黒川伊保子のレビュー一覧
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年老いた母との会話で穏やかに話したいのになぜかイライラしてしまったり、母の事を思ってアドバイスしているのに全く聞いてくれなかったり、どうしたら上手く関係が築けるのかなぁーとそのヒントがみつかればと思って読んでみました。
”基本、母は子を、服従させることで守ろうとしているのである““母親と違う脳を持ち、母親とは違う身体をもって生まれてきた、脳が違えば、脳が心地よいと思う事象がまるで違うのだ“なるほど、なるほど。母親の希望どおりなんかにはなれないが愛は返してあげればいいのだと。母のトリセツの根幹は、服従ではなく、愛そのものを返すこと、これが全てだとも。人生達人のコツは、自分の「できること」と「でき -
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黒川さんのお話しをもっと早くに知っておきたかった。 のが今の私の本音です。
サラリーマンなどの組織社会は仰るように男性の中心の世界で「ゴール指向問題解決型」であることは揺るぎありません。
然しながら、仕事を一緒にしている女性が男性にありがちな、とっさの反応をしたときの違和感や、信頼感のモヤモヤがすっきり晴れた思いです。
ページをめくりながら、「なるほど」の連続です。
自分を振り返ってみると、男性の話が聞きやすいか? 女性の話が聞きやすいか?
本(小説)を読むのに、男性作家の本が腑に落ちるか? 女性作家の本が好きか?
そのあたりから、コミュニケーションの扉は広がっていくと思います。
「読んで( -
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自分が「正しい」と思っていることが、実はそうでは無かった。
それは何故なのか? ちゃんとした理由があります。
黒川さんの著書は、細かい分析と、非常に分かりやすい事例や表現でとても楽しく学ぶことができます。
会社や家庭でのコミュニケーションを円滑にしたいと考えている方には、目から鱗レベルでとてもお勧めだと思います。
これを知っている人と、知らない人では、大きな差が出てしまうかも、ですね。
「指先タイプ」と「手のひらタイプ」のお話しは、なるほどの連続で非常に勉強になり、明日から人と接する際に意識したくなるポイントでした。
大切なことを楽しく学べる良書だと思います。 -
購入済み
妻の気持ちがより分かりやすい
黒川先生の「妻のトリセツ」を読んだことが有りますが、マンガでストーリー付きなのでより理解しやすいと思いました。
正直、妻の「察してちゃん」にはウンザリして、つい「して欲しい事があれば、謎かけで試すみたいな言い方しないでハッキリ言えよ!」と切れてしまう事も有りますが、これを見て反省。
娘はして欲しい事があれば具体的に旦那には伝えているので、娘は妻に「そんな言い方しても伝わる訳無いじゃん!」と言うので、女性でも色々なんだな、とおもいます。 -
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「妻のトリセツ」、「夫のトリセツ」を読んで、とても共感するところが多く、この本も手に取りました。
先に読んだ2冊のおさらいにもなり、また、新しく娘のトリセツ的な章もあり、勉強になりました。
肘を使う人、手首を使う人という話は、全ての子を持つ親と教師には教えておかなければならない。自分の子供だからと言って、同じやり方は通用しないどころか、返って子供を苦しめることになるとは、思いもしなかった。
最終章には、AIのことが書かれていた。AIは、人間を超えられる、すでに超えているというのは意外だったけど、納得。そして、幸せになることは、人間にしかできないことで、その点は、AIは人間を超えることはで