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  • 剣客逓信 明治剣戟郵便録
    5.0
    アルファポリス「第9回歴史・時代小説大賞」『痛快!エンタメ剣客賞』受賞作! 時は明治初頭。幕末の動乱で不達となった書状や品を届け直す郵便配達員がいた。警察に先駆け所持した短銃と、侍の魂たる刀を手に、彼らは荷を狙う賊に敢然と立ち向かう。いつしかついた通り名は、“剣客逓信”。これは、逓信として特命を帯びたある二人組の物語。一人は、過去に傷を持つ、寡黙ながら一流の老剣士。一人は、無鉄砲で血気盛ん、しかし誰より情に厚い見習いの青年。二人が預かる手紙は、時に喜びを、時に悲しみを呼ぶ――。維新の世をひた走る痛快娯楽活劇!
  • ぼくが見つめた、ふたつの指先
    3.0
    生まれて初めて参列した葬儀は、祖父の葬儀だった。突然のことで準備が間に合わなかったぼくは、祖父のぶかぶかの喪服を借りることになった。元ヤクザの祖父、宗教にハマる祖母、自分勝手な母の姉たち、そして耳が聴こえない両親に代わり、ぼくは祖父の葬儀の喪主を務めた。ややこしい家族で育ったぼくは、家族のせいでいつだって余計な形容詞が付けられていてずっと嫌で仕方がなかったけれど、祖父の葬儀をきっかけに、ぼくは大切な事を気づくことが出来た。 ”ふつうではない”家族のこと、自分のことを否定するのも肯定するのも自分次第。だからぼくは、肯定しようと思う。家族に振り回され、嫌な思いをし、落ち込んでばかりいたあの頃のぼく自身を認めてあげようと思う。 CODA当事者が自分の人生のきっかけをくれた出来事を綴った、幻のデビューエッセイ、ついに文庫化! (『しくじり家族』改題)
  • 大関 和 看護に人生を捧げた日本のナイチンゲール
    3.0
    1巻924円 (税込)
    今は病院に看護師がいるのは当たり前だが、江戸から明治に変わった当時の日本では違った。感染症などの知見もまだ少なく、「看病人」と呼ばれ、看護の知識もない素人が行うことが多かった。 そんな時代に、日本の看護を根づかせるために、いち早く学んだ人物が大関和だった。 生まれ故郷の黒羽を離れて上京し、東京から新潟、そしてまた東京へ。場所は違っても看護の仕事に従事し、「私が助けなければ誰が助けるのか」という情熱をもって仕事に取り組んだ。 そして、当初は見下されていた立場であったが、彼女らの長年の看護実績が実を結び、「当たり前の存在」として変わっていった。 本書は、そんな大関和の激動の人生を追う一冊。
  • リアル中国軍、宮古島に上陸す(上)
    3.0
    1~2巻924円 (税込)
    中国人民解放軍が台湾周辺の海域で、今までにない規模の演習を開始した。台湾侵攻が急迫していると分析した日本政府は、〝台湾戦争〟の勃発後に日本が巻き込まれた場合を想定し、アメリカ軍の作戦をいかに支援していくかの検討を開始した。だが事態は 日本側が考えるより遥かに深刻だった……。国家機密まで徹底取材する著者が長期間の取材を経て描いた最高傑作、最新軍事スリラー!(文庫化に際し、サブタイトルを『日本有事』から変更)
  • 煙男
    5.0
    よって、煙刑に処する。 いじめ、迷惑行為、パワハラ、それはSNSで炎上した者を処刑する連続殺人犯―― ネットで炎上した人物を殺害し、煙の中に吊るして本人のSNSアカウントに投稿する連続殺人鬼「煙男」。 ベテラン記者の藤崎は、娘を殺した煙男に復讐するため、独自に事件を追っていた。 そんな中、新たな現場の近くで煙男の被害者として拡散されている人物を発見する。 記憶を失っているという男は予期せぬ言葉を口にした――僕が、煙男かもしれません、と。 藤崎は自称・煙男と真相に迫っていくが……。
  • うちのミーさん
    -
    さむい日も、あつい日も、いつもの場所で帰りを待ってくれていた─。ひいおばあちゃんが亡くなり、お家の庭にまよいこんできた小さなネコ。それがミーさんでした。ひいばあちゃんの代わりに、ひまごたちを見守ってくれていました。お母さんと行動をともにし、ご近所さんとの立ち話にも参加します。そんなミーさんが……。ミーさんと家族のかけがえのない思い出を描いたあたたかな絵本。
  • こころの目の生い立ち ある臨床心理士の歩み
    -
    子どもたちに必要なものはたったひとつ。それは温かなこころ。ベテラン児童相談員が語る、その姿勢の背景。自らのハンデを乗り越えて臨床心理士となるまでの歩み、数々の相談事例などを振り返る。また「わが家は子どもたちの駆け込み寺のようになっていた……」と語るように、“子どもシェルター”を実践する中で出会った様々な子どもたちとの交流を綴る。
  • シルクロード 女ひとり旅日記
    -
    1991年夏。41歳の「私」はシルクロード1万キロを40日間かけて旅した。西安、敦煌、トルファン、ウルムチ……、鳴砂山や火焔山など有名な場所を訪れるだけでなく、いちバックパッカーとしてドミトリーに泊まり、駅の窓口に並んで汽車の切符を買う。現地の人に食事を振る舞われたり、犯人移送中の中国公安に親切にされたりと、多くの人との出会いも記録した心温まる旅行記。
  • ひきこもりのおうじさま
    -
    むかしむかし、ある国に小さなお城がありました。そこに住む王さまは魔法を使えますが寝たきり、王妃さまは高学歴の持ち主でしたが今では文字も読めぬ認知症、そして王子さまはひきこもりでした……。国にはお金がなく、もうすぐ他国が攻め込んでくる……。ひきこもりの王子さまは、はたしてどんな行動にでる? 雄大で幻想的なストーリー展開で、現代社会が抱えているさまざまな問題をちょっぴりシニカルかつ辛口に描いたファンタジー小説。
  • 天の川からきたてがみ
    -
    ありがとう、おもいやり、やさしさなど、大切なことを伝える物語として2007年刊の『星の国からきたてがみ』に修正を加えた絵本。ある日さくら、カンナ、みどりの3人はおばあちゃんの家に遊びに行く。そこでおばあちゃんが見せてくれたのは、天の川に行ってしまった柴犬のクマちゃんから届いたてがみだった。クマちゃんのてがみに誘われるまま、4人は会いに出かけていくのだが。
  • 本当の寿命まで生き抜いたら いつか笑って逢えるよね
    -
    かつて、一気におとずれた試練のなか、心の病にあった美幸の目に見える世界は、いちめん灰色だった。周囲の人たちの温かい愛で、徐々に健康な「心」を取り戻していき、世界はようやく色づいた。その時、初めて人は生きているだけで誰かの支えになっているということも分かった。勇気をもって病に立ち向かった著者による、本当の心と体を手に入れるまでの日々を綴ったマイヒストリー。
  • COCO'S LOVE BOOK
    -
    【全ココスファン必携】 黄色い看板でおなじみのファミリーレストラン「ココス」。創業45年の歴史と「おいしさの秘密」を全網羅した待望のファンブックが登場です。 (※クーポンは収録しておりません) まずは、圧倒的なシズル感で巻頭を飾るのは、ココスの人気メニューグラビア。続いて、看板商品「包み焼きハンバーグ」にフォーカス。ホイルを開けた瞬間のあの香り、 秘伝のソース、隠し味のマデイラワイン、そして特製オーブンでの焼き上げ工程まで、長年愛され続ける、おいしさの“解像度”を一気に高めていきます。 また、ファミレスで初めて実施した「朝食バイキング」。そのクオリティの高さと豊富な品ぞろえを深堀り大解剖。さらには、発展途上国の生産物を適正価格で輸入する「フェアトレード」への取り組みや、担当者が語る「人気フェアメニュー」の開発秘話など、企業の熱い想いも徹底取材しています。そのほか、ドリンクバーの無限の可能性を楽しめるウラ技、管理栄養士が教える目的別の最強組み合わせメニューなど、ココスへ行くのが待ち遠しくなる実用ネタもばっちり伝授します。 懐かしの「歴代キラキラ制服図鑑」や、スタッフの1日に密着したドキュメント24時、創業からの歴史をたどるヒストリーなど、読みごたえ抜群のコンテンツが満載です。 ※掲載情報は26年1月31日時点のものであり、本書刊行後にメニュー、価格、データ、数字、店舗など各種内容の変更や、閉店、サービス&商品販売を停止する場合があります。 ※一部記事・写真は掲載していない場合があります。
  • 元社畜のおっさん、田舎でのんびり旅館経営したいだけなのに勝手に世界最強認定されました。 【電子限定SS付】
    値引きあり
    -
    東京での社畜生活に疲れ切った上に、恋人を同僚に奪われてしまった奥谷俊は、故郷の福井へ戻り、母が一人で切り盛りしていた旅館を継ぐことにした。 第二の人生をスタートさせた直後、俊は旅館の庭で、昨日までなかったはずのダンジョンを目にする。 その日から生活は一変し、旅館の主人にして最強の探索者となって、世間を驚愕させるのだった。 看板娘のJK・小町や、ダンジョンの専門家・郁美、激レアスライムのニジたちと共に旅館を守り、繁盛させていく俊は、今日も無自覚無双する!!
  • 「恋愛地獄」、「婚活疲れ」とはもうサヨナラ! “最後の恋”を“最高の結婚”にする 魔法の「メス力」
    3.0
    男の本音を理解し、決して媚びずに、恋愛でも結婚でも「ど本命」になる力=「メス力」が身につく恋愛&婚活最強の教え! この本のとおりに実践すれば、必ずアナタは大好きな人と「ど本命婚」できます! 恋愛コラムリスト神崎メリの大ヒット初書籍に、描き下ろしと対談を加えて文庫化。 文庫版書き下ろし:結婚のプレッシャーを掛けると男はバックれる 特別対談:紅しょうが稲田×神崎メリのぶっちゃけお悩み相談 さあ、「おクズ様」にサヨナラして、とっとと幸せになりましょう!
  • 身内の世話に疲れた俺が選んだのは学園のお姫様と家族になることでした
    4.0
    葛西燐音のクラスメイトに学園で一番の人気を誇る【姫】がいる。彼女の名は片桐姫乃。その小柄で愛くるしい姿は、学内の誰よりも注目を浴びていた。しかし燐音は、そんな姫には目もくれず、両親や祖母、兄妹のため身を尽くす日々を送る。ただ、目立つ兄妹が褒められても、陰で頑張る燐音は常に忘れられた存在だった。そんなある日、不幸が重なり、絶望した燐音は、家出を決意する。雨の中ベンチで一人項垂れる燐音だったが、彼に傘を差したのは、クラスメイトの姫乃であった。「私と家族になりませんか」そう燐音を誘った彼女もまた、家族愛を渇望する一人の少女だった。そんな家族ごっこから始まった同居生活は次第に甘々に――・・・!?
