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ハンナ・アーレントと共生の〈場所〉論──パレスチナ・ユダヤのバイナショナリズムを再考する
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第5回 東京大学而立賞受賞! アーレントはパレスチナ/イスラエル問題をどう語ったのか? 先住民問題,紛争,難民・移民,領土,民主主義――分断の時代に問いかける,共生の可能性.アーレントが照らした未来への道筋を今,読み解く.1940年代,アーレントは何を思いパレスチナ人とユダヤ人の共存国家論を論じたのか.初期論考が収められた『ユダヤ論集』から『革命について』『エルサレムのアイヒマン』までを分析.シオニズムへの批判から連邦制の理論が紡がれるまでの洞察を読み直す.〈場所〉を失い難民となった一人の思想家による,他者と共生する〈場所〉の未来像を示す. -
共生経済学―世界経済を持続的発展させる新秩序
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 グローバル化の深化によって、 一国の問題が多く国・地域の問題や危機へと拡大している。 それらは、中国や米国、日本など、主な経済大国だけで対応しても解決できる問題ではない。 多くの問題と危機がこれまで以上に相互に影響し合い、 全人類が共同して対応しなければならないほど深刻な状況になっているのである。 本書では、貧富の格差、エネルギー危機、地球温暖化、環境汚染、 食糧危機、テロリズム、伝染病、戦争・紛争など、 全世界が直面する危機的問題を解決するために、 西洋、東洋を問わず、人類が長い歴史の中での経験をもとに得た英知を学び直し、 市場中心のグローバル化がもたらす弊害を廃し、 先進国も途上国もともに豊かになる社会を実現させる処方箋を探る。 -
環境共生建築
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地球環境が危機に瀕している今、建築の在り方が鋭く問われている。建築は、生物とともに環境と共生しつつ自然エネルギーを大いに活用し、空調計画はできるだけ環境負荷の小さいものでなければならない。建築における環境共生論・進化型空調システム論と、最新の省エネルギー・環境技術を導入した事務所・博物館・集合住宅・学校・研究所など多様な実例を収録する。実作資料24題。 -
ロボット
「考え込むことなく、まわりに半ば委ねてしまおう!」 「関係論的なロボット」の事例から浮かび上がる 人間とロボットの共生の可能性 人間との関係やインタラクションに焦点を合わせ、〈お掃除ロボット〉や著者が開発した〈ゴミ箱ロボット〉といった「関係論的なロボット」の具体事例を紹介し、生態学的な観点からその実相を記述することで人間とロボットの共生の可能性を浮かび上がらせる。 【主要目次】 序 第1章 まわりを味方にしてしまうロボットたち 1 〈お掃除ロボット〉のふるまいを観察してみる 2 〈ゴミ箱ロボット〉の誕生 3 わたしたちとロボットとの相補的な関係 第2章 ひとりでできるってホントなの? 1 「ひとりでできるもん!」 2 冗長な自由度をどう克服するのか 3 機械と生き物との間にあるロボット 4 おぼつかなく歩きはじめた幼児のように 5 〈バイオロジカルな存在〉から〈ソーシャルな存在〉へ 第3章 ロボットとの社会的相互行為の組織化 1 街角にポツンとたたずむロボット 2 〈アイ・ボーンズ〉の誕生 3 ティッシュをくばろうとするロボット 4 〈アイ・ボーンズ〉との微視的な相互行為の組織化 第4章 言葉足らずな発話が生み出すもの 1 言葉足らずな発話による会話連鎖の組織化 2 日常的な会話に対する構成論的なアプローチ 3 今日のニュースをどう伝えるか 4 ロボットたちによる傾聴の可能性 5 大切な言葉をモノ忘れしたらどうか 第5章 ロボットとの〈並ぶ関係〉でのコミュニケーション 1 公園のなかを一緒に歩く 2 ロボットと一緒に歩く 3 〈自動運転システム〉はどこに向うのか 4 ソーシャルなロボットとしての〈自動運転システム〉に向けて 【シリーズ刊行にあたって】 本シリーズは、ジェームズ・ジェローム・ギブソン( James Jerome Gibson, 1904-1979)によって創始された生態心理学・生態学的アプローチにおける重要なアイデアや概念――アフォーダンス、生態学的情報、情報に基づく直接知覚説、知覚システム、視覚性運動制御、知覚行為循環、探索的活動と遂行的活動、生態学的実在論、環境の改変と構造化、促進行為場、協調など――を受け継いだ、さまざまな分野の日本の研究者が、自分の分野の最先端の研究を一種の「エコロジー」として捉え直し、それを「知の生態学」というスローガンのもとで世に問おうとするものである。 生態学的アプローチのラディカリズムとは、真の意味で行為者の観点から世界と向かい合うことにある。それは、自らの立場を括弧に入れて世界を分析する専門家の観点を特権視するのではなく、日々の生活を送る普通の人々の観点、さらには特定の事象に関わる当事者の観点から、自分(たち)と環境との関係を捉え直し、環境を変え、そして自らを変えていくことを目指す科学である。 本シリーズでは、こうした生態学的な知の発想のもと、生態学的アプローチの諸概念を用いながら、執筆者が専門とするそれぞれの分野を再記述し、そこで浮かび上がる、人間の生の模様を各テーマのもとで提示し、望ましい生の形成を展望することを目的としている。 執筆者たちの専門分野はきわめて多様である。生態学的アプローチのラディカリズムと醍醐味をより広くより深くより多くの人々に共有してもらえるかどうか――本シリーズでまさに「知の生態学」の真意を試してみたい。 -
裂け目に世界をひらく
