香山リカのレビュー一覧

  • 若者の法則

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     約10年前の書籍。イマイマな情報を提示している側面が強い書籍なので、若干に古めかしい点がないわけではないけれど、まだまだ前線で戦える本だと思います。高校入試なんかにもよく出題される文章ですね。

     個人的には香山さんのことがあまり好きではないので、やや批判的な目で読み進めていたわけですが、それでもなお「使える」部分はあったなーという印象。
     大きなくくりである「若者」が対象とのみ考えるのではなく、もっと具体的に「あいつ」が対象と考えた方がこの本の利用価値が増えるかも。「あいつはなんであんなことをするんだろう?」「あいつにアレをわからせるにはどうしたらいいんだろう?」ってな疑問を解くカギが入っ

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    2012年09月05日
  • 10代のうちに考えておくこと

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    [ 内容 ]
    友達とのつきあい方や進路の決め方など、誰もが直面する悩みや疑問に答えます。
    精神科医カヤマさんが提案する10代の生き方案内。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2011年03月23日
  • 悪いのは私じゃない症候群

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    棚にあがっちゃう人は本当に多い。
    真っ先に自分に非がないかを考えてしまうのは、もはや時代遅れか。
    正直者がバカを見ている気もしてくる。
    香山さんらしく、スラスラと読みやすい。
    学校に医者、職場、そして家庭へ。スラスラ進むが、スピリチュアルまでくると、ちょっと距離感が出てきた気がします。

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    2011年03月09日
  • 「私はうつ」と言いたがる人たち

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    ネタバレ

    1時間くらいで読めちゃうし、読んでおいて損はないかな〜。うつとうつの違い、今の流行についてなんとなくわかるよん。

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    2011年03月01日
  • 「だましだまし生きる」のも悪くない

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    ネタバレ

    気になる独身女性の先輩のお一人で、エッセイっぽいのは初めてという帯につられて読んだ。
    ふつうのお方なんだ、とよい意味で驚いた。
    こちらは精神科医にお話を聞いてもらっている身だけれど、精神科医の方が日々をどのように過ごしているか、かいま見えた気がする。
    親への依存度が高いなど、共通点もあってドキリというか考えさせられる内容だった。私もパートナーが欲しい(笑)

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    2011年02月21日
  • 悪いのは私じゃない症候群

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    あるある、そうそうですらすら読める。他罰な人はなんか防衛的な気がしていたが、そういう分析も載っている。攻撃は最大の防御なりてか。でも、それは相手に攻撃されそうと思うからで、なんでそう思うようになっちゃたんだろ。やはりコイズミ新自由主義のせいなのか?…

    実体験を取り入れてのびのび書いている他章に比べ、第7章「「悪いのは私だ」の歴史」は、ぱっとしない。たまたま読んだ一部の本をそのまま紹介してるだけにとどまっている感じ。

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    2011年01月31日
  • しがみつかない死に方 ――孤独死時代を豊かに生きるヒント

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    誰にでも必ず死はおとずれる。
    その時を考える本でした。
    でも、どんな死に方をするのかわからないし、死んだ本人にしたら、どうにもできないことだ。


    残された人のことも考えて、整理整頓と財産管理をやろうと思った。
    くわえてやりたい事は、出来ない言い訳をせずにやろう。

    今を精一杯生きたらどんな死に方をしても、本人にとっては他人がどう思おうと満足なのではないかと思った。

    私の姑は、必ず死んだら誰が後始末しなければならない。
    一人で気ままに過ごしていては、よくないと言っています。だから我慢しつつも⁈結婚して、子供ももってと言っています。全面賛成ではないが、ある意味真実とも思います。
    価値感は時代と

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    2011年01月22日
  • イヌネコにしか心を開けない人たち

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    ペットを飼ったことのない人間にとっては異次元の話でけっこうびっくり。
    場合によっては過激化・暴徒化する心的メカニズムの分析とかもっとして欲しかった。著者もペット好きだからか、あまり突っ込んでいない。

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    2010年12月20日
  • 親子という病

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    [ 内容 ]
    親が子の幸せを願う思いは無償なのか!?
    子が親を慕う気持ちに偽りはないのか!?
    すべての親子は、気持ちワルイ。

    [ 目次 ]
    第1章 親を殺す子どもたち
    第2章 「なぜ生まれたのか」と問い続ける子どもたち
    第3章 母に依存する娘、娘を支配する母親
    第4章 母の愛は無償なのか
    第5章 母性が加害性を持つとき
    第6章 理想の家族にひそむワナ
    第7章 「親子という致命的な病」への処方箋
    第8章 親子という病のために「まだできること」

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性

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    2010年12月17日
  • 「私はうつ」と言いたがる人たち

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    多方面の角度からうつを見ることができた。
    精神エネルギーの低下の度合いを、本人の発言を聞いて医師が判断するという面で、精神科の治療だと感じた。
    外科・内科にしてもなんらかの症状を機器を介してでも見ることができるのであり、この点で大きく異なる。
    うつ病の人とそうでない人はやはり医師でないと分からないので、現実的ではないが、医師と当事者の周囲の者がなんらかのかたちで接触して説明を受けなければ、本書で挙げる問題は解決しないのではないか。

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    2010年12月15日
  • しがみつかない生き方 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール

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    TVでコメンテーターとして見かける著者。
    精神科医という肩書のわりにクールなコメントをするので、
    個人的に気になっていた。
    時代背景と精神論かと思いきや、
    自分の考えや体験も美化せずとつとつと語っていて、
    クールな中にも人間味があり好感がもてる。
    何度も読み返したくなる、いい本だった。

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    2019年01月16日
  • しがみつかない生き方 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール

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    かねてより気になっていた1冊の本、香山リカさんの「しがみつかない生き方」を読んだ。初版発行が2009年7月30日。ちょうど1年前に発行され、様々な書評でも目にしていた。殊にあの勝間和代の馬鹿げた主張の数々に対抗する文化人として、香山リカの同書が論壇の遡上に載っていたことなどもあり、早くこの本の論拠を目にしたかった。

    そして先日やっと手にとって読んだこの本の感想はといえば、まあまあ、極くごく「当たり前」のオンパレードであった。結論が当たり前なことは、同書のキャッチコピー「「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール」を目にしたときから判ってはいた。しかしながらその論拠もまた当たり前とあっては、些か

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    2019年01月16日
  • 〈じぶん〉を愛するということ 私探しと自己愛

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    [ 内容 ]
    「アイ・ラブ・ミー?」だれも自分がわからない……
    多重人格、癒し等、こころをめぐる現象に映るほんとうの私とは?
    臨床的・私的体験から考える。

    [ 目次 ]
    ●「ほんとうの私」はどこにある?──「私探し」の時代
    ●「もうひとりの私」を求めて──サブカルチャーとしての多重人格
    ●「かわいそうな私」の物語──ストーカーとアダルト・チルドレンを考える
    ●「癒し」の正しい選び方
    ●「アイ・ラブ・ミー?」──〈じぶん〉を愛するとはどういうことか?
    ●その後の私の「私探し」

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリ

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    2010年11月25日
  • 貧乏クジ世代

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    著者は団塊ジュニアの世代を「貧乏クジ世代」とカテゴライズし、考察を深めていく内容。参考になりました。

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    2010年11月25日
  • なぜ日本人は劣化したか

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    [ 内容 ]
    知らず知らずのうちに日本と日本人の学力・知性・モラルの崩壊が始まっている。

    [ 目次 ]
    第1章 活字の劣化
    第2章 モラルの劣化
    第3章 劣化していないものは?
    第4章 若者の「生きる力」の劣化
    第5章 社会の劣化
    第6章 排除型社会での「寛容の劣化」
    第7章 劣化はいつから起きたのか
    第8章 劣化か、進化か
    第9章 劣化を防ぐことはできるか

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一

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    2010年11月21日
  • 老後がこわい

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    [ 内容 ]
    ひとりで暮らして「死」の瞬間は幸福だろうか。
    「愛するひと」に恵まれた「人生」はあるのだろうか…。

    [ 目次 ]
    第1章 ひとり暮らしの友の死
    第2章 “終の棲家”は必要か
    第3章 いつまで働けるか
    第4章 親の死はどう乗り越える
    第5章 「介護は家族」が主流の中で
    第6章 病気になると何がたいへん?
    第7章 ペットを失う時
    第8章 孤独死だなんて言われたくない
    第9章 「私らしいお別れ」なんてあるのか
    第10章 自分のための葬儀・遺骨処理を
    あとがきに代えて―愛する人がいる人生もいない人生も

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆

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    2010年11月21日
  • 親子という病

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    読み進めていくと、「あらゆる親子関係は病的なのだ。」という文句も。
    なんか、思い切ったなぁ・・・。やるなぁ・・・。
    「病的」というと、なんだか不健康な感じ。
    でも、親子間のあの独特の距離感って、確かに不思議で不可解なことも多い。

    なんなんだろうなぁ・・・。

    息子と娘では、親との関係の築き方が違うらしい。特に母親との関係。
    息子は、母に愛されて当然だと確信していて、疑うことをしない。
    娘は、母と距離をとりながらも、母に支配されることに甘んじる。
    まぁ、一概にその通りだともいえないんだろうけど、こうやって比べてみるとなんだか興味深い。

    6年振りに、1年間だけという期限で親元で暮らすようになっ

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    2010年11月20日
  • 親子という病

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    病…という言葉がひっかかりましたが、
    親子という密接な関係性の大きくしがらんだ状態を
    病と言っていると、脳内変換して読みました

    まぁでも、私にとっては親子というよりは家族かなと
    香山先生にもご兄弟がいるようなのですが、あくまで親子…
    そこがちょっぴり謎でした

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    2011年03月22日
  • 女はみんな「うつ」になる

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    うつ病の発症率は女性の方が高いというが、この本を読むと、そりゃそうだなあ、むしろ生涯で1度も発症しない人は超ラッキーなんじゃ、と思ってしまう。

    で、ちなみに発症を招く「認知のゆがみ」がどんなものか例示されているが、笑っちゃうくらいのヒット率だった。しかも最近、いまさらながらに「FRIENDS」を見まくっているため、「この状況がもしsitcomの1シーンだったら?」と考えるクセが出来つつある私は、「私(登場人物)がひとつずつそれを読み上げ、最後に "Oh, it's me!" とさりげなく言ったところで観客爆笑」というシナリオを描いて、なんか満足した。この「もしも

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    2010年08月30日
  • スピリチュアルにハマる人、ハマらない人

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    私は、スピリチュアルに興味はあるけれど、宗教にはあまり興味がないので、スピリチュアルは自分のため・お手軽という点で宗教と違うというのは納得。

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    2010年08月07日