  • 対決
    3.9
    中堅私立医大の入学試験で、女子受験生の点数が一律減点されている――疑惑を耳にした新聞記者の檜葉菊乃は極秘取材を試みるうち、医大理事である神林晴海を突破口とみなし接触する。一方、疑惑の揉み消しを命じられた晴海は菊乃を強く警戒する。社会にはびこる女性差別と闘い、強く生きるふたりが立場ゆえに対立する。正義とは。信じるものとは。二人の「対決」の果てに見える地平を描く、傑作長編。
  • 兄弟天下 豊臣秀長の覚悟
    4.0
    敵が誰でも、俺はあんたを支えるだけだ。 兄・秀吉を支えた“天下の補佐役”豊臣秀長。 彼が見た戦乱と泰平を、気鋭の歴史小説家が描く。 越前・朝倉軍からの撤退を続ける織田軍の殿に二人の兄弟がいた。大軍が迫る中、言葉巧みに兵の士気を上げる兄・秀吉を、弟・秀長は冷静に見つめ、覚悟を新にする。 この兄を信じ、村を出た。敵が誰でも俺は兄について行くだけだ。信長が倒れ、柴田勝家、徳川家康を下すと、兄弟の前には天下への道が拓かれてゆく。 “天下の執政”豊臣秀長の生涯を描く歴史小説!
  • 梅一輪 風烈廻り与力・青柳剣一郎[69] 風烈廻り与力・青柳剣一郎
    -
    捕まるわけにはいかぬ―― 一味の頭の執念の因とは?  偽の噂、嘘の手掛り、身代わりの盗賊まで仕立てる“天狗小僧”一味。 剣一郎の鋭利な読みと真摯な言葉が、賊の頭を追い詰める!  武士率いる押込み一味“天狗小僧”が箱根の関を越えた! 東海道を荒らす賊の報せを受けた風烈廻り与力青柳剣一郎だが、虚報を掴まされ、入念な仕込みで悪名高い一味の手玉に取られてしまう。 そんな折、剣一郎は浪人塩崎弥十郎と出会う。破落戸の足蹴を黙って受ける温順な男だった。塩崎の下宿する道具屋が相場の倍で買い取られていたと知り、剣一郎はある疑惑を抱く。
  • 遥か向こうにはいつも夢が見えていた 中国オリジナル自動車開発奮闘編
    -
    1巻924円 (税込)
    時代は目まぐるしく変わっていきます。「未来」の姿は少しずつ明らかになり、それによって「夢」も変化を余儀なくされます。自動車開発に夢を託した青年が、次の夢を求めて向かった先、中国。この国の、とてつもなく大きなエネルギーに圧倒され、その陰に隠れた諸問題に翻弄されながらも、自身の夢を探求する第二幕。この物語とともに、あなたの夢を再確認してみませんか。
  • 「超」怖い話 くびり詣り
    4.0
    2026年、「超」怖い話の新章がスタート! 20代の新メンバーから、シリーズ最古参の四代目編著者まで。 全国に散らばる6人の猛者が集めてきた不穏と怖気の数々。 今年は「もいで」「括って」「縊り尽くす」! 廃集落の離れて建つ2軒の家。 一軒にはコケシの胴が、もう一軒には首だけが全く同じ配置で置かれていて… 「こけし」より 体験者の実在する怖い話、奇妙な話を聞き集めた怪異取材録。 亡き母の寝室で見つけたフェルト人形。首には黒い糸がぐるぐると…「クッキー缶」 神社の注連縄で首を括った店子。遺体の背中と脇腹にびっしりと木耳(きくらげ)が…「木耳」 青森の民家の庭に立つ見ると夢で首を絞められる忌み杉…「首を絞める木」 同級生の家の敷地に隠された日本家屋。忍び込んだ先で見た異様な首の正体…「ならわし」 神棚の餅を食べたお仕置きで井戸に首を突っ込まれた娘。すると底から恐ろしい声が聞こえてきて…「井戸の神」 1991年の第1巻刊行より35年。 人々の恐怖と好奇心を餌に生き長らえてきたおばけシリーズはこのまま神となるか特級呪物となるか―― おぞけだつ最新最恐怪談集! ☆「超」怖い話とは 1991年に第1巻が刊行、以後35年に亘り巻を重ねてきた聞き書き怪談のレジェンドシリーズ。体験者の実在する唯一無二の怪談集として、人々から取材した恐怖と不思議を記録し続けている。
  • 神様の眠る場所
    -
    神様のマユは、幼い頃、人間に預けられた。そして、神様が隠れて住む街・川越で、人間の子供の凪織と暮らしてきた。朝起きて、学校に通い、雑貨屋の手伝いをして眠る凪緒との日々が、ずっと続いていてほしい。そう願っていたのに・・・。 「マユ。君には生まれついての役割がある」 ある日、神様たちの過去を知ってしまった。彼らはなぜ、人間を嫌うのか。マユだけがなぜ、人間の元に預けられたのか。 「どんなに寂しくっても、どれだけ耐え難くっても、みんなを救うって決めたんだ。でも、そうしたら、凪緒にはきっともう会えない」 神様のマユと、人間の凪織。いつも一緒にいた2人。だけどもう、マユはここにはいられない――。/第13回集英社ライトノベル新人賞ジャンル部門入選
  • 怒り(上) 新装版
    4.0
    若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。 犯人は山神一也、二十七歳と判明するが、その行方は杳として知れず捜査は難航。 そして事件から一年後の夏――。 千葉の港町で働く槙洋平・愛子親子、 東京の大手企業に勤める同性愛者の藤田優馬、 沖縄の離島で母と暮らす小宮山泉の前に、 身元不詳の三人の男が現れる。 映画化も話題となった衝撃作の新装版。
  • アガサ・レーズンとイケメン牧師
    4.0
    修道院から元夫が行方をくらましたことが判明した。もしかしたらアガサと離婚した理由すら嘘だったのかも? すっかり男性というものに失望したアガサは、村に若い副牧師が赴任してきたというのに珍しく無関心でいた。いっぽう天使のようなイケメンの副牧師とあって、村の女性たちが放っておくわけがなく、日曜の教会は超満員に。そんな副牧師からじきじきにディナーへ招かれたアガサはすっかり自尊心をくすぐられ、いつもの調子を取り戻した。しかしお酒が進むにつれて、聖職者らしからぬ彼の腹黒さが見え隠れするように。そして翌朝、牧師館の書斎で彼が遺体となって発見され……!?
  • 神君の遺品 新装版~目付 鷹垣隼人正 裏録(一)~
    -
    1~2巻924~968円 (税込)
    五代将軍綱吉自の推挙で目付となった鷹垣隼人正暁。ある日、一人の書院番が駿河勤番の時の悪行という理由で斬首にされた。目付として立ち合いながら疑念を抱き、調べ始めた暁は謎の浪人に襲われる。そもそも書院番が処断された真の理由とは何か。探索を始めた暁は、義兄で剣の達人・五百旗平太郎を伴い駿府へ。徳川家康の遺体を葬った久能山に隠された「秘密」とは――。歴史の裏を鋭く突く上田秀人の隠れた名シリーズ新装版第一弾!
  • 怪談禁事録 ヨミの島
    4.0
    東北の漁村に伝わる《禁忌の島》伝承。 曰く、雨と霧の夜に出現する島は桃源郷だが、その姿を見た者は二度と戻れない――。 「行こう、ヨミを見つけたんだ。」 夜釣りの高校生二人組を襲う恐怖と運命の分かれ道。言い伝えの真相とは? ――「ヨミの島」より 金沢市の塗料会社で営業マンをしながら、怪異を集める著者が見聞きした最新怪談集。 毎朝4時に聞こえる子供が川で遊ぶような音。川を探しに出た彼女が見たものは…「川の子供たち」 田舎に移住した男性の玄関に人知れず置かれる《贈り物》。送り人不明のそれは徐々に不気味なものに…「その土地にいるモノ」 霊能者Aさんの叔母を襲う霊障。悪霊を始末すべく現場の家に向かったAさんのとった方法とは…「漆黒を作る」 社員旅行の余興で心霊スポットの廃神社に行ってから生肉を食べるようになった娘。廃神社でいったい何が…「娘の視線」 東北の漁村で古くから伝わる幻の島の話。雨と霧の夜に出現するその島を見たものは二度と戻れないというのだが…「ヨミの島」 保険会社の男子トイレに出る女の霊。目撃した社員の相次ぐ退職の真相は…「カリフラワーの花」 両親と喧嘩別れして東京に出た看護師の女性。母危篤の知らせに雪の中を向かう途中で起きた怪…「生者でも亡者でも」 死んだ妹の身代わりにと人形を作って母に贈った長女。だが人形の顔つきが徐々に変化して…「人形は何処にいる?」 懐かしさからかつて住んでいたマンションを訪ねた女性。外から見上げるベランダに見た衝撃のモノ…「彼女の過去」 姉が連れてきたみどりという名の少女霊。みどりは姉の惨たらしい死を予言して…「終わりの記憶」 バイクでツーリング中、山奥で見つけた洒落た店。絶品のコーヒーを味わうのだが何かがおかしくて…「最高の店に出会えた」 余命僅かな妻のために30年前の思い出のカクテルをもう一度飲ませてあげたい。夫の悲願と不思議な怪現象…「紛れもなく怪異」 他、禁忌に触れる危険な因果ばなしから切なく不思議な奇談まで、生者と死者のあわいで陽炎のごとく揺れる怪、全27話収録。
  • タラニス 死の神の湿った森
    3.9
    少年は真実を知り、大人になる。「死の神屋敷」に隠された、悲しき少女の過去と謎とは。 イギリス・ウェールズで少年ジョージが暮らす「タラニス屋敷」。 「タラニス」とは「死の神」を意味するケルトの神だ。 夜遅く目覚めたジョージは家政婦のミツコに物語をねだる。 彼女が、秘密の話ですよと「ゲッシュ」(ケルトの魔法の取り決め)を交わしながら語ったのは、屋敷に伝わる、メリッサという少女の物語だった。 メリッサは、子どもを食べる死の神に生きたままかまどで燃やされたという。 そのかまどが今も屋敷の廃墟部分『死者の間』にある、近づいてはいけない――。 けれども、一緒に話を聞いた兄のアルフレッドは、 今度マムと戻ってくる赤ちゃんへの贈り物を探しに『死者の間』に行こうと言い出し……。 廃墟の秘密の扉を開けてしまったことで、夜な夜な現れるようになったメリッサの亡霊。 そこに隠された真実と、ツェルニーン家の秘密とは。 やがて法医昆虫学者として日本を訪れることになる、ジョージ・クリストファー・ツェルニーン。 彼の少年時代に秘められた悲しく凄絶な物語。
  • あやかし憑きの許嫁
    3.0
    由緒正しい調霊師の跡継ぎとして生まれたが、あやかしに憑かれ、両手の平におぞましい印が現れた少女・あまね。家族からも捨てられ、使用人として苦しい生活を送る中、妹に名家との縁談が持ち上がる。話を持ち込んだのは、帝に仕える軍人・天津川紫圓。冷たく見えるが、人として対等に接してくれる彼にあまねは次第に惹かれてゆく。妹の付添で都へ行くことになった彼女は、自身の忌まわしい秘密を隠し続けられるか――。
  • ブラック・ティー
    4.0
    他人の“忘れ物”で生計を立てる元OL(「ブラック・ティー」)、19歳から付き合っていた恋人を捨てたはずが、東大卒のエリートとの結婚披露宴会場でその元彼と再会してしまった花嫁(「寿」)、推し活のために娘の貯金に手を付けた母親を追って上京した女子高生(「ママ・ドント・クライ」)、同期との7年越しの不倫に終止符を打った証券会社社員(「夏風邪」)――描かれているのは明日の私かもしれない。〈女の罪〉を描いた10編。
  • 対怪異アンドロイド開発研究室
    4.2
    「おばけは怖くありません。機械ですから」 彼女にはいくつかの優れた機能がある。話題が無限分岐し堆積していく雑談でも自然言語による受け答えができる。ZMPを見極めながら階段や斜面の昇り降りができる。補給なしに六時間以上の連続稼働ができる。ドアノブを掴んで回すことができる。――おばけが見える。 白川研究室は「出る」と言われる場所や噂を調査する対怪異アンドロイド・アリサを開発した。機械の彼女は、呪いも祟りも受け付けない。ゆえに、恐怖心もない――。深夜に山奥の廃村を調査したアリサは、搭載された機能を駆使して、さまざまな異常を検知する。白川教授の研究テーマに興味を惹かれ、初めて研究室を訪問した新島ゆかりが、アリサが持ち帰ったデータを見ると……。 恐怖を感知しない美麗アンドロイドVS.予測不能な「怪異」。 第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞を受賞した新感覚ホラー・エンターテインメント!
