あらすじ
遊牧の民として生きる双子の兄弟、ダオとシャオ。一族の星と期待される優秀なシャオに、ひ弱なダオは憧れを抱く。家督継承者を決める「マラウカイの儀」が近づく中、ある日、シャオがウマに襲われ右腕を失ったところから、二人の運命が転がり始める。美麗かつ重厚なる、大人の寓話ファンタジー。
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匿名
2巻はシャオ、ダオの過去が掘り下げられ、話同士のつながりが見え始めて1巻より面白く・分かりやすくなったような?でも相変わらず双子キャラの見分けは難しい。双子それぞれの問題がゴッチャになるのでまた読んできます
即購入
1巻試し読みから全巻即購入。美麗な絵で美しくも暗いファンタジーが続く。作者さんには女性漫画・BL漫画のイメージがあった。
まだまだ謎が残る
前の巻で出てきた『王と側近』の側近の過去話。
双子ということで見分けがつかなくて2~3度読み直していましたが、この巻だと兄であるシャオが右手を失ってしまうので少しわかりやすくなりました。(それでもどっちがどっちか分からないときもありますが…)
利き手を失ってしまったシャオ。それでもなんとか立ち直り、馬を乗りこなし、弓矢の代わりに剣を持ち始めます。
最初は落胆した周囲も、そんなシャオを見守り、応援する一方、どんどん劣等感でつぶれそうなダオ。
家督をどちらが継ぐか(継がない方は去勢される)、過酷な運命にもめげないシャオこそ相応しいという話し合いを聞いてしまい、またいとこから女のような扱いを受けてしまい追い詰められたダオはシャオに危害を加えそうになり、そんな彼を察したシャオは「シャオとして生きろ」と言い残して自ら命を絶ちます。
以下は希望というか見てみたかったというか諸々。
・どちらが家督に相応しいか「マラウカイの儀」がどんなものか知りたかった
・シャオに成りすますため右手を切り落としたダオが、なぜ右手を復活させられたのか(逃げた矢先に拾ってくれたフードの男のおかげだということは分かりますが、どうやったのか…)
諸々気になることが多いです。今後に期待
Posted by ブクログ
作者さん耽美系のタッチなんでBLとは違うんだろうけど、同性同士の性行為は青年誌でもOKなのかしら。
双子って不思議な存在。一卵性で性格が違うと、相手が自分だったかもしれない…とか思いが巡るなぁ。
Posted by ブクログ
『王国物語』⑵ 読んだ。
美しい絵柄と物語が溶け合う。
1巻は正直わかりにくいと感じる部分も多く読み返しまくったが、2巻でめちゃくちゃ面白くなってきたしわかり易かった。
進み方がかなり自由というかなんというか。そこが心配。笑
ウルジャンだから許されるのかな。
最後まで描き切ってくれ。