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-過去に深い傷を負い、愛を恐れる女性を、どうすれば手に入れられるだろう?■キャリーはかんかんに怒っていた。晴れて結婚の決まった親友のサラが、父親の過去のスキャンダルをゴシップ紙に暴露されたのだ。サラのかわりに、記事を書いた記者に抗議してやらなければ。勇んで新聞社に乗り込んだキャリーは、記者に会って唖然とした。彼女の非難に、相手は謝るどころか、逆に言い返してきたのだ。見下げ果てた男だわ。キャリーは怒りをつのらせ、新聞社をあとにした。ところが、罵倒された当のランスは、いとこのオフィスにいたために記者に間違われたことを否定もせず、ひとりで楽しんでいた。直感的に彼女こそ理想の結婚相手だと確信さえするようになる。あれほど誇り高く、大胆で、友達に誠実な女性はいない。でも、名前はなんというのだろう?ランスはさっそく彼女の素姓を調べにかかったが、再会の機会は思いもよらない場所で、意外に早く訪れた。
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-プレイボーイの心をつなぎとめておくなんて、やっぱり無理なことだったの?■サマンサは、ロンドンの投資信託会社に勤めるキャリアウーマン。ある経済会議でスピーチをするため、ニューヨークにやってきて、偶然、かつての恋人マシューに再会した。サマンサは学生時代、当時講師だった彼と激しい恋に落ちた。だが、学生と講師の恋は学内で問題となり、やむなく別れたのだった。彼は現在ニューヨークの証券会社の最高経営責任者で、多忙を極めている。その夜、サマンサはマットに食事に誘われ、そのまま一夜をともにした。これからも会おうと彼は言ったが、忙しいふたりは思うように会えない。彼は私とつかのまの情事を楽しみたかっただけなの?疑念にとらわれていたサマンサは、ある情報を耳にした。マシューの会社が株の買い占めに遭い、乗っ取られそうだというのだ。しかも乗っ取りの鍵を握るのが、サマンサの勤める会社だった。マシューに味方するか、会社に協力するか、恋と仕事のはざまで悩んだ末、サマンサが出した結論は……。
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-ウエディングドレスなんて着られない。愛する彼には……妻と子供がいる!■アーシュラは、ずっと前に“運命の人”と出会っていた。二人は考えも感じ方もぴったり。おまけにそのロス・シェリダンは彼女の上司で、いつでも会える。もっとも、どんなに好きでも彼と結ばれることはない。ロスはすでに結婚しているのだから。今でも、それを知ったときの絶望感を思い出す。アーシュラはそのときから彼への思いを振り切り、ただ仕事の上のつながりだけに目を向けてきた。ロスの妻は美しく才能豊かなデザイナーで、二人の間には天使のようにかわいいケイティがいる。どこから見ても幸せいっぱいだ。だがケイティの誕生会に招待され、アーシュラは彼の結婚生活が悲惨なものと知った。でも、たとえ愛する人の結婚がうまくいっていないからといって、その隙に彼の心に忍び込んだりできるだろうか。私にはできない……。
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-『魔女は愛のセラピスト』―ダニエル・ソーヤーズ医師は、セックス・セラピストのレース・マギーが気に入らなかった。女のくせに、ラジオや本で愛の行為について語るなんて。しかも妹が彼女に洗脳されて、どんどん反抗的になってきている。それなのに、僕はレースに対する欲望を消すことができない。ダニエルのいらだちは募っていった。そんなある日、大怪我をしたレースがダニエルの病院にやってきた。『小さな愛の願い』―ヘンリエッタは幼いころ両親と死別し、養護施設で育った。今は病院のパートタイマーとして懸命に働き、生計を立てている。ある夕方、病院の庭で捨て猫を拾い上げたとき、顧問医師アダム・ロス=ピットの足をうっかり踏んでしまった。その出会いをきっかけに、彼女はアダムに心惹かれていくが、高名で裕福な医師と彼女とでは住む世界が違いすぎた。 *現在、配信中の『魔女は愛のセラピスト』と内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。
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-『孤独なバージンロード』―エリーは書店経営の夢をかなえるために、昼は店員、夜はオフィスビルの掃除人として一日中働いている。みじめな母を見て育った子供時代から、彼女はかたく決意していた。男に依存するだけの生き方はするまい、と。ある夜、清掃の仕事中にエリーは話し声を耳にする。彼女が立ち去ろうとしたとたん、目の前に長身の男性が現れた。この会社の社長、ディオ・アレクシアキスだ。『魅惑の貴公子』―レイチェルは、六年前に家を出た弟を捜し出して母の死を知らせようと、スペインへやってきた。行方の手がかりを知ると言われる人物はビンセンテ・デ・リアノ。この国でも有数の実業家らしい。だが、レイチェルが訪ねていって弟の名を口にしたとたん、ビンセンテは嫌悪に満ちた表情を見せた。弟に対して何か恨みでも…。 *現在、配信中の『孤独なバージンロード』と内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。
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-わかってはいても、この思いは止められない。■「ベン・ファルコンをさがさなくては……」爆発寸前の車から運転席の女性を助け出したベンは、彼女がつぶやいたその言葉を聞いて、確信した。性懲りもなく、また父親が差し向けた女だ。ベンは実業家の父親に支配される生活を嫌い、人里離れた牧場で、苦労は多いが自由気ままな生活を送っている。父は息子をダラスに――自分の会社に連れ戻すためなら、手段を選ばなかった。警察や探偵ばかりか、彼を籠絡すべく、何人もの美しい女を送り込んだ。ところが、その女性がベンの牧場の家で意識を取り戻したとき、彼女は自分の名前も、ここに来た理由も思い出せなかった。持ち物からわかったのは、ジェニファーという名前だけ。父親のさしがねと知りながら、ベンは彼女を拒絶できなかった。彼女の無防備な魅力に惹かれ、強烈な欲望を覚えていた。
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-最初は弟のために結婚しようと思った。でも、今は違う。心から彼を求めている。■マッケンジー・キンケイドは弟を連れて、ミネソタの吹雪の中を歩いていた。めざす先は、新聞の花嫁募集の広告で知った、エイベル・グリーンの家。問題は、エイベルから送られてきた手紙に、一度まとまった結婚話を白紙に戻したいと書いてあったことだ。けれど、マッケンジーは手紙を受け取っていないふりをして、なにがなんでもエイベルの家に居座るつもりだった。ところが、たどり着いた先で二人を迎えたのは、腰からナイフを提げた、山のような巨漢だった。ただし、マッケンジーが見たこともないほど美しい男だ。頭の薄い、太った老人だと覚悟していたのに。エイベルはマッケンジーに結婚は取りやめだと言い放った。だが、彼の目に女性を求める欲望の影を見たとき、マッケンジーの胸に喜びと希望がふくらんだ。必ずエイベルの花嫁になってみせる――この体を使って。
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-「誓いません」牧師が誓いの言葉を促すなか、花婿のエイダンは無情に宣告した。結婚式の当日、花嫁であるインディアを捨て、彼は去っていった。始まりは、あるパーティ会場で口にされた冗談半分の賭けだった。家名だけは立派な貧乏貴族の家に生まれたインディアは、金持ちの夫を見つけてみせると友人に宣言したが、そこに現れたのが、冷酷無比と噂される実業家のエイダンだった。インディアは賭けのことも忘れて彼の魅力に圧倒され、結婚を決意する。土壇場で彼が去っていったのは、賭けの話を耳にしていたから?そして悪夢に終わった結婚式から一年後、再びエイダンが現れた。彼はインディアの父に多額の金を貸していて、しかもインディアが欲しい気持ちには今も変わりはないという……。
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-●『恋に落ちるまで』(スーザン・マレリー著)薄暗いバーは、ぎらぎらした目の男たちで込み合っていた。みんな、女性に声をかけるチャンスを狙っているのだ。内気で臆病なレイチェルには、途方もない冒険だった――たとえそれが、友人の別れ話に付き合わされたのだとしても。そんな彼女を目指し、一人の男が静かに近づいてきた。 ●『妻を演じるとき』(エリザベス・ベヴァリー著)“幸せいっぱいの新婚の妻を演じること”それが、有能なFBI捜査官ブリジットに科せられた新たな任務だ。だが、彼女にしてはめずらしく、今回の任務には漠然とした不安を感じていた。“夫”のサムと対面した瞬間、彼女の不安は確信へと変わった。
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-『愛される条件』―宿敵ローガン家の血を引く赤ん坊を身ごもるなんて――ケイティは激しく動揺していた。周囲の目から逃れるように、彼女は牧場に身を潜めた。折しもブリザードが牧場に近づいてきていたが、それを物ともせず牧場に車を飛ばす一人の男がいた。 『愛がよみがえるとき』―ローレルとジャクソンは結婚して四年になるが、夫婦仲はすっかり冷え切っていた。そんな折、息子のタイラーが遺伝性の病気を発症し、ジャクソンはふと自分の生い立ちに疑問を持った。“ぼくの本当の父親はいったい誰なんだ?”