  • 京都つばきタクシー
    3.4
    脱サラし、京都で観光個人タクシーを始めた椿裕之。バツイチの彼にとって唯一の楽しみは、元嫁の妹が営む小料理屋で常連客とともに舌鼓を打つ時間だ。ある日椿は、物静かな着物姿の女性客・鈴に紅葉巡りを頼まれる。張り切って車を走らせる椿だが、鈴は始終硬い表情を崩さない……。毎回、訳ありの乗客、そして京都の名所・美食処として登場する連作集。カバーイラストは、わたせせいぞう氏。
  • 行列のできる時代小説 男の料理
    -
    成り行きで新選組に入隊した菅沼鉢四郎が、料理に詳しいというだけで過激派拠点のぜんざい屋に潜入捜査する「ぜんざい屋事件」。 北政所と秀吉の側室の淀君が醍醐の花見の席で料理勝負をすることになり、料理人に選ばれた男が命がけで懐石料理をつくる「包丁奥義」。 大坂の篆刻師が版元から請われ豆腐料理の本を書く、実在の料理本の誕生秘話「夏の日の結び豆腐」。 文禄の役で朝鮮に渡り、キムチを作ることにのめり込んでしまった男の悲喜劇「辛うござる」。 行くあてもなく死のうとしていた娘に味見として葉桜茶漬けを食べさせる小料理屋の心温まる話「わかれ雪」。 時代小説の名手(男性作家)による、男性主人公の食の短編傑作集。五味五色の”男の料理”に舌鼓をうってください。
  • 怪談社書記録 常世の御札
    4.0
    この御札…… 死んだ人間の血で描かれてる。 「壁から女のゆうれいが出てきて私を見るの」 同じ言葉を遺して死ぬ女性たち。 歌舞伎町で密かに出回った この世に存在してはいけない呪物とは――? 怪談社の書記が紡ぐ最新・怪奇事件録 怪異蒐集のフィールドワークとその語りを生業とするプロ集団・怪談社の書記が綴る取材録。 壁から出てきた女の霊に見つめられると死にたくなる――歌舞伎町で複数の人間から聞かされた同じ話。原因を辿っていくと…「常世の御札」 北海道の牧場の従業員寮に棲みついた訳ありの男。男は毎晩段ボール箱に向かって謝罪を繰り返すのだが、その中身は…「牧場の箱」 父の遺品から出てきた土器のようなもの。昔、山で貰ったものらしいのだが…「アステカの土器」 貧しさと孤独の中で生きる女性に抱きついてきた不思議なこども…「石鹸の匂い」 死に際の母が残した衝撃の告白。そこから始まる家族と怪の奇縁…「家族と冷蔵庫」 他、じわり広がる怪の余韻47話! この人間ドラマと怪はえぐい……。 心の準備をお願いします。
  • 葬りの怖い話
    4.0
    葬儀から埋葬まで葬送と弔いに纏わる恐怖譚! 「かえせ、かえせ。お前の肉体を寄越せ」 土葬の遺言を破り父を火葬にした息子を襲う父親の影。 四体の父親が息子の手足を千切ろうと… ――「親父の遺言」より 人形供養で有名な寺の裏の公園で子供たちが掘りあてた禁忌…「人形の寺」 着物だけを棺に入れた奇妙な葬儀。火葬の炉に入れた途端、恐ろしい現象が…「着物葬儀」 通夜の晩、祖父から食べさせられたグミのようなもの。祖母の指だと言うのだが…「祖母の魂」 かつて風葬を行っていた奄美大島のある場所。祭りの晩に出逢った少女との関係は…「トフル」 葬儀の最中くじら幕の裏側に隠れて遊んでいた子供が布越しに見た奇妙な世界…「くじら幕」 他、野辺送り・風葬・骨噛み・逆さ事・両墓制・破地獄・洗骨・一杯飯など葬儀慣習の民俗学コラムもあわせ全43話収録。 葬るとは命と役目を終えたものを埋葬すること、そして時に「無かったこと」にすることである……。
  • テミスの不確かな法廷
    3.8
    任官七年目の裁判官、安堂清春は幼い頃に発達障害と診断され、周囲との関わりを断ち、自身の特性を隠しながら日々を過ごしていた。Y地裁に赴任して半年、副市長が襲われた傷害事件を担当することになった安堂は、弁護士の小野崎から被告人が無言を貫いていると聞き、何かを隠しているのではないかと気づくが……。微笑みながら殺人を告白する教師、娘は殺されたと主張する父親。生きづらさを抱えた青年が様々な事件に挑む、異色の青春リーガルミステリ!
  • 絶対泣かない
    3.8
    損害保険会社の同期だった薔子 。地方の旧家の一人娘で生活レベルもまるで違う彼女が退職した。理由は「フラワーデザイナーになりたいから」。2年後、再会した薔子はショートカットにジーンズ姿、手は荒れ、頬はくすんでいた。その1年後、私は同期の結婚式で再び薔子に出会う。花嫁の横に佇む薔子は……(「花のような人」)。仕事を続けること、挫折すること、違う形で自信を取り戻すこと。数十年にわたり愛され支持される15の物語。
  • 嘘つきなふたり
    4.0
    「もしかして、光?」東大赤門前で声をかけてきたのは、小学校6年生以来、7年ぶりの再会となる長谷川琴葉だった。そんな時、当時の担任だった中山が川から遺体で発見されたとの報が入る。中山の訃報を告げると、「中山を殺したの、私だよ」と琴葉。そんなはずない。琴葉が中山を殺したなんて、絶対にありえない。なぜなら――母親からの呪縛、敷かれたレール。互いに言えぬ“嘘”を抱えた2人が、自分と向き合う旅が今始まる。
  • 名こそ惜しめよ 歴史小説アンソロジー
    4.3
    源氏の栄枯盛衰と、北条政子の恋が交錯する(朝井まかて「恋ぞ荒ぶる」)。憂いを帯びた姫に、帝の仕掛けた戯れとは(諸田玲子「人も愛し」)。さる女性から壁絵の依頼を受け、画師の人生が動き出す(澤田瞳子「さくり姫」)。闘うことを運命づけられた坂東武者和田一門の最期を描く(武川佑「誰が悪」)。頼朝亡き後、政子は苛烈なる政戦に挑んだ(葉室麟「女人入眼」)。鎌倉を舞台に、野望、陰謀、そして恋を描いた歴史小説アンソロジー。
  • 人間標本
    3.8
    人間も一番美しい時に標本にできればいいのにな――。ひどく損壊された6人の少年の遺体が発見されると、社会はその事件の異様さに衝撃を受けた。大学の生物学科で蝶の研究をする榊史朗は、蝶の世界を渇望するあまり、息子を含む6人の少年たちを手にかけたと独白する。蝶に魅せられ、禁断の「標本」を作り上げたという男の手記には、理解しがたい欲求が記されていた……。耽美と狂おしさが激しく入り乱れる、慟哭のミステリ。
  • あの子は可愛い男の子。
    5.0
    オタクである木和田博人は、クラスメイトたちから「キモダ」と呼ばれている。そんな彼にはとある“秘密”があった。それは、超絶美少女として人気の女装コスプレイヤー・ルールーとして活動していること。ルールーでいる間は、本当の自分でいられる――学校の中に居場所がなくても平気だった。そんな高2の夏休み、とある大規模イベントで博人は長年活動を共にしてきた男装コスプレイヤーウロの素顔を知ることになったが・・・・・・その正体は、学校でもトップに君臨する美少女ギャル・綾瀬彩で――!? お互いの正体を知り、今まで以上に距離を縮めていく2人。それはコスプレという枠を越え、博人の学校生活も次第に変わっていき――。
  • 黄色い家(上)
    4.0
    1~2巻924円 (税込)
    人はなぜ、金に狂い、罪を犯すのか――。 ニュース記事で知人女性による監禁・傷害事件を知った花。 彼女たちと疑似家族のように暮らした20年前の記憶が甦る。 本屋大賞ノミネート。読売文学賞受賞作。
  • 不確かな時代の「編集稽古」入門
    4.0
    7万人が入門した面白い学校がある。松岡正剛の理系・文系を超えたネット上のイシス編集学校。ここで学んだ医師、看護師、教師、経営者、外交官、臨床心理士が仕事場で活用した具体的実例が初公開される。彼らはどのように「編集稽古」をして、心身を柔軟に、そして視点や発想を変えることができたのか。法政大学元総長、現イシス編集学校学長は、軽井沢風越学園理事長と対談し、生成AIの運用を問いかけ、時代の転換期にこそ必要な身体知による編集稽古の重要性を説く。他者の心の奥深くへ、たくさんのわたしに出会う、関係の構築……。 ◯本書の目次より(一部) まえがき――イシス編集学校とはどういうところか Ⅰ 他者の心の奥深くへ 今ここからはじめる 他者の心の奥深くへ 「指南」という方法 添削から指南へ 「入る」ということ 問→感→応→答→返 Ⅱ 編集体験がもたらしたもの たくさんのわたしに出会う わたしが変わる 心の中の「注意のカーソル」 圧倒的な寛容さと柔軟さ 逆境は再編集のチャンス  Ⅲ 方法の冒険 学習棄却と再編集 <BPTモデル>で人生を物語する 「地と図」が見えた時  Ⅳ 「型」が必要だった 音楽とアートは「型」が必要! 世界がつながる 物語講座 “わかりやすい”とは? 子どもたちを見るまなざし  Ⅴ 編集とは関係の構築だった 関係の構築 「ルル3条」で気づいた流通の問題 物語編集で乗り越えた  Ⅵ さまざまな場所で展開するイシス編集学校 イシス特別バージョン レシピを真似る Ⅶ どこにもない学校を目指して 「自由」について 失敗できる学校 [AIDA]・間・あいだ 一途と多様 AIをどう考えるか? Ⅷ 編集稽古の基本用語 あとがき
  • 写真の怖い話
    -
