 
    現代の気分によく合ってる気がします
    インスタの切り取りみたいでしょ
    さらっと飄々としてでも明るさもある
    なかなか面白い小説でした

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    2019年12月18日
  • 百の夜は跳ねて

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    全体的に内容が薄いように感じた。
    展開があまりなく、画竜点睛も粗雑である。
    しかし、自分の心の中で聞こえる声とを折り重ねながら書いていたのは新鮮であった。

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    2019年12月02日
  • 国家がよみがえるとき 持たざる国であるフィンランドが何度も再生できた理由

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    ファンタジーなだけではない
    フィンランドを知るにはよい一冊
    (2015年発行なので現状は
    また変わっているかもしれないが)

    当たり前だけど光があれば影もあるんだなと思う。
    しかしスウェーデンに統治され、
    ロシアに統治され、晴れて独立国となって
    まだたったの100年

    急激な近代化(農業社会から情報化社会へ)も
    たかだか60年そこらの出来事なんだよなあ。

    福祉の詳細については描かれていなかったが、
    昔から教育を主軸にしてきたことはわかるし
    とても羨ましく思った。
    「余裕」と創造性の関係、あるよなあ。

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    2019年11月24日