香山リカのレビュー一覧
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ネタバレ精神科医の香山リカの本
ひとの「じぶんをわかってもらいたい」という欲求のもとに起こる、
様々な現代社会の心の問題を解いている。
・SNSに振り回され、見て傷つくのに止められない。
それが本当かウソかも分からないのに一喜一憂して、自分を追い込んでいく
・女友達・親子での「わかって欲しい」「わかってくれるはず」の幻想
恋人やパートナーなら丸ごとの自分を受け止めてくれるハズ・・・なのに
理解してくれてない。(夫の方は以心伝心夫婦と思っている人が多い そうだが)
・わかってもらいたい願望から陥る 洗脳・霊感商法・占い・・・etc
自分自身が「自分をわからない」からこそ 誰かにそれを決めてもらい -
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私もママになったばかりだから、ノンママ・ワーママどちらの気持ちもわかる。
ハラスメントについては結局「触れない」のが一番なのかな。。
自由でいいね、もダメだと思う。
「産んでみなけりゃわからない」という経験主義も非難しているけど、確かに経験してみないとわからないというのは一理ある。私も子供がこんなに可愛いとは、まさしく産まなきゃわからなかった。子供を産むまで、いつまでも「子供」の立場であるということも産んだからこそ実感している。自分が親になってから、親との関係も変わってきた。ようやく一人前と認められたような感じ。当たり前だけど、親は全員ノンママではないので、ノンママの気持ちは理解しづらいのだ -
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雅子様自身のご容態よりも最近増えている新型うつというのが気になりました。
「つらくて仕事にはいけないのに、従来の鬱と違ってエネルギーがまたくなくなるわけではなく、趣味の活動など好きなことならできる」というような周りの人から見ると怠けてるだけじゃないかと思えるような状態。従来の鬱のように「自分が悪い。自分はダメな人間だ」というような思いにとらわれることもないらしく、むしろ、「自分は能力が高い」と思っている人が多いらしい。
従来の鬱でさえ怠け病だと誤解されることがあったのに、新型うつを理解してもらうのはむずかしいだろうなあと思ってしまいました。 -
Posted by ブクログ
本書の「キレる」とは、何年間も人を恨み続けたり、怒りにまかせて人を殺してしまうような精神病的な「キレる」とは違い、「ちょっと待たされたり肩が触れた程度で大声で怒鳴る」、「不当な要求が通らないことで異常に怒る」ような現象を指す。したがって今話題のモンスターペアレントもこの類である。本書前半では、このような分類を、症例を挙げながら説明する。後半では、なぜこのような事態になったのかをいくつかの仮説をあげて解説する。これによると、この現象は時代のスピードが生み出すストレスが起因しているそうだ。確かに納得できるが、これですべてが説明できるわけではないだろう。私は、豊かさとそれに伴う生命の根源的目的の喪失
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香山リカが、日本人からモラルが失われつつあることを嘆き、「正当な権利」と「個人の身勝手」が混同されてしまっていることを批判するという、保守論客のような口ぶりで語っていることに、まずは驚かされました。
それでも後半になると、小泉内閣の頃に見られた新自由主義の隆盛を、スパンの長い問題を考える知力や想像力の「劣化」という心理的な要因によって説明するという、著者らしい議論が見られます。もっとも新自由主義の問題を心理的な要因に還元することはできないのでしょうが、精神科医である著者の立場からこの問題に切り込むとこうした議論になるというのはそれなりに理解できます。
ただ、たとえば「劣化」の例として、『奥 -
Posted by ブクログ
著者はこれまでの著作でも、勝ち組/負け組を選別する風潮への批判をくり返し表明しています。本書にもそうした基調を見てとることができますが、あつかわれている内容が雑然としているように感じました。
恋愛にすべてを捧げるような生き方や、仕事に夢を求める生き方を理想化してしまうことで、かえって苦しんでいるひとたちいます。著者はそうした人びとに向けて、平凡で穏やかに暮らせる「ふつうの幸せ」を見なおすことを説きます。また、自分が生まれた意味についてゆるぎない確信を抱いているのは、新興宗教などにハマッたひとや、精神の病で「私は世界を救う救世主だ」といった妄想を抱いているひとくらいだと述べて、自分の生きる意味