    「写真」に纏わる超厳選怪談集 肩にかかる手、オーブ、黒い影、奇妙な物体―― それって心霊写真? 少年の頭はザクロのように半分しかなく、この世のものとは思えない… ――「最後の写真」(西浦和也)より 偶然か因縁か、写ってはならないものがそこにある。見つめるほどに背筋が冷える不可解な瞬間の記録、〈写真〉に纏わる怪談を選りすぐった一冊。 ・写真同好会で撮った集合写真の凶悪な異変「佐伯さん、連絡ください」(つくね乱蔵) ・心霊スポット撮影で起きた顛末「撮影に行って来た」(田辺青蛙) ・写真を撮ると必ず写る異形、彼のその後「彼のイモムシ」(川奈まり子) ・有名な宿での曰くの写真「克己復礼」(鶴乃大助) ・静止画を動画にするアプリの奇妙な暴走「夫婦の肖像」(鷲羽大介) ・オークションで手に入れた古いアルバム、その違和感とは「心霊写真百枚セット」(クダマツヒロシ) ――など書き下ろしほか全44話収録。
  • 千住旅籠のお弁当
    -
    大火で奉公先の芝居茶屋が焼け行き場を失った18歳の小夜は、母が働く千住の小さな旅籠「梅屋」を訪ねる。しかし出迎えたのは女将と奉公人だけで、母は火事の様子を見にいったきり戻っていなかった。後日、客の話から母が亡くなったことを知った小夜は、女将の計らいで梅屋で働き始めるが、不器用ゆえに失敗ばかり。そんな中、焼け跡から逃れて北へと向かう人々を見て、道中で食べられる弁当を作ってみてはどうかと思いつき――。絶品時代小説、開幕!
  • 明治のナイチンゲール 大関和物語
    4.3
    NHK朝ドラ「風、薫る」原案! 明治時代、「カネのために汚い仕事も厭わず、命まで差し出す賤業」と見なされていた看護婦。家老の娘に生まれながら、この「賤業」につき、生涯をかけて看護婦の制度化と技能の向上に努めた大関和。和は離婚して二人の子を育てる母親でもあった。和とともに看護婦となり、彼女を支え続けた鈴木雅もまた、二人の子を持つ「寡婦」であった。これは近代日本において、看護婦という職業の礎を築いた二人のシングルマザーの物語である。 【目次より】 ●第一章 故郷黒羽 家老の娘/「嫁田」の友/田打桜/物言う嫁 ●第二章 鹿鳴館 パン・ペルデュ/牧師植村正久/鉄道馬車に乗って/「看病婦」と「看護婦」/婦人慈善市/大山捨松からの誘い/リディア・バラの決意/メアリー・トゥルー/横浜の貧民窟/鄭永慶の最期 ●第三章 桜井看護学校 「東の慈恵」「西の同志社」/校長矢島楫子/断髪の新入生/広瀬梅の苦学/『Notes on nursing』/火屋磨き/「不義の子」/病院実習/「器械出し」の名人/花魁心中騒動/「泣キチン蛙」/トレインド・ナースの誕生 ●第四章 医科大学附属第一医院 「白衣の天使」/松浦里子と本多銓子/「我朝のナイチンゲールとならん」/医師との軋轢/「求めよ、さらば与えられん」 ●第五章 越後高田「知命堂病院」 高田女学校/廃娼演説会/木下尚江との出会い/瀬尾原始との再会/心の夢/鈴木雅、天然痘と戦う/日本初の派出看護婦会/婦人矯風会の授産施設/赤痢の村へ/村人たちの抵抗/「避病院」の改良/国恩と信仰/日清戦争と看護婦/「衛生園」にかけた夢/岡見京との邂逅/梅と「ルツ子」/車上の花見/慈愛館の昼餉 ●第六章 東京看護婦会 派出看護婦会の乱立/後藤新平との約束/監獄署へ通う/木下尚江からの求婚/相馬愛蔵の誠意/遊郭から逃げた少女/『派出看護婦心得』/心の死/箱根への隠遁/鈴木雅の引退/「貴官の剣を貸し給え」/『婦人従軍歌』/六郎の結婚/慰問袋運動 ●第七章 大関看護婦会 復彦との再会/炊き出しでの出会い/「生まれては苦界、死しては浄閑寺」/大関看護婦会/六郎の客死/内務省「看護婦規則」/大山捨松、スペイン風邪に倒れる/鈴木雅との別れ/関東大震災 ●おわりに
  • 完本 二十六夜待
    -
    罪を追う者、背負う者。 後ろ暗い過去を抱えて市井に隠れ住む人々と 使命に生きる岡っ引きの、 ほろ苦く温かい七つの物語。 七月二十六日の夜、岡っ引きの市兵衛は、人気のない神社で話し込む二人の男を見つめていた。鉋職人の勘助と紙屑買いの十蔵だ。 久方ぶりの再会を果たす二人だが、市兵衛には、その縁を断ち切らねばならない理由がある。十六年前、ある太物商で起きた火事に二人は関わっていた。 事件は、勘助が抱える亡き妻や一人娘に言えなかった秘密に繋がっており……。(「二十六夜待」) じんわり沁みてほろっと泣ける人情捕物帳! ※本書は『二十六夜待』に著者が加筆・修正を施した「完本」です
  • 友だち以上超能力者未満
    5.0
    ベストセラー『花屋さんが言うことには』の 著者が贈る異色青春ラブコメディ。 空中浮遊(フライング)女子×瞬間移動(テレポート)男子、 6年ぶりの再会はドキドキ…じゃなく波乱に満ちて…!? 悲しい気持ちになると瞬間移動してしまう日暮(ひぐれ)誠と、 恋心を抱くと体が宙に浮く吉原花奈(はなな)。 特殊な能力を持つ二人が偶然、中学の図書委員会で一緒になった。 委員長の花奈と一学年下の誠は、自分の能力も相手への想いも言えないまますれ違う。 それから六年。愛読誌「月刊モー」のアルバイトをしていた大学生の誠は、 意外な形で花奈と再会する。 花奈のバイト先のイベント会社が運営する「金環日食フェス」に、 バンドの助っ人で出演することになったのだ。 再会した二人の恋の行方は果たして……?
  • 車の怪談
    -
    車にまつわる数々の恐怖体験 姿の見えぬエンジン音! 乗せてはいけない何か! 「み……つけた……みぃぃつけたぁぁぁ……」 真夜中の海岸線で乗せた、女のようすがおかしく―― 「冬の華」より 怪談語りのパイオニアであり、自ら「カーキチ」というファンキー・中村が、車にまつわる怪談の数々を自身の体験を含めて綴る! ・車の中から知らない男の声がしてくる、その切ない理由「カペラREクーペ」 ・町工場の脇に打ち捨てられたタンク本体の中で回転していた女の首「タンクローリー」 ・友人の見舞いで訪れた田舎町、乗ろうとしたバスに違和感があり…「ツーマンバス」 ・乗車拒否したはずの老婆がいつの間にか…「タクシー奇譚」 ・友人との最後の約束に纏わる不思議「ポルシェを愛した男」 ・一台の白いビートルにを中心に連鎖していく怪異譚「冬の華」 ――など、車への愛と恐怖に彩られた35話。
  • こどもの頃のこわい話 きみのわるい話
    3.8
    記憶の底にこびりつく、忘れたほうがいい「何か」 追憶の怪異体験45篇 幼少期に目撃した奇妙な光景、いま思い出してもぞっとする体験。 それぞれが己の胸にあれは何かの勘違いか夢であったと封印してきた記憶を静かに呼び覚まし、丹念に聴き集めた怪異取材録。 公園から聞こえる太鼓の音。そこには見えない猿をつれた猿面の男がいて…「猿なし猿まわし」 友人家族と行った異形の集う焼肉屋。そこで食べた定番メニューにないものとは…「焼肉ハナ」 新興宗教に入信していると噂の同級生の家。そこでは信者たちがスイカのようなものを撫でながら唱え言を…「くびぞろえ」 小学校の学級文庫にあった不気味な挿絵付きの児童書。誰もがそんな本はなかったと言うのだが…「首のない女の子の話」 両親以外の男女と暮らしていた謎の記憶。そこで繰り返される不気味な儀式とは…「家族こっくりさん」 祖父母の家に泊まった夜。仏間の明かりに誘われ中を覗くと、そこには異形と男女二人の淫靡な光景が…「餓鬼ねぶり」 母の化粧台の引き出しから出てきた烏帽子姿の男。家のトイレから繋がる異界の先に見たもの…「おばけの世界」 母が亡くなって以来、部屋に閉じ籠もるようになった父。部屋には母と娘二人を模したマネキンがいて…「人形地獄」 他、追憶の45話収録。 猿面の人物は相変わらず、タタタン、タタタン、と同じリズムで太鼓を叩き続けている。 よく見れば、ジャングルジムの下のほうに犬用のリードみたいなものが結びつけてあり、その先にはこれもまた真っ赤な革製の首輪がつながっていた。 猿なし猿まわし。 そんな言葉を当時の康介さんが思い浮かべたかどうかは定かでないが、気味が悪いと感じたのは事実だ。 おまけに、その太鼓の音を聞いていると、不思議と不安な気持ちになってくる。 心拍数が増え、腋の下から汗がにじむ。 腰から下の力が抜けて、体温が奪われていくようだ。 「……あれ、ちょっとダメなやつかも。もう行こうぜ」 ――「猿なし猿まわし」より
  • 小泉八雲とその妻セツ 古き良き「日本の面影」を世界に届けた夫婦の物語
    5.0
    『怪談』『日本の面影』が世界的なベストセラーとなった明治の偉人・小泉八雲。なぜギリシャ生まれの八雲が近代化して間もない日本に赴き、そして一生を過ごすことになったのか。そこにはアニミズムに満ちた日本の魅力だけでなく、妻として支え続けたセツの存在があった。語り部としての才能を発揮したセツが語り、そして八雲が記す。そうした過程のなかで『怪談』などのベストセラーは誕生し、そして世界の人は日本という国を知ることになった――。今を生きる人々の心にも刺さる二人の生涯を圧倒的なフィールドワークで描き出す一冊。
  • 京都の人ってなんであんな感じなんですか?
