香山リカのレビュー一覧

  • ノンママという生き方 子のない女はダメですか?

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    やっぱりね、ノンママは生きづらいよ。なんでだろう。なぜ、そんなに動物的でなくてはいけない。本能に従って産めるの?私にはわからない。だから、生きづらい。ノンママより独身の方がずっといいと思えてしまう。
    この問題に、男性はどう関わるのか。ママの穴はノンママが埋めろっていうのは、納得できないよ。誰が負担するのよ。

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    2016年12月25日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    ネタバレ

    快感だと思うことが能力を最大限に引き出す。無意識状態がアイデアを生む(風呂場など)。1意欲×2体験→ひらめき、3睡眠→記憶の整理整頓と歪み補正、4居場所→安全基地、この4つがチャレンジを生む。行動し、出会い、気づき、受け入れることで成長する。
    仕事には、依頼者の都合だけでなく、「自分の思い」をのせる。なりたい職業よりやりたいことを大事に。
    フェルミ推定は、結論から全体から単純にの問題解決縮図。地頭力(効率)と対人感性力(目の前の人を大切に)をバランスよく使う。
    事例を知ることはメガネをかけかえること。忙しい時こそ身の回りの整理を。

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    2016年12月21日
  • ノンママという生き方 子のない女はダメですか?

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    「生涯子供ゼロの女性は25%以上」そんなにいるのかと驚いた。そういう私もノンママである。私の場合、欲しかったけれど恵まれなかったタイプだ。しかし、いろんな事情でノンママになった女性がいることを知る。どの選択も自由であるし、それによって引け目を感じる必要はないこともうなづける。いろんな立場での悩みが紹介されているが、勇気づけられた。

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    2016年10月24日
  • しがみつかない生き方 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール

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    欲がある
    こだわりがある
    普通とは何なのか
    比べることが
    それらをなくすことで幸せになれる

    自分とは?がわかることが 大切なのではないか
    情報が多すぎるのかもしれない

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    2016年08月03日
  • がちナショナリズム ――「愛国者」たちの不安の正体

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    自分の目で見て
    自分の耳で聴いて
    自分の足で歩いて
    自分の頭で考えること

    改めて
    自分に言い聞かせながら

    「本」を読むことは
    「考える」ことだなと
    改めて 思いました

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    2016年04月27日
  • 半知性主義でいこう 戦争ができる国の新しい生き方

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    本書は、「WEBRONZA」での連載「香山リカの新しい『リベラル』の話をしよう」などに加筆し再構成された昨年12月末に出されたものです。

    精神科医としての豊富な臨床経験をもとにこれまでも様々な発信を続けてきた著者が、戦争法が強行された状況を踏まえ、これからどのように考え行動したらいいのかを問いかける内容。権力者のもつ精神的構造とそれをある意味容認する社会的な風潮に関する分析は、なるほどと思わせるものでした。「新書」のカテゴリーにある実態(売れる売れない、読んだ後あとに残らないもの)を紹介しながら、効果や効率だけが強調される市場主義が「反知性主義」を生み出し考える力を削ぎ落としているという指摘

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    2016年02月20日
  • 若者の法則

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    ◎若者論を類型別に明快に語る
    テレビでもよく出てくる香山リカ先生の著書。2002年に書かれた本だが、あまり古さを感じさせない。

    最近の若者が考えそうなことを、6つの類型に分けて、さらにその類型ごとに詳しく解説してくれている。たとえば買い物。買い物は自分で自分をほめるために行くイメージもあるが、買い物に行った先で「これ似合いますよ」ととりあえず言われているにもかかわらず気持ちよくなって購入してしまい、店を出た後に買わなければよかった、となるというのだ。

    これ以外にもいろんな話が書いてあるけど、まさにその「現代の若者」の真っただ中にいる私にとっては目からウロコで、自分で気付いていなかったこと

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    2016年01月16日
  • 恋愛不安

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    中ほどでやや私見に寄り過ぎている感はあるが、読後に自身の過去の心境の原因が恋愛への強迫的な憧れだったと実感が湧いた。
    恋愛している・恋愛によりほぼ完全な幸せを得ている事≠当然、強迫観念の危険さと蔓延ぶりを感じる。

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    2015年06月19日
  • 比べずにはいられない症候群

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    解決策を教えてくれるというよりは、自分もこんなことを比べているなと思えるようなあるある本のエッセイ集でした。

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    2015年04月07日
  • 気にしない技術

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    気にしないというより、気にし過ぎないことが
    大事なのではないかと感じた。
    テキトー力も時に必要。
    こうでなければとがむしゃらに前進あるのみでは、
    やっぱりどこかでひずみがでてしまうもの。
    白黒はっきりさせなくても良いことは、それでいいのでは?
    きっちりし過ぎていることで、自分を追い詰めずに
    済むのだから。

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    2015年03月06日
  • キレる大人はなぜ増えた

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    キレる大人の自覚症状あり。戦後まもなくの「もっと自分の意見をはっきり言おう」「自己主張しよう」「自分を大切に」の教えに忠実に従った成果か。キーワードは回答保留、多様性を認める。キレるのはかなりカッコ悪い。そして扁桃体と大脳皮質の戦い。