希望を見出すための倫理的な出発点を探る――人類社会、地球環境に様々な危機が差し迫る現代の「共生」は、「すべての存在が豊かに生きるための哲学」によって実現しうる。東京大学東アジア藝文書院が、新たなリベラルアーツの実践のために言葉と思索の力で問いかける12の連続講義。 【主要目次】 まえがき(石井 剛:東京大学大学院総合文化研究科・東京大学東アジア藝文書院院長) Ⅰ わかつ 第1講 共生をめぐる小さな自伝的物語り――トラウマを生きる(青山和佳:東京大学東洋文化研究所) 第2講 先住民族との共生(張政遠:東京大学大学院総合文化研究科) 第3講 他者と共生する「私」とは誰か――レヴィナスの思想を手がかりに(藤岡俊博:東京大学大学院総合文化研究科) 第4講 仏教から見た共生――私ひとりで幸せになれるのか?(柳 幹康:東京大学東洋文化研究所) Ⅱ わたる 第5講 自然に意義を見出す価値観を育てる――中国の自然保護活動における共生(呂植:北京大学/[訳]片岡真伊:国際日本文化研究センター) 第6講 類を違える物と共に生きる世界――中国思想から問う新しい環境倫理(田中有紀:東京大学東洋文化研究所) 第7講 共生を求めること・共生を堪えること――魯迅を手がかりとして(王 欽:東京大学大学院総合文化研究科) Ⅲ ただす 第8講 いかにして共に生きるか――食べること、あるいは共同体のリズム(星野 太:東京大学大学院総合文化研究科) 第9講 共生と生政治(中島隆博:東京大学東洋文化研究所所長) 第10講 文学研究と「ポストクリティーク」――批判は共生のための技術になりえないのか?(村上克尚:東京大学大学院総合文化研究科) 第11講 有機体論的な隠喩をこえて、あるいはサイバネティクスのあとの哲学(ユク・ホイ:エラスムス大学ロッテルダム/[訳]伊勢康平:東京大学大学院人文社会系研究科博士課程) 終講 よりよく生きるためのスペースを想像する(石井 剛) あとがき(中島隆博) -
地方発 多文化共生のしくみづくり
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本では「多文化共生」の指針のもと外国人住民の受け入れが進められているが、各地方の「現場任せ」になっているのが実情である。さらに、人的資源や組織体制、予算面での不足により、受け入れ態勢が未成熟な地域は少なくない。本書では、多様な視点から日本の地方部における実情だけでなく、海外の事例も紹介。これから外国人住民がますます暮らしやすい地域にするための課題を考察する。 -
環境学と歩む
サステイナビリティ、SATOYAMA、世界農業遺産、そして地域循環共生圏など、世界と日本の自然環境政策に深く関わってきた環境学者の軌跡をたどる。プラネタリーバウンダリーやネイチャーポジティブなどの地球環境の概念も紹介しながら、統合的問題解決への羅針盤を提示。 【主要目次】 はじめに 第1章 地球環境を統合的に捉える 1 地球持続性の追究に必要な俯瞰的視点 2 環境学とサステイナビリティ学のアプローチ 3 多様で多層な主体の参加 4 あるべき持続可能な未来を探る 5 グリーンリカバリーとライフスタイルイノベーション 第2章 科学と政策をつなぐ 1 科学的知見が気候政策を変えた 2 ネイチャーポジティブを目指す 3 地球環境政策間の連携 4 持続可能な開発と地球環境政策の連携 第3章 社会・生態システムの再構築を目指す 1 里山のランドスケープエコロジー 2 アジア・アフリカの農村を訪ねる 3 SATOYAMAイニシアティブ 4 世界と日本の農業遺産 第4章 豊かな自然共生社会を目指す 1 震災復興と自然共生社会づくり 2 島嶼における自然再生と世界遺産の展開 3 アジアの海岸林と災害リスク管理 4 人工地形が導く新たな自然共生社会 第5章 環境政策をローカルに統合する地域循環共生圏 1 環境政策における統合的アプローチの重要性 2 地域循環共生圏の提唱 3 自立を基調につながった地域づくり 4 地域循環共生圏をアジア地域に おわりに/初出誌一覧 -
多文化共生論【第2版】――多様性理解のためのヒントとレッスン
初版刊行以降、在留外国人の増加、新型コロナウイルスの影響、戦争や災害による避難民の受け入れ、ジェンダーや性的マイノリティへの関心の高まりなど、日本社会を取り巻く状況は大きく変化してきた。これらの変化を受け、本書は「多文化共生」の最新の課題に対し各章の更新・追加をおこなった第2版となる。 学校・地域・職場・医療・法律・家族・言語・ジェンダーなどの領域から、現場で実践を重ねる専門家が事例をもとに分析し、社会的な不平等や偏見にどう向き合うか、支援のあり方を模索する。マイノリティを一括りにしない複合的な視座や、グローバル社会における多文化主義の現状にも目を向けた、多文化共生を理解し実践するための必読のテキストである。 -
最新図説 脱炭素の論点 2023-2024
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 身近なテーマから地球規模の問題まで、脱炭素のことがこの1冊でぜんぶわかる! 見やすく読みやすい、図説で学ぶ決定版。 環境・エネルギー分野の第一線で活躍する執筆陣が、地球温暖化の現状・対策から再生可能エネルギー、地域活性化まで97の主要テーマを解説。 いま最も注目される「脱炭素」問題のすべてがわかる! (執筆者:五十音順) 相曽一浩/秋澤 淳/浅岡美恵/明日香壽川/飯田哲也/泉 英二/板橋久雄/上園昌武/歌川 学/江守正多/近江貴治/大島堅一/大林ミカ/亀山秀雄/鬼頭秀一/窪田ひろみ/桑江朝比呂/小島紀徳/小林 久/三枝信子/櫻井啓一郎/重藤さわ子/白井信雄/辻佳子/泊みゆき/豊田剛己/中垣隆雄/西岡秀三/野津 喬/早川光俊/藤野純一/藤本穣彦/堀尾正靱/前 真之/松原弘直/的場信敬/桃井貴子/安田 陽/山下英俊 -