    3.6
    京都に25年以上暮らしながらも「自分の街」と感じられないわだかまりを抱えた著者が、 京都の地理・歴史・文化とそこに暮らす人たちの気質を読み解くガイド的エッセイ。 京都の人の「都」への思い、京都中心主義、周辺の府県との関係、 観光大国日本の中での立ち位置などを鋭い視点で浮かび上がらせながら、 平安時代~幕末までの歴史的事件や重要人物に関する場所、 難読地名、食文化や言葉なども解説し、京都の魅力と近寄りがたさを多角的に描いています。 32回のフィールドワークで撮影した写真も多数掲載!
  • おいしい東京ひとり散歩~街の今昔と食を楽しむ
    3.8
    心地よい時間と「おいしい」を満喫する ソロ散歩に出かけよう! 蔵前・浅草橋でシブいビルとカフェ巡り、 池波正太郎を師匠に伝統の味を食べ歩き、 文房具マニアの血が騒ぐ銀座・日本橋で買い物とひとりグルメ、 国分寺崖線に沿ってお屋敷や湧き水を探訪、 中央線カルチャーに浸りつつ老舗バーへ──。 東京の今昔と、とっておきのおいしい時間を味わいたいなら、 ひとり散歩がいちばん! まち歩きの達人が、「好き」をテーマにおいしい寄り道を楽しむ 大人のソロ散歩体験と極上ブランを紹介。 自分だけの東京にいますぐ会いに行きたくなる、お散歩エッセイ15篇!
  • 海蝶 海を護るミューズ
    4.3
    1~2巻924~979円 (税込)
    不可解な沈没、海底の義足、救助を拒む女。 日本初の女性海保潜水士が海に潜む闇に挑む! 手に汗握る長編サスペンス 海上保安庁初の女性潜水士・忍海 愛。 男性の同僚に比べて体力も技術もまだまだだが、誰にも負けない観察力の持ち主だ。 釣り船転覆事故の知らせを受け、潜水班を乗せた巡視船ひすいが八丈島沖へ急行。 初めての海難対応の焦りで命の危機にさらされる中、愛は沈みゆく船に奇妙な違和感を覚える。 それは海保を震撼させる事件の始まりだった。 「足かけ二年に渡る海上保安庁取材で見聞きした海上保安官の精神『正義仁愛』こそが、この本のテーマであり、矜持です」―吉川英梨(著者)
  • 妹なんか生まれてこなければよかったのに きょうだい児が自分を取り戻す物語【単行本版】
    値引きあり
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 結婚、出産、友達づきあい、休日の過ごし方—— みんなが当たり前にしている「普通」が私にはうらやましかった。 家族のために、自分をがまんしてきた人へ、「きょうだい児」の人生を描いたコミックエッセイ。 透子は、大学時代からつきあっている婚約者・洸平がいる。 しかし、両家顔合わせの日、洸平の母から反対に遭い、婚約破棄となってしまう。 その理由は、透子の妹・桃乃にあった。 知的障害があり、トイレ・食事・入浴など、 生活のすべてに介助を必要な妹・桃乃、妹の世話を一手に担う母、療育に無関心な父。 本作は、社会福祉士資格をもち、福祉の現場での実務経験を持つ著者が、きょうだい児当事者への取材をもとに構成したセミフィクション作品です。 きょうだい児とは 障害のある兄弟姉妹がいる人を指す言葉で、障害のある兄弟姉妹とともに育てられながら、一方でケアを期待されるなど、障害のある兄弟姉妹や親との関係、また家庭外の社会での経験など、さまざまな場面でその影響を受けることが多いと言われています。 監修者のメッセージ 私達も、この物語の主人公と同じように、障害のある兄弟姉妹がいる「きょうだい児」の立場です。 兄弟姉妹への感情は、障害があってもなくても、好き・嫌いと揺れ動くことがあるでしょう。 ただ、きょうだい児は、障害の特性・親との関係・周囲の人間関係や生まれ育った環境、社会などとの関係によってその振れ幅が大きくなりがちです。 良好な関係を築く場合もあれば、それが難しい場合もあります。 きょうだい児について伝える時、私達もこの振れ幅のどの側面を伝えるべきかを悩みます。 障害のある兄弟姉妹とともに人生を歩みたいと思うのも、別々の人生を歩みたいと思うのも、そのどちらも正しいからです。現に、私達3人もそれぞれ、この物語に登場するきょうだい児たちに共感する部分もあれば、自分は違うと感じる部分もあります。 きょうだい児は親ではありません。 きょうだい児が障害のある兄弟姉妹の世話をしなければいけない義務も法律上ありません。 本来、それは親、ひいては社会の役割で、兄弟姉妹は互いに独立した存在です。 その上で、障害のある兄弟姉妹とどれだけ関わるかはきょうだい児本人にしか決められません。 この物語の主人公のように、障害のある兄弟姉妹や親との関係に悩む人は少なくありません。 幼少期からのさまざまな出来事の積み重ねがあって、障害のある兄弟姉妹なんか生まれてこなければと思ってしまうことに苦しむ人もいるかもしれません。 自分の人生に前向きになれない時もあるかもしれません。 それでもどうかきょうだい児自身の気持ちや選択を、人生を否定せず、自分自身を大切にしてほしいと思います。 Sibkoto|シブコト障害者のきょうだいのためのサイト 共同運営者 白井俊行 松本理沙 藤木和子 もくじ  1話 私の妹には障害がある  2話 友達の基準  3話 ママが泣いた日  4話 私には選択肢がない  5話 この家は全てが妹中心で回っている  6話 妹から離れたい  7話 どうして、私だけ?  8話 プロポーズ  9話 幸せになれない呪い 10話 私は誰からも愛されない 11話 生きていくために 12話 きょうだい児 13話 母の入院と妹の世話 14話 介護と介助と仕事 15話 もう耐えられない 16話 母の変化 17話 成年後見制度 18話 普通を取り戻したい 19話 自分の望みを叶えていく 20話 人生は全て繋がっている 21話 私のこれから あとがき 巻末資料 きょうだい児のみなさんへ
  • 旅の怖い話
    4.0
    旅館の客室で目にした不気味な面… 「重岡様は、こちらが何かの面に見えるのですか」 女将が言うには、それは面ではなく鏡で… 恐ろしさのあまり狂死した死者のようなその顔は―― 収録作「無貌の面」若本衣織 より 「旅」に纏わる最恐怪異譚38話! 最恐最悪の旅! 良き思い出となるはずだった「旅」に容赦なく降りかかる禍の数々…。 趣味の離島キャンプ、深夜海中から伸びたロープを引く裸の男の姿が…「浜へ来る」 母との旅の車中、乗り合わせたのは死んだ夫と父にそっくりな二人組で…「東京見物」 ある安宿、ノックに続き「そんなんしたらあかん」という男の声が…「関西」 無断放浪癖のある元彼が送ってくる写真に写っていたのは…「元彼独り旅」 着物姿の女性が描かれた土産物の菓子を爆食した彼女は一月も経たないうちに出奔し…「竈食」 など、最恐の旅・最悪の旅38話収録!
  • その不動産、条件憑き
    -
    条件つきの賃貸物件あります――オカルト雑誌月刊「カクリヨ」編集部に所属する柏城鈴が、記事のネタ探しをしていたとき、奇妙な不動産の広告を見つけた。物件ごとに設けられた数々の条件。広告主の不動産屋に連絡を取った鈴は「玄関のドアの敷居を踏まないでください」という条件の日本橋兜町の中古マンションに住むことにする……が、あえて玄関の敷居を踏みつけると、なぜか不思議な現象が起きる!?  真相を繙いていくと、どうやらいわくつきの土地のようで……。 雑誌編集者×不動産屋のコンビが贈る、民俗学ミステリー。
  • ネバーブルーの伝説 アスタリット星国記1
    -
    アスタリット星国の国立図書館で写本士見習いとして働く15歳のコボル。写本士たちは、自然災害である〈塵禍〉や戦争で滅びた他国から本を救出し正確に書き写すことで、文化を後世につなぐ役割を担っていた。声を出すことができないコボルは人一倍文字を書き、ひたむきに写本に尽くす日々を送っていたが、ある日、先輩写本士たちとともに〈塵禍〉に見舞われた隣国・メイトロン龍国の書物を救出するため、初めて他国に赴くことになる。しかし任務中に再び街は〈塵禍〉に襲われる。一瞬で人の命を奪い、一つの都市を壊滅させるほどの威力をもつ災害〈塵禍〉だが、なぜかコボルたちは無事だった。混乱しながらも龍の伝説が残るメイトロン龍国を調査するうち、彼らは祖国が隠していたある重大な真実を知り――。『火狩りの王』著者が描く、ペンとインクの新たな冒険ファンタジー!
