香山リカのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ものすごくキャッチーな内容だけど、当の若者である僕からしたらかなり突っ込みどころ多い。
というか、著者の分析が結局は個人的な体験とか思い込みを拠り所にしているから、妙にいらいらする。
分析しようとしてるけど、結局理解する気なんてないでしょ!って言いたくなる。
でも、世の先輩方は我々若者が当たり前にとっている行動について、様々な仮説を立てて必死に納得しようとしてるのだなあということは伝わってきた。
たぶんいつの時代も若者は「新人類」なんでしょう。
さて、リカちゃんが若者について正しく分析・理解できていないとすれば、その原因は「サンプルの偏り」ということに尽きると思う。
例え -
Posted by ブクログ
最近自分の老後が気になって仕方ない。誰にもいずれは訪れる終末をどう対処しようかと考えてしまう。もちろんきっかけはあるのだけど。老後まで待たずとも病気や事故にあい余命が決まってしまったり突然死が訪れる可能性だってある。今現在は夫と子供、兄弟もいて多分自分が何を考えようが滞りなく終わるのだろうなとは思うが。香山リカさんは何と同じ年だ。彼女が第1章でひとり暮らしの友の死に自分を重ねた不安とか今の現状や働くこと親の死に対する不安、ペットを失ったときに感じるだろう悲しみ、共感する部分は多い。立場は全く違う。ほとんど夫の収入に頼りっぱなしでこれといった技術も資格も経験もなく、パート主婦で子離れできていない
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Posted by ブクログ
★納得するが遠慮だらけ★「ハマらない」著者がスピリチュアルブームを分析した。もうかる、もてる、といった徹底的な現世利益が中心。内向きで自己責任論に達するが、反省するのではなく「それでいいんですよ」と肯定を求める。横のつながりはなくトップと自分が直結、世の中など他人への関心は薄い(セカチューと同じか)。科学的な根拠は薄くとも、「脳トレ」ゲームのように、信じて幸せになれるならそれでいい。こうした特徴は納得できるが、現在のブームに遠慮してか、本来は批判したいであろう江原氏などをそこそこ持ち上げているのが屈折している。読者層はだれを想定しているのだろう。信奉派は読まないだろうし、私のような懐疑派には中