リスクコミュニケーション――排除の言説から共生の対話へ
リスクを管理するのか、私たちを管理するのか 権力が発信する「リスクコミュニケーション」の言説を取り上げ、その管理と排除の実践を批判的に分析・考察する。新型コロナ、ヘイトスピーチ、外国人、ジェンダー、障害者、放射能汚染など、多様なリスク視の具体的事例にもとづいて、「対抗するリスクコミュニケーション」を発信する。 ■ はじめに(抜粋) ■ 本書の狙い:リスクコミュニケーションの実践を可視化し批判的に考える 本書が焦点を当てて取り上げるのは、権力が発信する「リスクコミュニケーション」の言説である。そのリスク視と排除の実践を批判的に分析・考察する。「リスク」という点に関しては、そのリスク視されたものが本当にリスクなのか、リスクであるならば誰にとってのリスクなのか、他に隠されて言及されないリスクはないのか、それらのリスクを排除することで誰が安心を得るのか、誰かが新たなリスクを負うことはないのか、などを考えてみたい。また「コミュニケーション」の質にも目を向け、双方向性のコミュニケーションなのか、一方向性の教化なのか、社会にとってのリスクを取り除くように装いながら実際は自分自身の安定や継続を揺るがす恐れのあるものを権力にとってのリスクとして位置づけ排除していないか、特定の集団や職種を危険視する言説を繰り出すことで自らの充分ではない対策とその責任を他者に転嫁していないか、それらによって本来のリスクが軽視された結果さらにリスクが大きくなっていないか、などについて考察していく。 自らとは異なるものをリスクとみなし排除していく実践は純化/純潔/純血を志向する実践でもある。しかしすでにこの世界は、私たちが日々を生きる社会は、異なるものが混じり合い、それによって成り立っている。自分や自分が信じる理念や思想と異なるものをリスク視して排除しようとする実践は、多様化した社会を否定し、個の尊厳を否定するものとなる大きな社会的リスクを有している。本書ではそのことに注意を促し、リスクの存在を指摘する一方向性の言説に無批判に追従することの危うさも論じていきたい。 -
これからのAI、正しい付き合い方と使い方 「共同知能」と共生するためのヒント
仕事仲間として、家庭教師として、創造性として、コーチとして、そして人として、AIは今後どのように我々の仕事や生活を変えるのか? 本書では、長らく「人工知能」と呼ばれていたAIは、もはや人類の「共同知能(Co-Intelligence)」であるとする著者が、「仕事仲間」「創造性」「コーチ」など役割ごとにAIを捉え直し、まったく新しい関わり方を具体的に提案する。AIが書いた末恐ろしくも圧巻のパートにも注目! 【本書の内容】 ・AIは「勤勉な見習いシェフ」 ・怖い? 賢い? 怖いくらい賢い? ・AIによる人類滅亡のリスク ・暴走防止のための「ガードレール」の設置と、ガードレールを突破する方法 ・AIの巧みな嘘 ・AIと協力するためのルール設定 原則1 常にAIを参加させる 原則2 人間参加型(ヒューマン・イン・ザ・ループ)にする 原則3 AIを人間のように扱う(ただし、どんな人間かを伝えておく) 原則4 「今使っているAIは、今後使用するどのAIよりも劣悪だ」と仮定する ・「ソフトウェアのように」ではなく「人間のように」行動する ・AIが見せる「意識のひらめき」 ・創造性の自動化 ・量を出すのが得意なAIと、駄作を排除するのが得意な人間 ・企業やリーダーはAIとどう向き合うべきか ・AIは既存の教え方を破壊する ・宿題の終焉後の世界 ・AIの未来についての4つのシナリオ 他 -
異文化共生と観光
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 異文化共生共生論、観光学に関わる基本的な概念や視点をおさえたうえで、具体的な事例や現代的課題を取り上げる、基礎から応用までカバーする異文化共生と観光の関係を学ぶための書。 観光による相互理解や地域再生などのポジティブな面のみではなく、誤解や摩擦等、今起こっている問題やこれからの課題にも目を向ける。 「です」「ます」調、総ルビで日本語初学者にも読みやすい設計。 -
AIに任せる技術 業務別「共生」戦略
生成AIにどの業務を任せればよいのか? いま多くの企業は生成AIの導入フェーズを終え、活用フェーズに移行しつつあります。 どのように生成AIと向きあい、活用するべきでしょうか? 本書は、営業、マーケティング、R&D、製造・物流、顧客管理、人事、情報システム、経営企画・経理財務など8部署50業務ごとの活用方法を徹底分析。部署ごとの業務をどの程度AIに任せられるのか、「データ」と「ルール」の2軸で構成されたマトリクスに落とし込んで解説します。 プロジェクトの進め方、費用対効果の測定方法、そしてそしてERPやCRM、Copilotといった他のソリューションとの連携の可能性もカバーしています。 生成AIを単なるツールで終わらせない、戦略的かつ計画的に活用できるようになるための要諦を示す一冊です。 -
これならわかる〈スッキリ図解〉共生型サービス
介護業界・障害福祉業界で大注目「新しい仕組み」! 福祉には「介護保険優先」の原則があります。 障害を持つ方が65歳になると、介護保険の被保険者となって 使い慣れた障害福祉サービス事業所が利用できなくなる、 というケースがありました。 しかし、2018年4月の介護保険法と障害者総合支援法、 両改正により「共生型サービス」が新設! 介護保険、障害福祉いずれかの指定を受けている事業所は 制度の枠を超えて子供から高齢者まで同じ空間で過ごす 「共生型のサービス」を提供しやすい仕組みが導入されました。 本書は、この新しい「共生型サービス」について、 制度の仕組みの概要や、先行して行われているサービスの事例紹介、 施設開設方法や運営のポイントなどを解説します。 共生型サービスについて考え始めたとき、 最初に読んでいただきたい本です! ■■■読者対象は…■■■ ・共生型サービスの概要を知りたい方 ・小規模の共生型サービスの立ち上げを考えている方 ・介護業界や障害者福祉業界で働いていて、 将来的に起業にも興味をお持ちの方 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。 -
