近衛さんのレビュー一覧
レビュアー
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歌舞伎関係の家に生まれただけではなく、自身が通う学校の偉い人にたまたま出会ってしまうくらい豪運は持ち主の主人公。
所詮は運かとも思いましたが、なかなか素敵なエピソードがありましたので満足。
幼い頃助六が女の子が出来ないという理由で歌舞伎を諦めた主人公。それと同じように、学校の偉いお爺ちゃんもまた歌劇団に憧れたものの女性しか入れない、ならば違う面から関わろうと脚本を目指したという経緯。その矢先に白薔薇と呼ばれる舞台女優に出会い、歌劇団の台本をもらう少年期のお爺ちゃん。
戦争で何もかも焼けてしまい(もらった台本も)落胆するも、白薔薇は諦めず、歌劇団は息を吹き返し、歳を重ねてもなお交流 -
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様子見かな
いきなり人語をしゃべるデカい金魚が現れて人が次々食われ殺されています。逃げまくった主人公は某教育番組みたいな仕掛け的偶然でビルから飛び降りてもなんとか生き延びて、気を失った矢先に可愛い女の子に拾われて…という展開。
かなりグロイです。そしてぽんぽん人が死んでいきます。
最初に逃げてた深草さんが豹変して「私の代わりに死ねよ!!」と叫んでいたのに食べられてしまったのはスカッとしました。
他のレビューの方にあった「進撃の巨人の金魚版」とあってなんぞや?と思いながら読み進めていましたが、渋谷がすっぽり強大な金魚鉢に覆われ、その中のみ空中をさまよう人食い金魚がいるという設定だそうです。なる -
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めちゃくちゃ面白い。
孔明や三国志に詳しくなくてもすらすら読めたので、知っている人はなお楽しいんだろうなあと。三国志には今まで食指が動かなかったのですが、何かしら触れてみようかなって気が起きるくらいには読んでて楽しかった。
死にかけの軍師が転生してハロウィンの東京に降り立ち、「ここが地獄なのですね…!」ってパニックならず場に順応していくのがいい。そこで出会った歌手を目指すヒロイン英子ちゃんに拾われ、彼女の為にあれこれ策を巡らせていく展開。
英子ちゃんが良い子で好感が持てますし、孔明を雇った店長が三国志好きというのも無理のない設定でよい。
ただちょっと英子ちゃんのお色気シーン -
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記憶が正しければどこかの配信サイトで配信されていたカラーマンガ『アードルテとアーダルテ』。片方は王子、片方はその人身御供として育てられた双子が、少年期に入れ替わり、気付かれないまま大人になって、何もかもを捨て王国から逃げ去る話。
その後日談が描かれていてたいへん感激でした。
慎ましい暮らしの中でアーダルテはアードルテの作った細工物を渡した娘と恋に落ち、しかし同時にアードルテのことも愛していた彼は彼女を家に連れ去り、争いのない三角関係を作り上げます。
『彼女を共有』し、このまま幸せに暮らすかと思いきやそうでもなく、身籠った彼女の子がアードルテとの子だと知った彼が身を引くシーンは本当に美 -
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絵は本当に美しい
絵は本当に耽美で美しいです。すばらしい世界観だと思います。
その一方でストーリーについてやはり疑問が。なぜ王はハンに自分の妃を抱かせたのでしょうか?自分が伴侶なのに。
男として不能だから?それは考えにくい。ハンとの初対面のとき、取り巻きの女性を抱きながら会話をしています。その後不能になったとかなら何かしらの描写があるはずです。
側近がハン族出身で、自分の体の為に一族を出た。人を殺してまで。そこにシンパシーを感じ、余興で違った一面を見たいというのなら他にも女性はあまたいるはず。それを何も、一国の世継ぎ問題に関わるような妃を相手にさせなくても…
次は過去話で、弟である宰相との幼い頃 -
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まだまだ謎が残る
前の巻で出てきた『王と側近』の側近の過去話。
双子ということで見分けがつかなくて2~3度読み直していましたが、この巻だと兄であるシャオが右手を失ってしまうので少しわかりやすくなりました。(それでもどっちがどっちか分からないときもありますが…)
利き手を失ってしまったシャオ。それでもなんとか立ち直り、馬を乗りこなし、弓矢の代わりに剣を持ち始めます。
最初は落胆した周囲も、そんなシャオを見守り、応援する一方、どんどん劣等感でつぶれそうなダオ。
家督をどちらが継ぐか(継がない方は去勢される)、過酷な運命にもめげないシャオこそ相応しいという話し合いを聞いてしまい、またいとこから女のよう -
- カート
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試し読み
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他に良いタイトルなかったのか、という気持ちでいっぱい。
話はとてもありがちな内容。
両親は他界、虐げられてきた主人公、預けられた家庭で必死に家事しつつ、大学合格を果たして自立する寸前で異世界へトリップ。
なんだか惜しいなと思った。せっかく親戚に悟られないように勉強して、両親が残してくれた遺産もあって、これから自分の人生を歩もうとまっすぐ前向きになっている人間が異世界行っても正直何するの?って感じがする。
なんなら徹底的に貧しく救いようがない状況で、行き場がない矢先にトリップのほうがまだ感情移入できたしよかったね…って気持ちになると思うが。
絵は、この系統の作品にしてはレベ -
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期間限定無料に惹かれて読了。
読んでいてとても気が重くなる。だが、今こうしている間にも起こっている出来事なのだと思うと目を背けるのも憚られた。
タイトル通り、非行少年達はケーキに見立てた円形をベンツマークのように三等分できないのだが、もう一つ印象深いテストが物語冒頭で出てきた。四角形や円形、三角形がごっちゃになった複雑な図形を見ながら真似して描き上げるというもの。
「できました」と誇らしげに渡してきた彼の描いた図形は、フリーハンドだからとかというレベルをはるかに超えていた。別物だ。列車の線路のようにまっすぐな図形を描いてきたシーンに、ぞっとした。
働く主人公には畏敬の念を覚える -
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うーん…
何人もの近衛兵を眠らせるほどの規格外の魔力を持っているのなら、わざわざ暴力に訴える必要は無いのでは?
虐げられながら陰で努力していたのなら尚更、自分の立場を悪くするような真似をするのがなんとも勿体ない。 -
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懐かしい
昔ちゃおで連載されていた作品ですね。直接的な描写なないにしろ背中舐めとかそこそこえっちでマニアックな描写があってびっくり。これを小学生が見ていたのか…と当時を思い出します。
絵は抜群に上手いです。美男美女も麗しいし女性のかき分けが出来ているのもレベルが高い。
表紙のノアールは狼人間ならぬ猫人間で、外の世界でパートナーを見つけるために研究所から脱出して主人公と出会います。紆余曲折あって研究所に連れ戻されそうになりますが、動物と心を通わせられる主人公の力もあって被検体巻き込んで全員で逃げ出すラスト。研究所から脱出した被検体達を最後あっさり見逃す所長サイド(それでいいのかという気持ちにも
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