TL小説作品一覧
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3.5「いやっ…赤ちゃん、できちゃうっ…いやぁっ」「孕めばいい、私の子を」19歳の結菜は花嫁候補としてアラブ王のハーレムに浚われて、彼の精を受けるために処女の身体を、媚薬とエッチな性道具でねっとりと嬲られる。「青い果実が少し熟れてきたようだな。だがまだ硬い。もっと蕩けさせろ」無慈悲な命令に、結菜は何度もめくるめく官能の嵐に翻弄されて、ついには王が彼女を犯し…!
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3.0「いや…っ、許して!」「だめだ。兄として、お前のアソコを調べさせてもらう」千尋は自慢のイケメン兄・圭吾に、無理やりアソコの奥まで検査と称して弄られるうちに濡れてきて。「なんていやらしい子なんだ、恥毛までぐっしょり濡れているな…」「いや…言わないで」「いけない子だ、治療のために千尋のアソコに注射してあげよう」兄の太くて硬いモノが、疼くアソコにあてがわれ…。実は千尋が犯される姿を、もう一人の兄も見ていて、淫らな撮影会が幕を開けた――。
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3.0「やめて! 離して!」「いやらしいマ○コだな。まだ入れてもいないのに、メス汁が滲んでいる」詠美は親友の由衣香からセレブ中心のタワーマンション婚活パーティーに誘われる。しかし会場に着いてみれば、女子は自分と由衣香だけ。おまけに由衣香は彼氏とすぐに会場を後にして、詠美だけ残されてしまった。詠美はイケメン御曹司から差し出されたシャンパンを飲むが、実はそれは媚薬入りで、次第に身体が熱をおびて疼き始める。身体中が敏感になった詠美のアソコは、男たちのモノでかき回され…!
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-「許して、怖いっ、こんな大きいの……ぁあああっ!」「ほら、もっと緩めないと奥まで入らないぞ」美しい姫君は檻の中に捕えられ、公爵が求めるありとあらゆる形の凌辱をうけ、逃れられない甘い愉悦に毎夜すすり泣いていた。それを見ていた下男のセリムが逃げ出す手はずを整えてくれるが、実はそれは卑劣な罠だった。逃げ出した先で、セリムと野卑な男たちが、高貴な姫の体を強引に開き、次々と犯してきて…!
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5.0――あなたを諦めるために一夜だけ抱きしめられたい。 男爵家のひとり娘シエナと侯爵家嫡男のウォーレンは幼馴染で、家族同様の間柄。だが、シエナはずっとウォーレンに恋心を抱いていた。 あるときシエナは、ウォーレンに縁談が持ちこまれたことを耳にする。 いずれ当主になるウォーレンとひとり娘で婿を取らなければならないシエナでは、どうあがいても結ばれない。せめて叶わない恋を諦める前に、彼に抱かれること強く願ったシエナは酔った振りをしてウォーレンに迫り、一線を越えてしまう――。 その日から、身体だけの関係が始まり……。 お互いの心だけが、見えない……すれ違う恋心と身分格差に揺れる切ないラブストーリー。
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2.7「客を取らせる前に、処女の味見をしてはいかがですか?」父の借金のカタにヤクザに捕まってしまった奏海は、客へ出す前の仕込みで強引に処女の身体を開かれていく。抵抗する奏海に男たちは「あきらめろお前は売られたんだよ」と冷たく告げてきて…。男たちの巧みな手管に、奏海は初めてにもかかわらずアソコがとろとろになってしまう。「感じすぎて怖いっ…だめえっ…許してっ」泣きながら懇願するも、赦しては貰えず…!
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4.0彼氏と別れた直後に訪れたのは、超ハイスペックな恋――!? 久しぶりの彼氏とのデートで浮足立っていた梢。だけど、彼氏の横には泣き続ける女の子。実は彼氏はその女の子と浮気をしていた。しかも、妊娠していると告げられて…。「二人とも幸せな家庭を作ってね」と精一杯の笑顔で送り出した直後、近くで一部始終を見ていた来島財閥の御曹司・敬三から声をかけられる。敬三からの厳しくも真っ直ぐな慰めに涙を流した直後「俺と付き合わないか」と、まさかの告白!? 戸惑いながらも敬三のペースに巻き込まれ、徐々に距離を縮める二人。そして、初めての船上ディナーでのデート。豪華客船のホテルの一室で甘い時間を過ごし――。しかし、今まで辛い恋愛しか経験してこなかった梢は、敬三との関係をいまいち信じることができない。そんなある日、梢が敬三に選ばれた理由についての噂を耳にしてしまい――!?
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3.0「まずは相手の懐に入るために、身体を張ってもらおう。ローターを入れたまま、こちらの言うとおりにするんだ」「い、いやあっ……止めてっ、やだ!!」野中優月は建設会社で働く19歳。社員旅行の時期になり、旅館へやって来た。しかし、そこに待ち受けていたのは、恥辱にまみれた大宴会だった…。「やあっ…んっ、ぁあっ…んっ、んっ…」「処女なのに頑張っている野中君に、臨時ボーナスだ」乱れた宴会は始まったばかり…。
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-「こんなに濡れてしまって、放置するのは好ましくありませんねぇ。割れ目の中に指を入れてみましょうか」 「あぁっ……いやぁんっ」 二人きりの応接室。就職活動が難航し、崖っぷちに立たされていた私は、人事担当者にいいように弄ばれていた。奥の方までズブズブとかき回され、大量の蜜をまとった指先の気持ち良さに、やがて意識が朦朧としてきてしまう。 「いいですね。特別に大きいの、差し込んでおきますからね」 そう言うや否や、勃起したペニスをあてがわれ……
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4.4イベント会場や結婚式場に飾るフラワーアレンジメントを作成するフローリストとして花屋で働く一花は、毎週同じ曜日、同じ時間にフラワーアレンジメントを購入していく男性に片想いをしていた。ある日、企業のパーティ会場に飾るフラワーアレンジメントの依頼を名指しで受けた一花。指定されたパーティ会場で飾り付けをしていると、なんとそこには片思い中の男性が! 聞けば、瀬名と名乗るその男性はパーティを主催した企業の社長で、以前から一花に好意を寄せていたという。夢のような展開で片思いを実らせた一花だったが、幸せ気分もつかの間。一つの疑問を持つようになる。「毎週欠かさず買っていくフラワーアレンジメントは、誰への贈り物なの……?」 恋多き男と噂されるプレイボーイ社長・瀬名は本当に自分のことを想ってくれているの? 一度抱いてしまった疑いは日に日に増していき……!?
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4.5
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3.8リングランド王国の王女マーリアは謀反によって祖国を追われ隣国に逃げ込んでいたが、粗暴な男たちに襲われかけたところを、偶然通りかかったこの国の公爵セドリックに救われる。だが安堵するのもつかの間、「娼婦か愛人かを選べ」と冷たく宣告される。このまま夜の街に置き捨てられるか、愛人になるか。恐怖の中、マーリアは愛人の道を選んだ。逃亡以来、王族に受け継がれる光を受ければ水色に輝く特異な髪のおかげで、ずっと身を隠して生きてきた。公爵の愛人になれば、少なくとも人目に触れる機会もなくなる、と思っての選択だった。ところが公爵邸では、温室のような広い部屋に監禁されてしまう。そこは誰からも干渉を受けない、セドリックと二人だけの甘い時間を過ごす秘密の花園だった……。
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3.2
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-「そ、そこはいいです…っ」「いいえ、割れ目も揉みほぐさないと、コリは取れませんよ」「あん…っ」(マ…マッサージってこんなことするんだ…)大学生の琴葉は夏休みに友人の別荘に泊まりに行く。開放的なプライベートビーチで出張オイルマッサージを受けることになった琴葉だが、身を任すうちに次第に男の指が淫らなものになっていく。気のせいだと思っていたが、無垢なアソコを指で弄られ舌でも舐められ、ついには太くて脈打つアレを強引に入れられてしまい…!
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3.5「女には隠せる穴があるからな、しっかり奥まで調べさせてもらおう」「や、やめて!」女子校生の涼香は万引きと間違えられて、店長に個室へと連れて行かれる。そこで始まったのは口に出すのも恥ずかしいような淫らな身体検査で…。「こんなに濡らしやがって。本当はいやらしいことをされたくて、万引きをしたんじゃないのか?」「ちが…ああっ!」「強情だな、ちっとも口を割らない。もう挿入するしかないな」そうして涼香は…。
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4.5キラキラセレブな王妃様に転生! したかと思ったら。実はこのセリーヌ王妃、国一番の嫌われ者!? そう、私は悪役王妃!! なんで悪役なのかって? だって私が転生したのは、前世の腐った姉がプレイしていたBLゲームの世界なんだもの! 美少年にメロメロな王様や脳筋騎士。ハラグロ美形宰相にヤンデレ王子!? 女なんてお呼びじゃない、私にとってバッドエンディングしかないこの世界、どうやって攻略すればいいの~!? 「小説家になろう」で大人気連載中の「私は悪役王妃様」がタイトルも新たにジョシィ文庫に降臨!!(この作品はウェブ・マガジン:ジョシィ文庫 Vol.6に収録されています。重複購入にご注意ください。)
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4.0ユニス・キャトレイは子爵家の長女でありながら、借金を抱えた実家へ仕送りをするため、王女の侍女として働いていた。彼女の夢は世界に唯ひとつ、自分だけのオーダーメイドドレスを作ること。ある夜会の夜、ユニスは王女・イングリットから、破れた上着を直してほしいと頼まれる。それはユニスのあこれがれの騎士・ディーングラードのものだった。それをきっかけとして、急激に距離を縮めていくユニスとディーングラード。憧れの騎士と恋仲に、なんてありえない! とは思いつつも、ユニスはディーングラードとともに過ごす幸福な時間に酔いしれてしまう。しかしある日、ディーングラードはユニスが予想もしていなかった言葉を口にする。「故郷に残してきた大切な女性にドレスを贈りたい。一緒に選んでもらえないか?」 ディーングラードの言葉に失恋を覚悟したユニスだったが……!?