共生社会のためのことばの教育――自由・幸福・対話・市民性
2019年4月の入管法改正、同年6月の日本語教育推進法を受け、日本語教育の枠組みはダイナミックに変容しつつある。外国人にどのように日本語を教えるのか、といった「教え方」の問題から、どのような社会を目指して日本語教育を実践するのか、社会構想としての日本語教育の実践と研究が必要とされている。 そもそも人に「ことばを教える」とはどういうことなのか、「ことばの教育は何を目指すか」、つまり「ことばの教育」の実践を通して、私たちはどのような人間の在り方、またどのような社会の在り方を目指しているのか、という根本的な問題について、言語教育、言語政策、人権/共生論、シティズンシップ教育等、それぞれの立場から考察し、「共生社会」実現のための「ことばの教育」の理論的視座を提示する。 -
団地と共生
外国人の住人が多いことから、一時期は「チャイナ団地」と揶揄された埼玉県の川口芝園団地。高齢者と外国人が集住する場所としての「団地」で、30代で自治会の事務局長となった著者が、人々の共住と共生の可能性を探った2000日の記録。 -
多文化共生の実験室
近年、行政を中心に「多文化共生」が叫ばれるが、歴史的にマイノリティ集住地域である大阪の多様な実践は、大阪独自のものとして見過ごされてきた。大阪での先駆的な取り組みや歴史ある営みから、今日的な共生のあり方にどのような示唆を得ることができるだろうか。 民族教室など母語/母文化を重視するとともに進路保障にも力を入れる公教育、同和教育の実践と蓄積、民族的マイノリティの権利保障を目指す運動、外国人住民への支援、ヘイトスピーチ対策――大阪で民族的マイノリティを支える教育や制度、その担い手に光を当て、「反差別」や「人権」という対抗的な理念に基づき共生を目指す実践としてそれらを再評価する。 近年の大阪の諸政策に見る民族的マイノリティへの差別的な側面など、大阪の共生をめぐる現実が抱える問題点も指摘して、「多文化共生の実験室」といえる大阪の様々な営みから、全国レベルで進められる多文化共生を批判的に検証する視点を浮き彫りにする。 -
海外ルーツの子ども支援
日本で生活している海外ルーツの子ども10万人のうち、1万人は何の支援もない無支援状態だ。こうした無支援状態の子どもたちや、自治体による支援制度の対象にならない子どもたちは、主に地域ボランティアが運営する日本語教室などでサポートを受けてきた。支援者らは日本語を教えるだけでなく、外国人保護者に学校の「おたより」をわかりやすく説明したり、困りごとの相談に乗るなど、外国人と地域・情報とをつなぐ「仲介役」を担ってきた。 しかし、新型コロナウイルスのためにその活動が休止を余儀なくされるなか、情報弱者になりやすい外国人や海外ルーツの子どもたちの支援が空白になりつつあり、地域社会にも大きな影響を与えている。 平時から、義務教育の対象外であることや、支援体制の整備の遅れなどから教育機会へのアクセスが限定的になりやすい海外ルーツの子どもたちにとって、現在の事態は教育機会の一層の断絶につながりやすく、リスクが高い状況にある。 日本語を母語にしない子どもたちへの支援活動を続けている著者が、支援現場の実態と提言をまとめる。ともに生きる未来をめざして! -
アバターと共生する未来社会
アバター(分身)を使って、メタバースの世界だけでなく、実社会でも、別のキャラクターとして遠隔地で仕事をしたり、家にいながらにして趣味の仲間と旅行をしたり、AIと協業したり…、姿や年齢を超えた多彩な人生を体験できる時代がやって来る。新しい未来の幕開けだ! 【主な内容】 第1章 アバターとは何か――実世界でも稼働する遠隔操作が可能な分身 人と関わるロボットの研究史の始まり――Town Robotプロジェクト/その後の自律型ロボットのベースとなったロボビー/僕のアバター研究・開発の原点――1999年のIROS/遠隔操作であっても存在感を伝えるアバター――ジェミノイド/アバターの「見かけ」が与える影響と「不気味の谷」 ほか 第2章 アバター共生社会が目指すもの 2050年のアバター共生社会を想像してみよう(1)未来の学校の先生――40歳女性(2)未来のセキュリティガード――75歳男性/ムーンショットが目指すもの/教育の近未来――時間と場所を選ばず家庭教師モデルで学べる/体験学習の近未来/コミュニティの近未来/医療の近未来――遠隔医療の充実 第3章 ムーンショットが進めるアバター研究 実証実験からの成果と示唆/遠隔対話ロボット×保育・教育――感染症流行下の保育園でのアバター利用/遠隔対話ロボット×学童――感染症流行下の学童保育でのロボット利用/大型複合施設内のスーパーマーケットに遠隔操作ロボットを設置/遠隔対話ロボット×エンタメ――動物や魚と触れ合えるパークでのアバター利用 ほか 第4章 技術の社会実装――AVITAの取り組み なぜ起業が必要だったのか/AVITAの事業とビジョン(1)オリジナルアバターの制作(2)メタバースの制作支援(3)ポータルサイトの開発/ロボットとアバターの違い――口、目、身体の動き/好成績をあげたアバター接客サービス/ローソンとの協業/実社会でハブになるような総合アバター施設を設ける/未来の駅の姿と可能性を探る ほか 第5章 仮想化実世界とアバターの倫理問題 仮想化実世界とは何か/「アバターは仮面であり、生身の自分こそが本物」ではない/普及過程で不可避な倫理的問題――法規制と研究倫理/仮想化実世界でも、実世界のルールや倫理的規範とは切り離して考えられない/匿名・偽名での労働は実質的に今の社会でも行われている/アバター認証機構の必要性/著名人そっくりのアバターの活動制限 ほか 第6章 さらなる未来――大阪・関西万博とアバター 2025年の大阪・関西万博のテーマ「いのちを拡げる」/パビリオンが打ち出す3つの要素/アバター共生社会で変わる政治/アバター共生が当たり前になった未来における恋愛/家族のかたちも変わっていく未来/男女の恋愛観や結婚観も変化する/孤独の解消に役立つアバター/アバター共生社会では、死生観や宗教はどう変わるのか? ほか -
