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5.00~830円 (税込)◆豪華連載作!! 特集「奴隷娼婦の涙」 ★巻頭カラー ・安武わたる「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~」 沼尻に金をゆすられ誰にも頼れないチヌが向かった先は…!? ★短期連載!! ・柳田やなぎ「誘拐結婚~奪われた純潔~」 女を連れ去り嫁にする…今なお根付くおぞましき慣習!! ★話題作&特集作 ・竹崎真実「金瓶梅」 旦那様の弱味につけ込み正妻の座を狙う性悪女についに金蓮がブチ切れて!? ・藤森治見「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」 深見の決意がハナの心を激しく震わせる――!? ・小田原愛「中学校狂師~カラス女は許さない~」 サキの挑発で自信を得たタツロウが妻・マリコに牙を剥む!? ・飯島淳子「仇討ち娼婦~家族惨殺から始まる血の報復~」 母の残した櫛が新たな復讐の舞台へと乃々を導く!! ・宮島葉子「パンパンと呼ばれて」 生きるために選んだ仕事は「街娼」でした! ・空路「メゾン・クローズ―扉の向こう側―」 借金のカタに高給娼館に売られた少女の壮絶運命! ・葉月つや子「高級娼婦たちの寝室~闇聖母スカウトキャラバン~」 愛のない結婚生活に疲れた松沢はヒロカに客以上の関係を求めるが!? ・なつまろ。「大正純愛復讐譚~母を焼き殺された私は鬼と化す~」 撫子に慎之介との縁談話が持ち上がり心かき乱される春陽だったが!? ・アオイセイ×あしだかおる「夫も子宮も奪われて」 抵抗する術のない姉から婚約者を奪い子宮も摘出しようとする妹の真意とは? ・タナカトモ×筑谷たか菜「顔を盗られた女~この世から「私」がいなくなる~」 真夜に関する驚愕の真実を知った朝日。しかし今度は家族からも横領を疑われてしまい!? ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なり、非表示もしくは掲載されないページがある他、特別付録はついておりません。尚、電子版からは、誌面の一部を切り取って使用する応募券やクーポン券等は使用できません。ご了承ください。
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-どれだけ「助けて」と願ってもそれが届くことはなかった――。平凡な生活から一変、監禁によって日常を奪われた美季は鎖で繋がれ、地下での生活を余儀なくされる。監禁、暴行、レイプを繰り返す男の目的は何なのか。なぜ私が選ばれたのか。10年以上も続く生き地獄に救いはなかった。なぜなら、監禁男はその残虐さが嘘のように、周囲には社交的でお人好しな男だと思われていたからだった…。
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2.0どれだけ「助けて」と願ってもそれが届くことはなかった――。平凡な生活から一変、監禁によって日常を奪われた美季は鎖で繋がれ、地下での生活を余儀なくされる。監禁、暴行、レイプを繰り返す男の目的は何なのか。なぜ私が選ばれたのか。10年以上も続く生き地獄に救いはなかった。なぜなら、監禁男はその残虐さが嘘のように、周囲には社交的でお人好しな男だと思われていたからだった…。
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-21~23巻530円 (税込)【怪談バーで会いましょう [エンブレムの呪い]/漫画・高野美香 原作・まにゅ・やまげら】【怪談師・志月かなでの宵闇話/原作・志月かなで 漫画・油豆】【どすこいスピリチュアル/漫画・小林薫 原案・TANAKA】【山口敏太郎の日本怪忌行/漫画・未浩 原作・山口敏太郎】【つるんづ怪談/つるんづマリー】【お焚き上げ/漫画・空路 原作・橘明来】【立原美幸の心霊エッセイ/金子裕】【UFO発見で霊力UPするかどうか試してみた/伊藤ロイ】【ぬぐえない刹那/野月恵美】【ちょっぴリチュアルDAYS/若尾はるか】【東京異聞[口にしてはいけない怖い話]/漫画・町田ジュン 原作・桜木ピロコ】【散骨/熊本雅弘】【心霊浄化師 神楽京/原作・井口清満 漫画・水月まな】 ※電子版ではプレゼント、アンケートなどへの応募はできません。予めご了承ください。