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-名家の令嬢でありながら、産婦人科クリニックの院長として、マリは新しい命と母親たちのために誠心誠意働いてきた。恋をする暇もなく、胸のときめきがどんなものかも忘れてしまったが、しょせん初恋はつらい思い出でしかない。だが、その相手ブライスが再び彼女の人生にかかわってきた。ある薬を横流ししているとして、マリに容疑がかけられ、今は刑事となったブライスが執拗にマリにつきまとい始めたのだ。悲しい記憶に苛まれながらも、マリはすぐに気づいた――二人の心にはまだ炎が残っていたことに。
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-『闇の貴公子』―闇の世界に名を轟かせる宝石泥棒マイケル・ブラックハートは大金持ちからしか盗まない、いわば義賊だ。今回の獲物は、悪名高い億万長者ビル・ヘルムズのコレクション。パーティに潜入したマイケルはヘルムズの秘書と知り合う。趣味と実益を兼ね、彼はその美人秘書を誘惑することにした。 『光さすところへ』―“奪われた家宝を取り戻してほしい”アンドレアはある決意を秘めて、旧友ダンカンに仕事を依頼した。元CIA局員のダンカンに彼女はずっと片思いをしていたが彼のそっけない態度は変わることなく、無情にも月日が流れた。今度こそ距離を縮めたい。だが再会の場で彼はやはり冷たかった。
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-ルーシーはあまりにも衝撃的な事実を知らされた。体外受精で生まれた娘が、実は別の夫婦の子供だったというのだ。病院のミスで取り違えられたらしい。夫を亡くしたルーシーにとって、六歳になる娘は生きがいだった。その一方で、取り違えられた実の娘に会いたい気持ちがつのる。育ての娘と実の娘への愛情に思い悩むルーシーの前に一人の男性が現れた。知的で思いやりにあふれたその男性こそ、ルーシーの実の娘を育てた父親ドミニク・グレイリングだった。妻を亡くした彼は、娘たちのために最善の道を選ぶべきだと言う。その道とは、二人が結婚して娘たちの両親となることだった。
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-フランス革命下で生き別れた伯爵家3兄妹がついに巡り合う――人気作家が紡ぐ〈運命のモントフォード家〉、感動の終幕! 亡き恋人ギルを想い独身を貫いてきた令嬢ニコラは、妹の家へ馬車で向かう道中、憂鬱になっていた。妹の夫こそ、かつてギルを死に追いやった憎い男なのだ。そのとき急に馬車が止まった。外を見ると黒覆面の盗賊の一団に囲まれている。その優雅な物腰から“紳士”と呼ばれる賊の首領は馬車から金品を運び出し、さらにニコラに要求した。「あなたから頂きたいものがもう一つある」彼はそう言ってニコラの唇を奪った。その口づけは彼女を罰するようで……。 ■キャンディス・キャンプの人気シリーズを復刻! 『黒い瞳のエトランゼ』、『盗まれたエピローグ』に続く、〈運命のモントフォード家〉第3話をお届けします。ヒロインの令嬢ニコラは10年前に恋人を亡くし、以来独身を貫いています。そこに謎めいた盗賊が現れて彼女の唇を奪って……。亡くなった恋人を想い続けるニコラの一途な姿に、胸を締めつけられました。フランス革命の混乱のなかで生き別れてしまった伯爵家の3兄妹のその後、そして陰謀のすべても明らかになります。どうぞご期待ください。 *本書は、MIRA文庫から既に配信されている作品のカバー替え版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ダイヤモンドをちりばめたような夜空の下、サックスの音色がミランダの体を恋人の指先のように愛撫する。ミランダは目を閉じ、なまめかしい空想に身をまかせた。どこからともなくセクシーな恋人が姿を現す、完璧な設定だわ……。数時間後、彼女は見知らぬサックス奏者とベッドの中にいた。普段のミランダなら即座に断ったはずの誘いだったが、まさに完璧な彼の魅力に、抗うすべがなかったのだ。お堅い看護師の姿に戻り、新しい職場での初日を迎えた翌朝。担当医として彼女の前に現れたのは、昨夜の謎めいた男性だった。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-母は兄ばかり可愛がり、意地悪な家政婦には邪魔扱いされる。そんな寂しい少女時代を過ごしたリディーにとって、同じ屋敷に住む継父の甥、マリウスだけが心の支えだった。17歳になるとリディーは純潔を捧げて彼への思いを遂げるが、その直後、別の娘との間に醜聞が立ち、彼は姿を消してしまう。裏切りに傷ついた心を癒せぬまま5年が過ぎたある日、継父の誕生パーティの席で、リディーの胸は再び千々に乱れる。マリウスが長年の沈黙を破り現れ、彼女の耳元で囁いたのだ――きみに楽しい思い出をよみがえらせてあげるよ、と。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-二十歳になったエミリーは、親が決めた相手と婚約するも、婚約者がよりにもよって自分の姉と恋仲だったことを知る。みじめな境遇から救ってくれたのは、初恋の人ルークだった。4年前、彼はエミリーの一途な想いを冷たく拒んだのに、彼女の恋人を情熱的に演じると、自分の屋敷へ連れ去ってくれたのだ。もしかして、本当は私を想っていてくれたの……?だがそんな淡い期待は、無残にも粉々に砕かれる。ルークは、エミリーの父親に深い恨みを抱いていることを明かし、復讐を遂げるためだけに彼女と結婚するのだと言い放った。それなら……なぜ妻のように求めるの? エミリーは屈辱に乱れた。 ■スコットランドの屋敷に連れ去られたエミリー。そこにはルークの本当の恋人とおぼしき女性までおり、彼女の苦しみは尽きません。耐えきれずに屋敷を飛び出したとき、エミリーのおなかにはルークの赤ちゃんが――。K・ローレンスによる甘美な復讐物語です。 *本書は、初版ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-忘れられない一夜がともした、小さな命の火。 テスはその日、意を決して大企業のCEOネイトのオフィスを訪れた。危険な香りの堂々たるタキシード姿の彼に心奪われた夜――あの夢のような一夜が授けた命の存在を、彼に伝えたい。だが彼女は、冷たい一瞥とともに信じ難い言葉を投げつけられる。「父親はぼくではない」すげなく追い返され途方にくれていると、不意に家に現れた彼に激しく求められ、テスは再び至福の時を過ごした。ところがその直後、真実を話せと彼に迫られ、愕然とする。彼にとって私は、束の間の情事の相手にすぎないのだ……。テスは胸の痛みをこらえ、嘘をついた。“妊娠は間違いだったの”と。 ■強引でセクシーなヒーロー像が話題を呼んだ、『孤高の不良公爵』の著者ハイディ・ライスが贈るのは、一夜の恋が授けた秘密の命の物語。赤ちゃんとヒロインの存在が、心を閉ざした孤独なヒーローの魂を揺さぶるラストシーンは、涙なくしては読めません!
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-愛情も情熱も抜きの結婚だと、わかっていたはずなのに……。 難病に苦しむ母をどうしても救いたい――ダニエラは藁にもすがる思いで、評判の結婚相談所に登録した。でも……家事以外なんの取り柄もない貧しい女と結婚して、莫大な治療費を負担しようなどという男性が、この世にいるかしら?しかし信じられないことに、条件にぴったりの男性は見つかった。億万長者の投資家レオだ。ダニエラは奇跡のような幸運に感謝した。そして迎えた結婚式当日。花婿となるレオと初めて対面したダニエラは、彼をひと目見て思わず息をのんだ。なんてハンサムな人なの。だが胸をときめかせたのもつかの間、レオに冷ややかに宣言されてしまう。「君とは寝室を別にする」 ■人気沸騰中、K・キャントレルの3部作がスタート! 愛なき結婚をした夫は、恋愛は時間の浪費と信じる冷酷な億万長者で……?!2話目は小国のプリンスがヒーロー。恋人にふられ、失意の日々を送る彼にコンピュータが選び出した意外な相手とは?
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-敏腕の女性ヘリコプター・パイロットのアキバは、副指揮官ジョーとメキシコ国境でパトロールに当たる。過去の体験から男性に心を閉ざす彼女だが、二人で危険な任務を行ううちに……。
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-宣伝コンサルタントのメラニーは、友人から甥のリチャードのイメージ戦略をもちかけられた。政界進出をもくろむ彼と仕事ができたら、大きな飛躍になるはず。メラニーは待ち合わせのレストランに急いだが、遅れてしまう。帰りかけた彼を説得してテーブルに戻ってもらったとたん、水の入ったグラスをひっくり返し、彼のズボンをびしょ濡れにした。最悪の結果に落ち込んでいると、またも友人から、今度は甥が滞在するコテージに押しかけろと言われた。余計に嫌われるだけだわ。そう思いつつも、メラニーはもはや失うものはないと、コテージに向かった。■幼いころに両親を亡くし、伯母に育てられた三兄弟は、愛に臆病。そんな甥たちを見かねた伯母は強引な縁結びを画策します。
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-エリッサはパンクした車のタイヤ交換に苦労していた。「手を貸そうか?」不意に聞こえてきた男の声に、彼女はびっくりした。足音もたてずにそばに現れたのは、つい最近、階上に引っ越してきたウォーカー・ブキャナンだ。男性にぜったい借りを作りたくないエリッサは、ウォーカーの親切をそっけなく断ろうとしたが……。
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-美しき寡婦ヴィヴィアンは気もそぞろだった。義姉が恋する大富豪キャッシュの写真を盗み見て以来、おかしい。夜ともなると、精悍な彼の体と体を絡ませあう淫夢を見てしまう。ヴィヴィアンは頭を冷やそうと、プール小屋に向かった。7枚の鏡に一糸まとわぬ肢体が映る。乱れた赤い髪が纏わりつく。そのとき、深みのある低い声がして、ヴィヴィアンは硬直した。振り返ると、なぜかそこに夢に見たままのキャッシュがいた。ベッドの上で、赤面する彼女の裸身に見惚れながら……。「これでおあいこだよ」男は腰のシーツをはらりと落とした。 *本書は、初版ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-間違った人への間違った恋に、彼女は絶望した。 ヴィクトリアがイギリスからはるばるオーストリアへやってきたのは、既婚者と知らずにつき合っていた男性から逃れるためだった。折よく叔母から、男爵令嬢の家庭教師の職があると紹介され、すぐさまその話に飛びついたのだ。しかし、美しい雪山に立つ城の主はヴィクトリアに冷たかった。初日から経験不足を非難され、髪が長すぎるなどと文句を言われて、彼女はみじめでたまらなかった。なのになぜか男爵のそばにいるだけで胸が騒ぎ、陶然としてしまう。同じ過ちを繰り返してはだめよ。私は彼の娘の家庭教師。この思いに気づかれたら、高潔な男爵にもっと嫌われてしまうわ……。 ■「眉をひそめたくなるような禁断のロマンスでも、アン・メイザーなら許せる!」とまで読者に言わしめる、大人気作家の1971年刊行未邦訳作です。作家初期の初々しさを堪能できる1作です。
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-母の不倫により、彼女の淡い初恋は非難と軽蔑で終わった……。 アナはドラッグ所持の疑いで、裁判所の被告席にいた。そんな彼女に救いの手を差し伸べたのは、実業家バスティアンだった。にもかかわらず、彼はアナを有罪と決めつけ、彼女が無実だと訴えてもまったく取りあおうとはしなかった。彼は今も昔も私を信用できないのだろう。そしてこれからも。16年前の冬、アナの母はバスティアンの母から夫を奪った。彼にとってアナは、家庭を崩壊させた身勝手な女の娘でしかないのだ。その娘のために500万ポンドの保釈金を支払ったということは──アナは泣きたくなった。つまり、私は彼に買われたも同然。もう彼に真実を告げることすら許されないの? あの日の思いも。 ■ハーレクイン・ロマンスの王道をしっかりと描ききる筆力をもった、期待の新人作家マヤ・ブレイク! 16年前の不幸な出会い。ふたりはどうやってその傷を乗り越えていくのでしょうか?
