あらすじ
二〇〇二年、著者は、『ぷちナショナリズム症候群』で、皇太子夫妻第一子誕生に熱狂する人々、ワールドカップ日韓大会にわく若者たち、などを観察し、「ニッポン、大好き」と言ってしまう日本人に対して、右傾化とファッショの萌芽なのか、と警鐘を鳴らした。一三年たった今、「愛国ごっこ」は「ごっこ」ではなくなり、あの時の心配はすべて現実に起きてしまった。安倍内閣から、ネトウヨ、ヘイトスピーチ、反知性主義、安保改正まで、現代日本の「愛国」の現状と行く末を改めて分析する。
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Posted by ブクログ
第5章 「日本は"発病"しているのか」の安倍の傲慢症候群の考察は非常に的確で楽しく読めた.普通に怒って,政権を批判する正常な考え方がなくなってきていることへの危機感は同感する部分が多い.嘆かわしい事態だと思う.
Posted by ブクログ
どんなことを言っても「反日」「売国奴」と罵倒されないような自由な社会であって欲しい。他人との違いを認める余裕ぐらい持とうよ。
やたらと香山さんをdisるのを見てたので気になってた。裏が分かって納得した。
Posted by ブクログ
自分の目で見て
自分の耳で聴いて
自分の足で歩いて
自分の頭で考えること
改めて
自分に言い聞かせながら
「本」を読むことは
「考える」ことだなと
改めて 思いました