香山リカのレビュー一覧

  • 「むくわれない生き方」を変える本

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    なかなか研究上を結ばないのは、環境のせい私私の能力のせいばかりではなくて、私が現場で10分、満足しているからなのだ
    今のままでいいんだと気づけただけでも私は十分に報われたのではないかと思っている。

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    2018年11月13日
  • 女性の「定年後」

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    年齢的にそろそろ先のことが気になっていて、この本の題名にとても惹かれて読みました。
    たしかに、今の自分世代は親の時代よりも明らかに違う、それでも年齢が若いわけではなく、50歳は50年生きてきたのだと思う。
    まだまだやれることはあるし、やりたい事もあるので、そう思ったその時が一番若いのだから、色々やってみようと思う。
    そして70歳になったら老人ホームに入ろうかな。
    その頃には安くて良いところが増えていることを望むばかりです。

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    2018年11月04日
  • 「発達障害」と言いたがる人たち

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    ネタバレ

    近年自分自身を発達障害ではないかと疑い始めていることもあり読んでみた。

    ・発達障害を取り巻く環境、これまでの経緯などが易しく書かれていて読みやすい。

    ・発達障害の概念が精神科医でさえ難解だと感じるほど複雑なものであり、定量的に「あなたは発達障害だ/ではない」と決定できるようなものではないらしい。当事者にとっては不安かもしれないが、今後この概念の研究がどのように進むのかに着目しようと思う

    以下の記述は少し納得できない点があった。
    ・4章p.110~p.114のあたりに「人との直接的なコミュニケーションを重視しない人(本文中でASD型人間などと記述、要はグレーゾーンの人を指していると思われる)が増えると、日本の少子化問題の解決が遠のく」と読み取れる記述がある。
    少子化云々の話はこの本の趣旨から逸れていると思うし、その問題の原因を発達障害の人のみに押し付けているように感じられて私は不快だった。

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    2018年06月24日
  • 比べずにはいられない症候群

    購入済み

    男性でも色々と気づかされる本

    この本は、女性の視点で書かれているので、男の私には、初め違和感がありました。
    しかし、女性をそのまま男性に置き換えて読めるところが多いと気づきました。
    また、女性から見た人生観や結婚観などは、男として大変参考になりました。
    私には、毎日電話で職場の愚痴や親への不満を言ってくる友達がいて困っています。
    大抵、愚痴を聞いて欲しいだけで、人の意見など求めていないのですが、たまに選択肢を丸投げして来ます。
    そんな時、相手に自分で判断させるよう誘導するための指南書になると思いました。

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    2018年02月09日
  • フェミニストとオタクはなぜ相性が悪いのか 「性の商品化」と「表現の自由」を再考する

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    フェミニズム的な価値観を多少なりとも持ちながら、オタク(二次元やサブカルチャーを好む人という意味でのオタク)でもある女性には、ジレンマがあるんじゃないだろうか。
    AKBや美少女アニメのような「ロリコン文化」を(異性愛者でマジョリティに属する)男性に近い目線で好み、そこにいる女の子たちを値踏みしたり、応援したりすることを楽しんでいる。一方で、それが少女たちを支配し消費する暴力的な行為だという認識もあって、同じ女性である自分が荷担してしまっていることに罪悪感を覚えてもいる。少なくとも私はそうだ。
    常に頭の隅にそういう思いがありながら、二次元やサブカルチャーを娯楽にしている。そこでこの本を見かけて手に取った。

    タイトルに入った「オタク」という言葉からイメージしていたより、実際の内容は多岐にわたっている。最も紙幅を割いているのは性売買と性暴力の話題で、そこから政治の方向にも話を広げている。例として挙げられる個別の作品や商品は少ないので、オタク論のつもりで読むと当てが外れるかもしれない。
    しかし言われてみると、世の中は本当に男権主義に押し込められていて、何と居心地の悪いことだろう。現代日本においてフェミニズムが流行らなくなってしまったのは、経済が衰えてしまい、女性どころか優位にあるはずの男性すら生きづらくなってしまったせいが大きいと思っていたけれど、当の女性たち自身が目を背けたい話だからというのも大きい気がする。実際、読んでいてつらい。自己決定していると信じている振る舞いや仕事やパートナーとの関わり方を、「男性に主体を奪われている」と指摘されれば、反発したくなるのは仕方がない。だけど鈍感に、あるいは割り切ったつもりで男性に迎合していたとしても、知らないうちに心を踏みにじられて傷ついてしまうことが多いのだ。やはり無視していることがいいとは思えない。