日本のインクルーシブ教育とは 発達障害・共生社会・特別支援のこれから
日本のインクルーシブ教育とは、特別支援教育とは。これからの教育を現場から考えます。 どうすれば変わりゆく時代の中で、学校が温かい輝きを持ち続けることができるのか。特別支援教育の現場で長く障害のある子どもたちと関わってきた先生たちが、自らの経験を基にインクルーシブ教育について語ります。これからの特別支援教育を、現場から考えお伝えします。 【目次】 1章 特別支援教育はどうなる? 2章 「特別」ではない「支援教育」を 3章 特別支援学校の開かれた学校づくり 4章 障害のある生徒たちの「働く」を考える 5章 今こそ、実践したい各教科等を合わせた指導 6章 復興支援を続けるということ 7章 自己理解が育つ上で必要なこと 8章 発達障害について考える 座談会 特別支援教育はどこを目指すのか 【著者】 野澤和弘 早稲田大学法学部卒業、毎日新聞社入社。東京本社社会部で、いじめ、ひきこもり、児童虐待、障害者虐待などに取り組む。夕刊編集部長、論説委員などを歴任。現在は一般社団法人スローコミュニケーション代表として「わかりやすい文章 分かち合う文化」をめざし、障害者や外国人にやさしい日本語の研究と普及に努める。東京大学「障害者のリアルに迫るゼミ」名誉顧問、上智大学非常勤講師、社会保障審議会障害者部会委員、なども。 植草学園大学発達教育学部 -
生成AI 協働・共生の時代(日経ムック)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2022年後半に登場したChatGPTは、生成AIが一般に普及する上で大きなターニングポイントとなりました。生成AIの進化を支える大規模言語モデル(LLM)は言語の複雑さを解明し、マシンが文脈を学び、意図を推測し、独自の創造性を発揮できるようになりました。このテクノロジーは、ビジネス、科学、ヘルスケア、そして社会そのものに至るまで、あらゆるものを根本的に変革し、人間の創造性や生産性にもポジティブな影響を与えることが期待されています。 本書は、生成AIが社会や経済、ビジネス、そして個人の働き方にもたらしうる影響と、生成AIの価値を最大限に享受するための課題や要諦をまとめます。個人編、企業編、社会編の3つのテーマに分けて、日本統括AIセンター長の保科学世氏を中心とするアクセンチュアの専門コンサルタントが課題解決の論考を執筆。企業の具体的な先進事例を紹介します。 また、「AIは漫画の神様の『霊感』に迫れるか」「AIと人間は親友になれるのか」「生成AI×行動経済学」といったユニークなテーマについて、クリエイターや哲学者、経済学者などとの対談、鼎談も収録します。 -
建築都市分野におけるカーボン・トレーディング 持続可能な社会と環境との共生のために
本書はカーボン・トレーディングについての解説書です。 カーボン・トレーディングとは、既存の建築を主な対象に、温室効果ガス排出を抑制する動機付けを市場のなかで生みだそうとする方策です。 いままでは、省エネルギー改修など既存の住宅・建築に何らかの投資をしても、毎年の光熱費などの削減により投資を回収するために10年~20年の年月がかかってしまうことが珍しくありませんでした。 しかし、本書で描くカーボン・トレーディングのあり方が実現し普及して、温室効果ガスの排出削減量に見あうカーボン・クレジットが市場で売却できるようになると、その売却益も投資回収に組み入れることができるようになることから、回収年数が短縮されることが期待されます。 また、病院、データセンター、超高層ビルなどについては、それぞれの敷地内だけで温室効果ガス排出をゼロにすることは極めて困難です。 しかし、他所で行われる温室効果ガスを吸収固定したり、排出削減する活動に責任ある関与をするとその吸収固定量、削減量を合算できるような仕組みを導入すれば、むしろ地球全体としてみれば、より多くの温室効果ガス削減の効果が得られます。 このような考え方で、市場を介して、温室効果ガス削減を最大化していこうとする意図が、住宅・建築分野におけるカーボン・トレーディングには込められています。 本書ではまた、こうした考えを共有する先達、東京都庁在職時に前記の東京都環境確保条例の改正に携わられ、それに基づくTokyo Cap & Tradeの立ち上げや運用に尽力された大野輝之氏(現・自然エネルギー財団)と、1999年に『地球持続の技術』(岩波新書)を著されるなど、長年にわたって社会の持続可能性にかかわる課題に取り組んでこられた小宮山宏氏(元・東京大学総長 現・三菱総合研究所)のインタビューを合わせて掲載しています。 -
日本再生 令和の開国論 ~グローバル人材共生の青写真~
