あらすじ
『聖域』の解放を拒むガーフィールとの決着、それは袋小路にあったはずの運命の打開であり、次なる戦いの始まりを告げる狼煙でもあった。墓所の『試練』で、心の奥深くに封じた自分の過去と対面するエミリア。彼女の無事を信じて待つスバルたちに、リューズの複製体の一人、シーマもまた過去を、『聖域』の成り立ちを語り始める。
エミリアと『聖域』、奇しくも同時に蘇る二つの過去。それはエミリアに決意を促し、ナツキ・スバルが救わなければならない、一人の少女の『後悔』へ至る物語で――。
「ベアトリス様。――甘いもの、食べすぎないでくださいね」
大人気Web小説、後悔と許しの第十四幕。――愛おしい貴女に、今、別れの親愛を。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
第十四巻は色んな人の過去が語られた。
ロズワール
ベアトリス
エミリア
読んでいて一番の衝撃はペテルギウス・ロマネコンティ!!!
この作品の中で一番嫌いなキャラクターだったけれども、本巻で語られた彼の心が壊れてしまう原因を知ってしまうと・・・
せつない・・・
ベアトリスやロズワールの拘りも知ってしまうと
それもまた・・・
せつない・・・
人の過去が語られる本巻を読んでいると心苦しくなってしまう。
しかしナツキスバルがきっと何とかしてくれるという期待の持てる仕上がりとなっておりました。
次巻がすこぶる楽しみです!