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5.0貴婦人らしい趣味よりも馬で遠乗りをしたり薬草を集めたりするのが大好きなコリンヌ。年頃になっても元気があり余りすぎて社交界にも興味ゼロ。「このままでは行き遅れ、かなり年寄りの後妻に入るくらいしかなくなるぞ」との周囲の苦言にも、「世話の焼きがいがあって素敵。毎日お薬を調合して差し上げるわ」と元気に返す始末。そんなある日、ある伯爵から縁談の申込みが舞い込んでくる。相手は長らく伏せっていたため、社交界にはあまり顔を出さないことで有名な「幽霊伯爵」。名をアランというその伯爵は、今も田舎の領地に引きこもりっきりだという。普通ならば腰が引ける相手だが、アランの暮らす田舎がすっかり気に入ってしまったコリンヌは、喜んでお嫁に行くことに。こうして夫婦として共に暮らし始めた二人。傍からは仲睦まじく過ごしているかのように見えたが、アランはなぜかコリンヌに触れてこようとしない。キスはしてくれるし求めれば優しく抱きしめてくれるのに、一緒に寝ることだけはコリンヌがあの手この手で誘っても、なにかと理由をつけて拒み続けるのだ。アランの態度は自分に魅力がないせいだと思い込んだコリンヌは、得意の薬草で彼をその気にさせる作戦に出るが……。
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3.8両親を不幸な事故で亡くし、叔父夫婦に引き取られた元伯爵令嬢・シャロン。使用人同然の扱いに耐えながら慎ましやかに暮らしていたある日、従姉妹のアデラに、隣国の宰相の元に嫁ぐよう王命が下る。しかし相手が冷冷酷無比な人物だという噂の宰相であるため、アデルは婚礼を受け入れない。そこで、シャロンが身代わりとして嫁がされることに……。使用人としての生活に未練もなく、半ば自暴自棄な状態で新婚生活をスタートしたシャロン。しかし夫となった隣国の宰相・マティアスは噂とは異なり、シャロンに優しく接してくれる。新居の使用人たちからも親切にされ、シャロンは「身代わりの花嫁」であることに罪悪感を募らせていく。夫婦としての生活を続けていく内、マティアスに惹かれ始めたシャロンは、彼から「アデラ」と偽りの名前を呼ばれることさえも辛くなりはじめて……。
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2.0OLの和美は急に引っ越しすることになり、不用品の処理もやってくれるという業者にお願いすることに。でも見積もりにやってきた引っ越し会社の河野さんに、こっそり捨てるはずだった超過激なセクシー下着や大人のオモチャを発見されちゃった! 今月は家計が大ピンチの私はそれらの品を特別ルートで販売すればお小遣い稼ぎになるという河野さんの話に乗ったけど、穴あきパンティーを穿いてオモチャを使用している写真を撮られて…!?
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-「もう許して…!」「だめだね。犯している俺らが悪いんじゃない。無自覚に誘う君が悪いんだよ」大学生の麻衣は、講義中にイケメン先輩にうるんだアソコを弄られてついには入れられて…。おまけにそれを知った教授まで「興味深い。乳首を刺激すると、中がうねるんだな」と、好き放題にエッチなことをされてしまい…。
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3.8「いやぁ、入れないで…っ!」「嫌だね、いろんなオモチャを君のアソコで試してあげよう」イケメン達との合コンに参加した美里。酔わされて眠ってしまい、気づけば手錠で拘束されて感じやすいアソコにいろんなバイブを入れられ、恥ずかしい反応を引き出される。見たことも無いような淫らなオモチャを一つ一つ試されて、美里は気が遠くなるような甘美な官能に翻弄され、ついにはアソコに太いモノを入れられて――。
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4.0化粧品会社で主任を務める一花は、以前部下だった滝野航太と偶然出会う。 コレ、良かったらと手渡されたものは、航太のお店である女性専用エステの割引チラシで、今度サービスするから来てと誘われる。 イケメンで、期待の部下だった航太には、人一倍厳しい上司だった一花。 航太に嫌われていると思っていたが、こんなふうに誘われ、嬉しかった。 残業後、営業時間外のお店に立ち寄る一花。 「主任のためにウチで一番高価な、全身フルコースのエステをご用意しました。残業で疲れてるでしょ、リラックスしていってください」 そうして、航太とアシスタントのイケメン新人浩実、二人の一流エステが始まった。
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2.7小さな街の小さな弁護士事務所でパラリーガルとして働く麻里奈は、幼い頃に初恋相手・マナトに「ブス」と言われてからというもの、自分に自身を持つことができず、恋愛経験さえもないまま26歳になってしまったオクテ女子。ある日、高齢となった事務所所長が引退を表明。海外で弁護士を務めていた甥が跡を継ぐことに。「頼りにしています。よろしくお願いします、河合麻里奈さん」 そう言って握手を求めてきた青年は、旬のイケメン俳優も顔負けの整った顔立ちをしていて、麻里奈は思わず見惚れてしまう。――あれ、でも、この人どこかで……。奇妙な既視感に首をひねる麻里奈だったが、彼の名前を聞いて気がつく。小松真人。新しい所長は、昔麻里奈を「ブス」と罵った初恋の相手・マナトだった。それなのに真人は執拗に麻里奈に興味を示し、二人きりになった途端親しげに距離を詰めてくる。「俺たち、付き合ってみる?」 きれいな顔に可逆的な笑みを浮かべて麻里奈に迫る、真人の本心は……!?
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3.0見目麗しく、聡明で、しかも誰にでも優しく接する、完璧なまでの理想の王太子フェリクス。そんなフェリクスを一目見て恋に落ちたのは、地方に領地を置くディシール伯爵の娘リズベット。なんとかフェリクスとダンスを踊りたいとあの手この手を使ってフェリクスに近づこうとするもことごとく失敗。所詮はかなわぬ夢……と思いきや、偶然、誰もいない場所でフェリクス王子と二人きりに!? 緊張するリズベッドをよそに、フェリクスはぞんざいな口調で淫らないたずらを仕掛けてきて……って、どういうこと!? ほんとうの殿下は、手が早くて、優しくなくて、自分勝手。でもでも、殿下のこと、もっと知りたい! そんなリズベットに、フェリクスのいたずらはエスカレートしていく――。
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3.8アパレル会社の営業事務として働く夏奈には、忘れられない思い出がある。それは大学三年生の頃、通学電車の中で出逢った2つ年下の青年への淡い初恋。あれから5年が経つというのに名前も知らない彼のことが忘れられず、夏奈は今でも冬になる度、彼との思い出の品であるコーンスープを飲み続けている。そんなある日、彼女が補佐を務めている営業チームに、社長の息子・高山が配属されることになる。配属された高山と顔を合わせてびっくり! なんと高山は、夏奈の初恋相手だったのだ。しかし、喜びに胸踊らせる夏奈に対し、高山はきれいな笑顔で言う。「高山恭一です。初めまして」 忘れられてしまったことにショックを受けつつも、咄嗟に初対面を装ってしまった夏奈。しかし、高山への思いは募る一方で……。
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3.5クラウディアはフローレス国の王城で働く洗濯メイド。両親の顔も知らず孤児院で育ったクラウディアは、十年ほど前に第三王女アマンディーヌの慰問の際にすっかり気に入られ、城に呼ばれたのだ。その王女が、いよいよ結婚することになった。相手は隣国ジェバイト国の王太子ルーウェン。心細いので一緒についてきてほしいと懇願されたクラウディアは、急遽、侍女に昇格し、王女の輿入れに同行することになった。だがその途中、山賊に襲撃される一行。クラウディアは王女を守るべく気丈に立ち向かうものの、賊の魔手は容赦なく迫ってくる。そんな危機一髪を救ったのは、鮮やかな濃紺の軍服を身にまとったジェバイト国第二王子アクセル。ところが、そんな勇ましいアクセルにアマンディーヌが一目惚れした挙句、王太子妃になろうという立場も忘れて「アクセルと一緒にいたい」などとのたまう始末。機転を利かせたアクセルは、自分はクラウディアに一目惚れをしたととっさに嘘をつく。アマンディーヌの信頼も厚いクラウディアの協力を得て、本来の婚約者に目を向けさせようという企みのはずだったが……。
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3.6シャーロットはローデン国の第三王女。聡明で慎ましやか、小動物を愛し、慈善活動に精を出すシャーロットは父からも家臣からも愛されていたが、腹違いの姉・第二王女のエリザベスだけはシャーロットのことを疎ましがり、嫌がらせばかりされていた。ある日、エリザベスに隣国・カナンデール国王との縁談が持ち上がる。カナンデール国王・ウイリアムは戦ばかりする野蛮な男として恐れられており、この縁談も今後の戦を優位に進めるための政略結婚だった。しかしどうしても嫁ぎたくないエリザベスはシャーロットを身代わりにすべく策を講じ、罠に嵌ったシャーロットはウイリアムとの結婚を余儀なくされてしまう。突然の縁談相手の変更にも動じないウイリアム。戦のための政略結婚なのだから、ローデン国の王女であればエリザベスでもシャーロットでも関係ないのだろう。そう思いショックを受けるシャーロットだったが、ウイリアムと生活を共にする内、彼がただの野蛮な男ではないことを理解し始め……。
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3.0社交界デビューの華やかな会場で、ミアは壁の花だった。イケメンで浮気性の父を持つミアは、イケメン嫌いに留まらず、結婚なんかしたくないと頑なな考えを持っている。乗り気でないミアに手を差し出したのは、神の造形物とも見まごうほどの美しい容姿を持つクロードだった。会場でいきなり深いキスを施され、反射的に拳を振り上げてしまったミアには、以来三年間、縁談に至ることはなかった。思惑通り独身を貫いてきたミアだったが、ある日、父親の借金が発覚。邸にガラの悪い高利貸しがやってきて、屋敷どころか領地までも取り上げられそうに。後ろ盾になってくれる人はいないものか、ミアは三年ぶりに社交の場に出かけるのだが、そう都合よく後援者が見つかるわけがない。それどころか酔った男に絡まれる始末。逃げ出すミアを偶然にも救ってくれたのは、あの時の……。公爵位を継いだクロードは、ミアから事情を聞くと、借金を肩代わりすると結婚を申し出るのだった。そうこれは、契約結婚――。