    全体を通しては香山リカさんの後書きにあるように、「しかし、『ありとあらゆる場面、表現、文化であってもそれは絶対にダメなのか』と言われると、うなずいてよいかどうかがわからなくなる……」(p.246)というのが、オタクとして最も共感する感想。
    オタクであるからには、全部がダメとは言えなくて、これは大丈夫だと言いたくなってしまう。その見極めが難しい。自分の勝手で決めている気がして、自信がもてない。結局、まずは暴力的なものへの感度をあげて、精査する目をもつ努力しかないのかもしれない。
    どこまでが正解なのかは誰も示せない。けれど、どこにも暴力を向けることなく「性」を「愛」を、あるいは「生き方」を描き、多くの人が楽しめる作品・商品が増えていくことを祈っている。そしてなによりも、現実社会での女性への価値観が変わっていくことを諦めたくない。


    【おまけ】
    「オタク」という題材を取り上げているからには、BL(※)を好む「腐女子」たちや、アイドル・アイドルもののアニメを好む女性たちのことも分析して、女性オタクが性と表現をどう捉えているのかという話も読んでみたかった。
    ※BL(ボーイズラブ)には、フェミニズム的な価値観が見え隠れする。女性のままでは対等で安全な性愛を楽しめないという現実からBLを読む人は、自覚のあるなしを問わずいるだろう(もちろん、BLを読みたい理由は人によって様々)。最近だと溝口彰子さんの『BL進化論』が面白かった。

    表現の世界は鈍感に「女性から主体を奪う」ものばかりではない。作品を通して少しずつ世間の価値観を変化させるのではないかと希望をもたせてくれるものもある。
    たとえばアニメなら『魔法少女まどか☆マギカ』は一見「萌え」を狙っているようで、「少女にしか価値がなく、かつて少女だった女性は世界を呪う魔女になる」という男権社会の価値観に封じ込められた女性の苦しさを描いているし、ドラマなら放映中の『監獄のお姫さま』は、コミカルな表現で女性の怒り、男性に分断されない連帯を描いていて素敵だと思う。

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    2018年02月23日
  • 気にしない技術

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    プロローグの内容が、自分ならずっと気にしてしまいそうだなと思う例だったので筆者に感情移入しやすく、非常に読みやすかった。
    凹んだ時に読みたい本

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    2017年08月03日
  • ノンママという生き方 子のない女はダメですか?

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    やっぱりね、ノンママは生きづらいよ。なんでだろう。なぜ、そんなに動物的でなくてはいけない。本能に従って産めるの?私にはわからない。だから、生きづらい。ノンママより独身の方がずっといいと思えてしまう。
    この問題に、男性はどう関わるのか。ママの穴はノンママが埋めろっていうのは、納得できないよ。誰が負担するのよ。

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    2016年12月25日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    ネタバレ

    快感だと思うことが能力を最大限に引き出す。無意識状態がアイデアを生む(風呂場など)。1意欲×2体験→ひらめき、3睡眠→記憶の整理整頓と歪み補正、4居場所→安全基地、この4つがチャレンジを生む。行動し、出会い、気づき、受け入れることで成長する。
    仕事には、依頼者の都合だけでなく、「自分の思い」をのせる。なりたい職業よりやりたいことを大事に。
    フェルミ推定は、結論から全体から単純にの問題解決縮図。地頭力(効率)と対人感性力(目の前の人を大切に)をバランスよく使う。
    事例を知ることはメガネをかけかえること。忙しい時こそ身の回りの整理を。

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    2016年12月21日
  • ノンママという生き方 子のない女はダメですか?

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    「生涯子供ゼロの女性は25%以上」そんなにいるのかと驚いた。そういう私もノンママである。私の場合、欲しかったけれど恵まれなかったタイプだ。しかし、いろんな事情でノンママになった女性がいることを知る。どの選択も自由であるし、それによって引け目を感じる必要はないこともうなづける。いろんな立場での悩みが紹介されているが、勇気づけられた。

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    2016年10月24日
  • しがみつかない生き方 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール

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    欲がある
    こだわりがある
    普通とは何なのか
    比べることが
    それらをなくすことで幸せになれる

    自分とは?がわかることが 大切なのではないか
    情報が多すぎるのかもしれない

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    2016年08月03日
  • がちナショナリズム ――「愛国者」たちの不安の正体

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    自分の目で見て
    自分の耳で聴いて
    自分の足で歩いて
    自分の頭で考えること

    改めて
    自分に言い聞かせながら

    「本」を読むことは
    「考える」ことだなと
    改めて 思いました

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    2016年04月27日
  • 半知性主義でいこう 戦争ができる国の新しい生き方