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    2015年03月03日
  • 世の中の意見が〈私〉と違うとき読む本 自分らしく考える

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    ○精神科医の香山氏の作品。
    ○自身の考えるSNSやテレビなどとの向き合い方を中心に、「考えること」について考察した作品。
    ○著者の医師としての分析は面白い。

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    2015年02月10日
  • 堕ちられない「私」 精神科医のノートから

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    テーマとしてすごーく大切なことを書いているけど、どうにも著者の香山さんの表現が追い付いていないように感じた。
    でも、わたしもこれとおなじようなことを最近ずっと考えていて、ほんとうに、いまのひとたちは堕ちることができないくらいに努力とか成長とかいう目標を刷り込まれているように感じる。
    「ちからを抜くために努力する」なんていうことがただの笑いごとではなくなってしまうような、そんな未来がうっすら見えてしまう。

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    2015年01月05日
  • 「むくわれない生き方」を変える本

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    4.5くらい?
    薄々わかっていたことを明快に語ってくれた感がある。何はともあれ第5章は覚えておきたいと思った。

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    2014年12月10日
  • 堕ちられない「私」 精神科医のノートから

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    こうしなければ、いけない。こうでなければ、いけない。自分探しをしないといけない。確かに、自分が好きでやっていることなのか、それとも、やらされていることなのか、分からなくなる時があります。

    本書は、気楽にいこうよ!と言う感じの本。具体的な処方箋と言うよりも、香山さんの元に訪れる患者などの具体例を見せることで、そんな自分に気付いてもらおうと言う本。

    努力が必ず報われる訳でもないし、全てがうまく行くこともないかもしれないからこそ、たまには何も考えずに、肩の力を抜いて、何もしないこと。ほったらかしにすることも大切かなと思う。

    でも、もしないと課そうとしている自分もいけないので、やはり無意識に実行

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    2014年12月07日
  • 比べずにはいられない症候群

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    そして、この「過剰適応」はそれをする人にとっては、たいへんなストレスになります。
    このように本当はただの幻でしかない「やりがい」がどこかにあるはず、と信じてそれを求めて右往左往したり、「あの人はそれを手に入れてる」とうらやましがったりする、というのはむなしいことです。
    だからいま「やりがい」を感じていないからと言って、決してあせることはないのです。それどころか、もしかするとそれはもうとっくの昔に手に入っているかもしれません。
    弱音は遠慮なく吐いたほうがいい。
    特別なことをしなくても、人に大げさにほめられなくても、ふつうの日々を送っているだけで、それはたいへんなことです。
    深呼吸は「6回」がちょ

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    2014年11月14日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    仮説思考=ゴールから逆算して考える。
    単純な考えだが、なかなか実践出来ていない。
    脳の特性(働き)から、どう動くかを考える面白い
    発想。脳科学者ならではの提案だと思った。
    色々なアイディアが詰ってます。
    一つ一つ実行に移したいです。

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    2014年09月30日
  • 親子という病

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    身近にも母娘依存の例が何件もいるので共感しきり。
    共通してるのは父の存在感が薄い(多忙、性格的に)。
    主婦のパワー(余暇)が子どもに向きすぎるのかしら?とも考えた時期があったけれど、きっとそんな単純なことでは無い。
    いちばん身近な例は叔母と従妹なのだけれども、長年見て来て最近強く思うのは、叔母の「認めてもらいたい!」という気持ちの強さ。特に自分の母(私にとっての祖母)に。三人姉弟(私の母、叔母、叔父)で三人の中で一番社交的で活動的だから、気付きづらかったけれど。母は長子、叔父は長男なので微妙に扱いが違うらしい。
    家族、難しい・・・。

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    2014年09月25日
  • 世の中の意見が〈私〉と違うとき読む本 自分らしく考える

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    ネタバレ

    2014年の56冊目です。
    香山リカという名前がペンネームだと初めて知りました。
    でもその名前を使うことで自分を使い分けているということでした。確かに香山リカという名前で病院に勤めていたらそこの精神科は大変なことになっているでしょうね。ある意味勤務医として仕事をするためには必要な使い分けなのかもしれません。
    自分の存在意義を確認するのが難しい社会になって、「私」とはなんなのかという主題を考えざる得ないということです。私はこう思う。という私とは他者によって形成された存在であるという考え方ある事は認識できていましたが、改めて”私”はなんなのか何に従って行動し発言し決めるのかということだが、その時私

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    2014年09月07日
  • 弱者はもう救われないのか

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     「弱者切り捨て」のグローバリズムに席巻された新自由主義の潮流の中で、「自由と公正を柱とする福祉国家」のモデルは崩壊してしまうのか。

     「弱者にやさしい社会」が失われつつあることを危惧する著者が、精神科医としての実体験も交えながら「『神なしのヒューマニズム』は果たして可能か」「なぜ、弱者を救わなければならないのか」と問う。

     「大きな物語の終焉」に際して、「新しい物語」を求める社会の要請に応えられなかった自身を含む「リベラル派知識人」の不作為責任を指摘する第3章は必読。当時「わかってくれるクレバーな人にだけわかってもらえればよい」という著者が抱いた印象は、そのまま日本の教会が固持してきた姿

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    2014年08月18日