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4.31~36巻660~880円 (税込)新しい判型、新しい造本、新しい連載の数々! 『乙嫁語り』の森薫、『北北西に曇と往け』の入江亜季を中心に、広く漫画業界から豊かな才能たちが結集する。 創造と革新のコミック・ブック、新創刊! <青騎士 第1号 ラインナップ> 柴田康平 [夜な夜な夜な] こかむも [クロシオカレント] ムネヘロ [ムシ・コミュニケーター] 鰤尾みちる [篠崎くんのメンテ事情] 戸塚こだま [レシートキョンシー] 伊田チヨ子 [ディジーレコード0014] 森薫 [シャーリー・メディスン] 有海とよこ [波間の子どもたち] 甘酒縞 [マイ・フレーム・イズ・ビューティフル] まとり [玻璃の娘] 毛塚了一郎 [音盤紀行 追想レコード] 入江亜季 [北北西に曇と往け] 高橋拡那 [紅椿] 御茶漬海苔 [おんニャの一生] ハラヤス [凍犬しらこ] 智田直 [ホテル・ライラック] 渡邉嘘海 [あべこべの国のアリス] 長谷川未来 [瀬をはやみ] 梶谷志乃 [舐犢の愛] 大槻一翔 [リナリア] ほか
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5.0〈小松左京は21世紀の預言者か? それとも神か?〉 コロナ蔓延を予見したかの如き『復活の日』で再注目のSF界の巨匠。 その“予言的中作品”のみを集めたアンソロジー第一弾。 米大統領の外交遮断の狂気を描く『アメリカの壁』、中国の軍事大国化『見知らぬ明日』、優生思想とテロ『HE・BEA計 画』、金融AIの暴走『養老年金』等。 グローバル化の極北・世界の混乱を幻視した戦慄の“明日”。 〈トクマの特選!〉第一回配本。 イラスト 田辺 剛 〈目次〉 未来から現在を見る法 [part.1]混迷する世界 グローバル化と保守化の拮抗/テロリズム アメリカの壁 四月の十四日間 または──日米もし“再び”戦わば HE・BEA計画 返還 [part.2]欲望と資本の暴走 怪物化する通貨 黒いクレジット・カード 終わりなき負債 養老年金 未来とは何か 楽観論と悲観論 [part.3]衝突する世界 新たな冷戦/変わる対立構造 秘密計画 超人の秘密 見知らぬ明日 極冠作戦 解説 池上 彰
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3.8【電子オリジナル特典】・生頼範義イラスト原画2点収録 ・連載第一回の加藤直之イラスト入り「SFアドベンチャー」誌面 ・小松左京直筆原稿 ・小松左京ライブラリ解説 ●地球から五・八光年の宇宙空間に突如出現した巨大円筒形物体“SS”の正体は? 超AI開発プロジェクトの研究員遠藤秀夫は、完全自立型人工知能の開発中に、AI(人工知能)に魂を与えたAE(人工実存)という新しい概念に到達していた。やがてSS探査に送り込まれた“AE”が遭遇したのは、複数の地球外知的生命体の姿だった。日本SFの巨匠・小松左京が広大な宇宙を舞台に、「生命」「知性」「文明」の意味を問いかける、本格SF巨篇にして最後の長篇小説、ついに電子化! 堀晃×山田正紀×谷甲州巻末特別座談会も収録。
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-楽しい渓流釣りは、一瞬で悪夢に変わった。釣り糸の先にあらわれたのは、思わず悲鳴を飲み込むほどの「怒れる魚」の顔だった。釣り上げられたそのヤマメは大口をあけ、いきなり指に噛みついた。魚が人間に襲いかかるなどという話は、ほら話にしても聞いたことがない。しかし、それだけではなかった。雄猫三匹が幼女を襲い、飼い犬が鰻に絞め殺された。スズメバチは人間を攻撃し肉を喰い、一日のうちに骨だけにした。生きものはすべて、虫ケラから人間にいたるまで、染色体の異常で巨大化し狂暴になっていった――。この不気味な変動の陰で、何かが静かに起こりつつあった。恐怖の時代の前兆を描いた表題作のほか、読者を荒涼たる混乱の世界におとしいれる全6編。書き下ろし解説を収録。
