黒川伊保子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
28才にもなり、親に完全に依存しなくても生きていられるようになった。ただ、父との関係を発端にどうやって接すればいいかわからず、頭を悩ますようになっていた。
そんなときにこの本を取った。
相手がなにを考えているのか解きほぐすことができた。
そして、私も母が異常な人だと決めつけては、家族としての関わりを絶った方がいいんじゃないかとすら思っていた。
でも本当は、子どものことを心配していて、子どもがいたから生き甲斐になっていた。だから完全に独立するとは、母の大きな生き甲斐を奪うことになってしまう。
だからこそ、この本を読んで、どんなに家庭環境が変化しようが、母というレッテルは、一生持っていてほ -
Posted by ブクログ
「妻のトリセツ」が面白かったので、この本も手に取った。
「妻のトリセツ」はキャッチーで声を出して笑ってしまうほど面白い作品だったけど、
「娘のトリセツ」はしんみりして鼻を啜ってしまうような作品だった。
「妻のトリセツ」ほど断言するような文体もなかったし、極端だなと感じる部分もほぼ無かった。
父と娘を男女と呼んでいる事だけ、生理的に無理だった。笑
この本を読みながら思い出した自分のエピソードメモ。
作者さんが仰るように自我が肥大していた10代の頃、
アイプチをして二重にしないと絶対にどこにも出掛けられない、誰にも会えないという時期があった。
実家の洗面所で理想の二重幅を作るのに苦戦する私に、 -
Posted by ブクログ
脳科学から男脳を分析する内容。人から勧められたものの、お堅そうでなかなか読めなかった。
が、とっても読みやすかった!脳科学や心理学は難しい文学なのだろうが、スッと入ってきた。
彼氏と同棲を始めて8ヶ月。なるほど…とダメになる部分が本当に多かった。たくさんメモをとった笑
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特に、反応が良くて、思い通りになる妻は、秀逸な道具と一緒なので、危ないのである。夫の脳が、妻を「秀逸な道具」だと思い込んでいるので、それを果たさないと腹が立つからだ。
切れるハサミだと思っていたのに、今日突然切れなかったら、腹が立つでしょう?それと一緒だ。
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なんでもできる主婦!みたいなものに憧れて家事をパ -
Posted by ブクログ
刺さりました
白熱しまくってる黒ひげ危機一髪の終盤戦か!ってくらい刺さりまくりました
でももう手遅れです
いや嘘です
無理です
手遅れじゃなかったとしても無理です
たとえ今この瞬間タイムマシーンが目の前に現れて新婚時代に戻ってもいいよ!ってなんか青い顔した丸い奴にエスコートされても無理です
「お気持ちはありがたいんですが、同じことを繰り返すだけなんで、他の方に使ってあげて下さい」って謹んで辞退申し上げます
いやだってねミッションがことごとくムズすぎるわ
例えばこんな感じよ
「妻のオチのない話に共感せよ!」
いやいやいや、そもそもオチのない話が無理だもん
聞いてられないもん
わいなん