香山リカのレビュー一覧

  • 「私はうつ」と言いたがる人たち

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    「うつ病セレブ」に「うつ病難民」。格差はこんなところにまで及んでいたのかとびっくり。せっかく、「うつ」に対する正しい認識が高まってきたのに、こう、何でもかんでもうつ病とされる昨今の風潮は、かえってまずいのではと強く思う。

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    2011年08月03日
  • なぜ日本人は劣化したか

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    文字・モラル・生きる力・社会・寛容・・・いろいろな切り口から、日本人の劣化を述べている。当然筆者の専門外のこともあり、広く浅い内容になっている。分野によっては、ただ現象だけを述べていたり、根拠がはっきりしないものもある。しかしながら、「ひと息2。00字」と寛容の劣化については普段の自分自身の生活や経験から、「やっぱり・・・」と再確認できる中身だった。そして、この総花的な書籍を楽に読めたと思う私自身もきっと劣化しているのだろう。本当に詳細なデーターを出され、根拠を示されたものを読みこなせる自信が無い

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    2009年10月07日
  • イヌネコにしか心を開けない人たち

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    著者のいう<人間よりペットを大事にする風潮>を良いとは思わないけれど、すぐに誰かの命を脅かすような心配のない問題なので、「へー、そういう人がいるんだあ」という感じで読みました。

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    2009年10月04日
  • なぜ日本人は劣化したか

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     ウォーリー所有。6月1日購入。香山リカの本はわりと読んでいる気がするけど、基本的に能天気というか楽観的な
    論が多いのね、この人。でも、そんなこの人も危惧してるんだから、日本そうとうやばいよ、と思うね。

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    2009年10月04日
  • 若者の法則

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    ものすごくキャッチーな内容だけど、当の若者である僕からしたらかなり突っ込みどころ多い。

    というか、著者の分析が結局は個人的な体験とか思い込みを拠り所にしているから、妙にいらいらする。

    分析しようとしてるけど、結局理解する気なんてないでしょ!って言いたくなる。


    でも、世の先輩方は我々若者が当たり前にとっている行動について、様々な仮説を立てて必死に納得しようとしてるのだなあということは伝わってきた。

    たぶんいつの時代も若者は「新人類」なんでしょう。



    さて、リカちゃんが若者について正しく分析・理解できていないとすれば、その原因は「サンプルの偏り」ということに尽きると思う。



    例え

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    2009年10月04日
  • スピリチュアルにハマる人、ハマらない人

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    【目的】
    スピリチュアルにはまる人だと思うので、そうでない人とどこが異なるのかを知りたい

    【引用】


    【感じたこと】
    自分のオーラ、適職にのみ関心があり、社会に目が向いていない時代の背景があるからこそのスピリチュアルに傾倒するという展開は納得。関心が内向きか外向きかでだいぶ人生は異なるのだろう。

    【学んだこと】
    スピリチュアルはほどほどにしないと、現実的な生き方ができなくなる。

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    2009年10月04日
  • スピリチュアルにハマる人、ハマらない人

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    さっくり読めた香山本。私はスピリチュアルにハマらない人だと思いました!面白かったけれど、所々で??って思うところも多々。こじつけ過ぎなのもねーと感じた。

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    2010年10月14日
  • 老後がこわい

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    最近自分の老後が気になって仕方ない。誰にもいずれは訪れる終末をどう対処しようかと考えてしまう。もちろんきっかけはあるのだけど。老後まで待たずとも病気や事故にあい余命が決まってしまったり突然死が訪れる可能性だってある。今現在は夫と子供、兄弟もいて多分自分が何を考えようが滞りなく終わるのだろうなとは思うが。香山リカさんは何と同じ年だ。彼女が第1章でひとり暮らしの友の死に自分を重ねた不安とか今の現状や働くこと親の死に対する不安、ペットを失ったときに感じるだろう悲しみ、共感する部分は多い。立場は全く違う。ほとんど夫の収入に頼りっぱなしでこれといった技術も資格も経験もなく、パート主婦で子離れできていない

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    2011年07月16日
  • いまどきの「常識」

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    精神科医の香山さんの著書

    いまどき、よく言われるような議論がつれづれなるままに書かれている。

    自分の周りはバカばかりなどよく議論いわれる話である。

    香山さんは大学でも働いているがそこで接する学生達を見て、今の若者は何を考えているのかをいろいろ考えているようだ。

    いわゆる若者論の一冊としては面白いが、目新しい内容はあまりないのでササッと流して読むのがいいです。

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    2009年10月04日
  • なぜ日本人は劣化したか

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    この本によると,活字,モラル,生きる力,社会,寛容等の様々なものが「劣化」している。現代社会の変化を「劣化」というキーワードを使って解説している。

