あらすじ
失った『記憶』を求め、再びの異世界生活へ臨む覚悟を決めたナツキ・スバル。待ち受ける悲劇から大切な仲間を救うため、スバルは『タイゲタ』の書庫へ希望を託す。死した人間の過去を知るための『死者の書』、終わりを意味する『死』の記憶に未来を求め、本を開いたスバルは白い世界へ――そこでスバルを待っていたのは、おぞましき欲求に身を委ねる存在と、彼方へ消えてしまった『記憶』の中で微笑む、会えないはずの少女の姿――。
「――立ちなさい! 立って、立ち上がって、救ってきて、全てを!」
大人気Web小説、赦しと邂逅の第二十四幕。――見知らぬ君よ、どうか声を聞かせて。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前巻に引き続き、終わらない悪夢のような状況と、その死に戻りの嵐に度肝を抜かれた。
前の章(水門都市プリステラ編)では、スバルはあまり死ななかったが、今回(プレアデス監視塔編)はゲームオーバー率がその比じゃない。特に23~24巻の死にっぷりは、小説史に刻まれるレベルだろう。
状況を打開する兆しが見えないこの詰み具合は、あの“聖域編”をも凌ぐと思われる。聖域が心理的な袋小路だったとすれば、監視塔は逃げ場のない絶望そのもの。私は「こんなのどうすれば良いんだ…」と思いながら読み、まるで悪い夢を見ている感覚になった。
この巻の最後に、スバルはようやく、この詰んだ状況を打開する“抜け道”に関する情報を、文字通り命を消費して発見する事になる。次巻から、本格的に打開に入っていくような気配がした。
次巻がこの章の締めくくりになるらしいが、どう決着をつけるのか目が離せない。
Posted by ブクログ
続けて読む事、四冊目!
以前は続き物を続けて読まないようにしていました。
新聞のコラムか何かで、昔【大脱走】という映画が地上波で放送された時に、前後編に分かれており、後編は前編の一週間後に放送されたそうです。
この間の一週間が子供達の想像力を掻き立ててくれて、学校に行っては毎日毎日、後編の展開を想像してワクワクしていたそうです。
なので、このワクワクを読書のスパイスにする為、数年前まで私は続き物を続けて読まなかったのですが、歳をとったのか間を置き過ぎると記憶が曖昧になり、読書にだいぶ手間取ってしまいます・・・
まるで暴食の大罪司教に記憶を食べられてしまうかの如く・・・
失われた記憶を求め、新たな決意のもと覚悟を決めたナツキスバル!
タイゲタの書庫で探すべき本は誰の本か?
前巻で次々と襲ってきた困難達!?
大逆転の為の第一歩が今はじまる!!!!!
そして、気付かないうちにまさかの900レビュー達成!!
Posted by ブクログ
・やっぱり道を間違えそうになるスバルを正してくれるのはいつだってあの子なんだよな;;
早く起きてください。
・自分が死んだとしても仲間を救うことを諦めないスバルはかっこいい
・またもや一気読み。次巻の解決編に期待。
Posted by ブクログ
記憶を失ってもスバルはスバルなんだと思わせてくれる回でした。ほんとに記憶ないの?ってくらいの活躍ぶり。23巻までの手詰まり感はあまりなくやっと進み始めた感じがしてスラスラ読めました。てかレイドの強さラインハルト並にチートだと思うんですけど?
Posted by ブクログ
冒頭から、状況が大きく進展する一冊。
メィリィの過去エピソード、スバル記憶喪失の真相、「ー立ちなさい」、コル・レオニスの覚醒、リスタート地点の更新、怒涛の災厄、「試験」五つ目のルール…
前向きになったスバル、まだまだ苦難は続くけど、読んでいて気持ちいい一冊でした。
ナツキスバル
死に戻りを繰り返し、再びリスタート。
前回、まさに暗闇の中のジェットコースターに怒涛の予想外な展開続きによる死の連続。
今回はその展開や記憶に関する謎の種明かし。
ナツキスバルがナツキスバルを演じていたが、
今回、ナツキスバルはナツキスバルとしてナツキスバルとは別のナツキスバルとしての決意を胸に奮闘していて熱くなりました。
(何言ってるの?って字面だけど、本巻読めば伝わるはず!)
匿名
24巻読みました。
メイリィの過去と新たなスタート。やり直し。
暴食の大罪司教ライ、ロイ、ルイの登場。
結構死に戻りの多い巻でしたが、面白かったです。
Posted by ブクログ
記憶をなくしたスバルがようやく前向きに頑張り始め、とても楽しめました。まさかのサプライズ光臨もあり、シャウラの謎が少し解けてきたり。
次で監視塔編を終わらせるようなので、すっきりまとまることを期待してます!
Posted by ブクログ
やっと、記憶が飛んだ謎が分かった。納得出来たけど今後どうするのか凄く不安になる展開だ。
食べられた記憶を取り戻すということは、とうとうレムが目を覚ますフラグが立ったということか!
まだ、謎が多過ぎるけど解決編に向かっているのでこれからの展開に目を離せない。