香山リカのレビュー一覧

  • いじめるな! ――弱い者いじめ社会ニッポン

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    『いじめ』はいろんなところで問題になっているにもかかわらず、それについて、共感できる書物も意見も少ないのが現実です。
    いじめの構造なんて説明されても、実際被害にあってる人の救いにはならないので、いつも歯がゆい思いばかりしてきました。
    自分のつたない言葉では表現できないけれど、なにかが確実に間違っているという思い!
    このもやもやしているけど、強い思いに答えてくれるのがこの一冊です!!
    人間の基本中の基本に戻って、『いじめるな!』と叫ぶ必要性が、いろいろないじめについて二人によって真剣に話されています。
    激しいまでに真っ直ぐな気持ちが、読んでいる者の心を打ちます!
    いじめてる人、いじめられてる人、

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    2009年10月04日
  • 「私はうつ」と言いたがる人たち

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    うつに対する普段から思っていた疑問を
    専門家によって明文化・整理された
    という感想をもった。
    よみやすい。
    現代社会の状況を報告したのみ。
    どう改善していくかは課題としたように
    よみとれたが、
    専門家が冷静に鬱をとりまく社会を
    淡々と分析しているのが面白い

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    2009年10月04日
  • スピリチュアルにハマる人、ハマらない人

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    私は後者です
    圧倒的に後者の立場です

    だからこの本を手にとって読んだのでしょう

    オーラとか
    前世とか
    来世とか
    うんぬんかんぬん
    信じません

    目に見えるものしかなかなか信じない私は
    今この世の中のマイノリティなのかしら

    だってよくパワーストーンとか手首につけてる人よく見るもの


    この本によると
    ハマる人というのは
    「大切なのは真偽ではない。
     それが自分に望ましい心理的影響を与えるかどうかが大事なのだ」と。

    つまり
    スピリチュアルな助言は
    たとえ真偽はどうであれ自分の心が豊かになり、いい影響を受けるならば
    それでいいじゃない
    ということ。

    ま、
    それを言ってしまえばすべて終わりな

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    2009年10月07日
  • 〈じぶん〉を愛するということ 私探しと自己愛

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    ほんとうの自分って?
    自分らしさって??
    自分探し??

    …こんなの考えてる人にいいかも。

    この本を読んで私はやっと気付いた!
    私が探していたものは
    “本当の私”
    なんかではなく。
    “誇大化した私”

    目に見えない、間違った『自己愛』を脱するために。
    これからさき、『等身大』の私で生きていくために。

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    2009年10月04日
  • 〈じぶん〉を愛するということ 私探しと自己愛

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    「アダルトチルドレン」「シンデレラ症候群」という言葉の意味を、
    ずーっと勘違いしていたことに気付かされました。
    お恥ずかしい。

    いろんな形の「私探し」「自己愛」の動機を80年代カルチャーに持って行くのはちょっと強引な気もしますが、
    とても文章がやさしくわかりやすくて、勉強にもなりました。

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    2009年10月04日
  • 〈私〉の愛国心

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    今の日本の状況を精神科医の立場で分析してある。
    「まえがき」と「あとがき」を読むと、なぜ彼女が発言を続けるのかがよくわかる。
    そうなのかと思える部分が多かった。


    作成日時 2006年11月02日 05:47

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    2009年10月04日
  • キレる大人はなぜ増えた

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    やっぱり読みやすいねー。すらすらさくさく読めました。途中までの事例的な内容はあっという間に、あぁーわかるわかる〜〜みたいに読んでいたけれど、キレる原因が脳にある!?辺りは一生懸命にならないと難しいかもなぁ。。。でも、著者の指摘する情動の時代から思考の時代へというのは深く納得だよ。それは、賛成です。

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    2010年10月21日
  • いじめるな! ――弱い者いじめ社会ニッポン

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    いじめられたこともいじめられた経験もなく、平凡なことが唯一の悩みという香山リカさんは、現代人の心の病を追い続けている。辛淑玉さんは幼い頃、民族学校での差別を受け、アメリカで自身も教育を受けた経験をもち、現在は構造的弱者のために様々な支援を行っている。
    アメリカと日本のいじめの違いとは何か?
    民族差別がいまだ残るアメリカよりも日本のいじめの方が陰湿で辛いという理由は何か?
    日本でのフリースクールやシュタイナー学校は本当にいいのか?
    過酷化する競争社会の中で、これからの教育に本当に求められるものは何か?
    二人の本音トークによって、教育の現実と理想を考えさせられる一冊である。
    自分だけでなく相手をい

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    2009年10月04日
  • 若者の法則

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    「若者」の心を、ここまで理解しようとしている、現に理解している大人がいるのかと感心した。
    自分と異なる感覚を持った若い世代を理解するための気力と体力を惜しむあまり、若者を自らに馴染のあるやり方に無理やり押し込もうとする怠惰な大人のなんと多いことだろうか。
    異質なものを受け入れ、理解し、さらに共生していくためには、非常な努力が必要なのだ。
    職業柄、若者と密接に関わることが多いとはいえ、筆者にとっても現代の若者は「異質」な存在であろう。そういう異質なものを前にして、「これだからダメなんだよね〜」と責めるわけでも、はたまた「悪いのは若者じゃない、我々大人なんだ!」というような若者弁護に走るでもなく、

