【感想・ネタバレ】江戸前の旬 15のレビュー

九十九森 / さとう輝

長男・鱚一郎（きいちろう）が関わる寿司バーについて意見を求められた柳寿司三代目・柳葉旬（やなぎば・しゅん）。その寿司バーでは、新しい料理長・三浦がメニューを女性受けするものに一新し、夜の売り上げは伸びたのだが逆にランチタイムで苦戦する結果となっていた。従来の江戸前寿司で売り上げを伸ばしたい鱚一郎、古臭い寿司のイメージから脱却したい三浦、対立するふたりの希望を叶える寿司として、旬は華やかな雛寿司を作り出す。

[ブクログ · ★★★★★]

阿部先生の連載を担当する編集者の決め方､斬新だった｡
また､旬にとってマグロなどの扱い方も勉強になったのでしょう｡父･鱒之介の経験が受け継がれるでしょう｡