日本ではたらく外国人との共生。 15歳でニュージーランドから来日したラグビーのリーチ・マイケル選手はラグビーワールドカップに出場するにあたり、国歌「君が代」の「さざれ石」を学ぶために宮崎県の神社をチームで訪れた。約半数が外国出身選手だったチームをまとめるための行動に込められた思いとは?本書は、日本人と外国人が互いに敬いながら共生していく社会について考える熱い議論から始まる。 昭和24年に269万人を超えていた出生数が、令和2年には84万人まで減少、深刻化する労働力不足を担う外国人の働き手は重要な存在になっている。元自民党幹事長で、昨年、外国人材共生支援全国協会(NAGOMi)を設立した著者の問題意識は鋭い。〈日本社会には外国人労働者は安い労働力という発想がある。まだまだアジアの国々を上から目線でみている。だからこそ、外国人受け入れの施策を考え、健全な就労システムをつくることが必要。外国人受け入れ政策は日本の安全保障に影響する問題です〉。ラグビー日本代表リーチ・マイケル選手、北岡伸一・JICA(国際協力機構)理事長などとの対談、日本で活躍する外国人10名のストーリー、外国人材共生の基礎知識など諸問題を網羅する一冊。 (底本 2021年11月発行作品) ※この作品はカラーが含まれます。 -
これからの「教育」の話をしよう 6 教育改革 × コロナ共生時代
コロナ禍を機にデジタライゼーションへのニーズが高まる日本の教育現場。今教育の本質が問われる急激な変化があらゆる教育機関で起こっています。 本書は、教育関係者が集まるFacebook上のグループ、学校広報ソーシャルメディア活用勉強会(略称:GKB48)による、教育改革をテーマにした人気シリーズの第6弾。オンライン教育はもとより大学生のキャリア教育からドラッガーの組織論まで幅広い研究テーマを実践する明治大学の阪井和男教授、コロナ禍において、いち早く全学オンライン導入を決定した日本薬科大学の都築稔副学長など第一線で活躍する教育者のインタビューや、GIGAスクール構想への取り組み、第7回GKB48 教育カンファレンスのスピーチを掲載。ウィズコロナ、アフターコロナに向けて、新しい教育の展望を示します。 -
現代「神道」講座
周知のように神道は明治維新から第二次世界大戦敗戦までの数十年間をのぞいて、自然信仰(アニミズム)や仏教と融合(習合)し、日本人にとっていわば根源的存在(血・肉・骨)となっている。それは習俗、儀礼、ならわしなどとして、合理的デジタル社会となった現在でも習慣的に行われているし、人気アニメの舞台として取り上げられた神社がいわゆる「聖地」と言われ、多くの若者を中心に絵馬の奉納を目的とする「巡礼」が流行し続けている。また環境問題が語られるとき必ずと言っていいほど「鎮守の森の思想」や「式年遷宮」といった神道に関することばが取り上げられている。本書は、気鋭の神道学者による幅広い視野から書き進められた一般向け教養書といえよう。 -
人の移動とエスニシティ――越境する他者と共生する社会に向けて
人の移動、移民・難民、多文化共生について学ぶ入門書に最適。 重層的に響き合う学際的なアプローチ! 国境を越える移民や難民等の人の移動という現象およびエスニシティという概念について、学際的・多角的に考察し、共生に向けた現代社会の諸問題に向き合う契機を提供する。法学・社会学・教育学・歴史学・文学・演劇・DNA人類学といった多岐にわたる学問領域が重層的に響き合う入門書。 中坂恵美子・池田賢市=編 及川淳子・大田美和・片柳真理・川喜田敦子・小嶋茂・篠田謙一・首藤明和・杉田昌平・高橋宏明・高山明・新原道信・松田俊道・松本悠子・宮間純一・森茂岳雄・山下真史・横山佐紀=著 -
たくましくて美しい ウニと共生生物図鑑
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 海洋生物の多様な生態系を密かに守るウニと、そこで暮らす小さな生物たちのたくましくて美しい姿をじっくりご覧ください。1章では巣を掘るウニと住み込み共生する生き物についての基本情報をQ&A形式で。2章ではウニの巣穴および周辺、またウニに限らず共生する生物を図鑑形式で紹介。3章では著者が研究者になるまでの道のり、そして海のフィールドワークへと誘います。環境配慮書籍(FSC、GP、植物性インキ) -
共生の経営マインド―人、エコロジー、AIの融合から生まれる未来社会
個々が持ち合わせている特有の能力を有効活用できる企業組織は、信頼関係と責任感、主体性が育ち、自ずと活性化する。AI時代の今、「人が人を活かす」社会の先にこそ、自然環境の回復と動植物との共生の道筋が拓かれる。 目次 : 成熟しすぎた資本主義/ マネジメント体制の変化/ スマートマネジメント/ 人を生かす共生モデル/ 流れと進化/ ものづくりと消費者心理/ 企業とカスタマー/ 経営刷新アラカルト/ 無機的社会/ 共生の経営/ 経営活動の着地点/ AI時代のジレンマ (※本書は2021/8/1に発売し、2021/12/30に電子化をいたしました) -
次代を拓く!エコビジネスモデル―経済活動と人間環境の共生を図る
経済と環境を一緒に考える時代が到来!経済発展の裏で起きている深刻な環境破壊。社会が本当に成熟するために必要なこととは。自然環境や人工知能などの課題と共に探る。 (※本書は2018/9/1に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました) -
ダイアローグ――対立から共生へ、議論から対話へ