  • 完本 白頭巾 月華の剣
    -
    権力に阿る輩を許さない――白装束の剣士参上! 賄賂を狙う義賊 「白頭巾」。その正体は、浪人・隼新三郎。 すべては、亡き父の無念を晴らすため―― 迫力満点の剣戟と江戸の人情を描く傑作時代小説 江戸の浪人・隼新三郎にはもう一つの顔がある。 大名の賄賂を狙う義賊「白頭巾」だ。栄達を望み民を蔑ろにする藩主に死をもって諫言した父の無念を晴らすためだった。 ある夜、新三郎は辻斬りの現場に遭遇する。逃げた下手人の手がかりを握るのは、同じく現場に居合わせた大名家家臣・磯村伝八郎。新三郎は、殺された番頭の息子に自分の姿を重ね真相を追うが……。 ※本書は『白頭巾――月華の剣』に著者が加筆・修正を施した「完本」です
  • 椿説弓張月2
    値引きあり
    5.0
    中国と日本の歴史書ほか膨大な資料を援用し、琉球王国にまつわる伝承に絡めて壮大なスケールで書かれた『椿説弓張月』。第2巻は、伊豆大島を実質統治していた為朝が官軍に攻め込まれ、決死の戦で敗走。そして崇徳院の墓参りにと讃岐国へ赴いたところ、一人の旅人との不思議な縁から肥後国へ導かれ、そこで……。臨場感あふれる戦いの場と、登場人物それぞれの運命が絡み合う愁嘆場も読みごたえ十分な新訳。
  • 椿説弓張月1
    値引きあり
    5.0
    『保元物語』に登場する強弓の武将源為朝を主人公とし、日本と琉球を舞台に琉球王国再建の秘史を描く史伝物読本。読本作者・馬琴の出世作であり、『南総里見八犬伝』と並ぶ代表作。北斎の挿画を全点収録する全5巻構成。第1巻は、九州に下っていた為朝が保元の乱で崇徳院方に加わり奮戦するものの敗れ、伊豆大島に流されるが……。各巻に解説を付けて刊行する。
  • 恐怖箱 産土百物語
    -
    痛ましいバイク事故、川底に消えた生徒、駅ホームから転落した教頭… 「校長先生、あの神社に参拝されていませんよね」(大) 新任の校長が土地の伝承を真っ向否定した結果、次々と起こる惨劇! その学校の敷地はかつて… 収録作「着任挨拶」加藤一 より 六人の怪談作家が日本各地で採話した戦慄の百話! 「恐怖箱」お馴染みのベテラン4人に加え、注目の若手2人が初参戦! 心霊スポットの帰り道、ツレを襲った異変…「相乗りドライブ二題」、ある日の台所、置かれていた人形は白い膜に覆われており…「五体投地」、部活の集合写真には仲間の右足が2本あり、その後…「ガチムチ心霊写真」、迂回した山道で撥ねてしまったのは、胴体は鹿で顔が…「野生動物を撥ねた夜」、エレベータ内で男がパニック状態で暴れている原因は…「監視カメラに映ったモノ」、新赴任の営業所長が大掃除で捨ててしまった包み紙は護符だったようで…「職務精励」など、体験者の実在する驚愕の現代百物語!
  • ポケット版 身近にあふれる「微生物」が3時間でわかる本
    5.0
    1巻924円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 シリーズ累計28万部突破!あのロングセラーの待望のポケット版登場! 不思議がいっぱいの小さな世界へようこそ! 地球をきれいにしたり、おいしい食べものを作ったり……。 微生物たちは、 今日も日常のいたるところで動いています。 私たちの体にも、37兆以上もの微生物がいると言われています。 本書では、身近な例を取り上げながら、 不思議でおもしろい微生物の不思議を解説していきます。 例えば、これらの謎は微生物から解明できます! ・体臭はどうやって発生するの? ・納豆の旨みと粘りはどこから生まれる? ・抗生物質って何? ・なぜ日本では生卵を食べられるの? ・風邪・インフルエンザの違いは? ・ニキビはなぜできるの? 彼らのことを知れば、日常がもっと面白くなっていきます。 一緒に微生物の世界を覗きにいきましょう! ■目次 第1章「微生物」ってどんな生物なの? 第2章人間と一緒にくらす「常在菌」 第3章「おいしい食品」をつくる微生物 第4章「分解者」としても微生物 第5章「食虫毒」を起こす微生物 第6章「病気」を起こす微生物 ■著者略歴 1949年、栃木県小山市生まれ。千葉大学教育学部理科専攻卒。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程理科教育専攻物理化学講座修了。専門は理科教育、科学コミュニケーション。東京大学非常勤講師・元法政大学教授。著書は、『暮らしのなかのニセ科学』『学校に入り込むニセ科学』(共に平凡社新書)、『陰謀論とニセ科学 -あなたもだまされている』(ワニブックスPLUS新書)、『ポケット版 身近にあふれる「微生物」が3時間でわかる本』(明日香出版社)、『面白くて眠れなくなる物理』『新版 面白くて眠れなくなる元素』(共にPHP研究所)、『世界史は化学でできている』(ダイヤモンド社)、『一度読んだら絶対に忘れない化学の教科書』(SBクリエイティブ)など多数。
  • ポケット版 身近にあふれる「科学」が3時間でわかる本
    -
    1巻924円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 シリーズ累計28万部突破!あのロングセラーの待望のポケット版登場! いつも何気なく使っているテレビ、エアコン、スマホ、ロボット掃除機…… それらが「なぜ動くのか?」「どうしてそうなるのか?」を、やさしい科学の視点でひもとく、文系にも読みやすい1冊。 「羽根のない扇風機の仕組みは?」「ヒートテックはなぜ薄くてあたたかいの?」「ドローンはなぜ空中で止まれるの?」 身の回りにあふれる“科学のふしぎ”を、通勤・通学・移動中のスキマ時間で楽しく学べます! ・持ち歩きやすいポケットサイズで、いつでもどこでも読める! ・身近なモノから最先端技術までをやさしく解説 ・1テーマ見開き完結でスラスラ読める! ・理系はもちろん、科学が苦手だった文系の方にもおすすめ ・中学生~大人まで、幅広い世代におすすめ! 科学は、こんなにも身近で、こんなにもおもしろい! 知れば思わず誰かに話したくなる、日常に役立つ科学雑学が満載です。 家族や友人との話のネタや、子どもへのちょっとした説明にもぴったり。 「科学ってこんなに楽しかったんだ!」 そう思わせてくれる1冊を、ぜひポケットに入れて持ち歩いてください。 【目次】 第1章 『リビング』にあふれる科学 第2章 『掃除・洗濯・料理』にあふれる科学 第3章 『快適生活』にあふれる科学 第4章 『健康・安全管理』にあふれる科学 第5章 『先端技術・乗り物』にあふれる科学 【著者略歴】 1949年、栃木県小山市生まれ。千葉大学教育学部理科専攻卒。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程理科教育専攻物理化学講座修了。専門は理科教育、科学コミュニケーション。東京大学非常勤講師・元法政大学教授。著書は、『暮らしのなかのニセ科学』『学校に入り込むニセ科学』(共に平凡社新書)、『陰謀論とニセ科学 -あなたもだまされている』(ワニブックスPLUS新書)、『ポケット版 身近にあふれる「微生物」が3時間でわかる本』(明日香出版社)、『面白くて眠れなくなる物理』『新版 面白くて眠れなくなる元素』(共にPHP研究所)、『世界史は化学でできている』(ダイヤモンド社)、『一度読んだら絶対に忘れない化学の教科書』(SBクリエイティブ)など多数。
  • 傷跡の聖者 ~死刑を宣告された剣聖、再び英雄へ~
    -
    “死者の王”ゼルマンドを討ち果たし、救国の英雄となった“剣聖”イーシャル。だがそれも束の間、仲間の裏切りにより、禁忌である【暗黒魔術】の使用を密告され、公開処刑を言い渡されてしまう。しかし、怪しげな男に導かれ、イーシャルは死地からの脱出に成功。その後は正体を偽り、“傷跡の聖者”として人助けをしていくことに。そんな中、消息を絶った村娘の捜索依頼を受けるが・・・!? 因縁の聖女・イクシアーナとの再会。聖母と呼ばれる慈善家の陰謀。英雄を地に堕とした密告者の正体・・・。戦役を経て荒廃した世界で、イーシャルの物語は再び動き出す――! お尋ね者の元英雄が辿る、宿命のダークファンタジー、開幕!!/第5回集英社WEB小説大賞〈金賞〉受賞作
  • 蜘蛛の牢より落つるもの
    4.1
    21年前、長野県で起きた集団生き埋め死事件。生き残りの証言によれば、彼らは自ら掘った穴に順番に生き埋めとなっており、それを指示した謎の女がいたらしい。フリーライターの指谷が取材に乗り出すが、話を聞いていくうちに、謎の女は伝説にある、比丘尼の怨霊ではないかという疑惑も持ち上がる。関係者が不審な死を遂げる中、指谷は大学時代の後輩・北斗総一郎と事件の解明に挑む。これは比丘尼の祟りか、冷酷な殺人か?
  • 読む力・聴く力
    3.4
    人間の精神活動の基本である「読むこと」「聴くこと」は,高度情報社会のいま,どれだけ人間の生き方や社会のあり方に関わる深い体験になっているのか.本書では臨床心理・詩・ノンフィクションの分野で日本を代表する三人が,それぞれの「読むこと」「聴くこと」についての体験を語り,現代におけるその意味を問い直す.

