あらすじ
明らかになったアルデバラン一味の目的地と、恐るべき権能。囚われたナツキ・スバルを救い、彼らの目的を挫くため、エミリア陣営とフェルト陣営の混成軍『アルデバスターズ』は最後の総力戦へ挑む。『アルデバスターズ』の切り札で分断されたアルデバラン一味もまた、世界を敵に回してでも叶えたい願いのため、それぞれが死力を尽くす。『後追い星』と『昴星』の戦いは終局、鍵を握る『紅桜』と『英雄の介添え人』が、今、激突する――!
「私が、なんと呼ばれているか知っているか。――貴様は決してこの道を、一人にはならない」
大人気Web小説、代償と研鑽の四十二幕。過去・現在・未来、全部の私であなたに会いたい。
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Posted by ブクログ
187頁3、4行目の括弧は二重かぎ括弧でオルタの台詞ということでよいのかな。
最高に面白かった。
あの1行が権能を使う代償だと気付いた時から、それがどんどん積み重なって、それを負担しているのがペトラだと思った時からは胸が痛み、誤解だと分かった時の解放感ときたら、もう。
スバルの死に戻りに気付いたレム。
クリンドの正体と性癖の理由。
フェルト陣営の頼もしさ。
ひとりじゃなかったと気付き、エッゾと協力したロズワール。
いつも以上にものすごい情報量に満足。
アルがどうなっていくのかが心配。
ハインケルもだけれど。
スバルとベアトリスが無事に帰ってきますように。