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-26歳の森 葵はある日、「結婚まであと少し!」と思っていた恋人・光輝と自身の親友・彩が仲睦まじく歩いている姿を目撃する。状況を飲み込めない葵に向かい、二人は信じられないような事実を告げてきた。二人は三年も前から関係を持っていたこと。そして、彩は光輝の子供を妊娠していて、二人は結婚するつもりだということ。突然のことに雨の中、泣き崩れてしまう葵に、そんな一部始終を偶然にも目にしてしまった一人の男性、弁護士の佐藤律樹が優しく声をかけてくれる。彼は悲惨な有様の葵を見かねて、着替えまで用意してくれた。葵はお礼がしたいと申し出たが、彼は必要ないの一点張り。それでも何かさせて欲しいと食い下がると、律樹は「それでは後日、食事に行きましょう」と葵を誘い、連絡先の交換まで求めてくる。面食らう葵に向け、律樹は「愚痴でもなんでもいいから、誰かとやりとしていると気が紛れるでしょう」とどこまでも葵のことを気遣ってくれる。それをきっかけに連絡を取り合うようになった二人は、徐々に距離を縮めていき……。
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3.5マリーナお嬢さまの縁談相手はアルベルト・サーフェス王太子殿下? ……って、ええーーーーーっ! “名誉”であることは重々承知。が、王城とはすなわち、魑魅魍魎が住む伏魔殿。お嬢さまご本人も「行きたくない」どころか「私、実は好きな人がいるの」とまで言いだす始末。「お願い、助けて!」と懇願された世話係であり幼なじみのシリス。マリーナになりすまして、王太子妃候補から正しく落選してくることを思いつく。なりすましなど王家を欺く重罪。周囲の心配をよそに王城へと乗り込んだシリスは、ある朝、“誉れ高き王子”の意外な一面を覗き見てしまうことに……。シリスもシリスだが、王太子は王太子で相当なクセモノ。牽制しているつもりのシリスだったが、とうとう王太子に正体がバレてしまい――。
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-父の急逝によりルティアルノ国王となったチャービル三世は悩んでいた。歳若くして国王となったため、政の実権は周囲に握られ飾りばかりの国王となっている自身の不甲斐なさ、そして「国王は20歳の誕生日を迎えるまでに妻を娶らなければならない」というルティアルノ国のしきたりに。あと半年で20歳になろうというチャービルは、決められた政略結婚ではなく心から愛する女性との結婚を望んでいたのだ。そんなある日、チャービルは舞踏会で一人の娘に目を留める。それは后候補の貴族の娘ではなく、貴族の娘に仕える侍女・ソフィアだった。以前から町で奉仕活動に勤しむソフィアの姿を見つめていたチャービルは、周囲の反対を押し切りソフィアを后候補者に加えてしまう。ソフィアの隠された事情も知らぬまま……。慎ましやかな今までの暮らしが一変、后候補者間の争いに参加させられることになったソフィアの運命は……!?
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-花屋で働いている寺田楓は、人付き合いが苦手。いつも人の目を気にしておどおどしてしまう彼女は、長く伸ばした前髪で顔を隠すようにして生活している。ある日、定期契約をしているホテルのロビーで花を活けていると、「この場所にいつも花を届けているのは君?」と見知らぬ男性から声をかけられる。美しい容姿に加え、まるで花の香水でもまとっているかのような上品な香りをさせる彼は、ホテルのCEOである水川悟だった。その出会いをきっかけに、楓は悟のオフィスに毎日、花を届ける仕事を任されてしまう。しかも彼はなぜか楓に興味を持ったようで、花を届ける度、執拗に楓に構ってくる。人付き合いが苦手な楓は、はじめのうちこそ悟の行動を苦痛に感じていたが、そのうちに彼からかけられる言葉の数々に喜びを感じるようになっていく。しかしそんなある日、悟は楓に「気になる相手に送りたい花があるから、花束を作ってくれないか」と依頼をしてきて……。
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4.030歳になった大塚千柚梨には、忘れられない幼馴染がいる。20年前、千柚梨の転校を機に離れ離れになってしまった、ぽっちゃりとしたクマのような体型の「クマ太郎」こと宮坂功太郎。ある日届いた同窓会のお知らせに、「卒業していない学校の同窓会に行くのは……」と思いつつもクマ太郎に会いたい一心で参加した千柚梨。しかし、30歳になった功太郎は千柚梨の思い出の中の「クマ太郎」とは全くの別人だった。日本人離れした高身長に引き締まったたくましい体。男らしい整った顔立ち。信じられないような変貌を遂げた功太郎に戸惑う千柚梨だったが、功太郎は千柚梨に「昔のように仲良くして欲しい」と懇願してきて……。
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2.7以前の職場でやっかいな上司に目をつけられ、退職に追い込まれた美沙。正社員としての再就職を目指すも難しく、派遣社員として働くことに。そんな美沙の教育係となったのは、社長の息子である凪。凪は御曹司という肩書と整った容姿で女子社員の注目を集めていたが、彼自身は「難攻不落の冷徹御曹司」とあだ名されるほどに周囲に興味を示さない仕事人間だった。美沙に対しても「仕事は教えてやるから、それ以外では話しかけないでくれ」と冷たく言い放つが、前の職場での経験がため、できるだけ人付き合いをせずにただ黙々と仕事をこなしたい美沙にとってはかえって好都合だった。凪のお陰でスムーズに仕事を覚えていった美沙は、仕事の速さを買われ日に日に仕事量が増えていく。「一人でこんなには無理です」その一言で済むことはわかっていても、美沙にはその一言が言えない。「期待を裏切ったらいじめられるかも……」そんな恐怖を抱きながら必死で残業を続ける美沙の状態に気づいた凪は……。
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1.3大手広告代理店のクリエイティブ部門で働く志緒里には憧れの人がいる。それはクリエイティブ部門部長、薫。薫は社長の息子、つまり御曹司でありながら、みんなに分け隔てなく優しくて、どこにいても人目を引くきらびやかな容姿と丁寧な口調から、王子様と称され人気を集めていた。ある日、部署のメンバーを集め、薫の自宅で開かれたホームパーティに参加した志緒里は、パーティからの帰宅途中、忘れ物をしたことに気づき、薫の自宅へ戻ったことで、彼の秘密を知ってしまう。実は王子様のような立ち振舞は猫をかぶっているだけで、薫の本性は口の悪い意地悪男だったのだ! 慌ててその場を離れ、悪い夢を見たのだと思いこむことで忘れようとする志緒里だったが、その日以来薫は、口止めのために志緒里へと執拗にかまってくるようになり……。
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-人付き合いが苦手というわけではないが、無理を押してまで共にいる必要もない。そんな風に思っていたら数年間付き合っていた彼氏には振られ、気づけば結婚の予定もないまま28歳になっていた。とはいえ真奈に焦りはない。真奈にとっては三匹の愛猫との生活が何よりも大切なのだ。そんな真奈が、親友の勧めで男性とデートをすることに。事前に数回メールを交わした程度で初めて合う相手だったが、会話はそれなりに弾んでいた。しかし、会話が弾めば弾むほど彼の印象はメールの文面から離れていく。違和感を覚え始めた頃、真奈の飼い猫のことが話題に登ると彼の態度が変わった。「君、本当に遠藤京香さん?」「私、遠藤真奈ですけど……」 なんと名字が同じという偶然のため、デート相手を間違えてしまっていたのだ。妙な縁で知り合った勘違いのデート相手は、急成長中のIT企業のCEO・綾人だった。仕事人間で「よほど相性が悪くなければまず結婚。恋愛は結婚してからでもできる」という独特な考えのもと、仕事相手に紹介された女性との初デートを予定していたという。相手の女性は将来、猫を飼いたいと希望しているらしく、綾人は猫が苦手ながらもそれを受け入れるつもりでいるらしい。彼の「猫との生活」への楽観的な態度に不安を覚えた真奈は、彼のため……というより将来彼に飼われるかもしれない猫のため、自分の愛猫に会ってみないかと綾人に提案してしまい……。
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3.0バリスタとして働く陽葵は、兄の幼なじみである大手寝具メーカーの五代目社長・岳理に長い間片思いをしていた。ある日、現在は岳理の秘書となっている兄から「岳理が不眠症で悩んでいるから助けてやってくれ」と相談を受けたことをきっかけに、一年ほど交流の途絶えていた岳理と再会。安眠ケアの効果があるハーブティを作るため、岳理の自宅を尋ねることに。ハーブティが苦手だという岳理に美味しいハーブティの作り方を教えるだけのつもりが、翌朝目覚めると陽葵は岳理の腕の中にいた。久しぶりにぐっすりと眠れたと晴れやかに笑う岳理。彼の役に立てたことは嬉しいが、女性として見られていない事実を突きつけられたようで、陽葵の心中は複雑だった。しかし、そんな陽葵の思いなど知らぬ岳理は「君を抱きしめて眠りたい」とその後も陽葵に添い寝を求めるようになり……。
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4.0引っ込み思案で自己主張が苦手な美桜は、大学生の頃から同級生の悠に片思いをしている。二人は28歳になった今でも、よい友人として定期的に呑みに行く仲。今の心地よい関係を壊したくない思いから、美桜はなんとなくいい感じの雰囲気になっても「友達」の顔をしてはぐらかすことが癖になっていた。そんなある日、社長である悠の父親が病気で倒れたことで二人の関係に変化が生じる。多忙になった悠は仕事のストレスからか美桜に甘えるようになり、酔うと膝枕まで強請ることも! 散らかり放題の悠の部屋を片づけ、膝枕をしてあげる。そんな恋人のような振る舞いが当たり前になってしまっても、美桜は悠に思いを告げる勇気を持つことができなくて……。
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4.5就職活動に失敗し、就職浪人の覚悟を決めた絢乃。そんな時、大智の母から、都心で弁護士をしている5歳年上の幼なじみ・大智に「就職先を世話してもらえばいい」ととんでもない提案をされてしまう。実は大智は絢乃の初恋の人。高校生の頃に突然キスをされて以来、顔を合わせるのは6年ぶり。複雑な思いを抱えたまま上京した絢乃を、大智は変わらぬ優しさで迎え入れてくれ、落ち着くまで一緒に暮らそうと提案してくる。しかも紹介してくれた仕事は、大智の勤める弁護士事務所の受付。家でも職場でも大智と一緒。夢のような幸せな生活に、絢乃の恋心はどんどん熱を帯びていき……。
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3.6貴族の一人娘として生まれたことで、幼い頃から厳しく育てられたクララ。出世欲が強く、爵位を得るためだけにクララと結婚したアリョーシャ。二人は共に夢や希望を抱くこともなく結婚をした。愛はなくとも互いの利害が一致した新婚生活は、何の問題もなくそこそこ幸せに過ぎていくはずだった。しかしある日、クララがこっそりと「王子」宛の手紙を出すところをアリョーシャが目撃してしまったことで、新婚生活は急変する。クララに対し恋愛感情など持ち合わせていないはずのアリョーシャだったが、妻が「王子」と浮気しているかと思うと苛立ちが募り、クララの文通相手である「王子」は誰なのか、その正体を探り始める。しかしクララの手紙には、アリョーシャが思いもしなかった彼女の悲しい生い立ちが関係していて……!? 貴族という階級がため心に傷を追った少女と、貴族という階級がため愛を捨てた騎士が織りなす、政略結婚から始まる純愛ストーリー!