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    2009年10月04日
  • スピリチュアルにハマる人、ハマらない人

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    なぜ、こんなにも、今、スピリチュアルが流行っているのか。江原さんの存在だって、私からすれば、かなり、胡散臭いとは思うのだが、現代人たちは、スピリチュアルに何を求めているのだろうか?本当に、信じているのだろうか?たぶん、心のどこかでは、騙されてもいいかなと思いつつ、だけども、癒されたい、病気や死の恐怖を少しでも和らげたいという気持ちがあるのだろう。

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    2009年10月07日
  • なぜ日本人は劣化したか

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    著者は現在の日本で活字文化、モラル、若者の生きる力(意欲・体力)社会等々すべての側面で劣化が進んでいると分析する。そしてそれは新自由主義の弊害なのではないかと論じる。大学教授であり精神科医として若者の現状に日々接している著者は、この劣化現象のなかで精神主義や道徳は力をなくしている、説得力のある方法は「損得」なのだと言う。市場原理主義のなかでは損得しか説得力がない世の中なんだ。自分も加齢で劣化していくことを痛感している身。社会の劣化をせめて意識化して見ているしかないようだ。

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    2009年10月07日
  • スピリチュアルにハマる人、ハマらない人

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    ★納得するが遠慮だらけ★「ハマらない」著者がスピリチュアルブームを分析した。もうかる、もてる、といった徹底的な現世利益が中心。内向きで自己責任論に達するが、反省するのではなく「それでいいんですよ」と肯定を求める。横のつながりはなくトップと自分が直結、世の中など他人への関心は薄い(セカチューと同じか)。科学的な根拠は薄くとも、「脳トレ」ゲームのように、信じて幸せになれるならそれでいい。こうした特徴は納得できるが、現在のブームに遠慮してか、本来は批判したいであろう江原氏などをそこそこ持ち上げているのが屈折している。読者層はだれを想定しているのだろう。信奉派は読まないだろうし、私のような懐疑派には中

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    2009年10月07日
  • 貧乏クジ世代

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    まさに自分の世代。
    タイトルに惹かれて読んでみた。
    結構思い当たる部分があった。毎日損してるなと思って生きてるわけじゃないけど、将来に対して手放して楽観的に考えられないのは確かだな。

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    2009年10月04日
  • スピリチュアルにハマる人、ハマらない人

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    なぜ既成宗教ではだめなのか?

    p172
    ここまで、人々がスピリチュアルに求めるものの本質は、「私」という存在に対する全面的肯定であり、「いまの自分の明るい気分」ではないか、という話をしてきた。
     では、それは既存の宗教ではだめなのだろうか。
    p173
    その最大の理由は、宗教は自分だけを救うものではないから、といううことにあるのではないだろうか。

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    2009年10月04日
  • いまどきの「常識」

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    この本を最初に見たのは、流行からあまりにも遠い
    大学の老教授が持っていたときでした。
    珍しいと思って大学の帰りに買って読んだら、いつのまにか電車を乗り過ごしてしまいました。
    とにかく、ワイドショーぶっ飛びの本です。

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    2009年10月04日
  • いまどきの「常識」

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    香山リカ先生の本ね。
    言い方が少々まわりくどいので
    もっとストレートに言えばいいのに、と思う。
    まあそうしたら批判されるのは目に見えているが。

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    2009年10月04日
  • スピリチュアルにハマる人、ハマらない人

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    いま、なぜこれほど癒しだの占いだのオーラだの前世だの霊だのなんだの、「スピリチュアル」がはやっているのか、という分析。結局みんな利己的で、他人はどうでもよくて自分が幸せになれたらいい、ってことなのでは?という考察になるほどーと思った。「スピリチュアルが苦手」って言うのは、頭がかたいとか感性が鈍いとか思われそうで勇気がいる、ってあとがきにも書いてあったけれど、そういうことに疑問を投げかけているところが好きです。

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    2011年09月18日
  • いまどきの「常識」

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    今当たり前だと思われていることに疑問を投げかけてた。よくよく考えてみれば、私の今考えてることもテレビや本を通して伝わってきたものの影響を受けてる。だから、それは本当に正しいのか、そんな考え方をしていてもいいのかって思うと確かじゃないんだよね。「常識」が本当に正しいのか、それは本当に自分の考えでただ流行にのってるわけじゃないって言えるのか考えてみた。

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    2009年10月04日
  • スピリチュアルにハマる人、ハマらない人

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    スピリチュアルを堂々とマスコミで流し、所謂知識人までこれに乗っかってるわけだが、この本を読んで特に何かが判ったような気にはならなかった。結局はただのマスコットでしかないと言うことなのか?

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    2009年10月04日