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「先生は私の人生を台無しにしました」――
がん患者からの一言が、医師の価値観を変えた
がん患者の一言が問いかける、医療の本質
外見ケアから始まる“その後”の支援とは
「先生、私のがんを治してくださりありがとうございました。でも、先生は私の人生を台無しにしました」――
乳がん治療を終えた患者のこの一言が、著者の医師としての価値観を根底から揺るがしました。命を救うことが最優先されるがん治療の現場では、脱毛や肌荒れ、体重の変化といった外見の変化は「仕方のないこと」とされ、見過ごされがちです。しかし、治療後の人生において外見の喪失は、患者の自信や尊厳、生きる力を深く蝕むことがあります。
本書では、著者がアピアランスケアの重要性に気づき、美容の知識を学び、病院内に専門チームを立ち上げ、さらに自身のクリニックを開業するまでの歩みを通して、外見ケアの実践と可能性を解説します。医学的・整容的・心理社会的支援を通じて、がん患者の「その後の人生」を支えるために————がん患者、医療従事者、美容関係者、そして社会全体に届けたい、必読の一冊です。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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