帝国きっての名門・ベルジェンニコフ家の次男ロスティスラフは、上昇志向の強い兄・シャミールが“悪魔の目”を持つ娘を探していることを知る。その娘は厄災を予言するため、彼女の主人になれば、あらゆる災難から逃れられるという。その力を手にいれるためこれまで多くの血が流されてきたが、ロスティスラフは所詮「夢物語」と信じていなかった――。特殊な能力を隠し逃亡生活を送る男装の娘ルキニシュナと、彼女を追う一族の男ロスティスラフ。彼らは運命の出会いを果たし、いつしか惹かれ合うが…。命をかけた愛を描く切なくも美しいストーリー。【特別付録】キャラデザイン用に作成されたカラーイラスト付き。
結構よかった
匿名 2020年09月14日
レビューが★一つだったので、返って興味をそそられて読んでみることにしました。
ベッドシーンが少なく、主人公の二人は結ばれるものの、大団円からは程遠いエンディングだったからでしょうか? ロシアっぽい場所が舞台で、舞台設定や事件なども相まって、作品のトーンが暗いのも、理由でしょうか?
ベッド...続きを読む