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-440円 (税込)☆ホラー・ダーク系コンテンツをお送りするweb雑誌ホラーシルキーvol.29 愛田真夕美「魔夜の赤い靴 閉ざされた声」名作復活掲載! 楠桂「怪物は泣きじゃくる」 3話一斉配信!リブート連載・第2弾! 竹内未来「絶対服従」 スペシャルゲスト、リブートで登場! 中津賢也×仲村健史「占人に聞いてみよう」大反響!新シリーズ第2回! 亜月亮「東京都市伝説」 一重夕子「永しえ町の物語」 大橋薫「TALK TO HER」 松嶋初音×やぎ「初音怪談~これは私が体験したこと~」 永久保貴一「幽世の扉」 桑原水菜×浜田翔子「炎の蜃気楼 【新装版】」
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5.0小学生のころ初めて小松左京に出会い、夢中でつぎからつぎへと読んできた哲学者・東浩紀が「小松SFのような小説は、じつは小松左京しか書いていない。そういう意味では、あのころの興奮はもうずっと味わえていません」と語る、あのころの感動と驚きを詰め込んだワン・アンド・オンリーな短編集。 「進歩と科学技術」への違和感、焼け跡を原風景とした戦争体験、そして上方落語をはじめ伝統芸能への深い造詣――。 複雑で多面的なテーマを変幻自在の文体で読ませる、「地には平和を」から「ゴルディアスの結び目」まで、4番バッターばかりを集めたような贅沢なセレクション! 紙版角川文庫に換算すると700ページ以上にも及ぶ、長大な15編を1冊にまとめた、電子書籍ならではの必携の1冊! 【序文】東浩紀 【特典】生頼範義による迫力のメガイラスト口絵、小松左京本人による、貴重な手描きイラスト図版を収録。 【収録作品】 「地には平和を」 「御先祖様万歳」 「物体O」 「アダムの裔」 「神への長い道」 「人類裁判」 「戦争はなかった」 「静寂の通路」 「東海の島」 「お召し」 「結晶星団」 「お糸」 「ゴルディアスの結び目」 「大坂夢の陣」 「華やかな兵器」 姉妹編『小松左京短編集 大森望セレクション』も同時発売!
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4.0一昨晩おそく、泥酔して地下鉄の階段から転げ落ち、気を失ったようだ。やっと意識を取り戻すと、街が異様な様子に一変していた。市街のあちこちで、タクシーが電柱にぶつかってぐしゃぐしゃになり、無人となった住宅の密集地あたりでは、黒煙があがっている。大阪じゅうの人間が、僕ひとりを残して消えてしまったのだろうか? あらゆる都市の知人宅や会社に電話をかけまくったが、誰も出ない。緊張と興奮の連続でくたびれ果てていたとき、突然、電話のベルが鳴った――! 日本が空っぽになる異常事態。残されたわずかな人間たちは、極限状態をどう生き延びるのか? SF長編の金字塔!
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4.8
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-ぼくは、いわばやとわれ調査員だ。相手の視線をとらえると、何でも喋らせてしまう特技を買われて、この仕事を引き受けた。今も、酒好きの退役アメリカ陸軍大佐からアメリカについての情報を聞き出している。話の途中、ふと何かの気配を感じて外をのぞくと、人通りの絶えた暗がりに乗用車がとまっている。どうもつけられていたらしい。今まで取材と称して、有力上院議員や「黒い回教徒」のメンバーに会って、必要以上に喋らせたのがまずかったようだ。ついにぼくは、世界中の諜報機関から追われる身となった――。だが、取材データをこんなにも欲しがる理由は何なのだろうか……? あっと驚くどんでんがえしが待ち受ける表題作の他、「フラフラ国始末記」「時間エージェント」八話を収録。解説:モンキー・パンチ。小松左京ライブラリによる書き下ろし補足解説つき。
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-あの、ゴエモンが、またニッポンへ帰ってきた! にわかじこみの奇妙な日本語、コウモリ傘を斜めに背負い、モーニングに下駄履きの宇宙人。一万年ぶりのニッポン探訪、見るもの聞くもの、すべて仰天することばかり。そんなゴエモンを自らの家に下宿させたのは、小松左京その人。ゴエモンがトイレットペーパーにひそかに書き記した日記を盗み読んで、わかりやすく紹介した異色の記録。痛快SF長編『明日泥棒』の姉妹編。本作の真骨頂、ゴエモンと小松左京の掛け合い漫才のルーツになったと思われる、ラジオ番組の台本のための直筆メモ画像を収録した完全版!
