ioさんのレビュー一覧
レビュアー
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優しさが一杯
とても素敵な物語です。クリスマスということもあって『相手を想う』ことに主題を置いた物語になっていると感じます。
フィンランドの文化や習俗も良く描かれていて、この作品の楽しみのひとつになっています。伝統のクリスマス料理も美味しそう!
そしてファビーからジュンへのプレゼントが椅子というのが本当に素敵。『メッツァペウラがジュンの居場所だよ』というメッセージのようです。感動しました。
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不思議な世界
不思議な世界観の物語ですよね。フォークロアっぽいオメガバース。
サッと読んで『面白い!』ってなるのではなく、何回か読み返してじわじわ『良い!』となるタイプの深い物語だと思います。 -
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ほっこり
鬼灯様と小夜の日常の一幕にほっこりしました。
単話版なので仕方ないのですが...どうしても短い!『えっ、これだけ?』って思います。
この調子でずっとほっこりなのか、なにか不穏な出来事が起こるのか...。原作を読んでいないので見当がつきません。次巻の予告にあたるページがあると良かったかな。 -
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オチのとおり
悪役令息のその後の物語といったところでしょうか。悪役令息らしい悪役令息であろうとする主人公が空回っているのが可愛いです。
これはもうオチのとおりですね。どうぞお幸せに♥ -
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楽しい作品
この巻は、長い物語の序章に当たるようです。少年たちの可愛らしい成長記録になっています。BL色はまだ薄く、ひたすら可愛らしいのみです。オメガバース設定ありの作品なので苦手な方はご注意ください。
類似作品も多いため、なんとなく既視感のある部分もありますが楽しい作品です。続きを楽しみにしています。 -
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優しい物語
とても優しい物語だと思います。主人公の少年が王様に物語を語るという設定の小説を他にも読んだことがありますが、この作品はとても良かったです。
不幸な境遇にもかかわらず働き者で素直なアーシェ。後宮の下働きとして働きながら得意の物語で寵妃方に可愛がられ、やがてラシード王の癒しになっていきます。
第一寵妃マアディンがすごく懐の深い人で、素敵な女性です。後宮ものだと主人公が寵妃に意地悪されることか多いですが、この作品ではそんなことはありません。アーシェが可愛がられていたこともありますが、ラシード王のお人柄によるところもあったのではないかと思います。
物語の最後に、ラシード王とアーシェが生涯を共にしたこと -
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そろそろクライマックス?
ドラマチックなシリアス展開の巻です。ローレン王子にダニエル王子の最期をを告げるシーンはグッと来るものがあります。
この巻まで読んできてもラエルが皇帝を愛しているというのが不思議です。皇帝がラエルに惹かれ執着しているのは分かります。でもラエルは『一夜買われる→監禁拘束される→しつこく追われる』という状況でなぜそうなった?としか思えないのですが...。
そしてラエルが転生者という設定はどこで効いて来るのでしょう?
そろそろクライマックスな様子なので続きが気になります。 -
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合間のギャグが...
シリアスな展開の合間に入るギャグ要素は好みが別れると思います。
前巻のラストでラエルが一服盛られたかと思ったら、まさかの砂糖たっぷりだったとか。そしてこの先はコメディに振れるのかと思ったら実はラエルに警告するためだったようで、物語はシリアスに展開...。
私が好きな要素は少ないのに、どうしても続きが気になる本当に不思議な作品。 -
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クーラー
本作を読んだのが夏だったので、共感するのはルージュでした。文章からジルクが作ったクーラーがどんなものか分かりにくかったのですが、挿し絵を見て納得。スポットクーラーのような形状なのですね。
それにしてもジルクは本当にマメ。家事も自分が快適に過ごすためなら苦にならないのでしょうね。こういう世界の貴族やお金持ちだと家事は使用人の仕事なはずですが、他人に家事を任せて自分が快適に過ごせるクオリティに達していなかったりしたら嫌だし、だったら自分で満足のいくようにしたいのでしょうね。
人生の全てを自分クオリティで生きる。うらやましい気もします。でも、毎日忙しいだろうなぁ。