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3.9末っ子王女として父や兄、そして姉たちに過ぎるほどに愛されて育ったリュシエンヌ。可愛さのあまり国外へ嫁に出すことが耐えられない父王の言いつけで、王宮親衛隊長兼、国王の筆頭近衛騎士であるランヴァルトの元へ降嫁することに。ランヴァルトのことを憎からず思っていたリュシエンヌは、彼の妻になれることが嬉しい反面、ランヴァルトの気持ちが分からず不安でもあった。しかし新婚生活がスタートすると、ランヴァルトの優しさに包まれそんな不安は吹き飛んでしまう。初夜も無事に終え、これで晴れて彼と正式な夫婦になれた! あとは可愛い子供ができるのを待つばかり、と喜んだのも束の間、貴族のご婦人とのお茶会で耳にした噂話により、リュシエンヌにまたしても不安が押し寄せる。ランヴァルトとの初夜は気持ち良いばかりで痛いことなんてなにもなかった……。痛くて仕方ないようなことを初夜にするべき、だったのでは? しかもそれをランヴァルトに確かめた夜以降、彼は夫婦の寝室へ立ち入らなくなってしまう。不審に思って調べてみると、彼は地下室へ人目を忍んで足繁く通い詰めているという。もしかして地下室に愛人が!? 地下室の秘密を探るべく、彼の後を追ったリュシエンヌが見たものとは……。
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3.4箱入り娘の菊乃は、彼氏と呼べるような相手がいないまま、とうとう26歳に。ついに祖父から縁談を進めると宣言されるのだが、よくよく話を聞いてみると、祖父同士で決めた許婚の存在が明らかに! え? 今どき? 時代錯誤もはなはだしい。とにかく会って話さなきゃ……。祖父のメモを元に、正太郎というその相手にアポイントをとって会社に乗り込んだ菊乃。出てきた太郎は、今をときめくアウトドア系ファッションブランドの社長で、しかもイケメン! そのカッコよさに気持ちがぐらっと動いてしまう菊乃だったが、何も知らない正太郎からは不審がられて、あまりのそっけなさに第一印象は最悪。しかしその騒ぎに祖父が倒れてしまい、その祖父から三か月間、お試し交際をするようにいわれた二人はしぶしぶ初デートへ。ついつい悪態をついてしまう菊乃だったが、正太郎のほうは……。
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4.5勤務先の飲食店が不況で潰れ、職場の寮住まいだった千夏は仕事と住む部屋を同時に失った。飲食業での再就職先を探すもうまく行かず、困り果てた千夏は昼はバイトの受付嬢、夜はキャバ嬢(寮付き)として働くことに。これで一安心と思いきや、受付嬢として勤務する東西商事は業績悪化のため、買収が決まっているという。「バイトの受付嬢なんて真っ先にリストラ対象だ……」と肩を落とす千夏だったが、なぜか千夏は新社長の植村に抜擢され、秘書部への異動を命じられる。しかも、社長秘書として! 千夏に対し細やかな気配りを見せてくれる植村に密かに心ときめかせながら、なんとか秘書としての業務をこなしていく千夏。しかし、そんな千夏の大抜擢を快く思わない社員は少なくなくて……。
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3.0大手機械メーカーの総務部で働く陽菜は26歳。同じ会社の営業部に所属する彼氏に二股をかけられた挙げ句、捨てられたばかり。ある日、しつこいナンパに遭い困っているところを、見とれてしまうほどのイケメンに助けられる。彼は優しくて、陽菜は他人の気安さもあって振られたことを話してしまう。それから三日後、陽菜の務める会社では新社長の就任挨拶が行われ、支社務めの陽菜はその様子を配信で観ていた。会議室のモニターに映し出されたのはなんと、三日前、傷心の陽菜を慰めてくれたイケメン! 酔っていたこともあり、自分のフルネームと会社まで教えてしまったことを思い出し、愕然とする陽菜。しかし陽菜の業務では社長と直接のやり取りは皆無。彼もきっと、あの夜のことは忘れているはず……と祈るように自分に言い聞かせたのだが、デスクに戻った陽菜に告げられたのは、社長命令による秘書室への異動で……。
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3.0有名ホテルのエントランスに併設されたカフェで副店長として働いている糸井まどかは、ホテルで行われる大企業の新社長就任記念パーティにウエイトレスとしてヘルプに入ることに。パーティでの給仕などしたこともなく、困惑しつつも必死に仕事をこなしていたが、招待客から理不尽な言いがかりをつけられてしまう。困り果てていたまどかを救ってくれたのは、パーティの主役である新社長・如月昂だった。翌朝、早番シフトで店に入っていたまどかは、モーニングコーヒーを飲みにきた昴と再会する。聞けば、昴は海外から帰国したばかりで住居が決まっておらず、当面の間はホテル暮らしを余儀なくされているという。互いに惹かれるものがあったのか、それ以来、昴はカフェに頻繁に姿を見せるようになり、まどかもそんな昴の来店を心待ちにするようになる。けれど相手は大企業の若手社長。自分とは住む世界が違う、と立場の差を思うまどかは昴と距離を置こうと考え始める。そんなある日、まどかにストーカーの影がちらつき始め……。
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3.5リエッタは、幼いころから憧れていたマライヤのように立派な女伯爵になることを目標としてきた。婿入り予定の婚約者ウィルは内向的で頼りにならない。だから余計に自分がしっかりしなければという意識が強く、領地の経営を学ぶために国境を越えて経営学を学ぶためにエルノルン国の大学に留学するほどその情熱を傾けていた。だが、ある日突然実家から呼び出され、ウィルと異母妹シャロンとの結婚と、爵位をウィルに継がせることを宣告される。――ばかりか、シャロンはウィルとの子を妊娠していた。確かに、領地発展のため、家の隆盛のためと頑張るあまり、リエッタはウィルの気持ちに寄り添っていなかったのかもしれないしれない。だがそれを止められたことは一度もない。ウィルからも、家族からも。それなのに今になって? 混乱するリエッタを悪意ある噂が襲う。リエッタが大学に戻れば、そうした噂はさらに尾ひれがつき、あろうことか、リエッタが傷害罪で訴訟されたことになっているのだった。やけ酒を煽るリエッタの前に現れたのは、エルノルン国の王太子と名乗る同じ大学の学生サリエル。王族とは髪の色が異なるサリエルだったが、リエッタがついこぼしてしまった弱音を真摯に受け止めてくれて……。
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3.8ブライダルスタイリストとして働く彩葉は、結婚を前提とした本気の付き合いだと思っていた彼氏に、東京本社への異動を伝えた途端フラレてしまった。傷ついた心を癒やすべく、一人旅行にでかけた京都で、行きずりの男と一夜を共にしてしまう。根が真面目な彩葉は、一夜の過ちを激しく後悔。二度とこんな過ちは犯さないと心に決めて、東京本社で仕事に精を出し始める。しかし、そんな彩葉に銀座の街で声をかけてきたのは、京都で一夜をともにしたイケメン・深水だった! なんと深水は彩葉の勤める会社の取引先の御曹司だったのだ。一夜の過ちとして深水と過ごした情熱的な夜を忘れたい彩葉とは反対に、深水は本気で彩葉に惹かれているという。イケメン御曹司から熱烈に迫られた彩葉は……!?