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-冥王星から500万キロ離れた宇宙灯台の緊急ブザーがけたたましく鳴った。巨大宇宙船が操縦不能におちいり、常識では考えられない光の30倍以上のスピードで、ジャンプを繰り返しながら突っ走っているのだ! 太陽系から何万光年も離れ、7人の子供たちを乗せたまま漂流を続ける「宇宙のよび声」号。食糧を食いつないでも、あといくらももたない。この原因不明の猛烈な宇宙船の推力の秘密は、いったい何だろう――? 少年少女だけが乗った宇宙船が広大な宇宙を突き進み、困難に立ち向かっていく、著者会心の宇宙冒険小説。ほかに、「カチカチ山」や「浦島太郎」「金太郎」など、おなじみの昔話をモチーフに独特のひねりをきかせた「SF日本おとぎ話」7編を収録。巻末には小松左京ライブラリによる詳細な書き下ろし解説が入った決定版!
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4.0【電子オリジナル特典】 ・加藤直之、張仁誠、宮武一貴の貴重なイラストや設定を高精細で収録! ・映画撮影前の「ミネルヴァ」号、「スペース・アロー」号 ・【初公開】小松左京直筆「さよならジュピター」脚本、小説原稿、シナリオ原稿 ・小松左京ライブラリ解説 時は22世紀。木星太陽化計画の調査主任・本田英二は、旧友でパイロットのホジャ・キンの来訪を受けた。ホジャ・キンは冥王星軌道外からやってくる彗星の数がここ数年激減している理由探査のため、2年余りの長旅に出かけるという。──これが彼らの最後の出会いであった。やがて明らかになる驚愕の事実。太陽系50億年最大の危機に、人類の英知はどう立ち向かうのか? 日本SFの金字塔が、さまざまな特典付きで電子化! (電子版では紙版の上下2冊分を、1冊にまとめています)。
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4.5電子オリジナル特典】・生頼範義イラスト収録 ・劇場版「首都消失」ポスター ・小松左京直筆原稿 ・小松左京ライブラリ解説 ●S重工企画総務課長・朝倉達也は、役員会議へ新企画報告のため、名古屋を発ち東京へ向った。が、途中で新幹線がストップ、首都圏に大異変が起ったことを知る。都心を中心に半径三十キロ、高さ千メートルの正体不明な巨大な“雲”に覆われ、交通通信電波は遮断、死者も出たのだ。家族は友人は無事だろうか? この“封鎖”は一時的現象なのか? 国家中枢を失った日本の将来は…? 日本SF大賞受賞のパニック巨篇。(電子版では紙版の上下2冊分を、1冊にまとめています)。
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-「俺を早く死刑にしてくれ!」家族から虐待を受けて育った少年・昭男は、その悲惨な生い立ちから日に日に懐疑心と被害妄想が増していた。家族に認められたいという思いは、度重なる家族の裏切りによって彼の精神を崩壊させていき…やがて世間を震撼させる事件への引き金を引いてしまう。――未成年者がなぜ拳銃を使用した連続殺人事件を起こしたのか? 犯罪事件を追及する異才のホラー作家、稲垣みさおの意欲作!【第1話~第4話を収録】
