香山リカのレビュー一覧

  • きびしい時代を生きぬく力

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    頑張りすぎず、どうしても譲れないところは負けないようにする。

    村木さんと常岡さんの精神力の強さ、
    置かれた状況から楽しいことを見つけようとする前向きさ、カッコいい!

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    2014年08月08日
  • 弱者はもう救われないのか

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    香山リカさんの実力が垣間見えたような、そんな感じ。
    いつものふわっとゆるく、やさしいメッセージをくれる本とは一味違う。タイトル、目次を見ても、そんな感じは最初からしていたけど。
    前半はいまの日本がどのような状況にあるのかを書いていて、後半から「他者を救う意味」というところを宗教や哲学の立場から検討していて、まさにこの後半がおもしろい。
    最終的には、「ひとを救うことに理由はいらない」やって、ポップな結論ですが、これがすごく好きでした。

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    2014年06月13日
  • 就職がこわい

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    若干対象とは違ったかもしれないが、とりあえず働いてみる、とか、自分にしか出来ないことはない、とかは同意する。

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    2014年04月12日
  • スピリチュアルにハマる人、ハマらない人

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     高校時代の友人が突然「私にはオーラが見える」と言い出した。友人であるがよく分からない人だったから、私はすごく懐疑的になる一方、共通の友人はすんなり信じてしまったようだ。その違いは、どこにあるのか。この本を読めばわかるかも知れない。そんな期待を胸に手に取った本である。

     様々な文献から引用しつつ、議論を発展させており飽きずに読むことができた。

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    2014年03月24日
  • しがみつかない生き方 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール

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    「ふつうの幸せを手に入れる10のルール

    生まれた意味を問わないの章
    職場でわたしがいなけりゃダメだと思うことはそれなりに満足感があるしやりがいも持てる。しかしわたしの代わりがあってうまく機能していくとわかったならそれはそれで軽い落胆みたいなものを感じるかもしれないけど肩の力が抜けてラクになる。なるほどね、背負い込まなくていいのだ。一歩下がって考えたらいいのだ。わたしでなくてはと思うことは気負った思いなんだと知らされた。

    老・病・死で落ち込まないの章
    老いはそれじたい美化されるものでもないし、経験が長いことが若さよりすぐれたものとして扱われるべきものでもない、
    ようは老いは悪くもなくよい事で

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    2014年02月13日
  • 親子という病

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    親子の依存と支配と反抗と。
    P43 自殺の危険の高い人は、家族の中で「取り替えのきく子ども」という役割を与えられている、というのだ。
    P66 親にとっては子どもの難しい時期に苦しむ中での一瞬のうさ晴らしとなり、子どもの側にとっても親が受け入れられない時期に「本当の親じゃないのだから」と自分に言い聞かせることで、なんとか難局を乗りきれる、というのが西田氏の考えだ。
    P94 しかしそもそも、息子は母のあふる愛を疑うことすら、ないように見える。だからこそ彼らは、「それを失えば私の存在根拠もなくなる」といった恐怖からも、「愛されない私」という罪悪感からも自由でいられるのだ。
    P129 母親の娘に対する

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    2014年01月16日
  • しがみつかない生き方 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール

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    ネタバレ

    とても大切な、うまく言葉で人に伝えられないものの考え方が書かれていて、納得できたり、はっとしたりした。今の心の状態を反映してか、ものすごく苦しくなった。たぶん私がいろんなことにしがみついているからなんだろう。なんで生きてる、なんで働いてる、自分は何がしたい?周りから何を求められている?
    考え出したらきりがない。こんな疑問に出会わずに生きていけたら、どんなに幸せか。だから、この本で言っていることは正しいんだろう。みんな考えすぎて、考えることをやめられなくて、苦しい。自分が手にしている、そこそこの幸せを見つめていこうか。いままでのネガティブな感情を陽転させることができるんだろうか。

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    2013年12月02日
  • うつで困ったときに開く本

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    わたしがいまうつで困っているわけではないのですが。お勉強のために読みました。なるほど、と思うことばかり。深い。

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    2013年09月12日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    タイトルや豪華なメンバーによって書かれているので読んで見た。読みやすくて読んでいて参考になったが、期待していたよりも一つ一つの内容が薄かった。茂木健一郎さんの話の中で24ページの筒井康隆さんの夢のエピソードと26ページのペンギンのエピソードが印象に残った。箭内道彦さんの広告の仕事のエピソードはどれも面白かった。73ページの「やりたいことを実現するための仕事って、何種類もあるんだと思います」という言葉が印象に残った。内田和成さんの130ページ自動車窃盗団の話が面白かった。築山節さんの143ページのコーヒーの話が印象に残った。香山リカさんの鬱病の症状の話が印象に残った。

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    2013年09月07日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    ただのハウツー本のようにも見えるが、各著者の本でその内容の深い部分を知って、理解出来ていればとてもよくまとまったノートのような使い方ができるだろう。
    知らない内容については、導入編として読んで深く探求したいところをピックアップすることにも使える。

    各方面の一流どころを一冊で読めることを考えると良本といえる。

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    2013年08月18日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    考える力をつくる?その力とはなんだろう?
    自分に向けて、自分から外に発する、場所に存在する、などが挙げられるだろうか?これらからはつくることが出来るということだ。まずは、自分を変えられる、ということ。良いことを考え、方法を考え、習慣としていく、ということだろうか?対極にあるのは心であった。どちらも強くしていくことができる。

    図、絵は適切に配置されており、文章の説明を補うために役立っている。キーセンテンス(文章)は、赤いラインで区別されており、目立つ。つまり、よくわかる。


    講演要旨なのだろうか?レクチャーと最後のまとめ内容。上手に人に伝えるためには、非常に難しい。あまりに簡略していないか?