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-大人しくてお人好しな性格の風花は、他界した両親の花屋を継いだ28歳。大好きな花に囲まれ、趣味のガラス細工を楽しみながらお一人様ライフを楽しんでいた。そんなある日、風花の店にきれいな男性が訪れる。「あなたの好きな花で小さなブーケを作ってほしい」という彼の注文を不思議に思いながらもブーケを用意すると、彼はそれを風花に渡し、信じられないような誘い文句を口にする。「このブーケはあなたに。俺と、デートしてもらえませんか?」 乙希と名乗る彼は数日前、とある場所で偶然出会った風花のことが忘れられず、「花屋を営んでいる」という情報だけで店を探し当てたのだという。由緒正しい名門ブライダル会社の御曹司である乙希からの求愛に、風花は驚くばかり! 住む世界が違いすぎる彼からの好意を、本気と受け取ることが出来ない風花。しかし彼の真摯な態度に段々と気持ちがゆらぎ始め……。
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3.5人付き合いが苦手なフレイアは、緊張しすぎるとつい高圧的な態度をとってしまう。おかげで「売れ残り令嬢」とまで言われるようになってしまい、今や社交界でフレイアに話しかけてくれるのは、ローレンス伯爵家の若き当主・ルカのみ。そんなフレイアをからかうような調子で口説いてくるルカ。いつのまにかフレイアの心は、ルカで占められてしまっている。フレイアはルカからのプロポーズを受け入れ、二人の新婚生活がはじまった。だが、結婚式の日を境に、ルカは急によそよそしくなってしまう。もう二ヶ月。触れられることも、会話も交わすことさえない。義妹のサファイアに気晴らしにと誘われた茶会では、夫人らから「結婚したら、気持ちは離れていくもの」と諭され、ますます落ち込んでしまう。それを見かねたサファイアは、評判の催眠術師のもとへフレイアを連れ出して……。
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3.6ユリアナにはジンクスがある。舞踏会でも茶会でも、ユリアナと一緒にいる令嬢は必ず恋愛が成就する。ユリアナについたあだ名は「引き立て役令嬢」。噂を聞きつけた令嬢たちからは同伴の依頼が絶えないのだが、当のユリアナ自身は結婚適齢期であるにもかかわらず、なかなか良縁に恵まない。そんなある日、ユリアナは公爵令嬢のラモーナからも仮面舞踏会での「引き立て役」を頼まれる。ラモーナには婚約者がいるというのに、王女キャスリンからも協力してほしいと言われて、ユリアナは承諾。そして当日、隣国の王太子がお忍びで出席しているという。ラモーナが射止めたい相手とは、王太子だったのだ! そして男装したキャスリンが二人の青年をユリアナとラモーナに引き合わせる。首尾よく王太子らしい青年とダンスをはじめたラモーナ。そしていつもはそのままお役御免となるユリアナも、キャスリンに背中を押され、もう一人の青年とワルツを踊りはじめるのだった……。
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4.1アメリカ帰りのイケメン社長・律己の秘書として働いている美桜は、密かに彼に恋をしている。「秘書という立場で彼を支えることができれば、それで幸せ」そうは思うものの、彼の優しさに触れては胸を高鳴らせ、恋人の気配を感じては寂しさに沈む日々を送っていた。そんなある日、美桜の隣の部屋に美しいオネェが引っ越してくる。ひょんな事から言葉を交わしてみると、なんと彼は高校時代の同級生、千樫だった。美桜と共に手芸部に所属していた千樫は、今や世界中で活躍するスタイリスト・ヘアアーティストとして成功していた。今まで秘書という立場(というより、“律己の秘書”という立場に嫉妬する女性社員からのやっかみ)を気にするあまり、必要以上に地味な身なりに徹していた美桜だったが、そんな美桜を見かねた千樫に、魔法のように美しく変身させられていく。しかし、そんな美桜の変化に対し、律己の反応はイマイチで……。
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3.0地味で内気な性格の新山あやめは、自身の働く会社の若き社長・八千草雪哉に叶う望みのない片思いをしている。思いを告げるつもりもなく、ただ遠くから見ているだけで幸せだと自分に言い聞かせて、この一年を過ごしてきた。そんなある日、あやめはお見合い当日に海外へ逃亡してしまった姉・千鶴の身代わりとして、お見合いに出席することになる。相手は父が重役を勤める会社の取引先、大手企業会長の孫息子だという。父に言われるがままに身支度を整え、お見合い会場へ向かうあやめだったが、そこで思いも寄らない人と会うことになる。なんと、お見合い相手はあやめの恋い焦がれている相手・雪哉だったのだ。あやめが姉の身代わりだと知らない雪哉は、「俺と結婚を前提につきあってくれないか」とあやめに迫ってきて……!?
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3.8カミリアは恋に臆病になっていた。普通の容姿のカミリアに対し、似ていない双子の妹キャロルは飛び切りかわいらしくて両親ですら区別する始末だからだ。男性はみなキャロル目当て。カミリアに声をかけてくる場合はキャロルに近づく口実だった。すっかり傷ついてしまっているカミリアに、伯母がレナルド・ザーヴィス公爵を紹介する。見目麗しいレナルドは、無類の本好き・歴史好きで、同じ嗜好のカミリアと親しくなりたいと想いを伝えてくる。だがカミリアはその言葉を信用できない。また妹目当てでは? 過去の苦い思い出から逃れられないカミリアに、レナルドは一つ一つ応えていく。そんな優しく包容力のあるレナルドに惹かれていることを自覚するカミリアが、もう迷わない悩まない、そう決意した矢先、なんとレナルドとキャロルが逢引している場を目撃してしまい……。
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3.4これまでの苦労が実り、橋梁建設を破格の金額で請け負った没落貴族のヴァン。だが、発注元の会社に計画倒産され、資金繰りに窮していた。このままでは病弱な妹の薬代や、職人たちに給金も払えない。そんなときに親友のノートルから、ある貴族のお披露目会に「氷の令嬢」の異名を持つ資産家の令嬢が参加するから口説き落とせとそそのかされる。そんなことはできないと一度は断るものの、妹や職人のことを思うと、背に腹は変えられない。ヴァンはお披露目会に参加する。一方、「氷の令嬢」ことアメル・アスターは、遊び人のゴードンを冷たくあしらううちに、周囲から受ける冷ややかな空気にいたたまれず帰ろうと……。そこで声をかけてきたのは美麗だが、どこか野暮ったさが抜けないヴァン・スチュアート伯爵。アメルは香水に酔ったようだという口実を真に受けたヴァンから親切にされ、少しずつ心を開いてダンスを踊るまでに。だが、アメルはヴァンの手が、まるで労働者のようだと気づく。何かあるに違いない。アメルは侍女のミリアにヴァンの身辺を調べるよう命じ、ヴァンの事業が行き詰まっていることを知る。財産目当てで自分に近づいたことを詫びるヴァンに、アメルは契約結婚を申し出るのだった。そして二人の新婚生活がはじまり……。
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4.0和菓子屋で販売員として働く春那にはふたつ、秘密がある。ひとつは男性、特にイケメンが苦手なこと。そしてふたつめは、父が残した借金を返すため、従業員規定で禁じられているダブルワークをしていること。ある日、春那は和菓子屋の跡取り息子であり副社長の正周に呼び止められる。和服の似合う涼やかなイケメンである正周は、春那が最も苦手とするタイプ。二人で話がしたいという彼の言葉に、ダブルワークがバレたのだと早合点した春那は極度の緊張と疲れから、気を失ってしまう。目を覚ますと病院のベッドに寝かされていて、側にはじっとこちらを見つめる正周の姿が。状況がつかめずパニックを起こす春那に、正周は淡々と告げる。「俺と、結婚してみる気はないか?」 ろくに話したこともないのに結婚!? 驚きを通り越し呆気にとられる春那。「俺を愛していない女と結婚したいんだ」と語る正周は、「結婚してくれるなら借金を肩代わりしてやる」とまで言い出して……。
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3.7この国では双子は災いをもたらす忌み子として嫌われていた。名前も付けられることなく生まれてすぐに塔に追いやられた妹姫は、「アレ」「アノ子」と言われ、いつのまにか「アノ」と呼ばれるようになった。そんなアノの心のよりどころは姉のユウリだけ。いつも堂々としていて恋多き女のユウリではあったが、周囲に隠れてアノに会いにきてくれるのだった。やがて成長したユウリに隣国王との政略結婚の話がきた。ユウリはアノをこの状況から解放するために花嫁として身代わりに差し出すことを提案し、アノはその通りに若き隣国の国王ハイド・アルベルトに嫁いでいった。誓いのキスにときめくこともなく、淡々と世継ぎ作りのための初夜の勤めを果たしたものの、ユウリとはまるで性格の違うアノの正体は、ハイドに見破られてしまい……。
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3.9三十路手前の片倉茉奈は新卒で入社した下着メーカーでキャリアを積もうと奮闘する日々。同期の女性たちはみな結婚し、未婚者は自分だけなのだ。そんなある日、海外事業を展開するためにMAB取得者で海外経験も豊富な営業部長が外部から招聘されることに。その着任の日、いつものように朝早くに出社した茉奈は、くだんの新部長の姿に愕然とする。学生時代激しく愛し合った草壁彰人ではないか!? 激しく動揺する菜奈だったが、草壁からは素知らぬ顔で初対面の挨拶を受ける。かつて、突然姿を消してしまった彼。あれから恋愛を遠ざけるほどに傷ついたというのに、彼は翌日も菜奈に対して他人行儀のまま。“なかったこと”にしたいわけ!? 奈菜の戸惑いは怒りに変わる。限界に達した茉奈が無視しないでと訴えると、草壁は戸惑ったように「知り合いだったのか?」と。え? それ、どういうこと!?
