黒川伊保子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
年老いた母との会話で穏やかに話したいのになぜかイライラしてしまったり、母の事を思ってアドバイスしているのに全く聞いてくれなかったり、どうしたら上手く関係が築けるのかなぁーとそのヒントがみつかればと思って読んでみました。
”基本、母は子を、服従させることで守ろうとしているのである““母親と違う脳を持ち、母親とは違う身体をもって生まれてきた、脳が違えば、脳が心地よいと思う事象がまるで違うのだ“なるほど、なるほど。母親の希望どおりなんかにはなれないが愛は返してあげればいいのだと。母のトリセツの根幹は、服従ではなく、愛そのものを返すこと、これが全てだとも。人生達人のコツは、自分の「できること」と「できないこと」を見極めて、できることを活かし、できないことは別の誰かにやってもらえばいいと腹を括ることである。全方位に期待してくる母親、不得手なところばかりに光を当てる母親は、人生の害であるとも書かれている。世間を振りかざす母親から自立するには世間に翻弄される、オリジナリティのない母親を悲しんでやり、ケチだなぁを加えてもいいのだそうだ。心配しなくてもこれぐらいで母親との縁などきれないそうである、母親の「余計なお世話」は、「ありがとう」と「ごめんね」で受け流す。母親との電話は、「案じること」から始める。「母親を幸せにする」導入を心がける、母親は、子どもを産んだその日から、「気にかかること」をクローズアップして、それが悪い方向に転んだケースを想像し、子どもに危険が及ぶ前に先手を打って、子どもを守って生きてきたのだから記憶の中から、気にかかることを一番先に思い出して、それを綿密にかつネガティブにクローズアップする癖が抜けないのだそうだ。共感は最高の親孝行で気持ちだけに共感すること。「心」はできるだけ受け止めて、「事実」はクールに処理をする、というやり方が大事とも。大人になった子どもに、親は心がけて、プライバシーの空間と時間を確保してあげなければいけない、暮らしのプライバシーが大事。シンデレラのちゃっかり力を見習わなければいけない、ちゃっかりできるということは、相手の悪意を探らないということだそう。のびやかに生きる為には重要なポイント。ちゃっかり力が美しい資質だなんて。母親の話の繰り返しにイライラしたときは、会話の目的を思い出して欲しいそうで、母と子の会話なんて、ある時期から、情報交換する会話ではなく、情を交わす会話に変化しているということ。母たちの脳は、子どもを持ったことだけで、9割がた満たされている、ゆるがない価値が生まれたのだから日々忙しくしていて、親孝行もしないでいることに、後ろめたい思いもしなくて大丈夫だそうだ。年老いていく母を悲しむのではなく、みんな誰しも通る道、残された時間を楽しく笑顔で会話できたら、それだけでもういいんだろうなぁーと思えました。ついついネガティブな話題にいきがちな会話もこのトリセツを読んでからちょっとした気持ちの持ちようでかなり母とのやりとりがスムーズにそして憂鬱な気分にならずに過ごせています。対、主人に対しても同じような心構えで接するようになりました。とにかく自分が幸せ気分でいられる会話をしようと思っています。 -
Posted by ブクログ
黒川さんのお話しをもっと早くに知っておきたかった。 のが今の私の本音です。
サラリーマンなどの組織社会は仰るように男性の中心の世界で「ゴール指向問題解決型」であることは揺るぎありません。
然しながら、仕事を一緒にしている女性が男性にありがちな、とっさの反応をしたときの違和感や、信頼感のモヤモヤがすっきり晴れた思いです。
ページをめくりながら、「なるほど」の連続です。
自分を振り返ってみると、男性の話が聞きやすいか? 女性の話が聞きやすいか?
本(小説)を読むのに、男性作家の本が腑に落ちるか? 女性作家の本が好きか?
そのあたりから、コミュニケーションの扉は広がっていくと思います。
「読んで(知って)良かった」と思える的を得た良書だと思います。 -
Posted by ブクログ
自分が「正しい」と思っていることが、実はそうでは無かった。
それは何故なのか? ちゃんとした理由があります。
黒川さんの著書は、細かい分析と、非常に分かりやすい事例や表現でとても楽しく学ぶことができます。
会社や家庭でのコミュニケーションを円滑にしたいと考えている方には、目から鱗レベルでとてもお勧めだと思います。
これを知っている人と、知らない人では、大きな差が出てしまうかも、ですね。
「指先タイプ」と「手のひらタイプ」のお話しは、なるほどの連続で非常に勉強になり、明日から人と接する際に意識したくなるポイントでした。
大切なことを楽しく学べる良書だと思います。 -
購入済み
妻の気持ちがより分かりやすい
黒川先生の「妻のトリセツ」を読んだことが有りますが、マンガでストーリー付きなのでより理解しやすいと思いました。
正直、妻の「察してちゃん」にはウンザリして、つい「して欲しい事があれば、謎かけで試すみたいな言い方しないでハッキリ言えよ!」と切れてしまう事も有りますが、これを見て反省。
娘はして欲しい事があれば具体的に旦那には伝えているので、娘は妻に「そんな言い方しても伝わる訳無いじゃん!」と言うので、女性でも色々なんだな、とおもいます。 -
Posted by ブクログ
「妻のトリセツ」、「夫のトリセツ」を読んで、とても共感するところが多く、この本も手に取りました。
先に読んだ2冊のおさらいにもなり、また、新しく娘のトリセツ的な章もあり、勉強になりました。
肘を使う人、手首を使う人という話は、全ての子を持つ親と教師には教えておかなければならない。自分の子供だからと言って、同じやり方は通用しないどころか、返って子供を苦しめることになるとは、思いもしなかった。
最終章には、AIのことが書かれていた。AIは、人間を超えられる、すでに超えているというのは意外だったけど、納得。そして、幸せになることは、人間にしかできないことで、その点は、AIは人間を超えることはできない。そうかも。 -
Posted by ブクログ
p.108
とっさに使う回路の初期設定が男女で違うのである。
何かことが起こったとき、男性の多くは「遠くを見る」と「問題点を指摘する」を選び、女性の多くは「近くを見る」と「共感する」を選ぶ。
なぜなら、動物は、脳が不安や危険などのストレスを感じた時、数ある脳神経回路の中から、「生存可能性を上げる」ものをとっさに使うように初期設定されているからだ。
p.109
ストレスの解消法も真逆。
女性はおしゃべり。
男性は沈黙。
p.147
この世には、「抽象化」を面白がる脳と、「具象化」を面白がる脳があるようである。
真実が1つの方が気持ちいいという脳と、彩やバリエーションがあった方が嬉しいという脳と。
p.186
しあわせになる。この機能が人間だけにある限り、あらゆる知性で人工知能が人類を超えても、人類の存在意義は揺るがない。AIは、どんなに「頭」がよくてもしょせん、道具にしかすぎない。 -
購入済み
なるほど
具体例が多く書かれてますが、どれも身に覚えのあることばかり。その表面的な事実だけでなく、裏側の女性心理がわかりやすく書かれていて、勉強になりました。いつも喧嘩するのはそもそもの論点がズレてたからからなのかと思いました。
今日から妻の為にも自分の為にも子供の為にも実践していこうと思います。
全ての男性におススメです。