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-トレーシーは事故で記憶を失い、病院で目覚めた。夫ジュリアンが彼女をローザンヌのシャトーへ連れ帰るが、そこにはまだ生まれて間もない三つ子の赤ん坊がいた。トレーシーは衝撃のあまり、すべての記憶を取り戻す。この子たちは、近親相姦で生まれた子どもなんだわ――!最愛の夫ジュリアンの父は、トレーシーの父親でもあるのだ。義父の死の床で、彼女だけに明かされた秘密に打ちのめされ、トレーシーは何も告げぬままジュリアンのもとを去った。妊娠を知ったのはそのあと。彼女は三つ子を産み、事故に遭った。訳もわからず彼の愛を拒み続ける妻にたまりかねたジュリアンは、ついにある夜、トレーシーを力ずくで抱こうとしてしまう。 ■トレーシーにとって夫ジュリアンは初恋の男性。そんな彼と結婚し、南の島で2カ月もの甘いハネムーンを過ごし、スイスのシャトーで新婚生活を始め……そんな幸せの絶頂に告げられた恐るべき事実。大御所作家R・ウインターズの代表作と讃えられる名作です。 *本書は、初版ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ケイトリンは2年間働いてきたホテルを辞めようとしていた。オーナー、ラザロへのかなわぬ思いを断ち切るためだ。2年前、実習生だった彼女はほんの束の間ラザロと言葉を交わし、家まで送ってもらった。それだけの、キスさえなく別れた夜。ケイトリンは彼の隠された優しさを知り、恋に落ちた。今、目の前にいる彼は私のことなど忘れてしまったようだけど。ところがラザロは、二人の出会いの夜を鮮明に覚えていた。過去の記憶をたどるように、頬に残る傷跡に手を触れる。そう、あれは、あのいまわしい事件が起こる直前の週末だった……。ラザロは不意に彼女を引きとめたくなり、秘書のポストを提示した。 ■僕の弟を殺した女のいとこを愛してしまった……。私のいとこのせいで、愛する人は弟を失った……。はじめから障害だらけの2人の恋を、複雑に絡み合う愛憎を、ハーレクイン・ロマンスの若手人気ナンバーワン作家キャロル・マリネッリが描きます。 *本書は、初版ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-あなたのそばで踊るたびに、心は喜びと不安でいっぱいになる。 イギリスの村で伯母と暮らすローリは、バレエ学校に通う17歳。ある日、彼女に驚くべき転機が訪れた。ベネチアの一流のバレエ団の総監督マキシム・ディ・コルテがローリの才能を見いだし、バレエ団に入るよう誘ってきたのだ。夢のような話に伯母は喜んだが、ローリの心は震えた。バレエは大好き。でも、伯母を一人残していくことはできないし、同じくバレエダンサーだった両親を劇場の火事で亡くして以来、舞台に上がると足がすくんでしまうのだ……。それを知ったマキシムは半ば強引に彼女をベネチアへ連れていき、厳しいレッスンを開始した。時折見せる笑顔でローリを魅了しながら。 ■美しさのなかに激しさと厳しさを内包するクラシックバレエの世界。小説やコミック、映像において無数の名作を生んでいるこのテーマを、英国ロマンス界の魔術師ウィンズピアはどのように料理したのでしょうか? 魅惑の地ベネチアが舞台の、心ときめく物語です。
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-愛すれど結ばれなかったふたりに、小さな天使が舞い降りた。 海沿いの美しい町にある病院で働くアビーは、ある日、救急科に駆けこんできた男性を見て我が目を疑った。5年前にやむなく別れたルークが、どうしてここに?大統領付きの医師である彼は、お忍びで静養に来ていた身重のファーストレディが急に破水したので、急遽呼び寄せられて診察にあたることになったという。ファーストレディの意思を尊重して、彼もしばらく町に滞在すると聞き、アビーは激しく動揺した。ルークは子供が作れない自分の体を恥じて別れを選んだけれど、わたしの家には、彼にそっくりな4歳の男の子がいる……。 ■『愛の使者は突然に』(I-2355)でデビューし、HQイマージュに新風を送りこんだスカーレット・ウィルソン。彼女の2作目はサンフランシスコ郊外の海沿いの町を舞台にした再会物語です。いまだに彼が独身だと知ったアビーの胸に芽生えた想いとは?
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-あたたかい目をしたこの若い女性に、幼子を託したいと彼は願った。■ベイビーチの児童ホームに高級なスポーツカーが入ってきたとき、ホームマザーのウェンディは引っ越しの荷造りをしていた。ウェンディは、児童ホームを辞めて、母親から虐待を受けているギャビーの里親になるつもりだったのだ。車から降りてきたのはルークと名乗るハンサムな男性で、父親の愛人が産んだ赤ん坊を預かってくれと言う。ウェンディは、施設を辞めるから無理だと告げたが、なんとしてもきみに世話をしてもらいたいとルークは譲らない。そこへ後任のホームマザーが到着し、ルークが解決策を思いついた。経済的に裕福なルークがウェンディを子守りとして雇い、ギャビーも一緒に暮らせばいい、と。渋るウェンディに、ルークは祖父母が遺してくれた古い家を提供する。二人の急務は、無人だった家を住めるようにすることだったが……。
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-拒絶されたと思っていた男性からの愛の告白。でも彼女には、それを受ける資格がなかった。■チェーザレは結婚を申し込むつもりでメガンの家を訪れた。何年も胸に秘めてきた思いを、今夜いよいよ彼女に伝えるのだ。彼はメガンが十代のときからずっと愛してきたが、彼女の父親から、娘が二十二歳になるまで待てと言われていた。だから誕生日の半年前に開かれた新年のパーティでは、メガンにうんざりしているようにわざと振るまったのだ。「冗談言わないで!」愛を告げる彼に、メガンはとまどった。嬉しいはずなのに、聞きたいと夢見ていた言葉なのに、信じられない。そんな疑惑も、チェーザレを求め続けてきた気持ちの前に影をひそめ、いつしかメガンは彼の激しい愛撫に身もだえしていた。だが一瞬ののち、彼女はチェーザレから身を引きはがし、唖然とする彼に向かって重い口を開いた。「わたし、妊娠しているの。赤ん坊が生まれるのは七カ月後よ」
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-情熱と洗練さを併せ持つラテンの男。だが、その仮面の下には恐るべき企みが。■ダンテ・ガルバン伯爵と結婚した姉のデイジーに会うため、ゾーイ・コリングズワースはブエノスアイレスを訪れた。出迎えの魅力的な男性に案内されてヘリコプターに乗ったとたん、彼の態度が豹変し、凄みのある声が彼女の胸を突き刺した。「静かにしろ。言うとおりにすれば何も心配はいらない」こみあげる恐怖とともに、ゾーイは誘拐されたことを悟った。街から隔絶された豪邸でとらわれの身となった彼女は、男の素性を問い詰め、信じられない言葉を聞く。「ぼくはガルバン・エンタープライズの社長だ」なんですって……お義兄さんの会社の社長?その男ラサロ・エレラはさらに驚くべきことを告げた。「今度の計画はダンテが仕組んだ」度重なるショックに、ゾーイはもはや失神寸前だった。
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-あなたは誤解しているわ。本当の私を知ってほしいの。■このクリスマスは心身ともにリフレッシュしたくて、クレールは、フランスからはるばるカナダのスキーリゾートを訪れた。パンフレットを見て魅了され、最適のところと思ったが、長旅は身にこたえた。一刻も早く休みたいのに、予約した部屋がふさがっているというトラブルに見舞われ、クレールはフロントでいらだちをあらわにしてしまう。そこに現れた経営者のザックのとりなしで一件落着したけれど、ザックに金持ちのわがまま女のレッテルを張られたのは明らかだ。彼は氷のようによそよそしい態度で接してくる。一方クレールは、長身で力強い彼に一目で魅せられていた。なんとかして本当の私を見てほしい。ところが、どう試みても裏目に出て、クレールは途方に暮れた。
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-火事に遭遇したばかりに、プロポーズの晩は散々なものに……。■今夜はいよいよ婚約指輪を贈ろうという思いを胸に、マットは車を走らせていた。美しく上品なシャーロットこそ、ふさわしい女性だ。家柄も申し分ない。だが、彼の決意に水を差そうとするものがあった。火災だ。火災発生を知って、彼は反射的に車を降り、駆けつけた。現場は幼い子供たちを収容する福祉施設。最後に双子の男の子たちを救い出したあと、マットは力尽きて倒れた。気がつくと、心配そうな青い瞳が彼の目をのぞき込んでいた。一瞬、見たこともない美女だと錯覚したが、幼なじみで、施設で働くイエリンだった。マットは入院は免れたものの、イエリンと双子も連れて帰る羽目になる。これはちょっとのかかわりではすまなくなるかもしれない。シャーロットとイエリン――マットの脳裏にいやな予感がよぎった。
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-恋人を裏切り、女優として成功した今、彼女は失ったものの大きさに苦しんでいた。■親友ブロッドの結婚式に花婿の付き添いとして出席したレイフは、ブロッドの妹アリと再会した。かつて激しく愛しあったアリと。彼女は五年前、女優になると言って突然レイフのもとを去った。その才能は花開き、今ではテレビドラマの人気女優だ。彼女に裏切られたという思いは、レイフをずっと苛みつづけてきた。一方アリも後悔していた。彼の腕に飛びこみ、許しを請いたいと思う。レイフを求める気持ちは薄れるどころか、つのるばかりなのだから。ところが幼なじみのレイニーがレイフに恋していて、彼もレイニーを妻の有力候補と見ているらしい。もうもとの二人には戻れないの?アリの心は沈んだが、運命は彼女を見放さなかった。ストーカーに悩まされている事実をレイフに打ち明けると、彼はアリの部屋に泊まって、きみを守ると言い張ったのだ。
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-愛しているけど不実な男性と、愛していないけど心を捧げてくれる男性と。■ある春の暖かな宵、セーラは買い物袋を胸にかかえ、古びたアパートの階段を上がっていた。上から男が一段おきに駆けおりてきた。二人はぶつかり、力強い男の腕がセーラを支えた。「大丈夫かい?」その声は低音で魅力的にかすれていた。それが恋の始まりだった。キアは男らしくユーモアにあふれ、申し分のない恋人だった。二人が結ばれるまで、さほど時間はかからなかった。だが、キアはワーカホリック並みに仕事第一。すれ違いが多くなり、しだいにセーラの心に影がしのびこむ。彼はわたしを本当に愛しているのだろうか?だからキアがセーラをさしおいて美女と出かけたと知って、誠実な愛をいちずに捧げてくれる人のプロポーズを受けたのだ……。
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-変わらぬ愛を誓いながら別れた二人。男は復讐の炎を燃やし続けた。■タズとヒュデが恋人同士だった六年前のこと―― タズの父デイヴィッドが病院を設立した。その際、ヒュデの父マテオは巨額の投資を行ったにもかかわらず、出資した証拠がないとされ、詐欺師の烙印を押された。ショックからマテオは脳出血で倒れて体の自由を失い、ヒュデは父親の名誉回復のために復讐を誓った。家族の絆と名誉を重んじるスペイン人の血がそうさせたのだ。自分の父親の言い分を信じ、恋人の言葉には耳をふさいだタズもヒュデの怒りを買い、別れの言葉を投げつけられた。二人は会うこともなく、それぞれの歳月を生きた。四カ月前、デイヴィッドが急死し、若き未亡人となったタズの義母が彼女に婚約を知らせてきた。婚約者の名はヒュデ――タズは自分の耳を疑った。
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-スチュワーデスのローラは、乗務中に知り合った初老の男性から、高級住宅地セント・フィアカーズ・ヒルの豪邸を遺産として譲り受けた。そして住民親睦パーティの日、彼女の目は一人の男に釘づけになった。暗い影をおびた灰色の瞳に、なぜか引き寄せられる。目と目が合って、その瞬間恋に落ちる――そんなメロドラマみたいなことが現実にあるのね!すると、男が声をかけてきた。彼の名前はジェライント。話をしてみると、あつかましく傲慢そのものだった。ゴージャスだけど、こんな人、とても私の手に負えないわ。ところが、ローラが帰ろうとすると、ジェライントは送っていくと言う。聞けば、彼もこの住宅地に住んでいるというではないか。「僕は君のお隣さんってわけさ」知らなかった。こんな人が隣人だなんて危険だわ!