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    2016年02月13日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    何回か、読み直したくなる本。
    挿絵が多く、文字が大きめ、文章が少な目なので、読める人は一時間で読んでしまうかもしれない。

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    2013年06月23日
  • 10代のうちに考えておくこと

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    中高生向けに書かれているが、大人が読んでもおもしろいだろう。各話題に3ページほどが費やされ、最後に3つの質問を問いかける形式。比較的ニュートラルな立場でソフトに語られているので、読みやすく共感しやすい。

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    2013年06月15日
  • 「独裁」入門

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    ハシズムを前に香山さんがいろいろ述べてる。独裁者の条件は漠然とした不安の対象を指させる人間、これかあれかの二択を好むのはスプリッティングではないかってこと、白紙委任したくなる心理、ツイッターとゆう短文形式のメディアのもつ危なさとか。
    確かに効率とか生産性の名の下に切り捨てていいのかって思いもあるが、同時にそうしないとダメだろって思いがある。ただ文化的な国を目指してくべきだと思うし、国民もゆっくり考えるようになったらいいなと思うわ。他人事みたいだけど。

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    2013年06月09日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    本屋の話題の本のコーナーにあって衝動買いして読んでいるのですが、いろんな分野の専門家の方々がそれぞれの見地から手短に的を得たコメントをしていて、とても面白いです。Evernoteに気になったページをどんどん撮って見返してます。

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    2013年05月29日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    各ジャンルの著名人がいいトコどりで、オムニバス形式で
    要所を解説してくれる お得な作品。

    イラストも入っていたりするのでとても読みやすい。

    印象に残っているのはやはり、タワレコの「NO MUSIC,NO LIFE」を
    創りあげた箭内道彦の章だ。
    特にあの、矢沢栄吉とのやりとりは興奮を覚える。
    「箭内さん、矢沢の船に乗ってくださいますか。」
    「箭内さんが、乗ってくれるのなら、ボイラー室で汗かきます。」
    矢沢栄吉だからこそ、この言葉の凄味がありありと感じられる。

    【ココメモポイント】
    ・経験や知識がたくさんあるだけでは、創造性は生まれません。
     また逆に、意欲がないところに創造性は生まれませ

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    2013年03月28日
  • 若者のホンネ 平成生まれは何を考えているのか

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    現代の若者の考え方を今範囲にまとめている好著だ.その中でいじめについての論評が気に入った.セクハラ裁判はあってもパワハラのそれはないアメリカの例だが、次のようなコメントがあった由.「いじめを温存させるコストは高い.できる人が職場を去り、残っている社員も欠勤が多くなる.たとえ出社しても、仕事に打ち込めない.組織に裏切られた気持ちも募るだろう.」このようなコスト(評価や成果)意識を持つ必要性を感じた.

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    2013年03月22日
  • 若者のホンネ 平成生まれは何を考えているのか

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    最近の若者の行動や心理を、著者(1960年生まれ)の世代との対比を交えながら描き出した本。「今どきの若いヤツは・・」と批判的に見るのではなく、時には年長者のほうが歩み寄らなければならないのでは、と考えさせられる。
    「なるほどね、私もそう思う」「いや、ちょっと違うんじゃないかな」「全然、的外れだよ」などなど、ひとつひとつにツッコミを入れながら、楽しくお読みください。・・・とまえがきにあるが、そのように気楽に読める一冊。

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    2013年02月03日
  • しがみつかない死に方 ――孤独死時代を豊かに生きるヒント

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    無縁社会について知りたくて読書。

    おそらく本書を手にとったのは、あとがきで紹介されるNHKの「無縁社会」を見たことで潜在意識が選ばさせたのだと思う。

    確かにゾッとするドキュメンタリーだった。本当にこれが日本の現実なのかと目を疑う内容だと記憶する。働く場所、知人、親戚、友人などの縁がない無援状態で苦しんでいる人たちが、たくさんいるという報告。たとえ賃金や待遇が悪くても海外で働くことで、少なくても人と人との縁は復活させられるのではないかと感じた。

    閑話休題、本書は、芸能人や著者の周りの人の孤独死を例に上げ、孤独死、1人で死んでいことはどういうことかを述べている。

    確かに当人は、まだいいけど

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    2013年01月06日
  • 「独裁」入門

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    現在の日本が二者択一を好みいわゆる「ヒーロー」を待ち望んでいる。そして、自らが考えることを放棄しているなど納得できるところは沢山。そして、その「独裁」を現代でうまくやっている人にあの政治家をあげるのは納得。

    しかし、選挙で石原さんと組んでからはどうもそれが精細にかけると私はおもっていたけど、たしかにこの本は今年の一番維新の会がもりあがってた時期に書かれたものだった。

    とりあえず、私は独裁者になる方法を求めてこの本を手にとったから、敢えて例題にあがった政治関連の香山氏の見方には深く突っ込まないけど、大戦以来人はわかりやすい対立構造そして、昔ならば分かりやすい巨悪(とみせかけられたもの)、いま

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    2013年01月01日