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3.6紹介 ミステリ小説という「国」には作家が造形した様々な「人々」が住んでいる。誰もが知る名探偵、事件の鍵を握る意外な人物、憎めない脇役、不可解だけれど目が離せない人……そんな人たちを通して、ミステリを読むおもしろさが何倍にも膨らむ「ツボ」を刺激してくれる、ミステリファン垂涎、読まず嫌いの小説ファンには目からウロコのエッセイ集。 ホームズ、ルパン、エラリー、金田一耕助という直球もあれば、明智小五郎の妻・文代といった変化球も織り交ぜつつ、本格ミステリの古典とされる『グリーン家殺人事件』やジョン・ディクスン・カーの密室モノ、ハードボイルドではロス・マクドナルド、ミステリの日本三大奇書とされる『ドグラ・マグラ』『黒死館殺人事件』『虚無への供物』まで目配りをきかせた人選は、格好のミステリ国へのパスポートになっている。 本書の最大の魅力は、古今東西の名編に、「有栖川有栖」がどのような読書体験を得られたかという個人的な経験が色濃く反映されていること。当然そこには作家だからこそ影響を受けた人物造形やトリックといった栄養分も含まれており、著者のファンはもとよりミステリファンにはたまらないエピソードばかりである。エッセイ集とはいえ1話読み切りスタイルでは必ずしもなく、取り上げたそれぞれの作品と登場人物が相互に響き合う連関性を保ち、読み進めていくうちにいつの間にか読者は、作品や登場人物を離れた「ミステリ国」そのものの奥深さに引き込まれていくだろう。作家ならではの読みが冴える待望のミステリガイド!
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3.9ミステリ作品に欠かせない「密室」について、本格ミステリの第一人者・有栖川有栖と希代の建築家・安井俊夫が考察! 密室とは何か? 密室を実際に作ることはできるのか? 古今東西の作品を例に、論理と建築の両面から、密室の仕組みとその謎に挑む。
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3.9家柄◎頭の、ちょっとお茶目(?)なスーパーお坊ちゃま・大和さん家のゆうまくん(8)。大豪邸では、父と坊ちゃま命(ハート)の変人執事と愛犬(雑種)と、たくさんの使用人達に囲まれて、優雅で賑やかな毎日を繰り広げています。そんなある日、父が連れて来た美人家庭教師をめぐり、父子(+執事)の壮絶なバトルが勃発…!?
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3.8推理作家・有栖川有栖の新作刊行と、犯罪学者の火村英生の誕生日を祝すささやかな宴。そこで見かけた、宝石チェーン社長で有名人の堂条秀一が殺された。しかもアリスの友人が容疑者で!? 新たな事件、始動!
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4.2美しい英国庭園を舞台に、アリスと火村は暗号の謎を解き明かせるのか。収録作品「英国庭園の謎」・「暗い宿」
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3.7臨床犯罪学者・火村英生と、推理作家・有栖川有栖の名コンビが未解決事件の解明に挑む!!収録作品「朱色の研究 夕陽丘殺人事件」
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3.9臨床犯罪学者・火村英生と、推理作家・有栖川有栖の名コンビが、難解推理に挑む! 収録作/「わらう月」・「201号室の災厄」・「ブラジル蝶の謎」
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3.7臨床犯罪学者・火村英生と、推理作家・有栖川有栖の名コンビが、巧妙に仕掛けられたトリックの謎を解き明かす。収録作/「人喰いの滝」・「動物園の暗号」・「ロシア紅茶の謎」
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