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4.0「もう……、今までみたいな暮らしはできない。すまない……」 経営危機――、父からその言葉を聞かされても、菫(すみれ)にできることは何もない。菫は父に言われるままに、斯波という男の下でしばらく暮らすことに。父の隣では穏やかそうな笑みを見せる斯波は、銀縁眼鏡をかけているせいか一見酷薄そうだが、これまで菫が会ってきた男性とは全く別の存在感を放っていた。斯波のマンションで菫と二人きりになった斯波は、自分が菫の父親の会社を救う代わりにペット契約を結ぶことを提案。なすすべもなくサインをした菫は、初仕事としてキスをするように迫られる……。
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5.0瞳以外の全身が白い異質な少女・フィオレがウォルテアの小さな村、リノに現れたのは2年前。記憶喪失状態だったフィオレは親切な夫妻に助けられ、以来、薬師としてひっそりと過ごしていた。ある日、フィオレは森の奥でクラウスという青年と出会う。自身の容姿を気にもとめず気さくに接してくれるクラウスに、フィオレは好意を抱いていく。そんな折、フィオレは森の奥で暴漢に襲われる。クラウスに助けられ事なきを得たが、そんな彼女を心配したクラウスは、一緒に王都へ行こうと言い出す。「王宮で薬師として働かないか?」 なんとクラウスは、王太子だったのだ。こうして王宮の薬師見習いとして働き始めたフィオレだったが……。
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3.7
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3.2伯爵家の両親に大切に育てられてきたジャンヌは、18歳にしてようやく社交界デビュー。初めてのそのパーティで、自分が若い男をたぶらかしてつまみ食いしているという根も葉もない噂を耳にしてしまう。ショックを受けるあまり屋敷に引きこもるジャンヌに、ある日突然、第2王子レグルスから求婚のメッセージが届けられる。断れば王家にたてついたと見なされ、爵位をはく奪されてしまうかもしれない。しかしレグルス王子は女遊びが激しいと聞く。そんな人とは結婚できない。自分自身も噂に深く傷つけられた経験を持つジャンヌは、どういう人なのか直接会って確かめるため、そして求婚の取り下げを王子に願い出るために王城に上がるのだった。そんなジャンヌを出迎えたのは、レグルス王子その人。王子自らに王宮を案内され、王子の部屋に通されたジャンヌ。意を決して婚約破棄を申し出ようとすると、「君の望みはわかっているよ」と唇を塞がれ抱き締められて……。
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5.0禁忌を犯したことで重傷を負ったミリアは、目が覚めると、冷たく整った容貌と厳格なことで有名な騎士団長・ユアンの腕の中にいた。貴族で構成された青の騎士団のユアンと、平民で構成された赤の騎士団のミリアは、敵対していたはずなのになぜ? なんと彼は、触れた身体から自分の魔力を分け与えることでミリアの命を救ってくれたのだった。敵ながらも高潔で知られる彼に介抱をされるなんて、禁術などに手を出した自分にそんな価値はないと、ユアンを拒否するミリア。しかし、いくら断ってもユアンはミリアを放そうとはしなくて…。「君が私を置いて死ぬことは許さない」全てを失った人生の先で巡り合う純愛の物語。 ※セット版との重複購入にご注意ください。
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3.0「自分でアソコ開いて……」義理の弟が私(37歳)に呟いてくる。夫の浮気がきっかけで、3歳年上の義弟と関係してしまった私。遊び人の夫とは違い、エッチはそこまでではないけれど、夫とは到底しないようなことまでリクエストしてくる彼。そんな中、しばらく会わないでいたら、法事で「義姉さん」とシラジラしい呼び方をされてガマンできなくなっちゃって……他、32編収録。「週刊ポスト」で現在も連載中のH体験コーナーを電子書籍化! 全エピソード、ノンフィクションでお贈りする本能むき出し女子の赤裸々告白集です。信じられないようなイケナイ戯れが今夜も喘ぎ声をあげてはじまる!
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3.0母を亡くしたアリーシャは、父の後妻に虐げられている。針仕事を押し付けられ、クズ呼ばわり。後妻の連れ子で義姉となったクリスティーナからも意地悪されている。幼なじみの騎士フレデリックは親切にしてくれるものの、そのフレデリックもクリスティーナの婚約者となって、孤独な日々を健気に耐えていた。辛い時に思い出すのは、亡き父と母、それにヴィクター――そうこの国の王である。4年前、父母とともに体調不調の国王を見舞った際、当時まだ王太子だったヴィクターと偶然出会った。戦で隻眼となり王位継承者として不適だと落ち込むヴィクターを、アリーシャは慰め、刺繍入りハンカチをお守りとしてプレゼントした。良き王になりたいと語るヴィクターに憧れを抱くアリーシャだったが、それはあまりにも遠い日のこと。今夜の国王の凱旋パーティに呼ばれることもない。だが、そのパーティから帰った義母と義姉から、国王から明日の催しに出席するよう命じられたと聞き……。
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3.9伯爵家の末娘・アマリアは、知性の高さゆえに世を疎み、人を見下すことが身についてしまった無気力王子・テオドールの護衛騎士を務めている。しかし、アマリアは知っていた。テオドールが本当は、民や従者のことを愛し、守る優しさをもった優秀な主君であることを。そして繰り返し語られる「きみが私の妻になってくれればいいのに」という戯れに込められた願いを。けれどアマリアにとってテオドールは、愛する男性である前に、命に変えても守るべき大切な主君であった。身分違いの恋を胸に秘め、愛する人をひたむきに守ろうとする少女騎士と、鋭い知性がゆえに心を閉ざしてしまった王子。触れ合うことはできずとも、ずっとこうして共にあるのだと信じていた二人の日常は、テオドールの命を狙う賊により壊されてしまう。命の危機に際し、勇敢な騎士としてアマリアが下した決断は……!?
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4.0兄に連れられ初めて訪れた国王主催の舞踏会。引っ込み思案のアリスは緊張から具合が悪くなり、一人で休んでいた。たちの悪い男たちに絡まれていたところを救ってくれたのは、美貌の青年貴族。名前も告げずに去っていったその青年の手がかりは、アリスの肩にそっとかけてくれたマントの「フリデリック」の刺繍だけ。ところがその2日後、アリスは日ごろから足しげく通う教会のチャリティー活動の場で、その青年と再会する。神父からフリデリックが国王の甥の公爵であることを告げられて極度に緊張したアリスは、よりにもよってフリデリックに「好きです」と口走ってしまうのだった。そしてそれを真に受けたのか、フリデリックからは「結婚を前提に付き合ってほしい」と言われて……。
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2.8マリーナは亡き父が母に贈ったブローチと同じデザインのものがデューリンガー伯爵家にあることを知り、それが本物かどうか確かめるためメイドに扮してもぐり込むことにした。そこで出会った伯爵のクラウスは驚くばかりの美貌の貴人で、一目で惹かれてしまう。だが目的はブローチの確認だ。ときめく心を押し込め、ブローチを探すマリーナ。ところがその様子をメイド頭に見つかり激しく責められる。万事休すと思ったマリーナを救ったのは他ならぬクラウスだった。ホッとするマリーナにクラウスが目的を問うてくる。今は言えないと答えると、クラウスは言わないなら“お仕置き”だと告げ、深いキスを仕掛けてきた。甘美に痺れる“お仕置き”に、マリーナは抵抗できない。クラウスの“お仕置き”は次第に度が増してきて……。
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-営業事務として働く愛良はある日、残業後の帰り道でヒールが折れてしまうというアクシデントに見舞われる。途方に暮れていると、思わず息を呑むほどの甘いルックスをした男性が声をかけてくれた。「靴、壊れたの?」 愛良の状況を理解した男性は、筋張った美しい手で、新品だというハンカチを使って愛良の靴に応急処置を施してくれた。映画のような出会い。しかし「蒼佑」という名前しか知らない彼を探す手段があるわけもなく、再会は望めない……。残されたハンカチとともに、一瞬のときめきを思い出として大切にしまいこむ愛良だったが、偶然にも社内で蒼佑と再会してしまう。まさか同じ会社だったなんて! 夢のような展開に胸踊らせたのもつかの間、蒼佑はなんと、愛良の勤める会社の副社長だったのだ。偶然の出会いに縁を感じていたのは愛良だけではなかったようで、その日から蒼佑は積極的に愛良に甘い誘いをかけてくるようになる。「副社長である蒼佑さんが、私なんかに本気になるわけない」 そうは思うものの、蒼佑の魅力に愛良はすっかり夢中になってしまう。そんな時、愛良に言い寄るもうひとりの男が現れて……。
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-外資系大手アパレル会社に引き抜かれ、リニューアルオープンを予定している本店の店長に抜擢された苑子は、入院中の母がガンで余命いくばくもないことを聞かされて悲しみにくれていた。肩肘を張って仕事に邁進する苑子を、副店長の杜がサポート。気がつけば、本店スタッフ全員がチームとして順調に育っていた。リニューアルから1カ月が経ち、苑子はスタッフへの労い気持ちを込めて食事会を企画。そしてあろうことか、酔った勢いで部下の杜と身体を重ねてしまう。何もなかったフリを通そうとする苑子だったが、そんな苑子に杜は歩み寄るように距離を縮めていく。肩肘を張って生きてきた、鉄壁でクールな心を持つ苑子の心が、少しずつ杜によって溶かされていく……。
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4.3同じオフィスビルに入居する若き起業家英治にほのかな憧れを抱いていた派遣社員の千波は、ある時、英治から交流会で恋人のフリをしてくれないかと頼まれる。たとえ偽物でもこれほどの人の恋人になれるのなら、と気軽に引き受ける千波だったが、デートを重ねるごとに英治への想いが募っていくのだった。交流会が終われば切れてしまう関係。いつのまにか大好きになってしまった英治から受けるキスも、ぜんぶ演技。これは契約なんだと何度も自分に言い聞かせ、自分の気持ちに蓋をする千波だったが、英治から紅葉を見に行こうと二泊三日の温泉旅行に誘われ、いよいよ抱かれることに。優しくてあたたかくて、慈しみに満ちた視線。今だけは、本物の本当の恋人になったつもりで、彼を求めてもいい……よね?