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    2009年10月04日
  • いまどきの「常識」

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    香山リカの本は読んでいて気持ちが良いです。すぱっと私がもどかしく思っていた事を言い切ってくれます。
    香山リカの視点、考え方と、私の考え方は似ていて、共通点が多いことから共感が出来るのですが。
    どうも、世間では彼女に対するバッシングが多いようですね……。
    彼女はまともな考えを持つ人間だと思うのですが、それはさておき。

    「B型人間は自己中心」だの、「平和」「反戦」思想は今やタブーだのとか……鋭く突っ込んでいきます。

    そういえば私の親友はB型ですが、とんでもない! 真面目なタイプで、約束もきちんと守ろうとする人ですよ。
    自己中心というのは、確かにB型にも当てはまりますが、A型、AB型、O型にだっ

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    2009年10月04日
  • 10代のうちに考えておくこと

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    一般(ちょっと心理要素有り)
    若者を悪者にしない香山さんの考え方が好き。
    さくっと読むには良書だと思う。

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    2009年10月04日
  • 老後がこわい

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    香山リカの老後がこわいを読みました。シングルの女性がだんだん年老いていくとどのような老後がやってくるのか、ということを考察した本でした。老人の一人暮らしで、持ち家もないという場合、どのくらいのお金を用意しておかなければならないのか。リタイアした女性の一人暮らしではどんな困難が待っているのか。女性の一人暮らしでその人が死んだ後どうなるのか。私は古い価値観を持っているので、女性は家族に囲まれて老いていくのが幸せだ、というふうに思っているのですが、いろいろな都合でそれがままならない場合もあるわけですね。この本を読んで違和感があったのは、母親と娘が共生関係になってしまって結婚しようとしない、とか、シン

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    2011年07月18日
  • いまどきの「常識」

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    香山リカのエッセー。様々な現在の事象や言説に鋭く著者が切り込む。
    では一体どうしたらという所にまで至っていないが、数々の問題・疑問点の指摘は鋭い。
    今まで数冊香山リカの著作を読んだが、この本は一番のお薦め。

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    2009年10月07日
  • 10代のうちに考えておくこと

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    参考になりました☆
    わかりやすいから読みやすいです♪♪
    いろいろ悩んできるときにはちょっとした道標になる…かも(*^∀^*)?

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    2009年10月04日
  • いまどきの「常識」

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    世の中で「あたりまえ」になりつつあることを、本当に正しいのか?と問いただしている本です。はっとさせられる。筆者さんの意見の展開の仕方が、分かりやすいのにおしつけがましくなくてすばらしいと思う。世代関係なくおすすめしたい本です。

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    2009年10月07日
  • いまどきの「常識」

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    これは、外れではない。
    思想的に近いというのもあるのかもしれないが。

    国を愛していればいいってもんじゃないものね。そういう多様な見方をしてもいいということを示す。

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    2009年10月04日
  • 貧乏クジ世代

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    香山さんの最新本『貧乏クジ世代』を布団の上でゴロゴロしながら読みました。
    貧乏クジ世代=団塊ジュニア世代(1970年代以降の人々のこと。現在の20代後半から30代前半)。
    団塊のジュニア世代とは、バブル崩壊直後くらいに社会出た人たち。
    この世代の特徴を現代社会の様々な現象に照らし合わせて挙げています。
    たとえば「自己啓発系の本」を読みたがるのは、この世代の人たちが、
    少し前の学園紛争など不満を社会に吐き出していた世代と違って、
    「個性」だとか「自己実現」だとか言われるようになったちょうど初期の頃で、
    視線が社会から個人の内へ内へという内向き志向が強いためなんだとか。
    さらにちょうどバブルが崩壊

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    2009年10月04日
  • 〈じぶん〉を愛するということ 私探しと自己愛

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    精神のことをかいてる本はなるべく客観的な目でみて鵜呑みにしすぎちゃいけないと思ってたけど、この本は自己啓発の類の本ではなかった。80年代の社会現象のことを中心にかいていて、このころを生きていない私にとってこの部分は分かりにくいものだった。ただ、共感できる部分はあった。今の時代でも自分を探し続している人はいる。今の自分のほかになにか新しい自分を発見するという気持ちは結構たくさんの人が抱いている気持ちではないのかなっと思う。あとはその程度の問題だと思う。ヒッピーなどはその程度がけっこう高いほうのものなのではと思う。少し前の時代にも自分探しの現象は存在していたということが分かると、そんなみんなの行動

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    2009年10月04日
  • 若者の法則

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    大学入学時の長期休み課題本として紹介されていた本である。課題として読むべきであったのだが、楽しんで読んでしまったため課題にするのは嫌と感じてしまった思い出がある。

    当時高校生であったが、なかなか楽しめる新書本であった。

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    2009年10月04日
  • いまどきの「常識」

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    基本的に、こういう発想が好きなんです。常識、前提となっていることを疑う。私のテーマでもあります。元気がないと難しいけど。

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    2009年10月04日