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4.0夜の11時になると、まもるの家の下から怪しい震動音が聞こえてくる――。調査に乗り出したまもるは、古文書などから、この地域には何百年も前から60年ごとに不思議な現象がおきていたことを知る。怪現象の中心地に調査にむかうまもるたちの前に、古い子守歌どおりのねじれた松葉や強い磁性をおびたくぎがあらわれ、謎はますます深まっていく。冒険、友情、そしてほのかな恋を、宇宙と人類という壮大なスケールの中で描く、小学生でも楽しめるSFエンターテインメント大作。小松左京がモリミノル名義で出版した漫画『ぼくらの地球』のワンシーンを引用した詳細解説つき。
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5.0僕は40世紀の「時間局員」だ。自由自在に何世紀にもわたって、過去未来へ行き来できる超能力時代に生きている。そんな僕の親友のカズミが、ある一定の周期で、激しい疼痛感と痙攣発作に襲われている。特殊病理学者もサジをなげてしまった奇病だった。苦しみもがく彼をどうしても救ってやりたい。僕は、あてずっぽうに19世紀の幕末に病因解明の手がかりを求めた。しかし、大飢饉の余波が残っていた江戸の街で、僕はカズミの陰惨な過去、双生児にまつわる呪われた影を目撃してしまった――! 40世紀の人間の、呪われた複雑な過去を見つめる表題作のほか、デビュー直後の作品を含め、初期に発表された短編全7編を収録。書き下ろし解説つき。
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-氷結した暗い湖面の底に沈んでいる、青みがかった灰白色の巨大な「顔」。長さ十数キロ、幅7から8キロもある途方もない大きな「顔」だ。どう見ても、人間の、地球人の痩せた男の顔だった。今にも死にそうな重病人の、苦痛にみちた表情をしている。なぜ、そんな巨大な「顔」が、それも銀河系をはるか200万光年も離れているNGC244(アンドロメダ星雲)の中の小恒星のわびしい惑星上にあるのか。また、これほどスケールの大きい彫刻を、誰がどんな技術を駆使して作ったのだろうか。地球上のビーヴァーに似たこの星の原住民たちも、その成因をまったく知らないという。一惑星上にあらわれた巨大な「顔」の謎と心を感ずる木が解き明かす秘密とは? 本格SFの金字塔!
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-その女には、タヒチに到着した晩、ホテルのバーで出会った。「地球って、意外にさびしい星なのね……」と、なげやりに口にした彼女は、4年前のある日、パリの雑踏の中でひとり息子が行方不明になったという過去を語りはじめた。それ以来、子どもを探して旅を続けているのか、子どもを失った悲しみをまぎらわすために旅をしているのか、わからないのだと言う――。気品と威厳に満ちたちょっと風変わりな女との出会いから、学生生活の終わり近くに知り合った年上の女のことを思い出させられ、思いもよらぬ過去と現在とのつながりが、鮮やかにうきぼりになる表題作の他、女にまつわる短編全5編を収録。小松左京ライブラリによる解説つき。
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3.3「俺を早く死刑にしてくれ!」家族から虐待を受けて育った少年・昭男は、その悲惨な生い立ちから日に日に懐疑心と被害妄想が増していた。家族に認められたいという思いは、度重なる家族の裏切りによって彼の精神を崩壊させていき…やがて世間を震撼させる事件への引き金を引いてしまう。――未成年者がなぜ拳銃を使用した連続殺人事件を起こしたのか? 犯罪事件を追及する異才のホラー作家、稲垣みさおの意欲作!