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-●『結婚から始めて』(ベティ・ニールズ著)父と妹とともに暮らすアラミンタはヘルパーとして働いている。彼女はあるとき上流階級の医師の家に派遣され、医師の妹一家のために働いた。その仕事が一段落したあと、医師ジェイスンはアラミンタに言った。愛する女性にはなかなかめぐり合えそうもないから、二番目でよしとすることにした――僕と結婚してほしい。 ●『贈り物はドクター』(エリザベス・ベヴァリー著)ウエイトレスとして働く食堂で、ミンディは男性に声をかけられた。その男性は、黒髪に茶色い瞳のハンサムなドクター・アッチスン。しかし、彼の言葉にミンディの甘い予感は打ち砕かれた。「部屋を追い出されそうだと聞いたが、僕のところに来ないか?」それは貧しい私を囲いたいということ?出会ったばかりなのに?憤慨したミンディは、怒りの言葉を彼に投げつけた。 *現在、配信中の『贈り物はドクター』と内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。
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-●『裏切りの花束』(エマ・ダーシー著)ケイトリンはデーヴィッドの仕事上のアシスタントであり、 同時に恋人だった。しかし彼はまったく心を開こうとしない。 バレンタインデーの朝、ケイトリンはついに別れを決意した。 だが出社してみると、デスクに赤い薔薇が届いていた。 デーヴィッドが私のために? ケイトリンの心に希望が芽生えた。 しかし、彼は薔薇の花など贈っていないと言う。 ●『秘書は天職』(ダイアナ・ハミルトン著)クレオは冷厳な独身貴族として有名な頭取ジュード・メスカルの個人秘書。 ある日、クレオは過去の恋人に呼び出され、すぐに大金を出さなければゴシップ紙に二人の関係を売ると言われた。 両親を亡くしたクレオをただ一人気にかけてくれた叔父が、 先日心臓発作を起こしたばかりだ。ショックを与えるわけにはいかない。 クレオは悩んだ末、ある行動に出た。★ “オフィスでの恋物語”――ただの秘書だけど、ひとりの女性としても 見てほしい……。オフィスを舞台に燃える、熱い愛の物語です。★
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-●『無垢な恋人』(ダイアナ・パーマー著)ああ、やっと懐かしいオーストラリアに帰ってきた。ハワイで大学生活を終えたプリシラは 空港に降り立ち、迎えの両親の姿を探していた。 そのとき、人込みの中でひときわ目立つ男性が目に飛び込んできて、彼女の心臓は破裂しそうになった。それはかつてのフィアンセ、ジョン・スターリングだった。 ●『とらわれの夜』(ジョアン・ロス著)ジリアン・キャシディーは父を救いたかった。父ジョージは脅迫されているのだ。脅しているのはハンター・セント・ジョン。父のかつての教え子だ。研究を盗んだ過去を暴露されたくなければ、ジリアンと三十日間ベッドをともにさせろというのだ。ハンターはジリアンの初恋の相手でもあった。彼がそんなことをするはずがないと信じるジリアンだったが……。★“初恋の物語”――今まで知らなかった喜び、そして痛み。愛に目覚めたばかりのヒロインが紡ぐ、ナイーブな初恋の物語。★ *現在、配信中の『とらわれの夜』と内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。
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-『シンデレラを探して』―数年前に父親を亡くしたエマは、母親と二人でなんとか暮らしていた。ある日曜日、胃潰瘍を患っている母親と一緒に気晴らしをしようと田舎に出かけたが、帰り道で母親の具合が急に悪くなってしまった。そのとき助けてくれたうえ、母親の手術まで行ってくれたのは、高名な外科医サー・ポール・ワイアットだった。だが、エマの母親はあっけなくこの世を去ってしまった。 『大晦日のシンデレラ』―「あなたにはお金持ちの夫が必要なのよ」遠縁の女性に誘われ、ニコルは大晦日の夜、初めて上流階級のパーティに出席した。自分の暮らしとはかけ離れた世界だけれど、上品に装って会場に姿を現すと、彼女はすぐに雰囲気に溶け込んだ。さっそくすてきな男性がダンスを申し込んでくれた。彼、アンドルー・タイラー三世は、大会社の社長だとか。 *現在、配信中の『大晦日のシンデレラ』と内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。
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-『オークション・ブライド』―マディソン・ホルトは、親友のたっての頼みで、チャリティーオークションの“商品”になった。“商品”の内容は、競り落とした人の“雇われ妻”として、一週間、家事その他のサービスを提供する、というものだ。彼女を競り落としたのは、町でも指折りの富豪で、プレイボーイとしても有名な、アレックス・ドナヒューだった。近々開くビジネスパーティのホステス役が必要だったのだ。 『半年だけのシンデレラ』―キャサリンはドミニクに別れを告げようとしていた。この半年間、彼女は夢の世界に漂っていた。豪華なドレスに身を包み、毎夜パーティにくりだして、おまけにすてきな男性とも知り合って。でも本当のキャサリンは、平凡で控えめでまったく目立たないタイプだ。それに比べてドミニクは常に女性たちの注目の的。長身のしなやかな体、魅力的な顔だち、堂々たる雰囲気……。 *現在、配信中の『オークション・ブライド』と内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。
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-『アラビアの花嫁』―従姉のエリカと同居していたフレディは、遊び回る従姉に代わり、彼女の子ベンの面倒を見てきた。だがエリカの事故死で暮らしが一変する。ベンを自分の手で育てたいと願うものの、定職がないので生計を支えられない。思案に暮れるフレディの前にある日、見知らぬ男性が現れた。クアマール王国の皇太子ジャスパー・フセインなる人物で、ベンの父親の弟だという。 『危険すぎる契約』―倒産の危機に瀕しているケータリング会社を立て直そうと、若き経営者のミスティは必死だった。そんな彼女に救いの手を差し伸べる男性が現れた。イタリア系大企業の重役、レオーネ・アンドラッキだ。彼は支援の見返りとして驚くべき条件を提示する。「君に、恋人のふりをしてもらいたい」 レオーネほどの男性なら女性には不自由しないはずなのに、なぜだろう? 『愛なきハネムーン』―ギリシアの大財閥を率いる養父の言葉に、イオーネは大きな衝撃を受けた。婿をもらい、事業を継げというのだ。自分を道具のように扱う養父に怒りを覚えたものの、服従を強いられ続けてきたので受け入れるしかない。だが、結婚相手の名を聞いてイオーネは呆然とした。アレクシオ・クリストウラスキ! 二カ月前、わたしに屈辱的な思いを味わわせた傲慢な人……。 *現在、配信中の『アラビアの花嫁』『愛なきハネムーン』と内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。
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-母の葬儀の日、ブロンテは一通の手紙を受け取った。宛名には〈ミス・B・ローレンス〉とあり、自分に来たものと早合点したブロンテは、つい開封してしまう。ところがそれは、同じイニシャルを持つ姉ブルックに宛てたもので、ルーシーという小学生の女の子が書いた驚くべき内容の手紙だった。〈友だちにあなたがわたしのお母さんだと話しても信じてくれません。学校のスポーツ大会に来て、わたしの話が本当だと言ってください〉姉のブルックは有名な自然保護活動家で、今も海外に行っている。独身で、もちろん子どもを産んだこともないはず。ブロンテは母親のいない少女の、とんだ思いこみだと考えた。一方、娘がブルックに手紙を書いたことを知った父親のフィッツは、娘の頼みをかなえてやりたいと、ブルックの家を訪れる。彼はブロンテを見て、ブルック本人だと勘違いしてしまい……。
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-クローイは六歳のとき、弟を亡くし悲嘆にくれた。そして二年前、両親が交通事故にあい、父親も死んでしまった。母親はいまだに意識が戻らないまま、介護を受けている。テレビのレポーターとして忙しく働く彼女は、キャリアと母親の付き添いとを両立させようと頑張りつづけている。だが、経済的にも体力的にももう限界だ。希望を捨てずにいることさえ難しくなってきた。そんなある日、クローイは大事な会議を欠席してしまったため、上司のガブリエル・マグワイアから呼び出しを受ける。彼はセクシーだと言われているが、情け容赦のない男だ。きっと解雇を言い渡されるに違いない。覚悟を決めて行ったクローイにガブリエルは……。
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-ある朝、ティナはバスに一瞬の差で乗り遅れ、通りかかったエリックという男性のバイクに乗せてもらう。いくら彼がギリシア神話の神のようにゴージャスだからって、見ず知らずの男性の誘いに乗るなんて……。後悔に襲われはじめたティナは、次の瞬間、エリックの言葉を聞いて凍りついた。「君のことは知っているよ」
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-なぜか男性とのいい出会いに恵まれないシエラ。 家庭を持つという夢が遠のきかけた矢先、 突然、捨てられた赤ん坊を預かることになる。 困り果てた彼女を支えたのは長年の親友アレックスだったが、 じつは彼も家庭に縁遠いばかりか、赤ん坊が大の苦手で……。
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-つらい過去を思い出し、月夜の浜辺で一人泣いていたメル。 出会ったばかりのルークの優しさに触れ、思わず身を委ねた。 大胆な行為の結果を予測できないわけではなかったが、 素性も知らない彼に抱き締められ、心の痛みを忘れたかった。 それはまるで、魔法のようなひとときだった。
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-あなたと過ごす3カ月は、いつかは終わる束の間の夢。セクシー・ロマンスの名手N・ウォレン、切なく可愛い婚約劇。 パリで料理を学んだチェルシーは自分のケータリング店を持つのが夢。だが借りられる厨房のあてはなく、住んでいる部屋すら契約を切られる寸前だ。困り果てていた矢先、親友がすばらしい家とキッチンを提案してきた。それは親友の兄デイビッドの高級アパートメント――ただし、副社長への昇進に向けプレイボーイの評判を払拭したい彼のために、3カ月間婚約者のふりをするのが条件だ。もう何年も会っていないけれど、デイビッドは初恋の人。その彼と一つ屋根の下で暮らすなんて……戸惑いのなか、甘く切ない同居生活は始まった。 ■セクシーでユーモアたっぷりのロマンスを紡ぎだすナンシー・ウォレン。本作はそんな彼女の作品の中でも少し切なさ漂う、偽装婚約ロマンスです。というのも、ヒロインのチェルシーが訳あって婚約者のふりをすることになった相手は、親友の兄で初恋の人でもあるデイビッド。何年も会っていなかったし、もう昔のことと割り切っていたはずなのに、演技が始まるやチェルシーは気づいてしまうのです――今でも彼のことが好きな、自分の本当の気持ちに。果たして偽りの演技のゆくえは? 胸キュンロマンスと呼ぶにふさわしい1作です。 *本書は、初版ハーレクイン・デジタルから既に配信されている作品のMIRA文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-悲しみに終わりはなく、涙は涸れることがない……。失った愛のもとに取り残された二人の、癒しの物語。 小鳥がさえずる早朝、ジョリーンは墓標の前にひざまずき、我が子に祈りを捧げていた。3年前、息子は生まれる前に命を絶たれた。FBI捜査官の彼女は、同僚である夫ウェイドが休むように勧める声に逆らって出勤し、任務中に撃たれたのだ。彼女を責めるように見つめる、ウェイドの瞳が今でも忘れられない。つらい記憶から逃げるように彼女はウェイドと別れ、以来、避け続けてきた。そんなとき、連続殺人犯が現れ、ジョリーンは彼のチームに配属されることになる。不安を隠しきれないまま、ジョリーンはウェイドと再び見つめ合った。■抜群の人気を誇る、シャロン・サラの新作。『ビューティフル・レイン』に続き、自然の驚異のもとで育まれる愛を描いた作品です。本作のヒロインはFBI捜査官のジョリーン。同じくFBI捜査官のウェイドと幸せに暮らしていましたが、新しい命を授かり、出産を心待ちにしていたとき、任務中に撃たれて子どもを失ってしまいます。激しい後悔と悲しみから彼女は殻にこもり、ウェイドとの間にも溝ができ、二人は離婚。3年後、ある連続殺人事件のために二人は同じチームに招集され、再会するのですが…。傷ついた二人の関係は修復できるのか? 涙なしには読み進められない感動作!