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3.4赤久保ほまれは女性にしては背が高く、中性的な顔立ちをしているせいで、子供の頃から「ほまれ王子」と呼ばれ女子からは人気を得るものの、男子からはからかわれてばかり。それは大人になった今でも相変わらずで、「女性も第一線で活躍するべき」という会社の方針により、関東支社では唯一の女性営業として働くことになり、ここでも男性から疎まれてしまう。嫌味陰口は日常茶飯事。挙句の果てには売上の上がる見込みのない辺境の地を営業担当地とされてしまい、唯一の味方である3人の部下たちと一緒に、頭を悩ませていた。そんな時、新任の営業課長が本社から赴任してきた。外国の血が入っているのか、誰よりも背が高くモデルのように美しい目鼻立ちをした彼・小此木は不遜な態度で営業一同を威圧したかと思うと、ほまれのチームを自分の直属にすると言い出す。しかもほまれに対して「俺に惚れさせてみせる」と宣戦布告のような告白をしてきて……!? 本社では企画部部長補佐として数々のプロジェクトを成功に導く、という華々しい功績を残している小此木は、とにかく自信満々。始めのうちこそ「嫌な男」として警戒していたほまれだったが、口だけではない彼の有能さ、そして強引な言動の中に見え隠れする彼の優しさに気づき、徐々に惹かれていく。しかしそんなある日、本社時代小此木の上司だった女性、企画部部長・蒼井が現れて……。
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3.4子供服メーカーの事務員として働く滝沢雛は、「眼鏡ちゃん」とあだ名されてしまうほどの地味子。キャリアアップを目指してはいるものの、引っ込み思案な性格と自己評価の低さのあまり上司に意欲を示すこともできず、手元の仕事をミスなくやり遂げることに終始する日々を送っていた。そんなある日、経営不振が続く会社を立て直すべく日系アメリカ人の志田命が社長に就任。モデルのように整った容姿をした命に女性社員が色めき立つ中、雛の意識は別のことへと向いていた。「恋はもうコリゴリ!今はお金を稼がないと!」とある事情により、彼女には色恋に現を抜かしている余裕がなかったのだ。しかし資格試験の参考書を求めて立ち寄った本屋で、雛は偶然にも命と出くわしてしまう。何故か命は雛に興味津々で、そのまま二人きりで呑みに行くことに。今まで接したこともないような美形のハーフに強引に迫られ、困惑する雛を他所に、すっかり彼女にご執心の命は、「自分の専属日本語教師になって欲しい」と頼んできて――!?
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4.1幼い頃、迷子になったところを助けられてからというもの、第三王女であるトリシアは兄の幼馴染であり騎士であるサイラスに片思いをしていた。そんなある日、忠義への褒美としてサイラスに王女の一人を妻として与えることが決定する。「自分こそがサイラスの妻に」と願いつつも、姉のルーシアとサイラスの仲が良いことを知っているトリシアは、姉とサイラスが結婚するものだと思い込み、失恋を覚悟していた。しかし、父である国王が指名したのは姉ではなくトリシアだった。サイラスの妻になれる。喜びに胸踊らせながらも、トリシアの心にはわだかまりが残る。「サイラス様は、私ではなくお姉さまと結婚したかったのではないかしら?」 サイラスにも姉にも問うことのできない疑いを胸に隠したまま始まった新婚生活だったが、サイラスから向けられる優しい眼差しに、「もしかしたら、このまま幸せな夫婦として過ごしていくことができるのではないかしら」と、トリシアは希望を見出す。しかしそんな幸せも一瞬のことで、初夜以来、サイラスはトリシアを避けるようになる。優しい言葉をかけてはくれるものの、ハグもキスもしてくれないサイラスに、トリシアは深く傷つく。しかも偶然にも、サイラスとルーシアが仲睦まじく頬を寄せ合う姿を目撃してしまい……。
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2.0「エッチは夫婦になってから」 そんな貞操観念の高さを理由に二股をかけられた挙げ句、3年間付き合った彼氏にクリスマス・イブに振られてしまった陽菜は、聖なる夜に華やぐ街から逃げるようにして訪れた海で、謎の男・智人と出逢う。大企業の社長を務めている智人は、肩書に魅せられ言い寄ってくる女性たちに嫌気が差し、一人海まで逃げてきたのだという。互いの身の上話をし、なんとなく意気投合した二人は智人の提案で偽装恋人として付き合うことに。もう男なんてコリゴリだと思っていた陽菜だったが、智人と友達以上恋人未満の微妙な関係を続けていくうち、心境に変化が現れて……!?
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3.7真珠は小さな宝石加工工場の娘。短大を卒業後、父を手伝い工場で働いていたが、父が病気で亡くなったことでその生活は一変。借金を背負い、父の残してくれた会社をたたむしかない、と苦渋の選択を迫られていたところに現れたのは、幼馴染で大手ジュエリーメーカーの若き社長・文也。久しぶりに顔を合わせた真珠に対し、文也は「会社を助ける代わりに結婚してほしい」と持ちかけてくる。聞くと、会社の重役からしつこく結婚を勧められ、うんざりしているのだという。始めは乗り気ではなかった真珠だが、会社の行く末を思うとそんなことは言っていられない。文也の提案を受け入れ、彼と結婚することに……。文也は結婚のため、真珠は会社存続のため。お互いの目的を果たすため、愛のない偽装結婚生活が始まった……はずが、なぜか文也は真珠に対し、必要以上に優しくて!?
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4.0とある事情で陸上選手を引退した加倉井まどかには「やりたいことリスト」がある。まずは仕事、少しでも興味のある分野の働き先を探す。次に恋愛、人生初の彼氏を作る。そして最後の3つめは、何か趣味を見つけること。早速カフェスタッフとして働き出したまどかだったが、オーダーの受け間違いや食器を割るなどのミスを繰り返してしまい、挙げ句の果てにコーヒーデリバリーの最中、スーツ姿の男性にぶつかり彼のスーツの裾を汚してしまったことで、仕事をクビに。無職になったことへの不安と、スーツを汚してしまった男性への申し訳なさに意気消沈していたまどかだったが、数日前に引っ越してきたばかりの安アパートのベランダから見えたのは、件の男性・穂高。なんと彼は、隣のマンションの住人だったのだ。偶然の再会から徐々に距離を縮めていく2人。まどかの「やりたいことリスト」を見た穂高は、「なあ、だったら俺と付き合ってみるのはどうだ?」と持ちかけてきて……。
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5.0資産家である八嶋家の一人娘である百合は、大学卒業後、かねてから婚約中だった宇津木雅人と結婚したものの、いつになっても雅人と本当の意味での夫婦になることができずにいた。妻となったのに夫が手を出してこないのは、自分が大事にされているからに違いない――百合はそう思っていた。しかし、実は雅人には美冬という愛人がいて、出産したばかりだという事実が発覚する。夫と別れることを決意した百合。そんな彼女に、雅人の弟である悠馬が信じられない言葉を口にする。「兄のことは諦めてもらって、俺が代わりに君の〝夫〟になるのはどうだろう」 抵抗も虚しく、悠馬に抱かれてしまう百合。しかも悠馬はそのまま、百合を宇津木家の屋敷に閉じ込めてしまう。夫である雅人にさえ抱かれたことがなかった百合は、処女を奪われて心に深い傷を負う。しかし、悠馬に成されるがまま意に染まぬ行為を繰り返すうち、彼の細やかさ、冷ややかな見た目に反した情熱的な部分に、次第に戸惑いをおぼえ……。
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3.0舞踏会の夜、エリザベスは談話室で聞いてしまった。見合い相手がエリザベスとの結婚を政略結婚だと断言し、「アウラ家に広大な土地がなければ、あんな野暮ったい娘と結婚なんて願い下げだよ」と言い放つのを。男は隣に座る美女を抱き寄せ「愛しているのは、君だけだ」と囁いた。エリザベスは逃げるようにして、明かりのない中庭へと足を進めた。もとより、エリザベスの気持ちなど顧みられることなく、親が決めた相手である。愛されないと知りながら、嫁がなければならない。涙を堪えるエリザベスの近くに現れたのは……ダグラス・ローファー伯爵! 社交界きっての色男として知られるエリザベスの初恋の相手だ。まもなく結婚する身であるエリザベス。初恋を振り切ろうと意を決してダグラスが落としたハンカチを差し出すと、ダグラスに強引に唇を奪われてしまう。酔って、誰かと間違えている? だが、その現場を主催者に目撃され、破廉恥だと責め立てられて、屋敷は大騒ぎ。ついにはエリザベスの兄デビッドまで出てきて、ダグラスに責任をとって結婚するよう迫るのだった――。
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4.2仕事一筋で、恋のチャンスを逃してきた看護師の美智は、母の勧めでお見合いをしてみることに。親友の母親同士で、生まれて間もないころから二人を結婚させようと約束していたらしいのだ。初めて会った婚約相手は、トップクラスの病院に勤務する医師・雅也。誰が見ても100点満点をつけるに違いないほどの美形だが、会えば喧嘩で相性はサイアク。しかし、美智は娘を思う母の気持ちを無下にはできず、月に一度、雅也と会いつづけていた。出会いから2年。美智の転職先に、雅也がいた!? 転職初日当日に、雅也から「彼女と俺は許嫁の関係」と宣言され、なぜか周囲から羨ましがられる美智。どうやら雅也は看護師からも医師からも評判がいいらしい。普段とのギャップに戸惑っている美智に、雅也は「そろそろ、結婚話を進めるぞ」と宣言。はあ? どういうことよ……!?
