香山リカのレビュー一覧

  • 10代のうちに考えておくこと

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    普段はあんまり何も考えていないかなーっていう子とか、不特定多数の子供に、考える機会を与えるにはいい本かもしれません。そんなに深刻な書き方をしていないので。逆に、深刻に人生を考えている子供はここに書かれているようなことはすでに考えてしまっていると思うから、あまり助けにはならないかも…

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    2009年10月04日
  • 10代のうちに考えておくこと

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    10代でなくても、ちょっと今の生き方に不安を持っている人は読むべし。
    もともと中学生向けなのでとっても文章が読みやすいです!

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    2009年10月04日
  • 〈私〉の愛国心

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    この本のタイトルからみて分類がマスメディアというのは適切か、という疑問があるかもしれない。しかしナショナリズムというものが共同幻想にもとづくものだとすれば、その幻想を作りだし媒介しているものとして当然にメディアといいうものの存在が立ち上がってくる。それゆえに分類はマスメディアとさせてもらう。
    本文の中では少年事件、石原新太郎発言、憲法といったものらが例示として出される。これらのことについて私たちにはある程度の前知識がある。それはとりもなおさずいわゆるマスメディアがそれらのことをこぞって取り上げたからである。
    香山リカはこのことについての批判をする。各事件はかなり早い段階でわかりやすい価値観への

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    2009年10月04日
  • しがみつかない死に方 ――孤独死時代を豊かに生きるヒント

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    孤独死という言葉が使われる様になったのは意外と古く、1960年代には「孤独死老人ゼロ運動」なるものが存在し、当時から独居老人が独りで亡くなる事が社会問題化していたようである。太平洋戦争後の日本が戦後復興を目指す中、中核都市での第二次産業従事者の増加に伴い、子と親が離れて暮らす所謂「核家族化」の増加により社会問題化していったと見られる。近年では阪神淡路大震災で、問題が再び大きく取り上げられる事となる。
    私は住宅不動産業と関わりが深いから、特に賃貸物件等での単身者(独居者)の孤独死については社会課題の一つとして関心度は高い。つい先日も会社の同僚の近親者が亡くなってから数ヶ月経過後に発見されたという

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    2025年12月19日
  • 逃げたっていいじゃない

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    働きづらい職場から逃げる
    新しい職場で
    サブスクで日本全国に住めるサービスがあるなんて知らなかった!
    全国の短期バイトを点々とするもあり、地域によっては家庭教師など。少しお金を稼いだら次の場所に移動する。面白ーい。物を持たなければ引っ越しも簡単。

    短く働けば人間関係で悩まない。確かに!と思う反面、転職を繰り返すとどうしても経歴を見たときにいいイメージが湧きにくいですよね・・

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    2025年12月08日
  • 親ガチャという病

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    信頼している識者の方が何人かいたので、ある程度興味深く読みました。ただ、全体としては急拵えな感が否めないですね……。まとまりのある感じではないです。

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    2025年11月21日
  • 逃げたっていいじゃない

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     なんかいろいろストレスに感じることがあって家族の問題が中心なのではあるけど連鎖して自分の仕事のキャリアプランを考えたりする中で問題から逃げちゃいけない、無責任に放ってはいけないとか思っていたらえらく窮屈に頑張っている状況に感じてきてしまいそんな中で出会った本 。精神科医の香山リカ氏の著書はたぶん初めて読むが、メディアに出演していたときのイメージとはちょっとキラキラしてないかな(かなり個人の独断と偏見だと思うけど)という印象だった。

    「逃げたっていい」という表現を「いかにストレスフリーに生きるか」と置き換えると、逃げる罪悪感を取り払うということに重きを置きすぎるノイズを除去して、著者が言い

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    2025年11月16日
  • いまどきの「常識」

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    20年前に書かれたものであるが、今でも十分通用する「いまどきの常識」。
    6章から構成されているうちの『仕事・経済篇』では、
    現実にそぐわなくなっているという憲法問題にも絡め、「現実」とは絶対的な絶対的な価値を持ち、何よりも優先すべきものなのだろうか、と。
    『国家・政治篇』では、
    かつて「国益」=国民の利益と安全だったはずが、いまでは国家の利益とすり替えられているのでは、と。
    『社会篇』では、
    反抗する若者が少なくなったことに関して、政治家や政府、あるいはマスコミなど権力を持つものに、疑問を持たずに感謝することには、気をつける必要があるのでは。偉い人に利用されている、いつの間にか支配され、自由を

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    2025年10月21日
  • 「わかってもらいたい」という病

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    香山リカさんの分析力が好きで、香山リカさんの本を見つけると手に取るようにしている。
    この本を読んで、私もわかってもらっていなかったのだなということが、わかった。特に自分では気づかなかったが、気づかなかっただけで、わかってほしい人に、わかってもらっていなかった。
    自分の心の奥にあった思いに、気づけて良かった。いい気づきが得られたと思うし、香山リカさんの本はやっぱりためになると思った。

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    2025年05月17日
  • ノンママという生き方 子のない女はダメですか?

