黒川伊保子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
弟と本の話をしているときに、本著者の名前が出た。ピンとこなかったが、ググってみると「妻のトリセツ」の著者か、読んで面白く、本を新婚の後輩にプレゼントした記憶がある。◯◯のトリセツとしてシリーズ化されていたのね。中学校に上がった娘に手を焼いているので読んでみようと手に取る。
本著者は母だし娘もいないのにどうなのよ?と思うが、著者と父とのエピソードに「じーん」ときたり、勉強になる言葉をいくつも。ためになりました。
■学
父親が妻をきっぱりと優先する
父は「悲しい」という言葉をよく使った
■アドバイス
話しかける第一声が「学校どう?」など、5W1Hだと攻められている様で嫌がられる
話の呼び水: -
Posted by ブクログ
ネタバレ大好きな黒川伊保子さんの『60歳のトリセツ』今回も、明るくてテンポの良い文章が心地よくて、愉しめました。
『脳は、56歳で一応の完成を見せ、その後63歳までかけて成熟する。63歳からの7年間は、ありとあらゆることに気づき、世の中を人生で一番楽しめる年代に当たる。』
なんとも嬉しい言葉。
また、『明日できることを今日するな』ともあり、" すでに実行中です " と、心の声(笑)
第1章『若さを気にするを捨てる』、第3章『子どもを気をするを捨てる』、第4章『老いと死を気にするを捨てる』、第6章『友を気にするを捨てる』は、それなりに実行できていると想う。
気になっ -
Posted by ブクログ
ものすごく納得度が高い本。
話自体は「なんとなく聞いたことあるなー」と言うものが多いけど、
脳科学者の視点から、
人類の歴史から解く脳の構造
行動の原因
事例に基づく対策
がしっかり明記されていて、すっと心に入ってくる。
一番怖いのは母性だね、、、直近はなんでこんな夫とすれ違っちゃうんだろうジメジメ、、って感じでしたが、変わったのは私だったんですね。。。
なむなむ。母性の残酷さよ。
太古から刻まれた我々の脳を理解することができてよかった。これでまた接し方の引き出しが増える。
「愛はしてあげることで強まる」
いや、ほんとにそう。これの相互作用でまた家族を築いていこう。
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Posted by ブクログ
黒川伊保子さんの著書は、私はトリセツ系を数冊読んだだけなので、このような感性をもった女性だったのかと認識を新たにした。
本作のタイトルは「恋のトリセツ」だが、これまでのトリセツものとは異なりテクニック本ではない。夫がいる、練れた女性の「脳の中の、恋の幻影の咲かせた」として、著書の経験をもとにした恋愛論が艶っぽく語られている。この「艶っぽく」というのは、艶めかしいという意味ではない。好ましく思う男性との会話から、まるで川底に潜んでいた砂金を熱心に振いだすように、情愛を丹念に拾い上げようとする「女」としての著者の姿が、行間からふわっと立ち上がってくるような色香というか。「幻影」というだけあって、ひ -
Posted by ブクログ
男性側の話を読んで、女ってめんどくさいなって思った。だから楽しいのもあるんだけど。
男の人の脳を理解して寛大になって、男性に歩み寄ろう。
手がかかるからかわいいにも納得。
男性と話すときは、
結論から言う、数字を使う。
夫へは、
•やったことを列挙する:男性はどんなに身を粉にしてるかわかってない
•提案はポジティブに:皆の幸せのため、ごきげんママでいるため、〇〇しよう
してあげるは、私がいるからこの人は生きられるを実感するため。
してもらうのは、私がいるからこの人は生きられるを実感させてあげるため。
自分がいるから、そう思えることほど、自己肯定感を高めることはない。