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    本書は、「WEBRONZA」での連載「香山リカの新しい『リベラル』の話をしよう」などに加筆し再構成された昨年12月末に出されたものです。

    精神科医としての豊富な臨床経験をもとにこれまでも様々な発信を続けてきた著者が、戦争法が強行された状況を踏まえ、これからどのように考え行動したらいいのかを問いかける内容。権力者のもつ精神的構造とそれをある意味容認する社会的な風潮に関する分析は、なるほどと思わせるものでした。「新書」のカテゴリーにある実態(売れる売れない、読んだ後あとに残らないもの)を紹介しながら、効果や効率だけが強調される市場主義が「反知性主義」を生み出し考える力を削ぎ落としているという指摘には怖ろしいさを感じました。

    「権威に支配されない、平等を実現する、音楽やダンス、ファッション、料理や恋愛と並立する知性。それが半知性主義であり、これからの社会を切り開く鍵になるのではないか」との投げかけへの答えは、自らが実践し見出していくことではないかと思いました。それが、最終章の「誰が権力者の暴走を止めるのか」との呼びかけにつながっていきます。

    ぜひたくさんの人に読んでほしい一冊です。

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    2016年02月20日
  • 若者の法則

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    ◎若者論を類型別に明快に語る
    テレビでもよく出てくる香山リカ先生の著書。2002年に書かれた本だが、あまり古さを感じさせない。

    最近の若者が考えそうなことを、6つの類型に分けて、さらにその類型ごとに詳しく解説してくれている。たとえば買い物。買い物は自分で自分をほめるために行くイメージもあるが、買い物に行った先で「これ似合いますよ」ととりあえず言われているにもかかわらず気持ちよくなって購入してしまい、店を出た後に買わなければよかった、となるというのだ。

    これ以外にもいろんな話が書いてあるけど、まさにその「現代の若者」の真っただ中にいる私にとっては目からウロコで、自分で気付いていなかったことや、後輩・友人の行動の原理もこれを読むとわかるような気がしてくる。
    書かれた当時と微妙に違うこともあるかもしれないが、現代の若者論を学習し始めるにはよいツールなのではないか。

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    2016年01月16日
  • 恋愛不安

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    中ほどでやや私見に寄り過ぎている感はあるが、読後に自身の過去の心境の原因が恋愛への強迫的な憧れだったと実感が湧いた。
    恋愛している・恋愛によりほぼ完全な幸せを得ている事≠当然、強迫観念の危険さと蔓延ぶりを感じる。

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    2015年06月19日
  • 比べずにはいられない症候群

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    解決策を教えてくれるというよりは、自分もこんなことを比べているなと思えるようなあるある本のエッセイ集でした。

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    2015年04月07日
  • 気にしない技術

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    気にしないというより、気にし過ぎないことが
    大事なのではないかと感じた。
    テキトー力も時に必要。
    こうでなければとがむしゃらに前進あるのみでは、
    やっぱりどこかでひずみがでてしまうもの。
    白黒はっきりさせなくても良いことは、それでいいのでは?
    きっちりし過ぎていることで、自分を追い詰めずに
    済むのだから。

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    2015年03月06日
  • キレる大人はなぜ増えた

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    キレる大人の自覚症状あり。戦後まもなくの「もっと自分の意見をはっきり言おう」「自己主張しよう」「自分を大切に」の教えに忠実に従った成果か。キーワードは回答保留、多様性を認める。キレるのはかなりカッコ悪い。そして扁桃体と大脳皮質の戦い。

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    2015年03月03日
  • 世の中の意見が〈私〉と違うとき読む本 自分らしく考える

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    ○精神科医の香山氏の作品。
    ○自身の考えるSNSやテレビなどとの向き合い方を中心に、「考えること」について考察した作品。
    ○著者の医師としての分析は面白い。

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    2015年02月10日
  • 堕ちられない「私」 精神科医のノートから

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    テーマとしてすごーく大切なことを書いているけど、どうにも著者の香山さんの表現が追い付いていないように感じた。
    でも、わたしもこれとおなじようなことを最近ずっと考えていて、ほんとうに、いまのひとたちは堕ちることができないくらいに努力とか成長とかいう目標を刷り込まれているように感じる。
    「ちからを抜くために努力する」なんていうことがただの笑いごとではなくなってしまうような、そんな未来がうっすら見えてしまう。

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    2015年01月05日
  • 「むくわれない生き方」を変える本

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    4.5くらい?
    薄々わかっていたことを明快に語ってくれた感がある。何はともあれ第5章は覚えておきたいと思った。

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    2014年12月10日