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-22回めの誕生日プレゼントとして、クレアはロンドンの最高級ホテルに招待された。幼い弟を独りで育ててきた彼女を案ずる名付け親の厚意だ。しかし、名付け親は急用で帰ってしまう。残されたクレアがおずおずとホテルの食堂に入ると、十数人のアラブの男たちが熱心に議論をしていた。側にはむずかる赤ん坊と、ゆうべ出会った緑色の瞳の男がいる。男の冷たく傲慢な視線に反発を感じながらもクレアが何気なく赤ん坊を抱きあげると、突然、銃声が轟いた。 *本書は、初版ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-優しい口づけも、熱い抱擁も、あなたにとっては、ただの情事。 “君にもっと魅力があれば、ほかの女性にはなびかなかった”そんな屈辱的な理由で、マチルダは婚約者にふられた。深い傷を負った心を押し隠し、庭園デザインの仕事に打ち込む彼女に、イタリア人弁護士ダンテ・コステッロからの依頼が舞い込んだ。母親を事故で亡くしたばかりの、彼の幼い娘のために、屋敷の庭を心安らぐ花園に変えてほしいというのだ。冷血漢と悪名高いダンテの娘への想いにほだされたのだが、屋敷に住み込むという条件は、マチルダにとっては酷なものだった。ダンテの亡き妻がいかに愛されていたかを思い知らされながら、欲望のはけ口のようにキスしてくる彼を、どうしても拒めなくて……。■驚きのストーリーと情熱的なシーンが人気を呼び、HQロマンスの若手代表作家の地位を確立しつつあるキャロル・マリネッリ。もう二度と愛さないと決めた男女に、むせるような花の香りが魔法をかけます。愛によってみずみずしく花開くヒロインの姿に胸が詰まります。
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-ルイザは突然オフィスに現れた男性を見て息をのんだ。ルーク・デヴァルー! 貴族出身の大富豪で、ルイザの出版社が“理想の独身男性”として報じた人物だ。彼は3カ月前、わたしを誘惑し、運命の相手と信じさせた。本当のところ、記事にされた腹いせが彼の目的だったのだ。裏切りに深く傷ついて以来、必死に忘れようとしていたのに、今さら現れるなんて、いったいなんのつもりだろう。ルークは強引にルイザをオフィスから連れ出すと、怖い顔で問いただした。「きみは妊娠しているんじゃないか?」そういえば、来るべきものが来ていない……。でも、何故あなたがそんなことを知っているの? ■ハーレクイン・ディザイアの人気作家ハイディ・ライス。生粋のロンドンっ子らしく、セクシーでテンポのよい作風が持ち味です。RITA賞受賞作家というのも本国での人気を物語っています。どうぞお楽しみください。 *本書は、初版ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-キリーはあらぬ誤解から、元婚約者ラングの愛を失った。罠に掛けられ、裸で男性といるところを見られてしまったのだ。泣きながら弁解する彼女に、ラングは耳を貸そうともせず去った。あれから5年。彼以上に愛せる人にはいまだに出会えないが、23歳のキリーは、仕事が生き甲斐の日々を送っていた。ところが美しい女性に成長した彼女につきまとう男は少なくなく、いまは警備員の男からの執拗なセクハラに悩まされている。新しく着任した警備部長がボディガードを務めてくれることになり、キリーはオフィスで彼を迎えた。だがそこに現れたのは、ラング!私の心を引き裂いた男性と、24時間一緒にいることになるなんて。■〈ボディガード〉3部作最終話です。美しいキリーを狙う男から、何がなんでも守ってやると決意するラングですが、彼女を今でも強く求める彼自身の欲望が最も危険なことには気づいておらず。男のプライドと未練に引き裂かれるヒーローに悶えてください!
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-男らしくハンサムな夫に、超高級ペントハウス。ジークと電撃結婚して2年、マリアンは幸せだった。だが、ペントハウスのインテリアをデザインしたのが、ジークの昔の恋人だと知ったときから幸せに陰りが生まれた。しかもその女性は今もともに仕事をしているという。夫に請われて。そんな家に住むのはいや。夫がその女性と長い時間を過ごすことも。ジークに訴えたが、彼は女のヒステリーだと言って片づけた。夜、疲れた夫をやさしく包み込み、彼のためにとろける。ジークが妻に求めるのはそれだけ――。マリアンは家を出た。それが二人を激しい苦しみに晒すことになるとは、予想だにせず。 ■90年代からHQロマンスを支えてきたベテラン作家H・ブルックスの夫婦の愛を描いた名作です。幼な妻はひたむきに夫を愛しますが、大人の男が胸の奥底に隠す弱さや寂しさまでは気づけず……。妻を愛するが故の夫の執着、夫の嫉妬が苦しく、胸を締めつけます。 *本書は、初版ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-冷たい言葉で私を拒絶したのに、なぜ、今になって現れたの? 大富豪マークと結婚したバネッサは、義母の心ない仕打ちに耐えきれず家を出た直後、思いがけない妊娠に気づく。だが、電話をかけても夫が出ることはなかった。“二度と話したくない”――それが夫からの伝言だった。バネッサは絶望し、逃げるように田舎町へ移り住んだ。1年後、赤ん坊と二人ひっそり暮らす彼女の小さな店先に黒いメルセデスが停まった。現れたのは……かつての夫マーク。どうしよう? 息子の存在を知られたら、きっと取り上げられてしまうわ。慌てて赤ん坊を隠そうとした彼女を、マークの怒りに燃える瞳がとらえた。「いったい、どういうことなんだ?」■別れを決めた直後に知った、新しい命の存在――けなげなヒロインと傲慢なプレイボーイのドラマチックでせつない恋を描いて人気急上昇中、ハイディ・ベッツの“秘密の命”がテーマの物語をお贈りします。夫婦の愛を引き裂いた、ある意外な人物にもご注目を!