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3.0ルイーゼは伯爵家の18歳になるお騒がせ令嬢である。毎日昼過ぎに起きて夜会や舞踏会に繰り出し、ワインを飲んでは遊び回る生活を謳歌していた。ルイーゼの華やかな容姿に惹かれて、ちやほやしてくれる貴公子はまわりに大勢いる。恋の駆け引きを楽しんでいたルイーゼだったが、特に気があっていた貴公子が、ルイーゼとは真逆のタイプの清楚な令嬢と結婚を決めたと聞かされる。このままでは結婚が危ういと内心焦るルイーゼだったが、そんな彼女の前に堅物として有名な騎士団長・レイラールが現れ、「俺と結婚してほしい」と結婚を申し込まれたばかりか、「いますぐ返事をしてくれないか」と迫られる。驚いたことにルイーゼの両親は了承済みだという。レイラールのあまりに不躾な申し出に、家に戻って両親に話を聞いてくると返したルイーゼであったが、レイラールはルイーゼに「君にはこのまま俺の邸にきてもらう」と言い放った。レイラールはルイーゼと結婚のために三日休暇をもらったのだと説明する。結婚するのに、たったの三日!? だが、その後の記憶は残っていない。目覚めると、そこはレイラールの邸宅だった……。
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3.7小学生の頃、初恋の男の子からいじめられたことがトラウマとなり、引っ込み思案な性格になってしまった真穂。普段は地味に、目立たないように生活している彼女の密かな楽しみは、昼間とは別人のようにオシャレをして、一人でバーに行くこと。その時間だけは自分に自身を持ち、心から楽しい時間を過ごすことができるのだ。ある日、いつものように行きつけのバーで一人お酒を呑んでいた真穂は、見知らぬ男から声をかけられる。いつものように適当にあしらおうとしたものの、自信満々に振る舞う美しい男に魅了され、真穂は男と一夜を共にしてしまう。翌朝、愚かな過ちを後悔しながら会社に出勤した真穂を待っていたのは、昨夜の美しい男。なんと彼は、真穂の勤めている会社の社長、江成だったのだ。二人きりになった途端、「どうして俺を置いて帰った?」と甘く迫ってくる江成。一夜限りの関係のはずなのに、江成は真穂にプロポーズまでされてしまい……。
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3.9高畑凛と伊月尊は幼馴染み。5歳年上の尊は幼い頃から凛のことを妹のように可愛がってくれていたが、凛はそんな尊にずっと、恋心を募らせていた。大学を卒業し、尊が立ち上げたデザイン会社で事務員として働くことになっても、尊にとって凛は可愛い幼馴染みのまま。お酒が入ると「俺の可愛いりんりん」と連呼するし、デスクには凛の写真がいっぱい。大切にされるのは嬉しいけれど、「そろそろ大人の女性として見て欲しい……」、そう願い始める凛だったが、「俺が認めた男と凛が結婚するまで、俺は結婚しない」と、まるで娘を心配する父親のような尊の発言を耳にしてしまい……。
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2.3
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-恋人に突然別れを切り出された華。悲しみのどん底に落とされた彼女の泣き言を聞いてくれたのは、幼なじみの亮。大手企業の御曹司でもありながら気取らず快活な性格をした亮は、華にとっては15年来の大親友で、困ったときや悲しいときにはいつもそばにいてくれた。そんなある日。華は亮から、とんでもない頼みごとをされてしまう。「俺のバースデイパーティの間だけ、恋人のふりをしてほしい」 両親からしつこく勧められる見合い話を断る口実として、「恋人がいる」と言ってしまったのだという。いつも頼ってばかりの亮の頼みとあって、華は恋人のフリをしてパーティに出席することに。偽りの恋人のはずが甘く紳士的にエスコートされ、華は内心ドキドキ。しかも亮の両親に気に入られてしまい、一日だけという約束だった「恋人のフリ」をしばらくの間続けることになって……。
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3.5ニア・エルケド国国政補佐官コンラッド=バースの屋敷に台所女中として仕える下級メイド・アリアは、上役である料理人から執拗な嫌がらせを受けていた。ろくに寝る間もなく四日間入浴ができていなかったアリアは、用向きの帰り偶然見つけた泉で水浴びをする。その時、何者かの視線を感じ振り向くも、残っていたのは立ち去った誰かの残り香だけだった。帰宅したアリアを待っていたのは、機嫌の悪い料理人だった。いつものように罵声を浴びせられ、残飯を頭からかけられたアリアが殴られることを覚悟したその時、料理人を止めてくれたのは屋敷の主・コンラッドだった。その夜、アリアはコンラッドから呼び出される。呼び出しの理由がわからず不安を抱えたままコンラッドの元へ赴くと、彼は上機嫌でアリアを迎えてくれた。主とはいえ今までろくに言葉をかわしたこともない相手であるはずなのに、コンラッドの言動からはアリアのことを以前から知っているかのような親しみが感じられた。困惑するアリアに構うことなく、コンラッドは「君には今日から、俺専属のメイドになってもらう」と言い出して……。
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3.3図書館司書として働く舞花は34歳。早くに両親を亡くし、10歳年の離れた妹を養うことで精一杯だったため、結婚適齢期を過ぎても男の気配はなし。結婚願望はあるものの、人並み程度の容姿の自分にいまさら出会いなんて…と半分諦めモード。そんなある日、職場の後輩に半ば強引に身代わりデートを頼まれた舞花。お茶を飲む程度、と仕方無しに指定されたカフェに行くと、そこにいたのはイケメン弁護士! 身代わりであることを素直に伝え、その場を立ち去ろうとした舞花だったが、雪平篤志と名乗った男性に引き止められ、そのままお茶をすることに。海外ミステリー小説好きという共通項を見つけた二人は意気投合。お茶だけのつもりが食事まで共にしてしまう。思いの外楽しい時間を過ごすことができたものの、今後二度と会うこともないだろうと思っていた舞花だったが、数日後、なぜか篤志が職場に現れ、舞花に強引アプローチを開始して……!?
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3.0自身も卒園した地元の幼稚園で働いている花梨には、忘れられない相手がいた。それは6歳年上の幼なじみ、千紘。千紘の弟である千明希とは今でも友人として親しく付き合っているが、千紘とは9年間会っていない。望みはないと分かっているのに、どうしても千紘を忘れられない花梨は、千明希からの冗談めいたアプローチを素っ気なくあしらいながら、ひっそりと千紘を思い続けてきた。そんなある日、桜の咲く春の日に、花梨は千紘と再会する。9年前とは別人のように立派な男性になった千紘は花梨との再会を喜び、食事に誘ってくれた。ただ昔を懐かしみ、幼なじみのよしみで優しくしてくれていると分かってはいても、紳士的にエスコートしてくれる千紘に花梨の恋心はさらに熱を帯び始め……。
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3.0言い訳なんか、聞きたくない。社内恋愛で結ばれ、婚約までしていたのに……浮気された。許せなかった。指輪を投げつけ、会社も辞めた芽衣。恋はもう、いらない。そんな傷心の芽衣を慮って、友人の明日香は自分の結婚式の二次会の幹事を芽衣に依頼する。新郎側の担当は、この日初めて顔をあわせた超イケメンの長谷川直哉。おまけに対応も迅速で、彼の機転で二次会も大成功。二人は、会場となったラグジュアリーホテルの最上階のバーで打ち上げをすることに。酔いが回った芽衣は、長谷川に「こんな素敵な人だったなんて。本当にびっくりですよ」と口に出してしまう。長谷川も「今日初めて会って、芽衣さんのことをすごくタイプだと思ったから」と……。その夜、二人は肌を合わせるが、これは恋ではない、一夜限りの関係なのだと自分に言い聞かせ、芽衣はこっそり部屋を出る。靴擦れだったせいか、靴を部屋に忘れるという失態に自己嫌悪に陥った芽衣は、あらためてこんなことはもうしないと誓うのだった。半月後、気持ちもあらたに転職先に初出社した芽衣は、そこで長谷川とばったり! なぜ? 長谷川が答える。「ここ、俺の会社なんだけど……」
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3.0一流ホテルのスタッフとして働く雫は、職場の上司であるコンシェルジュ・湊に密かに思いを寄せていた。しかしホテルの跡取り息子である湊に比べ、雫の家は借金まみれの極貧家庭。住む世界が違い過ぎて恋愛なんてありえないと、思いを伝えるつもりはなかった。そんなある日、雫は職場スタッフの飲み会で泥酔してしまう。翌朝目覚めてみると、なぜか湊の腕の中。しかも二人共に裸! 昨夜の記憶がまったくない雫はパニックになるが、そんな彼女に湊はなんと、「責任を取らせてほしい」と交際を迫ってくる。憧れの湊からの求婚は嬉しい! しかし、その動機が「責任を取るため」であることは喜べないし、湊に申しわけなくもある。恋心を必死に隠し、どうにか湊の求婚をかわそうとする雫だが……。
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2.7本屋で働いている季穂は、25歳にもなって恋愛経験ゼロ。恋愛小説で疑似恋愛に浸ることは好きだが、現実の恋愛にはとんと興味がなかった。そんな季穂が、ある日突然結婚することに。理由は結婚式当日、新婦である姉が失踪したから! 結婚相手はお見合いで知り合った大手自動車部品製造会社の御曹司・二宮悠聖。当然、結婚式には多くの会社関係者が参列している。「花嫁に逃げられたなんて、二宮家の顔に泥を塗るつもりか!」と大激怒する新郎の両親と、顔面蒼白の季穂の両親。そんな中、ひとり平然とした顔をしていた新郎・悠聖が提案する。「手っ取り早く、あなたが僕と結婚すればいい」彼が指し示したのは季穂だった! 急遽、姉の代わりに悠聖と式を挙げた季穂。式の間だけ身代わりを務めるのかと思いきや、世間体を取り繕うために少しの間、新婚夫婦として共同生活をすることになってしまう。高級マンションで悠聖と二人きりの新婚生活をスタートすることになった季穂は……。
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4.0没落貴族の娘であるルイーゼは弟を学校へ行かせるため、家庭教師の職を探していた。しかし、美しい顔立ちが災いし、なかなか働き口が見つからない。途方に暮れていた時、紹介されたのが「ちょっとワケあり」の貴族令息の教育係。ようやく職を見つけられたことに喜ぶルイーゼだったが、教え子であるカミルはルイーゼよりも年上の青年! 初対面からナンパな態度で侮辱されたことに腹を立て、辞退しようかと思うも「この仕事を断って行く宛はあるのか? 俺には教育係が必要、君には仕事が必要。それなら仲良くしよう」というカミルの言葉に思いとどまる。実はカミルは、とある貴族のご落胤でありながら、爵位とは無関係の存在として、今までろくな教育もされずに過ごしてきた。しかし、爵位を継ぐはずだった兄が死んだことで突然、爵位継承者にされてしまったのだった。20歳を過ぎて、いまだに礼儀作法はおろか、教養さえも身についていないカミルを馬鹿にせず、親身になって教育をするルイーゼ。そしてそんな彼女に心を開き始めるカミル。固い信頼で結ばれた二人の関係はいつしか恋愛へ発展し、ルイーゼはカミルの教育係から婚約者になる。しかし、そんな二人の中を引き裂こうと、カミルの父がカミルの婚約者を連れてきて……。
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