コミュニケーション論の不朽の名著! 今こそ求められる「対話」の真髄を語る。 人はなぜ対立するのか。なぜ関係が行き詰まるのか――。 不毛な争いを避け、皆が望む未来をつくる「対話(ダイアローグ)」という方法。 対話(ダイアローグ)とは: ・情報やアイデアではなく「意味」を共有する。 ・明確な「目的」を定めなくてもいい。 ・人を「説得」することは必要ない。 ・あらゆる「想定」を保留することが重要。 「対話の目的は、物事の分析ではなく、議論に勝つことでも意見を交換することでもない。いわば、あなたの意見を目の前に掲げて、それを見ることなのである」 「『愛があればすべてうまくいく』と言う人がいる。だが残念ながら、すべてを救う愛は存在しない。だから、もっと良い方法を考えなければならないんだ」 偉大な物理学者にして思想家ボームが長年の思索の末にたどりついた「対話(ダイアローグ)」という方法。「目的を持たずに話す」「一切の前提を排除する」など実践的なガイドを織り交ぜながら、チームや組織、家庭や国家など、あらゆる共同体を協調に導く、奥深いコミュニケーションの技法を解き明かす。 ベストセラー『学習する組織』著者ピーター・センゲ(MIT上級講師)推薦! (本書の構成) 1.コミュニケーションとは何か 2.対話とは何か 3.集団思考の性質 4.問題とパラドックス 5.見るものと見られるもの 6.保留、肉体、自己受容感覚 7.参加型思考と無限 -
ファームシャングリラ 農業で叶える人と自然が共生する未来
人間と自然が共生する未来へ―― 農業こそ人間本来の生き方 すべての生物と共生する自然農法へのこだわり 農業を通して幸せな社会をつくる 「ファームシャングリラ構想」とは 競争社会では、必ず勝者と敗者が生まれます。他者と争い、比べ合い、奪い合うことに没頭するうち、人々はやがて自分らしさを見失い、生きづらさを感じて追い詰められてしまいます。 著者はかつて、利益を出すことが商売のすべてだと考えて起業した経営者の一人でした。しかし、利益の追求だけに必死になっている自分を振り返り、シェアや利益を他社と競い奪い合っていても誰も幸せにはなれないと気付いて、利益重視の考えを改め、幸せを追求する事業の構想をもつようになりました。 「ファームシャングリラ」は、農業を通して自然の一部としての人間の生き方に立ち返ろうという、著者の抱く理想の実現に向けた活動です。この理想のもと、著者は自身が経営する会社の新規事業として、淡路島に農地を構え、知識も経験もゼロの状態から自然農法の実践に取り組み始めました。 著者の立ち上げた農園では、従来の「貸し農園」などとは違い、個人が区分所有するのではなく参加者全員が共同で同じエリアの栽培に従事しています。自分のために活動することが周囲の人のためにもなり、ほかのメンバーが活動することによって自分も恩恵を受けることができます。 理想に共感してくれる仲間たちとともに農業に取り組むうちに、世の中やお金に対する著者の見方は変わっていきました。みんなで手掛けた作物が育つ喜びは格別のもので、利益や競争を第一に考え他者から奪い勝ち取ったものとはまったく別の達成感と幸福感を与えてくれる――著者はこのファームシャングリラを通して、人間らしさや生きることの意味について考えを深めることができたといいます。 本書では、利益を追求する生き方や社会に対して著者が抱いた課題と、その解決策として著者が実践しているファームシャングリラの活動について詳しくまとめています。人間らしい生き方とは何か、立ち止まって考えてみるきっかけとなる一冊です。 -
玄米のエビデンス
がん/糖尿病/認知症/不妊/うつ/緑内障/精神異常/脳卒中/アトピー あらゆる難病奇病に「玄米」は有効です! 医学者、臨床医、栄養士、研究員の総勢11名が玄米の機能性を医学的知見から示した最新のレポート集 現代は飢餓状態! 食べ物があふれているように見えても、本当の食べ物はうんと少なくなっています。 今まで玄米を食べてきた人。そして、これから玄米食を始める人も是非、読んでほしい日本の伝統食と現代病の深い関係。なぜこんなにも次々と新しい病が増えているのか? 単に高齢化だけでは説明がつかない健康寿命の悪化を、玄米を基本とした食事改善を推奨している医師たちがそれぞれの専門分野から解説。あなたが健康に生きられる答えがこの一冊にあります。 米は日本人にとってエネルギーのもとですが、最近の機能性食品の研究から玄米の糠層には健康にとって予想以上に効果のある物質がふくまれていることがわかってきました。それらはがん予防、糖尿病や高血圧のような生活習慣病予防、認知症予防など多くの病気を予防する作用をもっていたのです。(はじめに より) -
FIELDWORK ─野生と共生─
2020年2月。多くの熱心な信望者をもつ人気アウトドアブランド<Snow Peak>が新しい代表取締役社長として発表したのは32歳の女性だった。 日本独自のキャンプカルチャーを確立した山井太の娘、山井梨沙だ。子供時代、義務教育に疑問を抱き、多くのことをキャンプから学び成長した野生の人が、ファッションの世界に飛び込み、デザイナーとして奮闘した末、再びアウトドアの世界に戻ってきたのは2012年。採用試験を受けてスノーピークに入社すると、持ち前の行動力と野生の感覚でアパレル部門、地方創生や体験事業など、新規事業を次々と立ち上げ、新たなライフバリューを生み出した。そして2020年。生来の野生児社長は、絶大な人気を誇るアウトドアブランドの未来をどのように描いていくのか? 山井梨沙がフィールドワークを重ねながら獲得してきた日本特有の野生と共生の感覚は、グローバルとローカル、都市と地方、人と自然、人と人の繋がりがリセットされたコロナ以降の新たな時代を生きるニューノーマルになっていく。 *代表取締役会長・山井 太と代表取締役社長・山井梨沙の親子対談も収録。 -
奥会津最後のマタギ ~自然との共生を目指す山の番人~
マタギとはただ獲物を狩るだけではない。 茨城の石油会社に勤めていた猪俣昭夫さんは、父の死を機に23歳で福島県金山町に帰郷。そこで猟師のマタギたちと深く接し、その技能や知恵を体得する。 以来、仕留めたクマは80頭以上。70歳を超える今でも冬は猟へ向かう。だが、ただクマを仕留めるだけでなく、「必要に応じて獲物を獲り、数を調整することで動物系、自然系の生態を守り、人間と自然の共生を図ることが自らの使命」だと考える。 春~秋には養蜂やヒメマスの養殖、野菜の収穫を行ない、自然の恵みを享受。そんな彼に師事したいという2人の若者も現われた。 奥会津の最後のマタギ。その2年間に密着した。 -