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-久しぶりに帰郷したクレイは、キャラウェイ家主催のパーティで、かつて彼を捨てた恋人パメラと思いがけず再会した。動揺と深酒で正体を失った彼は、早々に部屋に引き上げた。翌朝、エロティックな夢から覚めたクレイは、ベッドの隣に見知った女性が眠っているのを見て愕然とする。
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-“俳優として成功すること”がヘザーとトッドの夢だった。だが、結局トッドは安定の道を選び、二人の関係は破局した。四年後、ヘザーが小さな女の子を連れて突然トッドの前に現れた。少女の不思議な色合いの緑の瞳は、彼と瓜二つだった。ヘザーが言った。「あなたの娘に会ってもらうころだと思ったの」
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-軽蔑に満ちた視線が、彼女の心を切り裂いた。 ■二人だけの結婚式を挙げる日、花婿はルーシーの前から姿を消した。償いのつもりか、仕事が見つかるまで彼の別荘にいてもいいと留守番電話にメッセージを残して。行く当てのない彼女は、プライドをのみ込み受け入れるしかなかった。ある日、元婚約者の兄が別荘を訪れる。弁護士の彼コナーは、財団を立ち上げるためここで過ごすという。ルーシーの姿を一瞥すると、また金目当ての女かというようなうんざりした表情を浮かべて言い放った。「うちには留守番は必要ないんだ」
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-ロージーの双子の妹は煮えきらない態度の恋人に嫉妬させるため、切れ者の経営者として有名なモーガンという男性と婚約した。作戦は成功し、妹はめでたく恋人にプロポーズされたが、誇り高いモーガンがこの屈辱を甘んじて受け入れるはずもない。ロージーは妹に懇願され、結婚式を挙げるまでの2日間、妹のふりをして婚約者役を演じることになった。遺言により、結婚の必要に迫られていたモーガンは、ロージーの正体を見抜くやいなや、冷徹に告げた。「ぼくには妻が必要だ。妹がだめなら君に妻になってもらう」 *本書は、初版ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-花咲き誇る美しい城の管理人ジュリーは、国王陛下からの頼みで、王室舞踏会を取り仕切ることに。だがその夜にエリック王子の婚約発表があると知り、愕然とする。見目麗しいエリック王子は、ジュリーにとって初恋の相手。身分違いと知りつつ、いつか想いが報われればと夢見ていたが、その夢もついについえるときがきたのだ……。しかし当日、王子の婚約者が他の男性と駆け落ちしてしまう!するとエリック王子は、しばし考え込んだのちジュリーを見やり、とんでもない頼み事を持ちかけた――。 *本書は、初版シルエット・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-インテリア・デザイナーのケイトは、仕事先の豪奢な大邸宅で、ある男性と出会った。シチリア島の名家の御曹司ジョヴァンニ・カルヴェッリ。傲慢で冷たい雰囲気を漂わせた彼に反感を覚えながらも、ケイトは彼の魅力に絡めとられ、初めて欲望を感じてしまう。狼狽し、逃げるように自宅に戻ったはいいが、数時間後、彼女の家の玄関先にジョヴァンニ本人が現れた。「ぼくを待っていたんだろう?」彼はケイトの忘れ物を手にして嘲るように言い放ち……。 *本書は、初版ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-外交官の夫が勤務地の南米で悲劇的な死を遂げ、サラは4歳の息子ベンとともにイギリスに戻ってきた。やむなく亡き夫の実家に滞在することになったものの、屋敷には夫の弟、アレックスがいる。しかもここは5年前に“あの過ち”が起きた場所――長くとどまるわけにはいかない。だがベンを連れて出ていこうとするサラにアレックスは告げた。ベンはこの4年間、君と暮らしたのだから、今度は父親であるぼくと暮らす番だ、と。 *本書は、初版ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-両親とともにオーストラリアに越してきた16歳のプリシラは、10歳年上の隣の牧場主ジョン・スターリングに夢中になった。二人はじょじょに距離を縮め、やがてジョンからのプロポーズ。だが、幸せはほんの数日しか続かなかった。突然ジョンが、一方的に婚約を破棄してきたのだ――やはりきみは子供すぎて僕の求める相手じゃない、と言って。傷心のままプリシラは異国の大学に進み、ジョンと顔を合わせることなく5年の歳月が流れた。そして今、大学生活を終え帰国した彼女の前にジョンが現れ……。
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-後見人は私のことなど忘れているのね。もういいわ、一人でなんとか生きていくから。 孤児のセーラは、6年間身を寄せていた付添人の家をあとにした。学校は卒業したし、親友は結婚してしまった。後見人のレイヴンハーストは雀の涙ほどの仕送りをくれるだけで、一度たりとも会いに来てくれたことはない。ならば街へ出て仕事を見つけ、自立しよう。セーラはそう決めたのだ。ささやかな希望だけを道連れに、未亡人と偽り馬車に乗りこんだ彼女はしかしあいにくの大雪に阻まれ、宿屋に足止めされてしまう。するとそこへ、雪だらけの外套をまとった長身の紳士がやってきた。なんて優美な足取り。きっと身分の高い人に違いないわ。だが、にこりともしないその男性の名を聞いて、セーラは呆然とした。レイヴンハースト? まさか……あなたが私の後見人なの? ■華やかなリージェンシーを描いて大人気、アン・アシュリーの作品をお贈りします。セーラが突然、家を出たと知って、慌てて連れ戻しに来た後見人。彼がセーラの顔を知らないのをいいことに、偽名を使い、別人のふりをしますが……? *本書は、初版ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ホリーは作家ジェイムズの秘書になれて幸せだった。ところがジェイムズの美しい妻マクシーヌときたら、度々ロンドンに出かけてはほかの男に愛想を振りまいているらしく、今日も3週間ぶりにジェイムズの弟ザックと恋人きどりで帰宅した。その無神経さにたまりかねたホリーはザックにつめよったが、彼はホリーの言い分を一笑に付すと、思いがけない提案をする。「きみとぼくで、“愛の罠”を仕掛けないか?」本当は愛し合っているジェイムズ夫妻の目を覚ますため、熱々の恋人同士を演じて二人を刺激しようと言うのだ。ホリーは、罠を仕掛けられているのが自分だとは気づきもせず、ジェイムズのためならと、無邪気にうなずいたのだった。 ■10代のころから作家として活躍していたキャロル・モーティマー。日本デビューは1981年ですが、今もその筆は衰えを見せることなく、常にロマンスの第一線を走り続けています。純粋なヒロインと、一枚も二枚もうわての伊達男。甘い罠にかかったヒロインの行く末は?
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-私がこの人の……ルーク・タナーの妻?ベリンダは病院のベッドの傍らに無言で立つ男性を見つめた。長身の体に高級スーツをまとい、輝く緑の目で彼女を見つめている。何も思い出せない。彼と結婚したことも、なぜ事故に遭ったのかも。不安を拭えないままルークに伴われて家に帰ると、そこは夫が経営しているという広大なリゾート内に立つ豪邸だった。ルークがふいにベリンダの手を取り、キスをする。その瞬間ベリンダの体に、甘く激しい戦慄が駆け抜けた。何度も感じた、忘れようのない感覚――体は覚えているんだわ。それなら、ルークが何かを隠しているような気がするのは、妻の勘?教えて、何があったの? 私たちは本当に愛し合っていたの? ■HQディザイアの人気作家イヴォンヌ・リンゼイの作品を、初めてセレクトからお届けします。ベリンダは夫との濃密な愛の時間だけを頼りに失った記憶を取り戻そうとしますが、明らかになった残酷な真実は、さらに彼女を苦しめることになり……。 *本書は、初版ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-私は傲慢な求婚を受け入れる――たいせつなこの子を守るために。 4カ月前に他州からこの町へやってきたサマンサは、慣れない土地でなんとか職を得て忙しく働く毎日を送っている。そんな彼女には、もう1つたいせつな仕事が待っていた――亡き異父妹が遺した赤ん坊の父親に、息子の存在を知らせるのだ。その父親とは、職場の上司でもあるハンサムなアレックス。だが独り身を楽しむ彼が小さな息子を引き取るとは思えないので、たとえ貧しくても私が愛情をいっぱい注いでこの子を育てるつもりだ。ところが、事態はサマンサが思ってもみなかった方向へと動く。アレックスが裁判を起こして彼女から親権を奪ったうえ、息子の世話係兼ベッドの相手として、便宜結婚を申し込んできたのだ! ■新作家テレサ・カーペンターのデビュー作をお届けします。仕事場では上司と部下、私生活では天使のようにかわいい赤ん坊の父親と伯母。そんな二人が、過去のトラウマと愛のジレンマを乗り越え、行き着く先は? 絶対に見逃せないベビー&シンデレラストーリー。
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-今はなき国の大公殿下。あなたがわたしの記憶の鍵を握っているの? 目覚めると、わたしはなにも覚えていなかった。ドナウ川に落ちたときに頭を打って、記憶喪失になったらしい。真っ白な記憶の中で浮かぶのは“カルレンブルク大公”という言葉だけ。身元がわからず、だれからの捜索願も出ていないなんて……。彼女は唯一覚えている言葉を頼りに、大公のもとへたどりついた。「ナタリー!」ドミニクというその男性はあわてた様子で彼女を呼んだ。それがわたしの名前なの? わたしたちはお互いを知っているの?不安に思わず涙ぐむと、彼の危険な光を宿す黒い瞳が揺れた。抱き締めてくれるその腕は、強くたくましい。あなたはわたしの恋人なの? それとも……? ■D-1615『婚約指輪についた嘘』、D-1632『御曹子の傲慢なプロポーズ』の関連作です。ドミニクはナタリーを家に置いてくれることになり、記憶は少しずつ戻っていくけれど……。セクシーなカルレンブルク大公殿下との恋の行方をお見逃しなく!
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-一生に一度、情熱的な恋をしたい……。切なる願いは、砂塵のごとく散った。 砂漠の国に生まれ、厳格な父に従順な娘になるべく育てられたダニーは、父が選んだ年輩の見合い相手を見て絶望のどん底に落ちた。ふと脳裏によぎったのは、行きつけの古書店で声をかけてくれた知的でハンサムな実業家、クエーサー。彼からオアシスでのデートに誘われたのに、父や世間の目をはばかり、心とは裏腹に断ってしまったのだ。あんなにも心ときめく人には、もう会えないかもしれない。そう思い直したダニーは彼と出かけ、やがて熱い恋に身を投じた。だが、幸せをつかんだと思った矢先、非情な運命が彼女を襲う――なんと彼の兄は、土地を巡って父と争う年来の仇敵だったのだ! ■ジェニファー・ルイスのヒット作、D-1426『砂上の恋』、D-1603『ボスは誘惑禁止』の関連作をお贈りします。砂漠の国に生まれた美しき3兄弟の末弟クエーサー。みずからの魅力を熟知した傲慢なプレイボーイの彼に、身も心も捧げたダニーでしたが……?
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-いつまでも“いい子”ではいられない!お堅いミランダに決意のときがきた。■大学で性科学を教えるミランダは、キャンパス内の“もっとも貞潔な女性賞”の候補者に選出された。ミランダの専門分野は、性(セックス)が体に与える科学的な作用。おまけに、その道の権威であると言われてきたのに、学生新聞に“男性経験はただ一度だけ”と暴かれ、教授としての面目はまるつぶれとなった。だが、彼女に助け船を出そうと考えた人物がいた。ミランダの同僚で、心理学を教えるノア・イエガーが彼女に“実体験”を提供しようと申し出たのだ。ノアはずっと前からミランダに惹かれていた。もう、この気持ちを抑える必要はない。プレイボーイの名にかけて、ミランダの“いい女”の部分を目覚めさせなければ!