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4.4
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-その男は「青ひげ」と呼ばれた。過去6人の妻たちは、みな死んでいた。「妻殺し」の容疑で警察に調べられたこともあるが、犯罪の痕跡は発見できなかった。しかし、全員が同じ状況で、同じ症状で亡くなっていた。みな妊娠中毒症を起こしていたのだ――。その男がホテルのバーで知り合った7人目の女は「あなたの子を産むわ」と言い放つと「青ひげ」の7人目の妻となった。おれの子を孕むと死ぬ、という男の忠告もなんのその、しばらくして女は妊娠した。女は次第に生活の主導権をにぎり、ある種の危険な兆候をみせはじめた……。種の保存の本能の、新しい形が戦慄を呼ぶ表題作の他、全8編をおさめたSF短編集。書き下ろし解説を収録。
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3.0「鬼畜島」外薗昌也が集めた怪談集、「異本」シリーズ。いわくつきで過去のコミカライズに入れられなかったとっておきの作品を外薗昌也が指名したホラー界の異才・呪みちる、鯛夢が待望の漫画化。夢の競演! 大胆アレンジにも注目! 【僕の家/鯛夢 ~「赤異本」「黒異本」『僕の家』『僕の家 後日談』より】故郷宮崎に帰った「僕」は実家が引っ越していたことを知る。父が相談もせずに購入していたマイホームは近所ではお化け屋敷とよばれ、どうやら老婆の霊がでるようで…? 家が、家族が、憑かれ、正気を失っていく! 語ってはいけない、アブナイ物件の話。 【地獄腐女子/呪みちる ~「赤異本」『腐女子地獄』より~】BL作家O先生のところにやってきたアシスタントマユ子。マユ子はO先生の熱烈なファンで、そのいきすぎた愛ゆえにどんどんアトリエを乱していく。オカルティックなマユ子によってしかけられた呪いとは? 【ビラビラ/呪みちる ~「黒異本」『団地 その後のその後』より~】幼い頃おじに連れて行ってもらったショッピングモールのオープニングで見たビラビラの怪物。大人になり、叔父の口から語られたそのビラビラの正体は、施工業者が起こしてしまった惨い死亡事故が原因のようで…。
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5.0「鬼畜島」外薗昌也が集めた怪談集、「異本」シリーズ。いわくつきで過去のコミカライズに入れられなかったとっておきの作品を外薗昌也が指名したホラー界の異才・呪みちる、鯛夢が待望の漫画化。夢の競演! 大胆アレンジにも注目! 【僕の家/鯛夢 ~「赤異本」「黒異本」『僕の家』『僕の家 後日談』より】故郷宮崎に帰った「僕」は実家が引っ越していたことを知る。父が相談もせずに購入していたマイホームは近所ではお化け屋敷とよばれ、どうやら老婆の霊がでるようで…? 家が、家族が、憑かれ、正気を失っていく! 語ってはいけない、アブナイ物件の話。 【地獄腐女子/呪みちる ~「赤異本」『腐女子地獄』より~】BL作家O先生のところにやってきたアシスタントマユ子。マユ子はO先生の熱烈なファンで、そのいきすぎた愛ゆえにどんどんアトリエを乱していく。オカルティックなマユ子によってしかけられた呪いとは? 【ビラビラ/呪みちる ~「黒異本」『団地 その後のその後』より~】幼い頃おじに連れて行ってもらったショッピングモールのオープニングで見たビラビラの怪物。大人になり、叔父の口から語られたそのビラビラの正体は、施工業者が起こしてしまった惨い死亡事故が原因のようで…。 ※この作品は鯛夢「僕の家」(第1話)が収録されております。重複購入にご注意下さい。
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5.0寒気が訪れ雪が降り始めた。誰もいない林の中で、縄文期の老人が静かに息をひきとろうとしていた。その時老人は、奇妙な夢を見ていた。それは、ずっとずっと先の世の夢で、暮らしむきは今より少しはましになっていたようだった。その夢の中で、またその先の未来の夢の続きをみていると、さらに暮らしは楽になっていたようだったが――。明日こそは住みよい社会が来ると信じて、見果てぬ夢を追い続けた人間を待っていたものとは? 小松左京が京都大学の学生時代に発表した漫画の一部を始め、貴重な資料とともに、作品の深い理解を助ける詳細な解説を付した決定版。