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  • ゼロ打ち
    4.0
    大和新聞の記者・片山は、選挙の取材中に「ある都議会議員の不審死」を知り、懇意にしている刑事に探りを入れた。一方、国会議員のベテラン秘書の中村は、新人候補の大学教授の選挙応援に駆り出された。苦しい選挙戦のなか、本人の女性スキャンダルが拡散され──。「政治」と「カネ」と「犯罪」の深い闇。政界のタブーに昂然と斬り込んだ問題作、待望の文庫化。巻末に、著者と動画メディア「文藝春秋PLUS」編集長とのスリリングな特別対談を収録。(「ゼロ打ち」とは、選挙の開票開始直後、開票率0パーセントに近い時点で特定候補者の当選確実を報じること)
  • 考えないこと~ブッダの瞑想法
    4.0
    最適なコンディションをつくるブッダの瞑想 悩みや不安があるときは思考を一旦止めて過去も未来も何もない「空性」をつくること。 歩く・立つ・座る・食べるの動作をしながら、いつでもどこでもすぐ始められる。
  • 飛べない鴉
    3.5
    〈傑作サスペンス、復刊!〉 殺人犯は原発のある町へ―― 自らの過去を隠した男は、記者として原子力発電所増設に揺れる町の闇に向き合う。 そこには悲劇の萌芽があった! 大浜栄吉は隣人の金内を殺してしまう。金内の妻への暴力を見咎めたがゆえの事件だった。 その後、東京で日陰に生きる大浜は、偶然に出会った女性、佐伯圭から、原発反対運動の旗手・船津を探ってほしいと頼まれる。彼女の婚約者の死に船津が関わっているのだという。 大浜は記者となり、原発増設に揺れる森尾町で働くことに。やがて反対派の主婦が毒殺体で見つかり――。
  • 物件の怖い話
    -
    この家、なにか変…? 建物にまつわる戦慄の霊体験が集まった不動産系怪談傑作選! あなたの部屋も、もしかしたら…事故物件や曰くのある土地、忌避された場所で起きる怪異。住んでしまったら逃げられない場所だからこその恐怖── ・引っ越し初日、見たのは酸鼻極まる異形「Y氏の隣人」(黒木あるじ) ・解体中の廃屋から漂う謎の異臭「隣りの事情」(小田イ輔) ・古い倉庫で子供たちが見た老人の謎「自治会の倉庫」(西浦和也) ・エレベーターで遭遇した狂気「そういうものだから」(蛙坂須美) ・新居で娘が遊んでいるのは…「風呂好きな子」(つくね乱蔵) ・家に現れる不思議な子ども、その驚愕の理由「少年時代」(鷲羽大介) ――など書下ろしと過去の最恐作品を選りすぐって収録。 事故物件や忌避された土地にまつわる物件傑作怪談集
  • 海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを
    4.0
    しっかり者で優等生の凪沙は、ちょっぴり抜けているけれど人気者の幼なじみ・優海と付き合っている。友達が羨むくらい仲よしなふたりは、ずっと固い絆で結ばれていた。でもある日、凪沙は一方的に優海へ別れを告げて…?! 悲しい秘密が明かされるラストに、あふれる涙が止まらない! 大人気作家・汐見夏衛による、号泣必至の感動物語。
  • 新装版 断絶
    3.7
    閉塞的な故郷で起きた怪事件。 血脈、正義、そして権力闘争が絡み合う。 小説だからこそ描ききれた、圧倒的人間ドラマ 堂場瞬一、作家としての原点〈汐灘サーガ〉第2弾 地方都市・汐灘の海岸で発見された女性の変死体。県警は散弾銃による自殺と結論づけたが、捜査一課の石神謙は他殺の線で独自捜査を続ける。一方、地元政界は、引退する大物代議士・剱持隆太郎の後継指名を巡り混迷を深めていた。石神と剱持、交わるはずのなかった二人の運命が今、交錯する――。 〈解説〉渡辺祐真
  • 読書を仕事につなげる技術 知識が成果に変わる「読み方&選び方」の極意
    4.0
    ベストセラー『人生の経営戦略』著者の人気既刊書を文庫化! 「競争戦略論で考えると、読書こそが周囲との差別化を図るための最強の投資である」と説き、 独学で自らもキャリアを切り開いてきた著者が、オリジナル読書術&勉強術を明かす。 第1章 「仕事につなげる読書」6つの大原則 第2章 【ビジネス書×何を読むか】ビジネス書は「これだけ」読めばいい 第3章 【ビジネス書×どう読むか】古典には読む「順番」がある 第4章 【教養書×何を読むか】好きな本を読んで「ライバルと差別化」する 第5章 【教養書×どう読むか】情報の「イケス」をつくれ 第6章 「書店を散歩する」技術 第7章 「本棚」で読書を仕事につなげる 【これだけ読めばいい! 「ビジネス書マンダラ】と読書リスト付き~ ・イノベーションのジレンマ ・競争優位の戦略 ・企業参謀 ・経営戦略の思考法 ・小倉昌男 経営学 ・巨象も踊る ・ルネッサンス ・石橋を叩けば渡れない。 ・稲盛和夫の実学 ・グロービスMBAファイナンス ・コーポレート・ファイナンス ・経済性工学の基礎 ・マネー・ボール ・戦略的思考とは何か                    ・決断の本質 ・組織の経済学 ・U理論 ・組織は戦略に従う ・「空気」の研究 ・企業文化 ・燃えよ剣 ……ほか多数収録
  • ECCENTRIC BLUE
    -
    アナタハダレ? 窓ガラスに映る青き瞳の少女。彼女は〈運命〉に立ち向かう。AIに翻弄される世界で、彼女たちは……。──どうして波来未に? ここに何があるの? ──小愛、あなたの存在。 ──私? どうして? ──小愛はこの世界を存続させることも、消滅させることもできる。そして、新しい世界を作ることだって……。(本文より)。
  • 音楽が育む心と言葉 ~宇宙の鼓動と風のように~
    -
    音楽大学で指導者として学生たちを育てる中で音楽が人間的成長の糧となることを日々体感し、自身もピアノ奏者として音楽から多くの実りを得た経験をまとめた学術的読み物。ハイドンや、シューマン「子供の情景」、バッハなどの楽曲や大学教育の現場をテーマとした学会発表の研究論文をベースに、専門性の高さを残しつつも、誰にでも読みやすい豊かなエッセイに仕上げました。
  • 歌集 沖縄の四季(新版)
    -
    1巻924円 (税込)
    著者は昭和59年3月に沖縄に裁判官として赴任し、数年間滞在した。さまざまな花が咲き乱れる沖縄の魅力にとりつかれ、沖縄本島をはじめ、沖縄諸島各地の四季の様相を写実主義短歌に描いた。遠き山は黄砂に霞み近き野は緑溢るる石垣島の春/黒島の紅き梯梧の咲く道を馬車は駈けゆくリズムに乗りて/静かなる序奏にも似て群青の西空に差す朝明の色/をはじめ四百五十余首を収録。
  • 心が強く稼げる子になる方法
    -
    成績がいいだけ、性格がいいだけでは生きていけない時代だからこそ、「何に対しても前向きで、ポジティブ」「協調性・社会知識がある」「意欲的かつ自信がある」、そんな“生きる力がみなぎる子”、自立できる子に育てる! 教育に携わり45年、延べ5万人以上の生徒を指導し、一流大学に進学・一流企業に就職した子を多数輩出してきたノウハウを公開する。
  • 望願!福山大明神
    -
    ※本作品は、過去に配信していた同タイトルの作品と同一の内容です。重複購入にご注意ください。 東京でなんとなく生きている鳩瑛。久し振りに故郷に帰ると奇妙な神社を発見した。その名も「福山大明神」。妙ちくりんなダルマは命じた。「望み願わなければ福山大明神を出ることはできぬのである」瑛は大好きなアノ人が来てくれるよう、「この街にアリーナを作ってほしい」と願う。するとアリーナができるにはできたのだが……!? 奇妙奇天烈摩訶不思議、和風ファンタジー!
  • 恋狂ひ
    3.6
    友人と旅行代理店を経営している四二歳の鞠子は、十一歳年下の男と付き合っているが結婚する気はない。そんな彼女が、亡父から相続した元遍路宿の古民家を訪れ、そこで古い日記を見つける。四国遍路で果てる覚悟の女が戦前に書いたと思われる旅の記録を読み、自身も女の生と性に揺れる鞠子はこの遍路日記に飲み込まれるようになり……。単行本『いきぢごく』を改題。(解説・杉江松恋)
  • 二重らせん(上) フジテレビとテレビ朝日 欲望のメディア
    3.5
    フジテレビとテレビ朝日は1959年、日本テレビ、TBSに続く民放テレビ第三局、第四局として産声をあげた。 テレビ局が「カネのなる木」だということが明らかになるにつれ、多くの政商、旧軍人、メディア企業、政治家たちが群がった。なかでもフジ、テレ朝の2社に深く食い込んだのが、出版社「旺文社」を経営する赤尾好夫である。 自らが支配するラジオ局文化放送を通じて両社の株を握り、テレビ朝日では東映社長の大川博を追い出し、経営権を握った。 その息子・赤尾一夫もテレビ朝日の大株主として独特の存在感を発揮、さらにマネーゲームへと狂奔していく。 テレビの系列化に乗り遅れた朝日新聞はその間隙をつき、テレビ朝日を支配しようともくろむ。 一方のフジテレビのオーナーとなった鹿内家だが、突然のクーデターによって鹿内宏明が放逐され、 日枝久による支配体制が確立される。 しかし、その後も、フジの親会社・ニッポン放送株の10%を握る鹿内宏明の存在が、日枝に重くのしかかった。 それを振り払うためのニッポン放送、フジテレビの上場が、思わぬ「簒奪者」を呼び込むことになる――。 絡み合うようにうごめく二つの「欲望のメディア」。 膨大な内部資料を入手し、その相貌を赤裸々にする。
  • 鰻のたたき 新装版
    4.0
    島根県松江にある〔川郷〕は夫婦で営む小さな店だが、宍道湖や中海でとれる魚料理が看板で、なかでも鰻のたたきには定評がある。常連には単身赴任者もいて、彼等は数年の任期を終えるとこの地を去っていく。店主には馴染み客との別れがいつもやるせないものだった――—。(表題作より) 短編小説の名手が、酒場の人びとの日常を細やかで情感豊かな筆致で切り取った傑作十編!
  • 迷霧の敵
    -
    各国の諜報機関からスパイ業務を請け負うフリーエージェントの影山夏樹は、相棒の真木麗奈と休暇で熊本に赴いた。熊延(ゆうえん)鉄道の遺構である八角トンネルで謎の眩暈(めまい)に襲われた夏樹。封印された少年期の凄惨な記憶の影響か? 直後、中国の諜報機関に新たな仕事を依頼された夏樹は、ロシアのミサイル「オレシニク」のデータを盗み出すため、麗奈と共に厳寒のロシアに向かう……。膠着するウクライナ侵攻の裏で繰り広げられる諜報戦!