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-恋に臆病になっていた二人に、神様は偶然という名の贈り物をくれた。■あと少しで一年が終わる、大晦日の夜。クレメンシーが見たのは、愛する夫と黒髪の女性の抱擁だった。嘘よ……だって彼女は、私の親友なのよ。十二月の寒空に逃げるように飛び出したクレメンシーは、テムズ川のほとりで一人の男性と出会う。わずかな時間、二人は世界中の誰よりも親密になった。そして別れ際に交わされた、かすめるようなキス。あれから五年、隣に越してきた住人を見てクレメンシーは息をのんだ。似ているけれど……そんな偶然があるかしら?だが、隣人が思いがけない笑みを見せたとき、クレメンシーは確信した。間違いない、この人はあのときの彼だ!ジョシュア・ハリントン――五年前は知ることのなかった彼の名前。胸の高鳴りに戸惑いながら、彼女はその名を心の中で繰り返した。
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-フィアンセに捨てられた花嫁が見ず知らずの男性に拾われて。■教会の祭壇の前で待っているはずの男性はついに現れず、ウエディングドレス姿のジェナは別れを告げる短い手紙を受け取った。大騒ぎになった教会をそっと抜け出した彼女が向かったのはハネムーンを過ごす予定だったロマンチックなホテル。捨てられた花嫁がそこにいるとはだれも考えないだろう。一人になりたかった。でも、これほど深い孤独を味わうなんて。ホテルのダイニングルームで飲み慣れないスコッチを飲み、ジェナは悲しみに耐えきれなくなって人目もはばからず泣きだした。好奇の目が集まるなか、一人の男性が現れて彼女を救う。エドマンド・デラニーはさりげなくジェナの身の上話をきき出し、魅力的な笑顔と話術と思いやりで、傷ついた彼女の心を慰めた。フィアンセに裏切られたばかりなのに……。初対面の彼に心惹かれる自分がジェナは信じられなかった。
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-妄執にも似た愛が得たものは不安に苛まれる結婚生活だった。■メリーは少女のころからチャールズにあこがれていた。幼いあこがれは、年とともに激しい恋心に変わっていったが、故郷を離れたチャールズには伝わることもなく、十五年ものあいだ、彼女の胸の中だけで燃えていた。チャールズがカジノの経営をはじめ、さまざまな事業に成功してノルマンディーに暮らしていると耳にしたメリーは、フランスに渡ると、偶然を装って再会を果たす。そして、彼の子を身ごもり、結婚した。だが、平安は訪れなかった。再会からして企みによるものだったと知れたら……。そうしたら彼はどう出るだろう。愛想を尽かして、わたしを追い返すに違いない。
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-美女と野獣……いや、モデルとカウボーイ最悪の組み合わせだ!■テキサスの牧場主、ジェイソンは根っからのカウボーイだ。一度は結婚したこともあったけれど、妻は殺風景な暮らしにうんざりして、彼のもとを去っていった。以来ジェイソンは男だけの世界に住んでいた。そんな荒くれの世界に、どうしたわけかとびきりの美女が……。しかも都会でモデルをしている洗練された女性が、料理人として飛び込んできたのだ。もちろん、彼女は西部劇ごっこがしたいだけなのだ!ジェイソンは憤然として、その美女モーガンを追い出しにかかった。だが、女っぽい見かけと反対にモーガンは頑固だった。いつのまにかモーガンは、牧場の生活に入り込み、ジェイソンの心の中にまで忍び込もうとしてきた。
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-美しく変身した彼女を見つめるまなざしは、限りない疑念と非難に満ちていた。■祖父の死の直後、十年ぶりに故郷に戻ったアレクスを迎えたのは、母親のいとこにあたるヨークの疑いに満ちたまなざしだった。髪の色がすっかり変わり、美しく成長したアレクスを、祖父の遺産を狙う偽者ではないかとヨークが疑うのも無理はない。一方アレクスにしても、けっして楽しい帰郷ではなかった。祖父もヨークも、母を屋敷から追い出した非情な男たちだったから。アレクスはいまさら遺産を相続する気などなかったが、母にかかわる大事な手紙を見つけるため、屋敷に滞在することにした。でも、そう決めたのは間違いだったかもしれない。少女のころ、ヨークにキスされた記憶はいまもなまなましい。彼が近くに来ただけですぐに反応してしまう自分を、アレクスはどうすることもできなかった。そしてヨークも、それを知っているかのように唇を重ねてきた……。
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-“指輪がぴったりなら一年間だけ結婚してくれ”彼女は息をのんで自分の薬指を見つめた……。■ペイジは大学を卒業し、故郷のカリフォルニアに戻ってきたが、彼女を待っていたのは過酷な現実だった。父が莫大な借金を背負い、失意のうちに亡くなったのだ。ペイジは父の協力要請を拒否した隣家の主人ブラッドを恨んだ。少女のころの憧れなんていつかはうち砕かれるもの……。そう思いつつも、密かに思いを寄せていた人の仕打ちに、ペイジは悲嘆にくれ、運命の皮肉をのろった。葡萄園も屋敷も何もかも手放すしかないと諦めていたある日、ブラッドがやってきて、家を出ていくなと引き留める。「僕のパートナーになればいい。ただし、一年間だけの結婚だ」この人は何を言いだすの? お金で私を自由にしようというの?ブラッドの驚くべき提案に、ペイジは呆然とした。
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-誤解ばかりされてきた彼女は彼の言葉が信じられず……。■今日もまたドミニは自分の容姿が与えるイメージと闘っていた。世の中の女性すべてがうらやむほどセクシーに生まれついた彼女は、それが災いして秘書としての有能さをなかなか認めてもらえない。理想の職場を見つけるまで派遣社員として働いていたある日、大嫌いなプレイボーイ・タイプの上司ジャックにあたってしまった。ジャックは当然のごとく秘書業務以外の関係まで求めてくる。必死に誘いをことわりながらも、ドミニはいつの間にか彼の経営手腕と男らしさに惹かれ始めていた。一方、ドミニの秘書としてのすばらしさにも気づいたジャックは、彼女を個人秘書として雇うべく、慰留に努める。僕が求めているのは秘書としての君――ただそれだけだ、とジャックは言うが、女好きって病気みたいなものじゃない?
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-彼は秘書の仕事以上のものを要求するの?でも、わたしはベネチアに行きたい。■個人秘書としてベネチアで働くことになったソフィーは、ニューヨークからパリに向かう搭乗便を待っているときに、初めて雇主のマーク・ワシントンに会った。彼は予想外に若くハンサムな男性で、ソフィーはふと、採用の際の条件に“脚線美”があったのを思い出し、不安を感じた。昼は個人秘書、夜は女としての役割を期待されるのだろうか?だが思い出の地ベネチアで働くチャンスをあきらめることはできない。ソフィーは自分が採用された理由を思いきってマークに尋ねてみた。返事は意外だった。「きみの顔がいちばん気に入ったってことかな。控え室できみが目にとめた鏡はマジックミラーだよ」ソフィーは胸の内に怒りをたぎらせたが、同時に、遠い昔にどこかで彼に会ったという不思議な感覚にとらわれた。
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-子供のころにたった一度会った人。その人と私がいきなり結婚?■二十六歳のジェニーは十年前に両親を亡くして以来、伯母から借りた農場で暮らし、そこから得られる収入で妹のレイチェルとベスとの生活を守ってきた。だが、伯母が亡くなると農場は伯母の息子ロナルドに遺された。ギャンブルや麻薬に手を出し、借金がかさんだロナルドはジェニーたちを追い出して農場を開発業者に売り払う気でいる。ただし伯母の遺言状には、ある条件を満たせば、農場はジェニーのものになるという条項が書き添えられていた。その条件とは、伯母の継子ウイリアムが自分の事業を捨て六週間以内にジェニーと結婚して農場で暮らすこと。ウイリアムとはジェニーが十歳のときにたった一度会ったきり。そんな二人がいきなり結婚? 結婚なんて!
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-ウエディングドレスはみごとに仕上がった。これを着て、フランは花嫁に――いや、リサのママになるのだ。そう、リサのために、フランはリトリックと結婚する。リサの願いどおりの、絵本そっくりのドレスで。リトリックの娘、母のいない六歳の娘リサが求めるママになり、あと半年という小さな命の最後の日々を幸せにするために。◆サラは家庭教師としてカリブ海の小さな島にやってきた。島に着いたサラを、雇い先の使用人らしき男性が出迎える。引き締まった男らしい体つきに、魅力的な顔立ち……。屋敷に着くと、サラはいきなり女主人に罵声を浴びせられた。「あなた、わたしの夫を誘惑しようというんじゃないでしょうね」わたしの夫? では、この人が雇い主のジェイソン?
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-傲慢なプレイボーイの彼にとって永遠の関係は忌むべきものなのだ。■キャスリンは従兄に連れられ、彼の勤め先の社長、ジョエル・ケンドリックの自宅に向かった。コンピュータの具合がおかしくなったので、サポートしてほしいと頼み込まれたのだ。捨てられた愛人が腹いせに、重要なデータを壊していったらしい。従兄の話によれば、ジョエルは狼のような男で、ほしいと思った女性は必ず手に入れなければ気がすまないという。石造りの大邸宅に着くと、キャスリンは書斎に案内された。目の前に現れたのは、堂々たる長身の精悍な男性。射抜くような青い瞳に見つめられたとき、キャスリンは直感した。この人のそばにいるのは危険だ。一刻も早く仕事を終えて、餌食になる前にここから逃げなければ。
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-助けた少女の父親は初恋の相手――チェス盤の上の駒のように人を操る男だった。■消防士のリーザは、火事から女の子を救出する途中、怪我を負って病院に運びこまれた。やがて目を覚ましたリーザは、ベッドのわきに立つ男性に気づいた。従姉の前夫、十代のころから憧れてきたジャッドだ。聞けば、リーザが救った女の子はジャッドの娘だという。従姉からはひどい男だとさんざん聞かされていたが、ジャッドは今でも体が震えてしまうほど魅力的だった。ああ、どうして私が助けたのが彼の娘でなくてはならなかったの?こんな偶然から、はるか昔の恋を思い出してしまうなんて。運命を恨みつつも、ふとしたことからジャッドにキスされた瞬間、リーザは自分の本当の気持ちを悟った。このままジャッドと突き進みたい。どんな危険を冒すことになっても。
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-ささいな疑念に断ち切られてしまうほど、二人の絆はもろいものだったのだろうか?■アンナとオリヴァーは旅先のアイルランドで出会った。お互いに一目惚れし、結婚の約束を交わして、イギリスに戻る。ところが、オリヴァーの父、エドワードはこの結婚に大反対。アンナを財産目当てだと決めつけた。それでも意思を貫き、結婚した二人だったが、固いはずの絆が思わぬことからほころびだした。アンナが、結婚式に出られなかった兄と会っているのをエドワードが目撃し、オリヴァーに告げ口したのだ。アンナが見知らぬ男と会っていたと。兄をアンナの元恋人だと思いこんで責めるオリヴァー。私たちは信頼し合っていると思っていたのに。このまま修復不可能な亀裂が入ってしまうの?失望するアンナを、エドワードのとどめの一言が待っていた……。
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-ヴァージニアは画廊に勤めている。恋人のチャールズは、情熱的な男性とは言えないが、やさしくて、包み込んでくれるようなタイプだ。順調な仕事と誠実な恋人――ヴァージニアは幸せだった。そんなある日、画廊に現れた男性を見て彼女は息をのんだ。ライアン……。どうして彼がここに?二年前、ヴァージニアはライアンと婚約した。けれど夢のような日々は、すぐに終わった。彼の愛人だという女性が現れ、結婚式の二日前にヴァージニアは逃げるようにして彼のもとを去ったのだ。「僕は二度と君をはなさない」そう言うライアンを見て、ヴァージニアは気づいた。私は今も彼を愛している。でも、二度と傷つきたくない。■“復讐から始まる物語”――愛情と憎しみのはざまで揺れ動く主人公たち。運命に翻弄される二人を描いたドラマチックなストーリーです。