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3.840年の時を超えて大きな話題になった表題作「アメリカの壁」を含む傑作短編集。 1977年に発表された「アメリカの壁」に登場する孤立主義者のアメリカ大統領が、トランプ大統領を想起させることから、「トランプ政権 予言の書?」と新聞に取り上げられたり、ネット上で「いま読むべき作品」「現実がSFに近づいた」といった声が相次ぐなど、大きな話題に。 ●「アメリカの壁」あらすじ● ときは冷戦時代。ベトナム戦争以降のアメリカは国外問題への関心を急速に失いつつあった。「輝けるアメリカ」「美しいアメリカ」というスローガンを掲げて当選した大統領は、国内問題には熱心だが、対外政策はどこか投げやり。 そんなときアメリカは突然、出現した「壁」に囲まれ、外部との交通、通信が一切、遮断されてしまう。しかし、なぜか大規模なパニックは発生せず、「アメリカは生きつづけるだろう」と語る大統領のもと、アメリカ国民は意外に落ち着いていた。 「どう考えたって・・・・・・これはおかしい」 アメリカ国内に閉じ込められた日本人ライターは、そんな状況に不審に感じて調査を始める。 「アメリカは、“外”の世界に、ひどくいやな形で傷つき、萎縮(シュリンク)しはじめた。そいつは認めるだろ? 今の大統領は、その方向をさらに強め、妙な具合にカーブさせた。彼は “幸福な新天地時代”のアメリカのノスタルジイに訴え、そこからの再出発を考えているみたいだった」 「たしかにアメリカにとっては、“すてきな孤立”だ」 そして男がたどりついた真相とは。 表題作の他に、アンデスのマヤ文明遺跡から出土した棺のなかのミイラがいざなう不思議な時間旅行「眠りと旅と夢」や、「鳩啼時計」「幽霊屋敷」「おれの死体を探せ」「ハイネックの女」といった傑作SF5篇も収録。 電子版オリジナル解説では、小松左京の家族である小松実盛氏が各作品の背景を詳細に紹介。テーマにこだわらず1977~78年に発表された作品を集めた結果、ミステリあり、コミカルタッチあり、ホラーありとバラエティにとむ本書収録作の位置づけや、同じテーマを扱った他の作品を案内。日本が生んだ最高のSF作家、小松左京の豊潤で広範な作品世界に関する格好の入り口となっている。 また、初めて公開される自筆メモや、プロの漫画家として活躍した時期もある著者の一コマ漫画を特典画像として収録。
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2.0アメリカにトランプ大統領が誕生して以来、「いま読むべき作品」「現実がSFに近づいた」と改めて注目を浴びている作品。 ときは冷戦時代。ベトナム戦争以降のアメリカは国外問題への関心を急速に失いつつあった。「輝けるアメリカ」「美しいアメリカ」というスローガンを掲げて当選した大統領は、国内問題には熱心だが、対外政策はどこか投げやり。 そんなとき、アメリカは突然、出現した「壁」に囲まれ、外部との交通、通信が一切、遮断されてしまう。 しかし、なぜか大規模なパニックは発生せず、「アメリカは生きつづけるだろう」と語る大統領のもと、アメリカ国民は意外に落ち着いていた。 「どう考えたって・・・・・・これはおかしい」 アメリカ国内に閉じ込められた日本人ライターは、そんな状況を不審に感じて調査を始める。 「アメリカは、“外”の世界に、ひどくいやな形で傷つき、萎縮(シュリンク)しはじめた。そいつは認めるだろ? 今の大統領は、その方向をさらに強め、妙な具合にカーブさせた。彼は“幸福な新天地時代”のアメリカのノスタルジイに訴え、そこからの再出発を考えているみたいだった」 「たしかにアメリカにとっては、“すてきな孤立”だ」 そして男がたどりついた真相とは・・・・・・。 1982年に文春文庫から発売された短編集『アメリカの壁』から、表題作「アメリカの壁」だけを取り出し、電子書籍オリジナルとして発売!
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-K団地の13号館で、どうにも説明のできない奇妙な事件が起こった。5歳の子供が階段の途中から転げおち、おちたとたんに消えていなくなった。消えた瞬間を、母親も団地の誰も見ていない。だが、耳を澄ましていると、5階と4階のあいだ、階段の裏側あたりから、子供の泣き声がかすかに聞こえてくる! どこがどうなっているのか、誰も知らない秘密のどんでん返しがこの建物にはあるのだろうか……? 変わり映えのしない日常生活の中で起きた不思議な事件を描く表題作の他、SFでアジアの世界観に挑んだ初期の意欲作全5編を収録。詳細な解説を付した決定版!
