香山リカのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ※若干流し読み。
香山リカ氏の著作は、過去に『就活がこわい』(講談社)を読んだことがある。『就活~』とこの著書をみると、現代(当時)の人々が持っている不安に焦点を当てることが得意なのかな?と思った。
「大人の発達障害」「うつ」という言葉が頻繁に耳にする時代になり、著者は、軽度または障害出ない患者が多く診察に来るようになったこと。そしてその仕組み(ビジネス)について指摘する。
そこに関しては新たな知識が得られた気がする。これが作品のはじめに書かれた「社会的な現象」なのだろう。
しかしながら、医療関係者ではない一般読者の私としてとしては、発達障害になれなかった「平凡恐怖」についてもっとページをさ -
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Posted by ブクログ
慶應義塾大学丸の内キャンパスで行われた授業を編集、書籍化したもの。テレビやベストセラー書籍などで名前を聞いたことのある方々が各章を担当しているため説得力があります。ただし専門書としてではなくあくまで入門書としてカジュアルに読むもの。浅く広く説明している本です。
私は地頭を鍛えたいと思って手に取ったので、刺さったポイントを紹介します。
1.地頭力とは「結論から」「全体から」「単純に」考える力のこと。(細谷功氏)
2.仮説思考のポイントは「結論から逆算する」(内田和成氏)
3.脳に良い生活習慣の一つは、12時までに寝ること(築山節氏)
特に細谷さん、内田さんは著名なコンサルタントでもあるので -
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Posted by ブクログ
・そもそも診断基準が確立していない
・今診断が降りても10年後には降りていない可能性がある
・主観と客観に基づく以上、診断は難しい
そりゃあグレーゾーンにもなるよなぁ。ADHDという診断書が欲しいために病院行く人って割と何考えてるんだろうと思うんだけど、精神病院にかかる行為への抵抗感が今の若い世代にないってのが本質な気がする。彼らは内科と心療内科を恐らくほぼ同格に見ている。うつは甘えどころかうつは個性だと前向きに捉えるようになれば、アイデンティティを2000円で付与してもらえるなら、安いもんだよな確かに。うつのコミュニティなんかTwitterでよく見るし、パスポートみたいなもんなのかも。SN -
Posted by ブクログ
人生の怒りは誰かに「振り回される」ことに起因している。健康も過度に痩せることが良しとされ、美容も老いを悪と捉える価値観に支配され、資本主義の中でお金の不安に常にさらされ、固定的な親と子の理想的関係という虚像に縛られて生きている人は多い。適度に距離感と冷めた目を持って自分と周囲の状況を客観視すれば、自分の意思で自分のペースで選択できるのに、思い込み、とらわれることで振り回され、コントロールできないがゆえに怒りを感じて生きることになる。
絶望的な状況の時には信頼できる人に敢えて振り回されてみるのも一手だが、基本的には自分を冷静に見つめる目を持つことで自分を取り戻すことが大事である。
(一般論として -
Posted by ブクログ
全般的にハッとする事が書かれているような本ではなかった。タイトル通りです。
大人はいい、自分で発達障害がある事を公言すればいいと思う。
けど子どもが標的になるのはかわいそうすぎる。
発達の遅れが認められた1〜6歳の子どもに治療を行っても、学校の成績、運動技術、メンタルヘルス、生活の質、生存率、成人時の機能のどれかが改善したという報告はない、さらには本当は発達の遅れがないのに検査で発達の遅れありと判定されてしまう割合は検査方法によって16〜22%にもなるという報告。
親を含めた大人が楽になりたいだけなのでは?と思う事もある。
やっぱり子どもをむやみに医療機関に連れて行ってはいけないのだ