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-ジーナは自分の出生に秘密が隠されているとは思ってもいなかったが、十五歳のとき屋根裏部屋で、母とイタリア人男性との結婚許可証を見つけ、母を問いつめて実父の存在を知った。実父は、妻の妊娠を知らせに実家に向かう途中、事故死し、母はジーナが生まれる前に、今の父と結婚したという。二十五歳になったジーナは実父のことを知りたくて、イタリアを訪れる。実父の故郷は中世の面影を残す小さな町だった。ジーナはこの地で、ある男性に出会い、強く引きつけられた。彼もジーナに引かれているのは明らかだ。伯爵家の当主である彼の名はルチウス・カランデンテ。ジーナの実父の名字と同じだ。近親者の可能性は少なくない。それを思うと、ジーナは彼への気持ちを抑えざるをえなかった。
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-広告代理店に勤めるグレース・バーノンは、深い心の傷をかかえ、むなしい日々を送っていた。二年前のある日曜日、義妹の残酷な嘘により、最愛の婚約者コンスタンチン・キリアジスとの仲が挙式一週間前に壊れてしまったのだ。そんな彼女を見かねた同僚がなんとかしようとして、自分の誕生パーティにグレースとコンスタンチンを招いた。再会した二人は互いに相手を必要としていたことを確認し、情熱のおもむくまま、その日のうちに結ばれる。グレースは天にも昇る心地だったが、幸せは一瞬だった。結婚を口にしたグレースに、コンスタンチンは冷たく言い放った。君は僕の妻にはなれない、と。
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-自分の名前すら思い出せない!病院で目覚めたとき、記憶はいっさい失われていた。パニックを起こした彼女に、看護師が説明する。名前はクレア、事故で頭を打ったショックで記憶をなくしたのだと。ふと見ると、左手の薬指に指輪がはめられていた。私は婚約しているの?そういえば、意識が朦朧としていた間、すてきな男性がベッドの横にいたのをぼんやりと覚えている。あの人が私の婚約者?ちょうどそこへ、その男性が現れた。彼はタイ・カーショーと名乗り、クレアを病院から家へ連れて帰る。目の前の大邸宅を見たとき、彼女は驚きのあまり言葉を失った。★“記憶喪失の物語”――突然消え去ってしまった記憶。もどかしさと闘いながら、切ない愛をはぐくむ恋人たちの物語です。★
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-どうしてこんなキスができるの?凍った心も、熱くとろけそう。■アイリス・スミス・オズバーン・ダラス・オールデンは、二十四歳にして三度結婚し、三度とも夫に先立たれてしまった。彼女は夫の死のたびに莫大な財産を手にしたが、周囲からは完全に悪女扱い。精神的な痛手はあまりにも大きかった。わたしは若い男性を死に追いやる、呪われた女なのかもしれない。アイリスはすっかり痩せ細り、心を閉ざしたまま故郷に帰ってきた。四度めの結婚など絶対にありえないわ。これ以上、犠牲者を出すことだけは避けなければ。しかしアイリスの思いをよそに、自ら四番めの夫にと願う男がいた。昔から彼女を見つめていた近所に住む牧場主、オースティンだ。オースティンはアイリスの奇妙な行動にふりまわされながらも、傷ついた心が癒されるように気を配り、無理に自分の心を押しつけようとはしなかった。男らしいオースティンの恋の挑戦に、アイリスはついに……。
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-教会から彼女を連れ去ったのはハンサムな億万長者だった!■サラは教会の控え室でひとり思い悩んでいた。婚約者に対する愛情に確信が持てないまま、ついに結婚式の日を迎えてしまったから。そのとき突然、控え室に見知らぬ男が入ってきた。「ぼくの話をきちんと聞いてくれるまで、きみは結婚できない」混乱と心労から、サラは気を失ってしまう。目覚めたとき、彼女は山道を走る車のなかにいた。運転席に座っているのは、控え室に押し入ってきた黒髪の男だ。この人は何者なの? 目的はなに?彼は、なぜかわたしのことを“ジェシカ”と呼んでいる。なんてこと……。わたしは人違いで誘拐されたんだわ!不安と恐怖に震えながら、サラは助手席で身をすくめた。
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-ダニーがハワイの孤島に隠遁して四年が過ぎた。愛息の誘拐、妻の死……いまだ、心の傷は完全に癒えていない。ある朝、ダニーはビーチで倒れている女性を発見した。幸運にも、大きな怪我はないらしい。ほっとしたのもつかのま、彼女が言った。「私……自分が誰なのかわからないわ!」
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-真面目で、平凡。間違っても大声で怒鳴ったりしない男性。それがアンジーの理想とする夫だ。都会の生活で傷つき、数年ぶりに地元に戻ったアンジーは、意外なところで夫候補を見つけた――幼なじみのブレットだ。恋に落ちるなんてばかげてる。親友が夫なんて最高じゃない?
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-クリスマス休暇で帰省するため吹雪の中を運転しながら、ルーシーはこれ以上進めないと悟った。避難所を探してようやく見つけた一軒家には、クリスマスの飾りつけもなく、窓から明かりももれていない。どうか人が住んでいますように――そう願いながら呼び鈴を押すと、信じられないほどハンサムな男性がドアを開けた。彼は助けを求めるルーシーに迷惑そうな顔を向けたが、この天候では仕方がないと、しぶしぶ中に入れてくれた。孤独を身にまとった男性の後ろ姿を見ながら、ルーシーは思った。どうやらやっかいな休暇になりそうだわ。
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-ジョージアナは異国の地で両親を亡くし、イギリスへと帰郷した。だが、いとこにしつこく言い寄られ、近隣の地を治める領主、オルトン子爵ドミニク・リッジリーのもとを訪れて助けを求めた。社交界で浮き名を流す伊達男ながら、彼は紳士らしい態度を貫き、ジョージアナを妹夫妻に預けて社交界にデビューさせる。ダンスの申し込みが殺到し、次々と求婚される夢のような日々。だが、ジョージアナの心は常にドミニクにとらわれていた。そしてある仮面舞踏会の夜、謎めいた男を前に彼女の胸は轟いた。ドミニクだわ――間違いない。彼に誘惑される日が来るなんて! *本書は、初版ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-青い海に浮かぶ孤島は、パラダイスの名にふさわしい地。だがアビーにとっては、悲しい思い出の象徴だった。6年前、愛するジェイクの子を身ごもりながら、アビーは追われるようにこの島を去ったのだ――ある誤解からジェイクに憎まれ、罵倒されて。ふたりの愛の結晶も、生まれてすぐジェイクに奪われた。だが今、その彼が病に倒れ、息子が私を必要としている。感慨に震えながら懐かしい屋敷へ足を踏み入れたとたん、入院しているはずのジェイクが怒った顔で現れた。
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-初めて愛を教えてくれた人から、突然、傲慢な略奪宣言をされて……。 元恋人から手ひどい裏切りをされたケイトは、傷心を癒やしに訪れた海辺のホテルでジャレドと出会った。危険な魅力を漂わせる彼の熱い誘惑に抗いきれず、めくるめく2日間を過ごした彼女は、人生で初めて愛の激しさを知った。でも、もう傷つきたくない。私には安全な恋が必要なの……。時が過ぎ、ジャレドとの思い出を胸の奥にしまいこんだケイトは今、仕事で出会った男性と清らかな関係のまま婚約したばかりだった。ところがある夜、突然の訪問者のノックに応えてドアを開けると、そこには、あの危険なほどセクシーな瞳のジャレドが立っていた。そして問答無用でケイトの唇を奪い、彼女を略奪してみせると告げた!■稀代のストーリーテラー、キャロル・モーティマーによる1984年の旧作を初邦訳でお贈りいたします。失恋で傷ついたケイトの乙女心は、情熱のままに愛し合うことを教えてくれた男性と、愛はなくとも安定した家庭を与えてくる男性の狭間で激しく揺れ動き……。
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-かつて情熱を瞳に宿した恋人が、冷たい悪魔となって現れた。 幼くして母を亡くし、冷酷な父に虐げられて心身に傷を負ったセリーナ。これまで支えてくれた最愛の妹を安心させたい一心で職に就き、自立した姿を妹に見せられたことを誇りに思っていた。ところが、その就職先を傘下におさめる財団のトップと会い、驚愕する。まさか世界的な億万長者ルカ・フォンセカがボスだったなんて!7年前、セリーナと出会い惹かれ合った夜に無実の罪で捕まった彼は、すべて彼女が仕組んだ罠だったと今なお誤解し、怒りに燃えている。ああ、私の今日までの必死の努力を、彼は握りつぶすつもりだわ。解雇しないでとすがりつくセリーナに、ルカは吐き捨てるように言った。「君が僕の下で働くのを許すとでも? 今すぐ目の前から消えてくれ!」■華麗で傲慢なラテン系大富豪の愛を綴った『情事の身代金』、『愛の逆転劇』の関連作。本作では、傷ついた主人公たちの心の深淵を巧みに描くA・グリーンの真骨頂が発揮されています。逆境を覆すべく一歩踏み出したセリーナに、予期せぬ再会という新たな試練が……。
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-一生男性なしで生きていく。だって、騙されたくないもの……。 母は妊娠と同時に恋人に捨てられ、未婚のままイヴを産んだ。そんな生い立ちに強い男性不信の念を植えつけられた彼女は、経営する下着メーカー〈イヴの誘惑〉のイメージとは裏腹に地味で生真面目で、緊張すると吃音の癖が出るのが悩みだ。だがある日、イヴの乾いた生活を一瞬にして覆す男性が現れる。ひったくりに遭った彼女を助けてくれた、ドラコ・モレッリ――出会ったその日のうちに、イヴは彼からめくるめく悦びを教えられた。翌朝ドラコは、これからも大人の関係を楽しもうと甘く説き、恋愛にまつわるすべてに無知なイヴは、彼の手管に絡めとられていく。ドラコが“地味で無害な女性”を探していた事情など、露も知らずに。■『シークの冷たい求婚』の関連作をお届けします。ひったくられた鞄を取り返してくれたヒーロー。はずみで開いた鞄から散らばったのは……セクシーなランジェリー? レースの山に足首まで埋もれたヒーローと一見堅物なヒロインの、印象的な出会いから始まるロマンスです。
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-ふたりの想いと情熱が、たった一夜で消えるはずはなくて。 1年前、エリーゼとショーンは真夏の夜の夢を分かち合った。エリーゼはショーンの外科医らしいスマートなたたずまいに惹かれ、ショーンはエリーゼの情熱的な女らしさにそそられた。お互い仕事第一で、男女間の面倒はとことん避けるふたりにとって、ひとときの甘い戯れに興じるには、理想の相手どうしだった。やがてショーンは都会へ戻り、あの一夜は、ひと夏の恋となった――。翌年の夏、突然倒れた祖父を看るためショーンが呼び戻される。彼ははばかりもせずエリーゼに情事の再開をほのめかすが、エリーゼの本能は告げていた。再び一線を越えたら、もう戻れない。彼と目が合うたび胸を熱くせずにいられない衝動に苛まれながらも、戯れ以上の深み……そう、たとえば“愛”なんて危険は冒せない、と。■イギリスで10万部を売り上げ話題をさらったサラ・モーガン初の長編『誰もいないはずの聖夜に』。あれから半年、きらめく太陽が眩しい夏のバーモントに、オニール3兄弟の次男ショーンが戻ってきます。あの秘密の一夜は過去のもの、とうそぶくエリーゼですが……。