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2.0人気ホラー漫画家・御茶漬海苔の完全新作書下ろし。童話や昔話を題材に、御茶漬海苔の感性で残虐的に、官能的に表現。1話は「赤ずきん」をテーマに描きます。
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-15歳でつむ(糸紡ぎの道具)に刺され死ぬと予言された姫。予言は回避したが、深い眠りに落ちてしまう。 1年後、助けに来た王子が見たのは茨に犯され泣き叫んでいる姫の姿で——。 『イバラ姫』 王子にもらった金の毬を泉に落としてしまった姫。拾ってくれたのは醜いカエルだった。食事の時間、人間サイズになったカエルが来訪。 長い舌で皿を嘗め回し、姫と一緒に寝ると言いだし——。トラウマ必至のラストは必見! 『カエルの王様』 魔女を怒らせた夫婦は、生まれた子供を取られてしまう。塔に監禁され15年、美しく成長したラプンツェルの元に王子がやって来る。 愛し合う二人の傍らには恐ろしい魔女の姿が——。 『ラプンツェル』 御茶漬海苔ワールドで描かれた、一度読んだら忘れられない童話傑作3選!
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-物体が飛んだり、突然激しい物音がしたり――。ポルターガイスト(騒霊)現象は、実際に見た者でなければ、信じられないだろう。神経科医で私の友人の田村は、霊媒能力を持っている美しい女性患者に魅入られてしまった。彼女と結婚したいとまで思いつめていたが、とうとう、忌まわしい事件が起こってしまう。「あちら側の住人が、しきりに私をよんでいる……」という彼女を、田村は幸せのためだといって絞殺してしまったのだ。衆人環境の中で神秘的な現象にとらわれた男女の、あの世とこの世の不思議な交流を描く表題作の他、さまざまな味わいが楽しめるホラー短編全14編。小松左京が描いたユーモラスなホラーイラストも収録!
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3.91993年4月の創刊以来、わが国のホラー・エンターテインメントとともに歩んできた無二の文庫レーベル、角川ホラー文庫。その膨大な遺産の中から、時代を超えて読み継がれる名作を厳選収録したベストセレクションが登場。大学助教授の〈私〉が病院で知り合った美しい女性、由尹。ミステリアスな雰囲気をたたえた彼女は、自分の体は呪われていると告げる。ともに暮らし始めた二人だが、やがて悲劇的な事件に見舞われて……。ミステリとホラーの巨匠・綾辻行人90年代初頭に執筆した傑作「再生」をはじめ、『リング』の鈴木光司が東京湾のクルーズ船を舞台に戦慄の一夜を描いた「夢の島クルーズ」、故・今邑彩が角川ホラー文庫のために書き下ろした不穏な物件ホラー「鳥の巣」、の第72回日本推理作家協会賞に輝いた澤村伊智の学園ホラー「学校は死の匂い」など、バラエティ豊かに、ホラージャンルの面白さと可能性を示す全8編。最高にして最恐、これが日本のホラー小説だ。ホラー評論家・ライターの朝宮運河セレクション。 収録作は以下の通り。 綾辻行人 「再生」(『亀裂』、『眼球綺譚』) 鈴木光司 「夢の島クルーズ」(『仄暗い水の底から』) 井上雅彦 「よけいなものが」(『怪奇幻想短編集 異形博覧会』) 福澤徹三 「五月の陥穽」(『怪談歳時記 12か月の悪夢』) 今邑彩 「鳥の巣」(『惨劇で祝う五つの記念日 かなわぬ想い』) 岩井志麻子「依って件の如し」(『ぼっけえ、きょうてえ』) 小池真理子 「ゾフィーの手袋」(『異形のものたち』) 澤村伊智 「学校は死の匂い」(『などらきの首』)
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3.8
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