黒川伊保子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
知り合いに勧められて読み始めた本。
まだ幼い娘をもつ母親だが、娘との関わりに悩む部分も多かったので読んでみようと思った。
この本は基本的に父親向けに書いてある。だが、母親が読んだとしても学べることはとても多い。
「5W1H」の会話からしないという部分、自分の子どもとの会話を振り返ってみると自分もよく行ってたことに気づいた。そんな会話の仕方を友人とはしないのに、子どもにはついついしてしまっていた。
急にそんな質問されても子どもは嫌だよなと反省。
また、「妻ファースト」と書かれているが、これはこちらも夫をたてる、夫の味方をするということをしなければいけないと思う。つい、家事や育児の仕方で小言を言いたくなる時があるが、気をつけようと思う。
最後に悲しみを伝えるという部分。つい子どもの態度や行動を咎めたり怒ったりしてしまいがちだが、「Iメッセージ」で伝えていくことは大事だなと改めて感じた。悲しみを伝えても直らないかもしれない。それでも子どもの心のどこかに何か気づくものが残れば良いと思いたい。
全体通してなるほどと思うことも多く、自分の行動を振り返るきっかけとなったので、読んでみてよかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読みやすく、30分で読めた。
●男性脳にとって、母は心の原点。どんなにイラついてもいってらっしゃい、おかえりなさいだけは永遠に変わらぬ穏やかな笑顔で、揺るがないことが大切
●9歳の誕生日から12歳までは脳のゴールデンエイジ。ハリポタなどの冒険ファンタジーで使命や忍耐の尊さを知ることができる!
●命令形を使わない。かっこいいから〇〇してと言う。頼りにする。(男性脳は客観性優位なので、頼られるとその場のリーダーになり、自制して、全体を考えるようになりやすい)
●男の子にはロールモデルがいる。
男性脳は目標が遠く高いほど、今を楽に過ごせる。ゴールだと思っていたところがゴールじゃなかったとき、モチベーションがだだ下がりする。近いゴールだと、乗り越える度にモチベーションが落ちることになるから、ゴールは遠くないといけない。男性脳は大局を失うと闇に落ちる。
●女性脳は子育てに失敗は許されないため、潜在的に失敗を恐れるように設定。→「失敗を恐れずに果敢に成長しなければならない男性脳」の最初のブレーキが「失敗を恐れる母親」になってしまいがち
●失敗は大事。実際子どもが失敗したとき、「私も〇〇してあげれば良かった」と声をかける。失敗を共有することになるので母は「胸の痛みを分かち合ってくれた人」になる
●どうして、宿題忘れたの?をどうしたの?にする→外部要因を疑っている。忘れないようにするためにはどうすればいいかと建設的な対話に持ち込める
●弱音をはく
が参考になった。早速実践したい -
Posted by ブクログ
我が家の夫は半分くらい心当たるところがあったかな…
万人に当てはまるとは思わないけど、やっぱ人を分類する話って分かりやすいし、うまくいかないあれこれをそのせいにできるから、みーんなまるくおさまって前向きな気持ちになれるのよね。
あと、性善説に基づいていて誰のことも対して悪くいってないところがベストセラーの所以かなと思う。
一個びっくりしたのは、いわゆるモラハラする人って邪悪な脳(ネガティブな反応に快感を感じる)を持っていて、一定数必要だから生まれてくる。っていう論。
この本を読む限りでは、必要だから生まれてくるのか、何故だか一定数は生まれるのか、後天的なのか、定かでないけど、ネガティブな反応に快感を感じているから起きる言動というのはちょっと…そんな人が周りにいたら全力で逃げることを決めた。
最後の章で、黒川さんは、自分は自閉症スペクトラムと告白しているのだけど、あれ、私もそうかもしれないとドキッとした。なんだか周りに合わせるのが苦手、女子トークが苦手。でた、最近なんでも病気にしちゃう、マイノリティ狩り…なんて思ってたけど、気になってきた。 -
Posted by ブクログ
楽しくパートナーシップを改善するためのヒントを学べる一冊!夫婦関係の悩み相談や講座受講に課金することを考えている方は騙されたと思って、まずこの本を読んでみることをオススメしたい。コスパ最強!
人工知能研究家の著者なので、読む前は科学的根拠が理論立てて並んでいると思っていたが…良い意味で期待を裏切られた。もちろん科学的な話も書かれているが、ユーモアを交えて易しく綴られていて読みやすい。かつ、著者自身のパートナーとのエピソードがエッセイのようにちょこちょこ出て来るから、読み進めるごとに親近感と信頼度が増した。
他のトリセツシリーズも読んでみたい。
ちなみに、対話術は夫婦関係だけじゃなく、ビジネスシーンや各種組織においても参考になると思った。 -
Posted by ブクログ
ことばといのちとの不可分な関係を指摘した興味深い新書です。
著者の名は「トリセツ」シリーズで聞いたことがありましたが、まさか人工知能研究者のバリバリの理系だったとは。
発音を母音と子音、口の形や息の速さなどに分解して、語感が及ぼす体感(発音体感)を科学的に研究した結果の一端を垣間見ることができます。
自分や身近な人の名前を何度も口に出して、その語感を確かめてみたくなりました。
本筋からは外れるかもしれませんが、「多くの子は(高いところから)母を選んだ」という感覚を持って生まれてきているというお話はとても興味深かったです。
これから人工知能がさらに発展して人間に近づいていくなかで、それでも再現できない「感覚」のようなものが残ったとすれば、それこそが命を持った人間の本質であるのかもしれません。ことばはその一つであり、だからこそ大切にしていきたいと思わされました。