パリ、共生の街
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 五月革命から20年。再びパリを訪れた著者が、フランスの移民の問題を通じて、人種差別や外国人の市民権などの問題を考える。 -
共生感謝録 灰燼から繁栄時代に生きた一市民の記録
敗戦国の日本が復興していく姿とともに、 力強く生きた男の半生とは―― 音楽家の家に生まれ育ち、幼少期に国民の一人として太平洋戦争を体験した。 戦後は日本で青年期を過ごし、その後研究職に就いた著者は、国内外を問わず様々な組織で活躍する人生を歩むことになる。 これまでの半生を振り返り、辿りついた人生のテーマとは。 <著者紹介> 藤田慶喜(ふじた けいき) 1935年音楽家の両親の4男3女の次男として東京に生まれる。太平洋戦争、疎開、生母の死、自宅被弾などを経験する。生活苦などから、多くのことを学び、麻布中高、東大に進学、鉄鋼企業を経て、国連機関で活躍する。持続的社会を構築する人材の育成を目指して内外の大学で教鞭を取りながら学会・協会・NPOなどで活躍を続けている。 <目次> はじめに 第1章 子供の頃 第2章 麻布中、麻布高、東京大学の頃 第3章 富士製鉄、新日本製鉄の頃 第4章 家族、家庭のこと 第5章 趣味(音楽、テニス、麻雀、旅)のこと 第6章 国連機関の頃 第7章 帰国後、大学勤務の頃 第8章 まとめ -
被災者と災害ボランティアの共生をめざして-熊本地震の現場から被災者のニーズを問い直す
本書は著者が平成28年熊本地震の現地調査を踏まえて、新しい被災者支援の可能性を提唱する論文を書籍にしたものです。 本書のもとになる調査は、平成28年熊本地震を事例として扱い、主な調査フィールドとなった熊本県上益城郡益城町では、発災翌日の4月15日に初めて現地入りした後、継続的に恊働的実践及びアクションリサーチを行い、訪問回数は17回、活動日数は64日となっています。調査の結果、ニーズには、言語化可能なものと言語化困難なものがあること、被災者と支援者という一義的な関係において発せられるものと生活者同士の対話的な関係において発せられるものがあることがわかりました。 災害時における被災者の「ニーズは聞いたらわかる」というわけではないし、「ニーズは被災者が、もしくは支援者が一方的に規定する」というわけではないという立場から、ニーズはいかに分類され得るか、そしてそれらに対していかなる被災者支援が求められるかについて、考察します。 -
「共生」への原理 【小田実全集】
「玉砕」という言葉が長年気にかかっていた著者は、中、南部太平洋の島々へ行った。そこは太平洋戦争中、日米の熾烈な戦いの場。日本側は軍人、軍属を含め多くが玉砕、自決、餓死の「共死」をとげた。島々はかつて西欧、日本に植民地にされた歴史をもち、未来はアメリカの自治州になるという。帝国主義の軍事的利害に翻弄される住民の姿は、今日の沖縄と重なる「どんづまり」の世界。「共死」の重い意味を抱きしめ、未来を拓く人びとのつながりを考察した、異者との「共生」への哲学書。 -
外国人集住団地――日本人高齢者と外国人の若者の“ゆるやかな共生
かつて「チャイナ団地」と呼ばれ、今も住民の半分以上が外国人の芝園団地(埼玉県川口市)に住み、 数々のトラブルと向き合い見えてきた共生の道筋―― 急激に進む高齢化と多国籍化の中で誰もが住みやすい環境をつくる!! 【目次】 はじめに かつて「チャイナ団地」と呼ばれた芝園団地 第一章 なぜ芝園団地は外国人住民が激増したのか 「見知らぬ隣人」が「迷惑な隣人」に/外国人住民の増加/母国との生活習慣の違いが生むトラブル/外国人居住者への誹謗中傷 他 第二章 「開かれた自治会構想」と「芝園かけはしプロジェクト」 日本人住民と外国人住民の関係づくりの三つの課題/開かれた自治会構想/学生ボランティア団体「芝園かけはしプロジェクト」発足/SNSによる外国人住民への情報発信 他 第三章 各地の外国人集住地域の「共存」「共生」の取り組み <UR大島六丁目団地(東京都江東区)> インド人住民の集住/「日本語ワカリマセン」/インド人目線での効果的な生活トラブル対処法 <県営いちょう上飯田団地(神奈川県横浜市)> 中国残留邦人の帰国とインドシナ難民の受け入れ/団地祭りと国際交流会を合体/団地で生まれ育った「第二世代」 <UR知立団地(愛知県知立市)> トヨタのお膝元にある外国人集住団地/交代勤務による生活リズムの違いが生む騒音/外国人自治会役員への敵意 <UR笹川団地(三重県四日市市)> ブラジル人がサッカーW杯優勝で大騒ぎ/1000台以上の路上駐車問題/南米ペルー出身の日系三世から見た笹川団地/多文化共生モデル地区担当コーディネーター 他 第四章 日本人同士でもできていない「共存」「共生」 日本人同士も「見知らぬ隣人」の時代/保育園や除夜の鐘の騒音問題/昔の日本人は本当に「共存」「共生」できていたか/人間関係が希薄化しつつある日本社会 他 第五章 「隣近所の多文化共生」を推進するための提言 居住地の隔離が生む別の問題/総務省「地域における多文化共生」の定義/「共存」するために日本の生活習慣を伝える機会の確保/ど「共生」のための日本人と外国人の「接点」づくり/自治会・町内会の可能性 他 終 章 多文化共生は足元から 母国との違いは氷山の一角でしかない/似ている体験に置き換えることの大切さ/多文化共生は足元から -
「よく見る人」と「よく聴く人」 共生のためのコミュニケーション手法
目の見えない研究者と耳が聞こえない研究者による対話.目の見える人や耳が聞こえる人が多数を占める社会の中で,手話や触覚など様々な手法で世界とつながる二人が自らの経験を語り合う.人はそれぞれ違って当たり前,わかり合うために「工夫」が生まれるという著者達が共生のコミュニケーションの可能性を考える.