  • 耳としっぽとおひげ
    -
    むすめさんの名前は「こんこん」といいます。こんこんは「耳としっぽとおひげ」をもった、むすめさんです。いつもは、その3つをかくして暮らしていますが、めずらしい「しゃち」を見た時に、ついうっとり、うっかりして、みんなにみつかってしまいました。さあ、たいへん。しかし、そんなこんこんのうわさを聞きつけて、会いにきた人たちがいたのです──。
  • 自由にならない脳を抱えても ─ぶっ壊れ脳の呟き─
    -
    1巻924円 (税込)
    脳梗塞後の94歳の母の病状と医療現場から、患者と医者をともに救うAIシステムの構築に思いを馳せる物理学者。脳の驚異的な働き、免疫や抗生物質の役割など身体メカニズム、高齢者医療の課題、テクノロジーとサイエンスの倫理と価値、持続可能な人類のハピネスまで、多岐にわたる論考を、判りやすく母の言葉へと昇華し、内省を深める。科学への透徹した信頼と深い情愛がこもる一文。
  • 二千年の錯覚 日本人の精神解放のために
    -
    人間の本質、本性として自由に生きたい日本の多くの人々のために──・錯覚の根源、・日本的ナショナリズム、・錯覚の帝国への道、・錯覚の帝国の崩壊と再生、・未来に向けて、の5章構成で、若き日に感じた一個の人間を崇拝することの割り切れなさを綿密に腑分けする。我々日本人を呪縛するものは何か。それからの解放と克服の道はどのように果たされるのか。
  • 満ち欠けのない月
    -
    1巻924円 (税込)
    結婚して十年以上たつ「僕」は、自然妊娠が望めなくなった妻と、ずっと一緒に生きていくつもりだった。しかしあるとき、一回りほど年下の女性と職場で出会い、関係を持った末に彼女は妊娠する。……そこから始まる三人の葛藤。岩手と東京を舞台に、「新しいスタイルへの生き方」へと歩き出すまでの心の動きを、静かな筆致でつづった再生への物語。
  • 貸し物屋お庸謎解き帖 絵草紙と隠金
    4.3
    物だけでなく知恵も貸す江戸のレンタルショップには、 口は悪いが情に厚い娘店主を頼って 今日も訳ありのお客がやってくる── 読み心地満点の書き下ろし時代小説 第6弾! 「試してみな。駄目だったら相談に乗るぜ」 江戸庶民の暮らしを支える貸し物屋・湊屋両国出店の娘店主お庸は、 口は悪いが気性は真っ直ぐで、厄介事を丸く収めると評判の江戸娘。 そんな湊屋の暖簾を、今日も事情を抱えたお客がくぐる──。 軽業を披露する旅回りの童が全財産を損料にして借りた物とは? 深夜の店に忍び込み、何も盗らずに出て行く賊の正体は? 絵草紙に描かれた隠金の言い伝えの虚実は? 庸の家に現れた赤子の化け物が家人を脅す目的は? お客が求める貸し物の陰に隠れた秘密を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、大人気書き下ろし時代小説、待望の第6弾! <目次> 十六文の貸し物 風鈴を三十 絵草紙と隠金 名残雪の別れ
  • 愛知怪談
    3.5
    「三河」の奇「尾張」の妖 土地の歴史を紐解きいつもの街を行けば、今も息づく怪と不思議に巡り合う―― 海に山に街に土地の記憶を尋ね声を聞く 地元ゆかりの著者陣が総力取材、愛知県のご当地怪談決定版! 【豊橋市】本坂峠の口裂け女 【豊田市】伊世賀美隧道の恐怖 【東栄町】花祭の山の禁忌 【名古屋市】すっぽんの祟り 【名古屋市】八事霊園の幽霊の墓 【名古屋市】軍需工場跡地の怪 【一宮市】輪くぐり神事と人魂 【知多郡】みさきの託宣と妖狐 天狗もいれば、河童もいる。 トンネルは異界と繋がり、街中でもふとこの世ならざるものとすれ違う。 五つの首が埋まる地で起きる不可思議な道惑い…「五人櫃」(新城市) 夜空に目撃された幻の豪華飛行船…「うつろ舟」(東三河) 心霊スポットとして名高いトンネル。怖いのは中より入口の…「伊世賀美隧道の小屋」(豊田市) 熱田空襲のあった地で今なお聞こえる声…「軍需工場」(名古屋市熱田区) 雑居ビルの2階トイレが使用禁止の理由…「指」(名古屋市中区) 舟を惑わす木曽川のお富岩の真相…「怪談を殺す話」(犬山市) 他、江戸時代の文献から現代の目撃譚・体験談まで、 地元ゆかりの著者陣が丹念に拾い集めて綴った愛知のご当地怪談全58話収録。
  • 最後の告発 警視庁文書捜査官
    3.8
    鳴海理沙が所属する警視庁の文書解読班に一通の手紙が届いた。そこには、7年前に行方不明となった人物について捜査してほしいという内容と疑わしい人物の名前が記されていた。さらに差出人は捜査をしてくれないなら、自分が犯人を殺しに行くというのだ。『善良な市民』を名乗る差出人はいったい何者なのか。理沙たちは、不審を抱きながも捜査に乗り出すが、想像を遙かに超える展開が待ち受けていた──。書き下ろし警察小説。
  • 待ちあわせは北欧で
    4.3
    暮らすように過ごす、北欧のやさしい旅時間。 毎年のように訪れる北欧。街歩きやイベント、友人とのクリスマスパーティ、 トレッキングで出会った、北欧の温かくてやさしい旅時間。
  • きみは たいせつな ともだち
    -
    孤独だと思って悲しみ、涙した1本の木が、じつはすぐ近くにいた友達の存在に気づくまでを描いた絵本。たとえひとりぼっちであるように感じても、誰もがひとりきりではない、見守り、共に喜びを分かち合える存在がきっとあるのだというメッセージが込められている。心温まるカラフルなイラストは、白い紙に絵の具で色を塗り自作した色紙でコラージュしたもの。
  • ケンコ 荒波を超えて
    -
    1巻924円 (税込)
    親と子、教師と教え子、友と友。たがいの愛と信頼をいかにして築いていくか。遭遇する危機をたがいにどう克服していくか。戦争に塗れた地球の荒野を生きぬくための明日への心のメッセージ。平和な日本の今こそ、いのちに対する感受性を磨いてください。
  • だいちの愛
    -
    大好きなおじいちゃんとおばあちゃんがなくなってしまったあと、「なくなった人たちが住む村」があると聞いた大地は、6歳になったある日、ふたりをさがす旅に出ました。3日で帰ってくるという約束をお父さんとして。さて、大地は、おじいちゃんとおばあちゃんに会えるのでしょうか? 子どもたちみんなが元気にすくすくと育ちますように──。家族の絆と子どもの成長を描いた物語。
  • わん2(トゥ)ミーハウスにようこそ!
    -
    1巻924円 (税込)
    空にかかるにじをうつしたような自動車がとまっている家が「わん2(トゥ)ミーハウス」。そこには「わん」(犬)が「2」ひき、「ミー」(ねこ)が1ぴき、家族とくらしています。そこではいろいろなできごと、事件がわんさかわんさか。でも、あたたかい心のみんなが、苦労しながらもひとつずつ解決していきます。さて、きょうはどんなことが起こるかな。目が離せませんよ。
  • 雨をよぶ化けくらべ/空を飛ぶ猿
    -
    たぬきのゴン太ときつねのお千代は化け上手。ある年、日照りが続いて村人も森の仲間も困り果て、ゴン太はライバルのお千代と協力するために一策を講じます(カラー絵本「雨をよぶ化けくらべ」)。遊び好きの殿様に飼われる鷹のタカ彦は、老猿のモン造に駆け引きを仕掛けますが、逆に大ピンチに陥って……(白黒挿画つき童話「空を飛ぶ猿」)。二作を収載した楽しい絵とお話の本。
  • 子どもの育ちと脳の発達
    -
    27年間で1200人以上の園児と保護者と関わったプロが明かす子育ての極意。「豊かな感性は豊かな知性を育む」「乳幼児期に親や身近な大人からたっぷり愛され、安心感をもらいながら愛着の絆をしっかり結ぶことが大切」──こうした信頼感が「たくさんの遊びを通して共感や同情の気持ちを育み優しく自信のある子に育つ」のだという。子育てに悩むママやパパに贈る新感覚の子育て本。
  • 大姫と義高
    -
    1巻924円 (税込)
    平安末期。権勢を誇った平氏にもかげりが見え始め、国内は平氏、鎌倉を中心とする源氏、越後を統治する木曽義仲の三大勢力の時代へと変わろうとしていた。そんな中、木曽義仲の嫡男義高は、源頼朝の長女大姫の許嫁として鎌倉へ送られる。時に義高11歳。大姫は6歳。大きな歴史のうねりに巻き込まれた二人の悲恋を描く表題作をはじめ、豊かな創作力を感じさせる4作品を収めた短編集。
  • 混昔物語 ~日本昔話奇譚~
    -
    あれから時は流れ、大きな桃から桃太郎が生まれた。──その瞬間、新たな宿命の物語が幕を開ける。我々が知っていたのは真実のほんの一部にすぎない。桃太郎、金太郎、浦島太郎、聞き耳頭巾、舌切りすずめ、花咲かじいさん、証城寺の狸ばやし、かちかち山、さるかに合戦、ぶんぶく茶釜、一寸法師……昔話は一つの流れに辿り着き、壮大な物語となる。手に汗握るファンタジック巨編!
  • 新・怪談
    -
    1~2巻924円 (税込)
    小泉八雲の原作を大胆に換骨奪胎。現代性を盛り込み斬新に描いた、恐怖、エロティシズム、グロテスク&ユーモアの怪談短編集。小泉八雲原作が8編、オリジナルが4編という構成になっており、12の新しい怪奇エンターテインメントを堪能できる。なかでも、「因果話」(『霊の日本』所収)に着想を得た「雪桜」は、女の胸に取り憑いた奥方の手の怪を描いて白眉。
  • アンネ・フランク物語
    3.0
    第二次大戦中、15年9か月という短い生涯をかぎられた自由のなかですごし、亡くなった少女、アンネ・フランク。ユダヤ人であるというだけで、食べることも眠ることも制限されたなかで、アンネは一日一日を生き、そして死にました。  隠れ家のなかでアンネが書きつづった日記で、わたしたちは、自由をうばれてもなお、未来に希望を失わず、強く生きた少女の姿を知ることができます。  1945年、第二次世界大戦が終わってから、日本は、どこの国とも直接には戦争をしていません。  けれども、いまこの時代にも、大勢の「アンネ」が世界中にいます。みんなが仲よく、自由に生きられる世界をアンネはのぞんでいました。  その世界が実現可能かどうかは、わたしたち一人一人にかかっている--アンネの一生は、そのことをわたしたちに伝えてくれるのです。    アンネの生い立ちから、日記に書かれていないお話、父親のオットーの人柄、迫害されたユダヤ民族についてにもふれ、世界中で読みつがれている日記の作者、アンネ・フランクの一生を読みやすい日本語と解説でおとどけします。  人気の高かった「少年少女伝記文学館」(1989年6月28日初版)からの復刊、文庫化です。人気の平澤朋子さんの挿し絵、豊富な解説で、小学生に、読みやすい仕上がりです。 <小学中級から・総ルビ>
  • 後宮の迷い姫 消えた寵姫と謎の幽鬼
    4.0
    後宮でひとりの寵姫が姿を消した。 皇帝の追及は苛烈を極めたが、手がかりはなにも見つからないまま、時は過ぎ――。 17年前の内乱で孤児となった道女見習いの凛レイは、迷呪持ちでありながら迷った先で幸運に出会うという不思議な縁の持ち主。いつものように迷った先で高官・明真に出会い、その能力を見込まれて下級妃として後宮入りすることに。明真が言うには、桐ショウヨという失踪した姫はなぜか凛レイに非常に酷似しているのだという。 異様な設計が施された後宮で道に迷いながら、寵姫の行方を探る凛レイ。ある晩、猫を追って迷い込んだ謎の広場で、美しい幽鬼と出会う。幽鬼は「桐ショウヨを探し続けるのであれば、命はない」と凛レイを脅して・・・・・・? 探しても探せなくても絶体絶命!? 後宮×失踪謎解きミステリー! 姿を消した妃と、摩訶不思議な後宮に隠された謎が交わる時、驚愕の真実が姿を現す・・・・・・!

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