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    ネタバレ

    発刊は2016年。香山先生このような本も書かれていたのですね。ノンママという呼称は流行りませんでしたが意味は伝わるし言いたいこともわかる。

    p104、105 経験しないとわからない、子どもいない教師や医師は頼りにならないのか?という話が出てきます。
    確かに経験しないとわからないこともあるでしょう。それは実感として体験してるかどうかという話なので体験できない人にはどうにもできないことです。
    でもそれを言ってしまったら全て話は断ち切られて何事についても「わからないから話しても考えても仕方ない」というある意味思考停止、関係性の分断になると考えます。
    自分も若い頃、早くに子どもを持った友人に「子供を

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    2025年04月04日
  • オジサンはなぜカン違いするのか

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    昭和世代だと当たり前だと思うことを相手に強要してはいけない
    令和になっても不祥事で会見する人たちはこの当たり前から抜けきれずに強要していることが多いと感じる
    中年になると前頭葉が衰えるため、言葉が出にくくなり、イライラを抑えられず言葉が出てしまうことやスマホを使用していてスマホでの自分時間を相手に強要するために焦らせるなどを知ることができた

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    2025年02月13日
  • どうしたら桜井さんのように「素」で生きられますか?

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    何かをなしとげている人は一本筋が通っている。
    そんな事を地で生ききっている桜井さんの生き方は、真似はできないが、すごいの一言。
    そして精神科医としていろいろな方と接してきた香山さん。流石に言うことに重みがあり、かつ優しい。
    人生勉強になりました。

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    2025年01月06日
  • マッチングアプリ依存症

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    平成から令和にかけ恋愛は変わった。マッチングアプリはその代表といえるだろう。アプリにはまる理由、「いいね」を多くもらえるのに結婚出来ない理由を細かな章立てで分かりやすく解説する…のだが、アプリをマイナスに捉える立場に寄りすぎてややバランスが悪い。

    タイトル通り、依存のマイナス面を注視しているのだが反対を示すデータや対談もあってよかったと思う。今の年代はそもそもアプリは普通にあるもので、そこまでマイナスに捉えていないだろう。アプリに批判的な考えを持つ読者にはフィットするがそれ以外の読者にはやや疑問が残る内容もあるかと思う。

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    2024年12月23日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    ネタバレ

    ◆手に取ったきっかけ
    タイトルの通り、考える力をつけたかった。
    茂木さんをはじめ9名のその道のトップランナー、人生の先輩たちと対話できるような書き出しに惹かれた。

    ◆気になった項目
    レクチャー2 箭内さん
    流されるから遠くへ行けるという考え方
    ・自分の個性が分からない。つい、他人に合わせてしまう性格、相手を喜ばせたい性格が個性なのでは?という文章は自分に当てはまると感じた。
    相手の言うことを全部聞いて、それを何倍にも膨らまして返す。クリエイティブ合気道
    ※合気道は相手の力が大きければ大きいほど相手を遠くに投げ飛ばすことができる。→相手の力を利用する!
    ・関係はつくるのではなく、好きでつくる

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    2024年11月17日
  • 61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地のお医者さん」はじめました

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    東京での大学教授を辞めて、穂別町の診療所で地域医療を始めるに至る話。大変や決断だと思うけど、そうと決めて行動に移すバイタリティは素晴らしい。

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    2024年11月14日
  • 精神科医はへき地医療で“使いもの”になるのか? 私の転職奮闘記

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    あの香山リカさんが、へき地医療をやっている!知らなかった。で、なぜ?できるの?と読んでみた。Dr.コトーの世界かしら…と思いながら読み始める。先生はもう一人いて、Dr.コトーよりは良かったかも。香山さんがなぜへき地医療へと方向を変えたのか。へき地ならではの大変さなど関心を持って読んだ。
    がんばってほしい。

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    2024年10月29日
  • しがみつかない生き方 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール

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    精神科医、あるいは作家という立場から、人々が悩む幅広いテーマについて書かれている。私は、いくつかの自分に合うテーマから、著者の考えを貰えた。
    特に瞬間主義の成り立ちから衰退までの流れを聞き、これから同じ様な流れが起きるのではと予感した。

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    2024年10月03日
  • 61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地のお医者さん」はじめました

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    そう、決心すれば何でも出来るんてすね。
    人生は一度きり、ちょっと思い付いたことも、子供の頃からの憧れも
    何でも試してみたら良いですね。
    もちろん誰もが香山さんのようにはいかないでしょうが
    ジタバタしているとなんとかなるかもしれません。
    先のことなど分からないのだから
    前向きに変かを楽しみながら
    生きていきましょう!

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    2024年09月17日
  • さよなら、母娘ストレス(新潮文庫)

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    いろんな母娘ケースを紹介し、

    「あなたただけじゃないんだよ」
    「結局他人は変えられないので、自身のとらえ方、変えてみようか」

    を促す本。

    個人的に母と確執・決して埋まらない溝があると思っているので
    (本書にある通り、彼女は覚えてすらいないと思う)
    ずっと脳裏に過去の恨みがちらつき、
    気持ち悪くなるのであまりのめりこんでは読めなかった。

    意図的にさらっと読んだ感じ。
    そして、結局自分が努力するしかないのか、、と少し落胆。

    これらの原因が

    ・母は娘を自身の分身のように無意識に考えている

    ・自身と同じ血を分けた存在、
     自身の方が先を常に歩んでいる(年齢的に)事から、
     常に自分の方が

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    2024年09月10日
  • 61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地のお医者さん」はじめました

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    著名な方だが、著作物を読んだのは初めて。
    僻地の医者になるまでの半生記。
    その考え方や行動力に嫉妬してしまいます。

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    2024年08月19日